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億の近道2020/05/11


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投資情報メールマガジン                   2020/05/11

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】

 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★


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             −本日の目次−
       (本日の担当:炎のファンドマネージャ)


 ◆コラム「リターンを求めて」
 ◆コラム「日銀のETF買いが株価を支える」
 ◆コラム「いつか来た道の創薬ベンチャー株の乱高下」


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■ お知らせ ■


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◆コラム「リターンを求めて」


 2020年の株式相場の前半戦はあと1か月足らずで終わる。

 この間は例の問題から年初から3月半ばまでは想定外のクラッシュがあり、
その後は戻り相場の展開が見られるが、大波乱の展開となってしまったことで
投資家の皆さんは悲喜こもごもの状況だろうと思われる。

 リターンを求めて投資家はリスクテイクをすることになるが、そのタイミン
グや銘柄選定次第でプラスになったりマイナスとなったりと変化が大きくなっ
ていると推察される。

 ここまでベストの運用をされた投資家は果たしてどれだけのリターンを上げ
たのだろうか。きっと運用哲学や運用スタンスなどの巧拙で大きく差が出たと
推察される。


 ここではおよそ3つの投資家像で考えてみたい。


1.直近2カ月で大幅なリターンを上げた投資家

 ゼロ金利時代にこそチャンスと見て積極的に株式運用をされている投資家は
多いのかも知れないが過去の株価指数で見れば2008年のリーマンショック
で8000円割れまで低落した日経平均に見られる株価指数が10年で3倍に
もなったことを念頭にコロナショック前の段階で慎重な運用をされてきた投資
家も多かったのではないだろうか。
 特に昨年末でキャッシュポジションを高めてバーゲンハンティングを心掛け
ておられた投資家にとっては3月半ばのクラッシュは格好の投資チャンスだっ
たに違いない。

 そこでの積極的な個別株投資はわずか1か月余りで投資資産を5割以上も増
やした可能性がある。
 中には新型コロナウイルス関連銘柄(マスク、除菌、防護服、ワクチン、治
療薬など)への循環投資で資産が2倍以上に膨らんだという投資家もいると考
えられる。
 また投資対象をIPO銘柄などにも振り向けた結果、中には10倍以上にも
なったという新たな成功者も多数出ている可能性もある。

 こうした勇気と行動力、洞察力を兼ね備えた投資家は少なくとも全体の1割
程度は存在するのかも知れない。
 社会が変化する局面でこそこうした投資家は水面下で実力を発揮することに
なるが億の近道の読者の皆さんはどうだろう。

 クラッシュ後にオンライン証券の口座開設が増えたというニュースが伝わっ
たが、自宅でのテレワーク期間で株の運用で大儲けしたといった事例もあって
も不思議ではない。但し、それは投資金額自体は小さかった可能性もある。

 株の面白さや醍醐味を味わった令和時代の新人類がこの相場のリード役にな
っているとすれば今後の株式相場が意外な展開を見せることもありうる。


2.多くのバイアンドホールド型投資家

 個人投資家は自らが有望銘柄として見出した保有株をなかなか見切りをつけ
て売ることはしない。多くはバイアンドホールドで長期スタンスで保有し、こ
うしたクラッシュ局面でも冷静に眺めながら戻り相場の行方を見守ることにな
る。

 3月のコロナクラッシュでこれまで保有してきた株式資産が大きく目減りし
て途方に暮れた大多数の投資家はクラッシュ時の安値(例えば日経平均160
00円台)を横目にどこまで値を下げるのだろうと戦々恐々とされた可能性が
ある。
 そのクラッシュから抜け出しここに来て指数は半値戻り水準となってきたこ
とで保有されている資産が一定水準までは戻ってきた。ただまだ完全には戻り
切っておらず、この先もまだ株価の上昇を期待している状態だという投資家が
全体の6割以上を占めていると推察される。


3.絶えず逆にいくタイプの投資家

 株式には運不運は付き物だが、今回のコロナショックで我先に売りを浴びせ
た投資家も多いだろう。これは信用取引をなさっている短期投資家が一定数は
お見えになっていて追証発生を前に背に腹は代えられないとの事情からの対応
だったのかも知れませんが、市場の中の2割程度はそうした類で安値をつけに
いく投資家が必ず存在する。
 そして株式相場から手を引き、見るのも嫌だの世界になってしまいがちだが、
またほとぼりが覚めたら株式相場でリスクに挑戦し再度高値つかみの行動に出
ることになる。ざっくりと言うと全体の2割がこうした投資家になると推察さ
れるが、皆さんはいかがでしょうか。


 株式相場は様々な投資家の思惑を背景にして摩訶不思議な動きを見せている。
 GDPの大幅な減少、企業業績が大幅な悪化を辿ると見られる恐慌状態の中
で株価は堅調に上昇している。

 先行き不安を背景にした世界的なコロナショックを経て世界の株式相場は戻
り歩調にあるが、この先も期待と不安に包まれての展開となりそう。株式相場
は一定の周期(3か月程度)をもって山あり谷ありの変動を見せている(筆者
の仮説)。
 3月半ばにボトムを打った相場が戻り歩調を見せる中でどこまで戻るかが関
心の的と言えるがそれは投資家各位の判断に委ねられる。感染拡大がピークを
打ちつつあり緊急事態宣言が部分解除となる可能性がある一方で、第2波が秋
にやってくるという説もある中で皆さんの投資スタンスがどうなるのかは興味
深い。


 様々な投資家がリスクを覚悟の上でリターンを追求する姿勢がどう変化を見
せるのか引き続き興味津々といったところだ。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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■ お知らせ ■


 億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場
を語る炎チャンネル。
 第102回「マザーズ創薬ベンチャー爆上げ」がアップされました。


第102回「マザーズ創薬ベンチャー爆上げ」 5月7日収録
 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/so36826676
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【今回登場企業】アンジェス アイロムグループ テラ プレシジョン

 ぜひご視聴下さい。

 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5〜6分にまとめておりますので、
 ご登録頂ければ幸いです。


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◆コラム「日銀のETF買いが株価を支える」


 日本株の強さはNYダウやNASDAQ指数が堅調なこともさることながら
日銀によるETF買いが下支えをしていることが背景になっていると推察され
る。

 2010年に年4500億円に過ぎなかった日銀ETF購入額は2013年
1兆円、14年3兆円、16年6兆円と拡大。更に今回はコロナ対策で年間
12兆円に膨らんでいる。日本の主要企業はいつの間にか日本国の連結子会社
とも言うべき日銀の持分法会社の位置付けとなり、その勢いは更に勢いを増し
つつある。しかも今のところ売ることはない安定投資家の買いで浮動株が吸い
上げられたいびつな構造になっている。


 日経平均をリードするというファーストリテイリング(9983)は既にオ
ーナーである柳井氏及びその親族分の持ち株比率30%を日銀の保有が上回っ
ていると推察され、これが業績とは無関係に株価の上昇基調を堅持させる要因
となっていることは容易に理解できる。
 つまり、ファーストリテイリングはもはや国有企業とも言える存在なのだ。
 この構図は日銀による相場下支えを意図したETF買いが続く限りは継続す
る。
 このことは今、苦境にあると伝えられている投資会社としてのソフトバンク
G(9984)にも当てはまる。

 日銀による株式買い支えが明確になったからこそ恐慌とも言うべき経済環境
下でも日本株が強いという現実を改めて認識することになったと言える。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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◆コラム「いつか来た道の創薬ベンチャー株の乱高下」


 2月28日に375円と言う安値をつけていた創薬ベンチャーの株価が5月
8日の高値2455円まで6.5倍にまで跳ね上がった。

 この銘柄は皆様ご存知の新型コロナウイルス肺炎に対応したワクチン開発を
行うと発表したアンジェス(4563)。

 2か月余りで6.5倍は2018年10月から2019年1月にかけ急騰を
演じたサンバイオ(4592)の株価上昇率を上回っている。
 この時は10月安値3115円から12730円まで4.1倍となったが、
今回のアンジェスはこの上昇率を上回っている。しかもかなりの大商いを演じ
た点も類似している。

 このアンジェス株が先週末は乱高下を開始した。サンバイオが12730円
の高値から短期間に2401円まで急落したことは記憶に新しい。梯子を外さ
れた投資家の悲鳴がこの時は上がった。


 今回はどうだろう。

 国策となるコロナ対応ワクチン開発で逸早く名乗りを上げ矢継ぎ早に他社と
の提携などを発表してきた同社の株価が2455円までつけたあと引けにかけ
一気に1523円まで急落を演じた。前日比500円安のストップ安ながら高
値2455円からは932円安。出来高は9113万4600株、売買代金は
実に1747億円だからやはり過熱していることは明確だ。
 終値ベースの時価総額も1710億円で、高値時点では2700億円を超え
ていた。

 医薬品開発にはフェーズ1からフェーズ3までの開発過程があり、開発には
時間を要することは創薬ベンチャーへの投資を重ねている投資家であれば十分
に認識されている筈ですが、今回も未知のコロナウイルスへの対応ということ
で短期にムードが先行した感が強い。


 創薬ベンチャーというのは必ずと言って良いほど短期急騰後に乱高下を見せ
る。
 マザーズ指数を押し上げてきた創薬ベンチャーのリード役が一気に崩れたこ
とからマザーズ指数も高値869ポイントから822へ前日比マイナスに転じ
た。

 とは言え、まだ上昇トレンドのマザーズ指数が大きく崩れている訳ではない。
 一方で日経平均は2万円台に乗せて終え、明暗を分けた格好となった。

 週明けの株式相場はこうした流れの中で投資家の関心がどこに向かうのか興
味深い。


(炎)


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