有望地方株3選

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 何もわざわざ地方銘柄、とりわけQボードや名古屋市場単独上場の銘柄にまで関心を寄せなくても面白い銘柄はたくさんあると言われそうですが、敢えて私はそうした銘柄を取り上げてきました。

 九州の福岡や熊本に本社を置く銘柄や札幌、仙台、山形、甲府、長野、岐阜、岡山など地方には東京に本社を置く銘柄にはないユニークな企業が存在していることに皆さんもお気づきになっているのかも知れません。


 熊本では3年前に訪問した平田機工(6258)がその時点(株価600円)と比べ20倍化。単に仕手株的な株価上昇ではなく業績の飛躍的な拡大が背景になって昨年11月に14720円という高値をつけたのですが、今期は減益見通しを掲げていますので、その発表後の先週末の株価は8420円という安値をつけてきました。
 山高ければ谷深しということでしょうが、減益見通しを素直に反映した株価形成です。とは言え、同社の事業の先行きはEV市場の拡大を背景に、なおも期待されますので当面はまだ下値模索が続くとしてもまだまだ評価の余地があるという見方もあるかと思います。


 さて、本日取り上げる3つの銘柄は福岡本社の日創プロニティ(3440・Qボード)、熊本・山鹿本社のLib Work(1431・Qボード)、岐阜本社の岐阜造園(1438・名証2部)ですが、第2の平田機工となるにはかなり時間を要すのかも知れませんが、ポートフォリオに少しだけでも入れておかれると面白いのかも知れません。


1.日創プロニティ(3440・Qボード)時価1011円

 昨年の1−5月は530円から658円の水準に過ぎなかったものの、今年は1000円前後の水準となっており、5割以上の上昇となっています。
 そもそも金属加工やゴムの加工事業をメインとした事業展開ですが、その中でもソーラー架台の販売が収益を押し上げる点が特徴。今期も架台の大型受注が入っており、順調に設置が進めば業績の向上が期待されます。
 目下は期初の慎重な見通しを変えていませんが中間期の上方修正からは通期(8月期)も上方修正されるとの期待が高まっても不思議ではありません。その前に3Qが7月13日前後に発表されますのでその段階でおよそ結果は見えてきそうです。

 3月7日から年間経常利益1.3億円を稼げる実力のある空調機器会社ダイリツ社の株式を費用込みで0.8億円で譲渡されており、下期に0.65億円分の経常利益が寄与するため上方修正の可能性は高いと考えられます。
 時価総額65億円にたいして保有現預金は39億円、有利子負債は9億円足らずでキャッシュリッチな状態です。地味ながら積極的な姿勢が目立つモノづくりを基盤にした地方銘柄だと感じられます。


2.リブワーク(LibWork 1431・Qボード)時価1131円

 旧社名はエスケーホームで熊本・山鹿を地盤にした注文住宅メーカー。熊本大地震の復興需要を背景に業績好調。
 5月11日に2018年6月期3Q決算を発表。3Qの経常利益を2.38億円として通期経常利益も3億円から3.6億円に上方修正。EPSは期初の79.15円から94.97円と上方修正した。配当金は25円とした。
 直近の株価は高水準で推移し多少割高な印象もあったが、上方修正の結果、今期予想PERは11.9倍に留まることになった。
 16日にスモールミーティングを予定。今期から来期に向けた事業戦略をお聞きする予定。


3.岐阜造園(1438・名証2部) 時価1409円

 1年前の6月27日に1551円高値をつけた後、昨年11月に1137円で安値をつけるなど調整気味だったが、このところ静かに株価が上昇中。先週末は1400円台に乗せてきた。ただ、流動性に難があり、出来高は薄い。
 5月15日の中間決算の内容が気になるところ。中間期の好業績で通期も上方修正に至るかに注目。今回の高値が1551円抜けまでいくかに関心をもって見守りたい。

 ランドスケープ事業の今後の拡大をどのように評価すべきかを考える必要あり。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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割安感のあるバリュー株の評価



 決算発表がピークを越えたようですが、皆さんのお手持ちの銘柄の業績はいかがでしょうか。想定通りの着地あり大幅上方修正あり。一方では大幅な下方修正に見舞われた銘柄ありと千差万別。
 前期が想定を上回った上に今期見通しを増収増益としたアイティフォー(4743)や前期と今期の好業績見通しを背景に中期計画まで上方修正したハウスドゥ(3457)のような事例もありますが、一方ではユーグレナ(2931)のように先行投資で今9月期業績を赤字転落とした例もあってひきこもごもの決算内容です。


 企業業績には変化がつきものですが多くの投資家は基本的には良い意味の変化を楽しみにしたりしながら投資されているものと拝察致しますが、時には意に反して下方修正に見舞われることもございます。

 そうした企業業績の変化を覚悟しながらの投資ではあるでしょうが、できれば安定した業績成長を期待したいものです。また、こうした企業業績がどこまで株価に反映されているのかを投資家は気にしながら株価の変動を眺めているものと思います。
 株価は想定された内容であっても発表を機に変化しがちです。それが下方修正となれば売られますし、上方修正となれば買われるのが一般的です。


 多くの業績変化の大きな銘柄の極端な株価変動がこの時期に見られがちですが、こうした変化を冷静に眺め、分析されながら次の方向性を探るのも一法ではあります。皆さんの運用成果も安定的に資産が増強されていくことが重要です。何か単発で儲けたからと言って、一方で損していては元も子もない訳であくまで資産全体の増強のためのポートフォリオ構築が重要だと考えるためです。


 かねてから私は3つのポートフォリオ構築の方向性を個人投資家の皆様にはお示ししてきました。

 それは1.割安感のあるバリュー株(低PER、低PBR、高配当利回り、キャッシュリッチ)への投資を基本とし、2,成長シナリオが描ける材料株、テーマ株を第2の柱に据えて、3.IPO銘柄への取り組みを第3の柱にしたものです。
 これらによってインデックス以上の成果を実現することを目標に資産形成を図って頂きたいとこの3つの方向性を提唱して参りました。


 本日はこのうちの1に掲げたバリュー株の中でも安定した業績を上げている比較的割安感のある中小型バリュー株の中から3銘柄を取り上げてみたいと思います。


 日本の株式市場にはバリュー株が山のように存在しています。企業体質ではやや臆病で成長のための思い切った投資をしないためキャッシュリッチな状態が続いている銘柄と言えます。
 設備投資は減価償却の範囲内で自己資本が蓄積された結果、利益がそこそこ出ていてもROEが低下していますので、投資家の評価が高まっていないことが特徴的な銘柄です。
 そうしたバリュー株には自己PR(IR)が十分ではない場合も多く、IRの積極化によって平均的な投資尺度の水準まで評価が高まることも考えられます。


 継続的に業績を向上させられる実力を備えていれば尚更ですが、そうした潜在的な能力まで含めた経営内容が投資家に伝わることで株価水準も大きく変化していく可能性があります。


1.日本フェンオール(6870・T2)1630円前後で6か月間が経過

 時価1629円 時価総額96億円 今期予想経常利益16.63億円
 今期予想EPS197.9円 1Q実績BPS1904円 配当金55円
 配当性向27.8%(EPS200円で30%の配当性向だと60円配当)
 今期予想PER8.2倍、実績PBR0.86倍、配当利回り3.38%
 保有現預金55.5億円、投資家有価証券27億円 合計82.5億円
 有利子負債 短期5.9億円 長期6.4億円 合計12.3億円

 上場:1996年6月 公開価格2350円 上場時公募増資60万株
 発行済み株式数589.3万株 上位10株主保有株数261万株(44%)
 外国人持ち株比率16% 94万株
 浮動株比率23.6% 139万株
 株主数 2911名 株主1名当たり保有株数1100株

 2017年11月から4月までの平均月間出来高21万株
 株価レンジ 1560円〜1749円(中間値1655円)
 1年前月末終値比較株価 1月から5月 平均+17.7%
 年末予想株価1900円

(ポジティブな点、ネガティブな点などは有料メルマガにて掲載)


2.テノックス(1905・JQ)昨年11月高値から26%下落した水準

 時価992円 時価総額70.2億円 今期予想経常利益9.5億円
 今期予想EPS100.4円 前期末BPS1591.14円
 配当金30円 配当性向29.9%
 今期予想PER9.9倍 実績PBR0.62倍 配当利回り3.0%
 保有現預金86.2億円 投資有価証券1.7億円
 有利子負債 ゼロ

 上場1991年11月 公開価格6310円 上場時公募増資50万株
 上場後株式分割で1株について1.32株分増加(公開価格は4780円に)
 発行済み株式数769.4万株 自己株61.3万株
 自己株を除く上位10株主保有株数293.3万株
 外国人持ち株比率 4.1% 31.9万株(35名)
 浮動株比率 11.6% 89.2万株
 単元株株主数 1339名(総株主数1507名・2017年9月末)
 株主一人当たり平均保有株式数3100株

 2017年11月から4月までの平均月間出来高41万株
 株価レンジ 921円〜1355円(中間値1138円)
 1年前月末終値比較株価 1月から5月 平均+21.1%
 年末予想株価1200円

(ポジティブな点、ネガティブな点など有料メルマガにて掲載)


3.協立エアテック(5997・JQ)1Q好決算発表のバリュー株

 時価772円 時価総額36.8億円 今期予想経常利益7.3億円
 今期予想EPS105.0円 1Q末BPS1160.06円
 配当金20円 配当性向19.0%
 今期予想PER7.4倍 実績PBR0.67倍 配当利回り2.59%
 保有現預金24.3億円 投資有価証券3.1億円
 有利子負債 短期18億円

 上場1993年6月 公開価格3300円 上場時公募増資46万株
 上場後株式分割で1株について1.3株分増加(公開価格は2538円に)
 発行済み株式数600万株 自己株123.9万株
 自己株を除く上位9株主保有株数261万株
 外国人持ち株比率 0.1%
 浮動株比率 16.4% 98.4万株
 単元株株主数 1923名
 株主一人当たり平均保有株式数1100株

 2017年11月から4月までの平均月間出来高17.3万株
 株価レンジ 691円〜840円(中間値765円)
 1年前月末終値比較株価 1月から5月 平均+21.5%
 年末予想株価950円

(ポジティブな点、ネガティブな点など有料メルマガにて掲載)


(炎)


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孤独の株式投資(特別シリーズ:その1)



 〜サラリーマン株重豊久が味わう株の世界〜

 株重豊久のイメージプロフィール
 43歳の中年サラリーマン。カブ歴は15年で億の近道の読者。億の金融資産を50歳までに作ろうと株の研究に勤しんでいる。今は人があまり見向きもしないような銘柄だが、味わい深い銘柄を研究対象にしてなかなかすぐに株価が上がらなくても孤独にその良さを味わっている。


   ****  ****  ****  ****


 株重はどちらかと言うと地方にある銘柄が好きなようだ。

 時にはQボードや名証2部に上場しているような銘柄も研究の対象としている。

 日創プロニティ(3440・Qボード)はその自慢の銘柄の一つだ。


 1年半前に研究し始めた株重はこの株を540円でポートフォリオに入れたと記憶している。その後ジリジリを株価水準を高め、今や1000円という水準である。とにかく地味ながら良いところがあるのに誰も見向きもしないような銘柄に関心を持って取り組む日々が続いている。


 ここからは株重氏本人からのコメントを掲げておこう。


 ***************


 私の株式投資のポイントは地味ながら明るい未来が少しでも語れる銘柄に中長期で投資すること。

 だが、誰も見向きもしないような銘柄に投資するのはとても忍耐が必要。
 株価がポジティブに反応するまで時間がかかるからです。

 株式市場を相手に投資活動を行う投資家の多くは短期指向なのかも知れませんが中長期スタンスで一緒に楽しみたいという投資家の皆さんにはぜひ参考にして頂きたいと思います。


 ところで、このところ決算発表が相次いでいますね。決算発表の内容を吟味して私が面白いと感じた銘柄を皆さんもぜひチェックしてみて下さい。

 今日は地味株の代表のような2社を取り上げておきます。


 一つは東京自働機械(略称TAM 6360・東証2部)。
 もう一つはトーイン(7923・JQ)です。

 これらの銘柄に共通しているしているのは何でしょうか。

 実は東京に本社はあるが柏市にも工場の所在がある点です。
 それがどうした?と言われそうですが、いずれも柏市の中でも東大キャンパスの近くにあって最寄りの駅がつくばエクスプレスという比較的新しい鉄道の沿線で、発展中のエリアにあります。

 開通までは不便なところだったのかも知れませんが、今はとても便利になっています。しかも両社ともパッケージに関連した老舗銘柄なのです。


 パッケージは商品の見かけを良くするためのツールです。
 コストカットの対象となりがちなパッケージが主役となる時代は広告宣伝費などと同様の位置づけです。

 TAMは来年6月で創業70周年を迎えるパッケージマシンの有力企業です。
 4月27日に前期の業績を上方修正しましたが株価は無反応。誰も見向きもしていません。正式な前期決算は5月11日に予定していますが前期の推定EPSは168円。時価1780円はPER10.6倍の水準です。

 今期の見通しがどうなのかが気になるところですが、既に発表している中期計画では今期からの3期間合計で売上高265億円、経常利益12.5億円、当期利益9億円を見込んでいますので平均すると、EPSは209円となります。

 時価総額はわずか26億円にしか過ぎず、現預金23億円と投資有価証券20億円を合わせた資産だけでも評価の余地があります。有利子負債は11億円でこれらを差し引いた資産だけでも32億円の価値がある点に注目。

 人手不足が言われる時代になって自働機械を手掛ける同社の業績も上向く方向にあります。最近では化粧品向けにも包装機械が伸びているようです。

 地味なイメージが強い同社もそろそろ事業活動を活発化させようとしている印象が持てます。IR活動も活発化してくればもう少し評価は上がるのかと思われます。


 それにしても孤独な銘柄です。


 トーイン(7923)もTAMと似た印象です。

 こちらも紙や樹脂製のパッケージなど包装資材を製造する大手メーカーとして歴史を重ねて参りましたが、最近では電子工業向けの精密塗工フィルムが急速に売上を伸ばしています。

 こちらも27日に前3月期の業績を上方修正しました。経常利益を3億円から4.2億円に上方修正したのでもっと注目されるのではと思いましたが、修正発表の翌日は寄付きこそ上昇したものの、その後はまた641円まで売られるなどなかなか評価が高まりません。孤独の戦いがまだまだ続きそうです。

 今期の見通しは5月15日に発表予定ですが、そこでも増益見通しが示されるなら評価が高まると期待されます。この会社のPBRは0.36倍ですから日本でも有数の低PBR銘柄!!だと言えます。配当金も12.5円から17.5円に増配。ROEが低く、PERがまだ15倍以上の水準なのがネックのようですが、こうした銘柄を私はじっくり型で投資するのが好きなのです。

 5月2日終値656円 時価総額33億円
 2019年3月期予想経常利益4.7億円
 4月17日安値598円、直近高値682円。


(炎)


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連休明け後の株式相場



 長い連休も明けて本日からお仕事に復帰される皆さんもお見えかと思います。
 やや気迷い気味で推移した株式相場も連休明けでポジティブな方向感が見えてくるのか注目です。

 連休明けとともに企業業績の発表が相次ぎます。既に多くの主力企業が発表済みでその内容に悲喜こもごもの投資家の皆さんの反応が見られます。

 発表された内容を改めて確認するためにアナリスト諸氏は決算説明会に出席したり個別訪問したりして、その業績内容を吟味し、発表された新たな見通しについての説明を受けることになります。

 億の近道の熱心な読者の皆さんも既にご関心をお持ちの銘柄について吟味されたのかも知れません。


 そうした投資家の評価活動を経て新たな相場が形成されていくことになります。業績内容を吟味しての評価で重視すべきは業績の推移と株価の位置でもあります。いくら好業績(増収増益基調)だと言っても株価にそれがどこまで織り込まれているのかを確認する必要があります。
 これは業績がやや停滞気味の銘柄に対しても求められます。


 長期的な株価下落が見られる銘柄と長期的に株価上昇パターンが続く銘柄がある場合、皆さんならどちらを投資対象とされますか。

 連休明けの株式相場では業績見通しが大きなポイントになりますが、意外にも見落とされたいくつかのポイントを考えてみる必要があります。

 日経平均やTOPIX(東証1部)と中小型株の推移では違いが見られ、1月に高値をつけた日経平均は値幅調整を済ませた後の日柄調整期間を経て先に上昇の動きが見られます。一方で中小型株指数は遅れて株価のピークを打っ
たため調整が今しばらく続く可能性があると見られます。

 マクロ経済への懸念や海外株の動向が外国人投資家の売りを主体に日本株にマイナスの影響をもたらしてきたと言えますが、今後は企業業績の動向を背景に外国人投資家が日本株に戻ってくることになるのかも日経平均やTOPIXの1月高値抜けにとっては重要なポイントと言えます。

 これによって全体相場が上昇基調を確認できるか、それとも調整相場を継続するのか興味深いところです。上昇基調の確認を経て皆さんの関心の高い中小型銘柄も調整から再び関心を集める展開になりそうです。


 結果として言えることは連休明けの相場は皆さんの資産形成にとっては極めて重要な展開となるかと思われます。


(炎)


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新たに株主優待制度を導入した企業の株価の行方

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 IPO後の長期調整局面を抜け出る手法として多くの企業で導入が図られる株主優待制度。それはクオカードのような準現金配当のようなものや自社製品の割引といったものまで様々です。

 市場では株主優待制度を活用している個人投資家の話が頻繁に出て参りますので多くの投資家の楽しみの一つとなっているものと思われます。


 株式投資のリターンは単純に配当金(インカムゲイン)と値上がり益(キャピタルゲイン)の2通りがありますが、これに株主優待制度が加わり、投資家は新たな評価をしていくことになります。少なくともないよりあった方が良いぐらいの株主優待制度なのかも知れませんが、株価の位置でその評価は違ってきます。


 先週、株主優待制度の導入を発表したクロスフォーの場合はどうでしょうか。

 同社の株価は公開価格730円で、初値が1051円、高値が1810円でした。1月に2分割を実施しましたのでそれぞれ公開価格365円、初値は525.5円、高値は905円となります。
 時価は406円で、直近安値は325円でした。つまり406円だと100株の投資で7月末まで保有すると4万600円の投資で1株7.2円配当(720円、20%控除後576円)が得られることになるのですが、これに今回の株主優待品として同社の4500円相当の製品が100株以上の株主に贈呈されるという点をどう評価するのかになります。

 これによる株価への効果は絶大で公開価格割れで低迷していた株価は一気に400円台まで上昇してきました。100株投資では4万円が必要になりますが、それに対して576円+4500円だと単純合計で5076円となります。単純には12%の利回りとなりますが、問題は100株だけの所有株主だけがメリットを受ける点です。


 これについては株価が400円台に戻った点でのメリットを享受できた点でカバーされます。ですからたくさん保有されている投資家は株価が発表後の419円からその日の高値429円で売却行動に出た方もお見えかも知れませ
ん。
 問題は新規に個人投資家が投資するメリットが中長期的に享受できるのかと言う点にあります。


 これについては、公開初値水準にまで株価が戻る可能性があるのかどうかがポイントになります。同社は26日に機関投資家やアナリスト向けに決算説明会を開催し中間期の業績停滞と通期業績の下方修正の理由、来期以降の業績展望などを投資家に説明を行います。
 今期業績の下方修正に至った原因の一つである中国での模倣品対策もその際に社長から述べられるものと思います。

 仮に同社の業績が上場時の水準である経常利益8億円台を回復し更にそれを上回る収益が確保できるまでになれば評価は大きく変わります。
 時価総額が100億円台になると上場直後から投資されていた株主には更にメリットがもたらされることになります。そもそも同社の製品に関心のなかった投資家にとっては今回の株主優待制度は改めて関心を呼び戻すことになるのではと期待されます。

 既に株主優待制度の発表後の3日間で出来高が400万株近くに達しており、投資家の入れ替わりが起きていると推察されます。中長期でじっくり同社株を持とうと言う投資家に入れ替わったのであれば今後の株価推移も安定したものとなるかと期待されます。

 配当金や優待制度を利用して株式投資を楽しもうという個人投資家の皆さんが主役となると同社にとっても株主=消費者となって好循環が生まれるものと期待されます。


 現在、同社の株主は3000名程度だと推察されます。新たに100株×3000名(30万株分)の株主が加わっただけでも6000名が株主となる計算です。優待制度で贈られたダンシングストーンを身につけた株主が年末はあちこちで見られるようになるのかも知れません。


 消費不況下にある宝飾品業界の中で特許化されたダンシングストーンで世界の市場に参入していこうとする同社は宝飾品業界からファッション雑貨、メガネなど他の業界へと市場拡大を図ろうと準備中です。そうした事業活動の一端が社長の口から情熱的に伝えられた時に評価はまた一段と高まるものと考えられます。


【お知らせ】

 本コラムをいつもご愛読賜り有難うございます。炎のファンドマネージャーでは5月より新たなコンテンツとして「孤独の株式投資」をスタートさせる計画です。
 これに先立ち、有料メルマガでもプレ配信を予定しておりますのでぜひご購読のお申込みを賜りましたら幸いです。 
 孤独のグルメならぬ「孤独の株式投資」で新たな株式投資の楽しい世界を感じて頂ければ幸いです。


(炎)


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新規事業に参入したアドヴァンの勝算



 自前の物流センターを保有し粗利率50%という高収益を誇るイタリア仕様の高いクオリティの建材や石材、住宅資材を提供し着実な成長を示しているアドヴァン(7463)と筆者は長い間交流して参りました。

 3月期決算の中でも最短で決算発表を行うことで有名な同社は早くも先々週に決算説明会を実施しました。

 前期は為替が円高に振れたため3年後以降の為替予約分についてデリバティブ評価損が発生したことで経常利益以下は期初計画を下回る結果となりましたが、内容的には特段悪いものではなく、今期業績も増収増益見通しです。

 同社は自社の物流センターを保有しており、これを駆使した高収益ビジネスで着実な成長を辿ってきました。昨年から新規に住宅周辺ビジネスの一環としてキッチン回りの製品に参入したのも、自社物流センターと自社のショールームを持つためだと考えられます。物流センターを持つアマゾンの住宅機器版と言っても良いでしょう。そのポイントは以下の通りです。

(このコンテンツは先週の有料メルマガ・炎の投資情報から一部転載しております点をご了承下さい。)


1)年度末に向けた急激な円高が10億円の評価損につながった

 2017年3月末112.2円⇒2018年3月末106.27円
 3年超分の予約について10億円の評価損を計上海外からの仕入れ原価安定のためにレバレッジのない単純な為替予約(四半期ごとの時価評価洗い替え実施)を行っています。


2)この結果、売上、営業利益ベースまでは期初計画通りになったが、経常利益以下はデリバティブ評価損10億円分の発生の影響を受け減益となった。


3)粗利率(49.6%)や営業利益率(27.2%)は若干期初計画を下回ったものの高水準を維持。


4)盤石な財務体質を維持

 前期は合計83億円(前々期は43億円)の積極的な設備投資(神宮前1丁目、博多ショールーム用地などの土地取得を中心の積極投資)を実施するも資本剰余金の増加27億円、自己株処分(1株当たり867円)で31億円余り(最終調達額は58億円)を調達し盤石な財務体質を維持。自己資本比率74.1%高水準維持。

【主な設備投資状況】

 ◎名古屋新ショールームのオープン(2017年6月)
 ◎神宮前1丁目の土地取得(2017年8月)*本格的な着工は数年後の予定
 ◎ポラリスショールーム(キッチン館)のオープン(2017年10月)
  *キッチン事業スタート
 ◎本社裏の事務所建設(2018年1月)
 ◎福岡支店の新ショールーム用地取得(2018年3月)ほかソフトウェア
  など


5)創業から総額571億円の設備投資を実施。積極的な設備投資が成長への原動力に


6)今期も業績は続伸見通し。大型建築案件前期8億円から今期は12.5億円に拡大へ。その分、粗利率は47.6%(前期は49.6%)に低下見込む。
 東京オリンピック開催に向けホテル需要増が期待され、2018年から2019年にかけ想定以上に伸びると見ている。
 今期は4.8%の増収、1.9%の営業増益、21.1%の経常増益を見込む。

 EPSは86.2円。為替変動が前期と同様に起きると業績は変化するものと想定されますが、今期末の前提為替相場は前期と同水準(106円)並みで想定。ただ、予約は円安方向に向かうとのニュアンス。


7)配当金は今期も26円配当継続。配当性向は30%に低下。

 リスク要因としてはオリンピック以降の需要停滞の可能性ですが、新たにキッチン分野への参入を図るなど先行的な手を打っており、これが2年から3年後に業績に貢献すると期待されますので現在の株価調整局面が長期化するとは考えにくい。


8)キッチン製品のショールームを説明会後に自主的に見学。イタリア製の高級家具のような高いデザイン性のキッチンの数々を自社物流センター(現在、3か所)で加工し提供するビジネス。住宅施主のニーズに対応して一定部分は在庫を保有することで売上を確保する予定。まだスタートしたばかりであり試行錯誤のところではあるが、一定のニーズはあると見られ、価格面でも他社との比較で対応可能できると見られますので今後のビジネス拡大が期待されます。

 アマゾンと同様に物流拠点を持つ強みが今後も生かされようとしています。
 この分野には有力な同業他社が既に存在しておりますが、勝算はありそうだとの印象を持っています。

*クリナップ(7955・本社荒川区西日暮里)も富裕層向け世界的プレミアムブランドのイタリア・バルクッチーネの代理専売を開始したようですが、原宿に本社とショールームを置く同社とのイメージの違いがあります。また、クリナップと違って中国などの海外展開についてはアドヴァンは行っておらず、リスクは限定されています。


9)株価は直近の高値1125円(2月2日)から直近安値945円(4月12日)まで16%下落した後、出直り傾向。

 積極的な設備投資が今期以降の業績にどのようにプラスとなるのかが投資家の関心事で、なおも下値模索が続く可能性はありますが、3指標とも市場平均を下回る評価となっており、徐々に見直されるものと期待されます。


本日終値:976円 (直近安値945円、高値1000円)
時価総額:453億円 今期予想経常利益60億円 現預金90億円
今期予想PER11.3倍、PBR1.17倍 配当利回り2.66%


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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株って何?!投資家の悩みお聞きします!!



 一緒に考えましょう!!というキャッチフレーズでお馴染みの青山繁晴参院議員に倣って、私も「一緒に考えましょう!!株のこと」を始めたいと思います。

 ごく当たり前ではありますが、原点に戻って「株って何?」の話から始めたいと思います。


 株式に投資したことがないけど何だか面白そうと考えておられる皆さんも、株式投資を既になさってはいても、なかなか成果が上がらない、どうしたら良いのか・・などと悩まれている方もお見えになるのかも知れません。

 最近、私のところにも「まとまったお金ができたけど、どうしたら良いでしょうか?」というご相談が来るようになってきました。このところの株式相場の調整を受け、こうした皆さんが増えているのではないかと株式投資のアドバイザーとしての立場もある私から、億の近道の読者の皆さんにもお悩み事相談を承ろうと考えております。
 読者の皆さんは千差万別のお悩みを抱えておられるのかも知れませんが、本日のコンテンツが資産運用の参考になれば幸いです。


1)お金と株は行ったり来たり

 皆さんがお持ちのお金(現金)は黙って保有していても利息はつきませんが減ることもないモノに換えることができる国のお墨付きとなっているリアルな通貨です(これは当り前の話です)。
 インフレが激しいと只の紙切れにもなりやすいのですが、現在はデフレの状態が長期に続いていて、お金はどこかに滞留した状態となっています。

 何らかの理由(不動産の売却など)でモノから金融資産に換えた方はまずは銀行に預けて様子見しますが、このデフレ時代に金融政策はマイナス金利という極端な手法に及び、それでもデフレがなかなか脱却できない状況が見られます。

 デフレというのは一般消費者の購買意欲がない状態であることを示していますので宝石等の一般的にはぜいたく品には向かわず、できるだけ最小限の消費に留めようとするのが消費者の心理です。これは収入が増えないことの裏腹でもあります。
 一方で金融資産の原点とも言うべき現預金は銀行に預けていても金利はゼロに近く、増えることはないので何かリターン上がる商品を求めて動くことになります。不動産や為替という手もありますが、最近では仮想通貨にも関心が及び、話題になっているのは皆さんご存知の通りです。
 そうした新たなアイテムも出てはきていますが、もう一つ理解ができないので、いろいろ考えてみて辿りつくのが結果として株式になります。

 ということでお金はリターンを求め別のリスク商品に一時的にしろシフトされ、投資家は少しでもリスクテイクしてリターンを上げようとしている訳です。
 つまりお金と株は行ったり来たりしているということになります。

 投資家は黙って保有していても良さそうですが、気軽に売り買いできるのが株式であり、この変動には様々な要因や理由があることになります。


2)株は買わないとリターンが上がらないの嘘

 投資家の多くはその銘柄というか取引所から承認を得てIPOした企業が発行した株式を売買しています。黙って現金を持っていてもお金はそのままです。
 ところがひとたび株に変わると買った時点から株価が上がって上がったところで売却すればリターンが得られるという仕組みですので何だか楽しいと感じられる投資家も多いのかと思います。
 ところが反対に買って(投資して)から値を下げることもあるので、そうした銘柄選択やタイミングを間違えると悲しい気持ちにもなったりします。

 下がることを利用して、買うのではなく空売りをかける投資家もいておかしくないということで最近は空売りで儲けよう、ないしヘッジしようと取り組まれている投資家も多いのかと思います。

 ですから株は買わないとリターンが上がらないというのはまやかしです。

 割高な銘柄を売って割安な銘柄を買うというヘッジファンドもたくさん出てきているようですが、考え方は多種多様。いつまでも上がる株がないのと同様に倒産しない限りはいつまでも下がり続けることがないのが株価の特性です。


3)株のリターン

 現金で保有すると何も生まないが株式投資するとリターンとして値上がり益(キャピタルゲイン、売却株価−購入価格)か会社が継続していくための内部留保(主に期間利益)の中から配当金なるものが送られてきます。
 個人投資家には株主優待制度もあってクオカードや商品券、商品、割引券などが送られることが多いようです。中にはこの優待制度を利用しながら楽しんでおられる個人投資家がメディアで話題になっています。

 基本的な株式投資のリターンは配当金がメインですが、現在の平均配当利回りは1%半ばにしか過ぎず、中には無配に甘んじている銘柄も多く、このモノサシだけでは投資意欲がわかないのも事実です。

 投資家にとっては理屈抜きでキャピタルゲインが狙える魅力が株式投資にはあると信じておられるものと思いますが、投資の世界では必ずキャピタルロスも生じます。

 そこで単純な株式投資ではなくリスク分散のためのポートフォリオの発想が必要になってきます。


4)株って何?

 企業が発行した株式をめぐってリスクマネー(値下がり覚悟のお金)を投じる投資家には様々な思惑が働きます。
 企業は運営するためのお金を株式発行(無配でも問題はなく将来発生した利益で配当という形で還元する)で賄うか銀行融資(一定期間借りて一定の金利を支払う)で賄うことになります。

 投資家は投資したお金をその株式を売却することで回収できますし、その回収した金額が投資した時点より大きいとキャピタルゲインを得ることになります。
 企業にとってはどちらが自社にとって有利なのかを考えながら資金調達をしますが、いくら金利が低いからと言って銀行融資では当然のごとく期限が来たら返済しなければなりませんので、後の資金繰りを生じることになりますので上場企業にとってはエクイティ(株式)での調達が良いのか銀行融資が良いのか財務戦略を打ち立てていく必要があります。

 投資家にとっての関心事は希薄化という点です。株式分割やファイナンスによって流動性は増しますが一株当たりの価値が減少して株価の下落を招く可能性もあります。
 発行済み株式数×株価=時価総額という単純な数式を投資家の皆さんは絶えず頭に入れて、その時価総額が企業が生み出す利益やキャッシュフローに見合ったものかを考えていく必要があります。

 株というのは発行体の事業活動で得られた収益を細かい単位に分けられた不特定多数の投資家の持分に配分する仕組みということになります。企業の運営を経営者に託して投資家は分け前である配当を享受することになりますが、その配当金が市場金利に対してどういう位置付けになるかが関心事になります。

 企業収益が上がっていけば増配の余地が増え、下がると減配の可能性や無配の可能性が出てきます。

 そうした未来の業績を先読みしながら投資家はアクションを起こすことになります。


5)下方修正は嫌われる

 投資家にとって投資したことによるリスクは予期せぬ株価の下落です。
 悪材料が株安の背景になりますが、最も株価に悪影響をもたらすのは期初計画に対しての大幅な下方修正ということになります。企業を運営する経営者にとって予期せぬ業績の下方修正は投資家にとっては怒りにつながり許されませんが、それが未来に向けた先行投資によるものであったり、納入の期ずれや為替の予期せぬ変動によってもたらされたものだとすれば投資家は寛容であるべきかと思いますが、往々にして起こりやすいのは期初計画の甘さになります。
 期初はどうしても経営者は強気に描きがちですが、そうした社歴が長期的な企業評価にもつながっていきます。
 長期投資家と発行体企業との長期的な業績への見方についてのやり取りが日夜続くことになります。
 反対に上方修正は歓迎されますので期初慎重で結果上方修正が繰り返される銘柄には期中における上方修正期待が生じることになりますが、株価には既にそうしたことが織り込まれている可能性もあります。


6)投資家は成長性に高い評価を与える

 投資家が個人だろうと国内機関投資家だろうと外国人投資家だろうと投資している企業の成長性が最大の評価ポイントとなります。
 毎期30%の利益成長が想定される場合と3%程度の成長ではPER(株価収益率=株価/EPS(一株当たり予想利益))に違いがあって当然です。
 但し、利益成長が毎期順調に続く場合と、成長期特有の先行費用(減価償却など)が発生して見かけの利益が小さい場合は評価が難しいので、投資家は別のモノサシで評価する必要があります。

 企業買収を意図する場合などPCFR(株価キャッシュフローレシオ=株価/CF)といった指標を用いて評価します。

 一方、利益成長力が小さな企業はバリュー価値に評価が依存しますので、PERは低水準に甘んじて当然で、内部蓄積が厚い場合は結果としてPBRは1倍以下だったり、配当利回りが3%以上になったりします。
 投資家は自らが企業の成長に視点を置いて評価しているのか、バリュー価値にポイントを置いて評価しているのかを考えてみる必要があります。

 日本株全体ではGDPが低成長なのでバリュー株の比重が大きい状態が続いています。とりわけ成長意欲が見えない銀行株などが株式市場にどういう訳か(国策的な国債を買って鞘を取るだけの地銀を中心にした銀行株が上場している意味が果たしてあるのかは不明です)86行ほど上場して極端にPBRが低い評価をされています。
 また、同様にキャッシュフローを生まない財務内容の悪い低PBR銘柄も数多く存在しています。これらはPBRが低くて当然なのかも知れませんが、中には成長指向が多少でもあってPBRが1倍割れでしかも保有する現預金よりも時価総額が低いという企業も見出せます。

 とは言え、最終的には投資家の判断に評価は委ねられています。
 日本株全体では実質PBR1倍割れのバリュー銘柄が3分の1、安定成長型のPBR2倍以下の銘柄が3分の1、残りは成長期待の高いPER20倍を超える成長銘柄が3分の1に市場になっていると推察されます。

 また、毎年90程度のIPO(新規に株式を公開する)銘柄が登場し、そのうちの8割以上がマザーズ市場にIPOし、そこから更に2,3年で東証2部、1部へと昇格していくパターンが見られます。


7)投資家の悩みは何?

 ここまでの話を理解して頂いて、株って何がおぼろげながらおわかり頂いたかと思いますが、それでは投資家の現時点での悩みは何でしょうか。

 経済の過去から現在に至る歴史的な経過を踏まえて株式相場と向かい合っておられる投資家の悩みは次なる投資対象をどう考えていくべきか・・といった高度な悩みもさることながら、まとまった資金をどのように運用していけば良いのかといったことになるのかと思います。

 投資家はリスクテイクしないとリターンも上がらないので、何らかの形でリスクテイクしないとこのままではお金が目減りしていくばかりだ・・とお話されますが、株式相場を眺めている立場としてはニューマネーの入るタイミングが調整相場が続いた後に必ずやってくるとの思いがあります。

 株式相場は単純に山あり谷ありではありますが、その山と谷で売りと買いの行動を取れば高い成果が得られるものと考えられます。山と谷は後から振り返って分かる・・。投資家のうち儲かって大きな資産形成ができているのはほんの一握りとも言われますが、平均以上の成果を上げることができれば黙って現預金で持つよりは投資家にとってはメリットがある世界です。
 しかも時には100万円のお金が数年で1億円にもなる世界です。
 あせることなく、銘柄分散、時間分散でじっくりとポートフォリオを構築しながら資産形成を図っていくことが求められます。


8)ポートフォリオの銘柄分散

 個人投資家で億単位の運用をされているケースが増えてきたのかと思います。
 そうした投資家が私の周りに出てきたように感じる今日この頃ですが、そうした投資家のポートフォリオは2種類に分かれます。

 個人的なポートフォリオなので私がとやかくいう筋合いではありませんが、注目されている銘柄を50銘柄以上に分散されて、細かくディスプレイで監視しながら動きのある銘柄に短期で乗り、短期で下りるといった運用をされているディーラー型の投資家もいれば、ごく単純に銘柄分散して長期投資しているうちに数が50以上に増えたと言われる投資家もお見えです。

 また、彼らはキャッシュポジションの多い、少ないでリスクもコントロールしているようです。また銘柄数を10銘柄以下に抑えてキャッシュポジションを厚くするかどうかを基準にアグレッシブな運用をされている方々もお見えだったりもします。

 私が関係する投資家の皆さんは銘柄分散型で過去運用成果を高めてきた方が多いように思われます。銘柄分散と時間分散の併用、配当取り中心のバリュー株投資と成長株投資の併用、IPO投資で短期売買に特化するなど手法は様々です。
 その時々で投資アイテムも違ったものとなるのでしょうが、いずれにしても銘柄分散、時間分散を行うことが運用上の最大のポイントになるかと考えられます。


9)発行済み株式数は限られている

 投資家には発行体企業とは違って、売買を自由に行えるというメリットが与えられています。損したら損金処理して税金がかからないようにしていく手法もあります。

 キャピタルロスは企業の減価償却と同じ発想で潔く負けを認めてしかるべくタイミングで損金処理をするべきです。できれば益金発生と同時に処理を行ってポートフォリオを再構築していくべきかと考えます。

 ここで考えないといけないのは個人投資家の資金力の差です。
 上場企業の時価総額がピンからキリまであって発行済み株式数も様々にありますが、投資対象は発行済み株数、しかもそのうちの浮動株に限定される点です。

 個人投資家の中で1億円を投じることのできる富裕層やそうした投資家を束ねたファンドと、1000万円程度を上限にした投資家とでは運用スタンスに違いが出て参ります。

 浮動株比率が10%の銘柄と20%の銘柄では対象となる投資可能な最大株数が異なりますので売買作戦も異なることになります。投資家は自らが経営者の意識をもって最大どの程度まで買えるのかを予め考えておく必要があります。

 但し、会社四季報に名前が出るぐらいまで個人投資家が買うと後が大変になりますので、そのあたりはしっかりと考えておく必要があります。
 その企業が面白いからとあまり肩入れし過ぎてポートフォリオに入れすぎるのも危険です。企業経営には予期せぬ出来事もつきものだからです。

 まずは投資候補銘柄を個人投資家向けIRセミナーや企業のWEBサイト、決算短信、中期計画、アナリストレポート、適示開示情報などを閲覧して100銘柄程度まで絞り込むことが必要です。
 投資対象のユニバースとしてはこの程度で十分で、そこから更に50銘柄まで絞り込んでおくと管理はしやすいかと思われます。

 SBI証券などネット証券で取引されている投資家の多くは、彼らのサービスをうまく活用されているものと推察されます。PCだけでなくスマホでの売買も含めて運用ツールは多様化しており、最終的なポートフォリオ構築が皆さんの手で行われることが真の投資家の証ともなります。

 もちろん投資額が100万円でもポートフォリオは構築できます。5銘柄程度に分散投資して運用成果を高める訓練を始めてみてはいかがでしょうか。



 私、炎のファンドマネージャーは有料メルマガ「炎の投資情報」を執筆しておりますが読者大募集中です。 http://www.honohfm.com/

 6月までの読者募集キャンペーン期間では読者の皆様からのご質問、悩み事を受付けます。回答はコラムとして有料メルマガ誌上で発表いたします。
 ※全ての疑問に回答できない場合もございますので、ご了承下さい。

【例】

1.1年前に1000株投資して株価が買値から半値になってしまいましたがそのまま保有し続けています。今後の見通しは。

2.先日、不動産を売却して現金が手元に5000万円できましたが、どんなポートフォリオを組んだら良いのでしょうか。

3.今春から社会人になったばかりのサラリーマン1年生です。少額投資でまず20万円程度の資金を100万円にしたいと思いますが、どうすればいいですか。

4.100万円で株式投資を始めたいと思っているサラリーマンです。どのような点に心がければ1億円にまで資産が増えるのでしょうか。

 質問送付先:magazine@honohfm.com


(炎)


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この株の下値目途



 このところ長期的に株価下落が続く銘柄をチェックしています。

 上がったり下がったりの株価変動を捉えながらリスクテイクして資産形成を図る株式投資は時に忍耐も必要ですが、駄目な銘柄はさっさと切り捨て、トレンドが上向いている銘柄に投資するのが良いと言いのける皆さんも多いかも知れません。

 結果としてトレンドが悪い銘柄はますます売られ、止めどない下げが時に見られることになります。こうした銘柄に長期スタンスで投資された方は下げの悪循環に悩まされることもあります。

 投資家と発行体企業のコミュニケーション不足が原因での下げであれば問題はないのですが、本質的な業績の先行きが見えないのは最も売られやすいパターンとなります。


 それでも一定水準まで売られるとどこかで反転してくるタイミングもやってきます。

 投資の考え方は千差万別。

 過去長期に上がってきた銘柄を追い求めるのか長期下落銘柄に注目するのか皆さんの選択は自由です。

 私としては後者に力点を置いてボトム探しをしていこうと考えています。
 これが必ずしも皆さんの資産形成につながるという保証はありませんが、研究の余地は大いにあると考えています。


 いくつかの事例を最初に取り上げてから現在の下落銘柄を取り上げてみたいと思いますので宜しくお願いします。


1.建機向けのオイルフィルターで業績拡大のヤマシンフィルタ(6240)

 2014年10月IPO 公開価格2800円 上場時時価総額174億円
 その後株式分割で30倍に株数が増加
 時価1308円 時価総額813億円
 上場後の調整期間1年3か月

 上場直後の高値4200円から6分割後の2016年1月の安値359円まで49%の下落を見せた同社株はその後22倍にまで大化けしました。
 中国向け建機の需要停滞が上場直後にあって、その結果業績が停滞しましたがそれによって株価が大幅に売られましたが、その後は中国向けの需要増で業績が急向上。それにつれて株価が大きく上昇した事例です。
 同社は上場来、IR活動をフィナンテックと一緒に積極的にやってきました。その結果、外国人投資家、国内機関投資家の評価も高まった事例です。
 現状のPERは50倍以上にも高まっており、かなり将来の業績を折り込んできた格好です。


2.水処理装置のナガオカ(6239)

 上場後の調整期間1年間
 2015年6月IPO 公開価格1600円 上場時時価総額33.6億円
 2017年6月に筆頭株主に143万株(648円)の第三者割当増資実施
 時価1418円 時価総額50.1億円

 上場直後の高値2268円から2016年6月まで1年かけて441円まで8割の株価下落を見たが、その後は直近の高値1645円まで3.7倍に上昇。
 上場直後の赤字転落で経営陣が入れ替わり筆頭株主だった株式会社ハマダの連結子会社となったことで評価が変わってきた結果です。
 2期連続の赤字から今期は黒字化見通しで上昇トレンドが続いています。


3.製造請負事業の平山HD(7781)

 上場後の調整期間7カ月
 2015年7月IPO 公開価格2130円 上場時時価総額36.8億円
 時価3255円 時価総額56.3億円

 上場初年度に業績を大幅下方修正。その結果株価は上場直後の高値2783円から2016年2月の安値807円まで71%の下落を見せた。その後は業績の回復見通しから直近の高値4105円まで安値から5倍まで株価は上昇。
 今後の業績拡大を先取りし始めた格好。

−−−

 IPO後の業績変動に伴い株価が大きく調整する銘柄が続出してきそうな状況です。
 上記3社もそうした上場時のバラ色の業績見通しが一旦、裏切られて短期投資家が見切りをつけて投げた結果、IPOから7か月から1年ほどの期間に安値をつけてその後、大きく株価が戻ってきた事例となっています。

 これは時価総額の大小に関わらず起きています。
 IPO銘柄にしろ上場して時間が経過している銘柄にしろ長期的な株価下落がどこで止まるかも関心の的になるかと思われます。


 現在においても現在安値形成トレンド銘柄がいくつかありますがその中の典型的な銘柄が宝飾品メーカーのクロスフォー(7810)です。

 同社は2017年7月にJASDAQにIPO。公開価格730円で初値は1051円で公開価格に対して44%上の水準でスタート。その後7月に高値1810円(2分割前)までありました。その後、一旦9月に1003円まで売られますが、11月に1683円まで戻りを入れました。
 しかしながらその後は株価は下降トレンドを描いており、直近の安値は1月末の2分割後の336円(4月13日現在)となっています。上場直後の高値からは63%、戻り高値からは60%の値下がりとなっています。
 これは今7月期の業績計画を期初計画の経常利益8億円余りを2.6億円に大幅下方修正した結果です。経常利益のベースが3億円以下の水準だと時価総額は30億円程度にまで落ちてしまいますので、現在の株価はこうした見通しを反映して何も手を打たないでいると究極はその水準まで売られる可能性を秘めています。
 但し、来期の業績見通しが大きく回復するとなれば評価は一変します。

 今期の経常利益見通しにはTVCM費用2.5億円のブランドアップを図るための先行費用があるためです。これがないと5億円程度の経常利益となりますので現状の時価総額60億円がほぼ収益に見合ったものとなります。
 問題は来期ですが、黙って手をこまねいている訳ではなく、下期から様々な新製品を投入していく予定です。

 IR活動は上場直後は幹事証券でサポートしてきましたが、直近になって大手IR会社がアドバイスし始めたようです。今後、様々な株価対策が業績向上に向けた施策とともに打ち出されようとしています。

 そうした水面下での努力はあっても現実はなかなか厳しい状況で本日も相変わらず売りモノがちの展開が見られました。

 どこまで売られるのか読めない株価ですが、いつまでも売られることはないという感触です。4月26日には決算説明会が開催されます。メディアには先般、マネーボイスにも登場しましたが今後、ラジオ出演等も予定されているとされます。

 前期経常利益7.9億円→今期予想経常利益2.6億円+TVCM料2.5億円=5.1億円(▲35.4%)

 2分割後の初値525円に対して35.4%下落した株価水準となる339円前後、つまり直近の安値(336円)水準を一応の下値目途と考えることができます。

 同社株をここから新規に投資される方には上記3銘柄のように大きなリターンが待っているかどうかは正直わかりませんが、既存株主の皆さんも敢えてここから売り叩くのではなく配当金+株主優待などを楽しむ銘柄になってきたように思われます。


(炎)


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初値から3割以上アップのIPO人気株



 行き場のないリスクマネーがIPO銘柄に向かっています。
 それも需給が良好なマザーズ銘柄に向かっています。

 仮想通貨と同様についていけるのかどうかが運用成果の分かれ目。
 常識ある投資家にはついていけないもどかしさがありますが、それは結果としてあの時、あんな銘柄に手を出さずにいて良かったという語り草になるのかも知れません。


 割安感があるから株価が上がるのではなく割高でもムードで買ってしまう風潮が今の株式市場には蔓延しています。

 経常利益が2億円前後しかない銘柄の時価総額が200億円以上だとか、バブルの様相を呈している感触です。それでもそれが現実に起きている世界なのですから、致し方ありません。投資家が決めることですから、仮想通貨と同様の現象が市場に押し寄せて一定期間で大きな資産形成に至る人々が生まれ出て日本経済の成長に貢献してくれれば良いかと思っております。

 儲けた投資家が自らベンチャー支援に乗り出し、そしてIPOを実現させていく好循環が理想です。


 本日は初値から3割以上の上昇を演じた直近IPO銘柄を掲げておきます。


1.ブティックス(9272・M)4月3日IPO

 公開価格1350円 初値3210円 2.4倍
 安値3020円 高値5180円 +61.4%
 介護業界対象商談型展示会、M&A仲介


2.RPAホールディングス(6572・M)3月27日IPO

 公開価格3570円 初値14280円
 高値19990円(4.5)+40%
 RPA(ロボットによる業務効率化、自動化)に関連したビジネス


3.SOU(9270・M)3月22日IPO

 公開価格3300円 初値4100円
 高値7540円(4.6)+83.9%
 貴金属買取り


4.ファイバーゲート(9450・M)3月23日IPO

 公開価格1050円 初値2388円
 高値3365円(4.4)+40.9%
 Wifiサービス


(炎)


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株の評価は単純ではない



 全体相場がやや停滞気味の昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 桜咲く春があっという間に過ぎ行き、八重桜やつつじ咲く春になってきましたが、咲き誇る花々が変化していくように株式相場も時代によって違って参ります。

 皆様の運用もそうした変化にどう合わせていけるかによって差異を生じるのかも知れませんが、決してあせることはありません。
 来るべき相場の波が皆様の保有株にもやってくると信じて取り組んでいかれますよう期待しております。


 株式投資の手法は千差万別。評価も様々。本日久々に皆様に投資のヒントを送ってくれた情熱投資家、相川伸夫氏は企業の本質に迫る冷静な報告をしてくれています。なんだまだこんな有望銘柄があったんだと思わず読み入ることになるのかも知れませんが、ぜひ彼の報告に耳を傾けてみて下さい。

 投資の王道は成長株投資であることは言うまでもありませんが、その成長の芽をどうやって見出すのか皆さんも大いに参考にして頂きたい。


 とは言え、株の評価は投資家それぞれに異なって当然です。ケインズ先生の美人投票論だと一人よがりではなく皆さんが選びそうな美人を選ぶと良いのでしょうが、人それぞれに美人のモノサシが違って参ります。

 まずはその企業のビジネス内容に焦点を当ててみましょう。
 面白いと思うのか面白くないと思うのか・・。

 自分でもやってみたいと思えるようなビジネスを展開する企業に1票。
 企業を引っ張る創業者、経営者に1票。
 万全の財務内容で成長を続ける企業に1票。
 投資家の負託に応えて先行投資を図る企業に1票と、美人投票を重ねるうちに自然とポートフォリオができた・・。


 そうです、皆さんはポートフォリオマネージャーなのです。

 100万円のお金だろうと1億円だろうと100億円だろうと美人投票を重ねながらポートフォリオを構築されているマネージャーなんです。

 でも時に魅力あふれる異性が目の前に現われます。決して美人ではないけど将来磨けば光る。あなたのポートフォリオの中にいつのまにか入り込んでわがままを言う。光輝くはずの対象が曇ってしまいポートフォリオは分散から集中に変わってしまう。

 俺はあの美人をコアにすると決められるのなら良いが言葉は悪いが時にあばずれのような美人につかまり、ポートフォリオから外したいなんて思うこともある。株の運用は人生と同じ。先の長い、終わりのないドラマ。

 株の評価もいろいろで単純ではないが、投資尺度は昔からさほど変わらない。

 できたら新しい彼女が良いと市場に放たれた穢れのないIPO銘柄に手を出す。
 結果、すぐにおいしい思いをするのか、痛い目に合うかは皆さん次第。

 昔からのモノサシなど役に立たない世界がIPOマーケット。
 PER100倍、PBR20倍などざら。
 それでも美人を求めて投資家=投票者が市場内に集まってくる。
 お宅っぽい投資家が相場を決める。

 ここはそうしたギャンブルのようなIPO市場から離れてもう少し真面目な投資活動をしようと調査活動を開始した相川伸夫氏に期待したいと思います。


(炎)


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