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億の近道2019/09/12


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投資情報メールマガジン                  2019/09/12号
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
      (本日の担当:街のコンサルタント&山本潤)


◆コラム「年金作り その2」:街のコンサルタント
◆コラム「億近クラシックス2004:投資アイデアの創出 その3 CESラス
     ベガスより(家電ショー)」:山本潤


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■ お知らせ ■


 億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場
を語る炎チャンネル。
 第73回「自社株買い企業」がアップされました。


第73回「自社株買い企業」
 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/so35671311
 【YouTube】https://youtu.be/eTVUc47pRS4

【今回登場企業】ズーム 夢真ホールディングス フルヤ金属 アドソル日進
        テノックス クロスフォー ウエスコホールディングス
        バーチャレクス サイバーステップ アクセル

 ぜひご視聴下さい。

 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5〜6分にまとめておりますので、
 ご登録頂ければ幸いです。


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◆コラム「年金作り その2」


 自慢のディール戦術が効力を失いつつある中、あちこちで無茶な賭けに出て
いるトランプ大統領はあらゆる場面でトラブルメーカーとなっており、この、
大統領の椅子にしがみ付くだけの場当たり政治に世界中の誰もがウンザリして
います(苦笑)。
 あちこちの国の我儘トップにウンザリする一方で、ひょっとしたら我々はト
ップ(安倍首相)に恵まれているのかも知れません。他国よりは随分マシに感
じます(^^)


 国内株式市場は8月下旬頃から強含みとなっています。
 グロース売り&バリュー買いの動きも見られます。上昇理由の一つに、トラ
ンプ大統領が中国からの全輸入品に関税をかけると発表したことや、10月の
無条件ブレグジットが回避されそうな雰囲気になり(まだ道のりは長く、どう
なるか分かりませんが)、取りあえず市場は悪材料出尽くしと判断したのかも
知れません。

 もう一点、ヘッジファンドが年末の決算を控えてポジション解消(利益確定)
に動き始めたとも考えられます。特に空売りが多かった銘柄の値戻しが急です
から、中長期の投資家が戻ってきたと言うより短期筋の買戻しが主流と考える
方が自然と思われます。もちろん日本株が客観的に割安であるとの判断もある
のでしょう。

 メジャーSQ後の方向性が気になりますが、その後も買い戻しが続くような
ら、少なくとも9月一杯は買いが続く可能性が高そうと考えています。市場金
利の動きも行き過ぎた分の修正なのか?まだ下げ続けるのか?・・・なども気
になります。
 もしEUが再度QE(緩和策)を進めるようなら、それこそ欧州主要国だけ
で無く米国もゼロ金利へと向かいそうです。まだ金利が反転したと言う程では
無さそうですから注意しています。



 さて、最近は20代など若い人から運用の相談を受けるようになりました。
 と言うより…、50歳辺りから上の人達は皆、単刀直入に「何が儲かる?」
と聴いてきます(苦笑)。誰でも簡単に儲かるものを知りたがる訳ですが、そ
んなに簡単に儲かるものが分かれば苦労は無いです(汗)。

 ご参考の一助に、若者へ話したことの概略だけでも書いてみます。
 億近をご覧いただいている中にも初心者の方はいらっしゃるでしょうから。


 「投資の基本は、成長する市場、または成長すると思われる対象に投資する
こと」

 これだけです。

 上記の観点から、彼らには様々な過去の投資や環境・背景などを説明した上
で、下記の方針に従って投資商品を選ぶように伝えています。
 若い方には少額積立が入り易いし安全ですので、まずはイデコで、次に積立
NISAで投資を始めるようお勧めしています。

1)成長しない国あるいは通貨には投資しないこと=つまり日本円の投資が外
  れます
2)人口構成で若年層が多い国、または組織に投資すること=古い会社は外れ
  ます
3)現在の景気が下り坂の途上と考えれば、債券への配分を増やすこと
4)いい加減景気が悪くなったら、株式や不動産への配分を増やすこと
5)日本円で収入を得ている日本人なら、海外の成長市場を探して投資すること

 インデックスでいいですから、

 a)広く海外の株式に投資するファンド
 b)海外の債券に投資するファンド
 c)成長を期待できる新興国市場に投資するファンド
 e)海外のREIT・・・

この辺りを中心にして、時々の経済・市場環境を分析して、中長期的な観点で
配分を決めて投資すれば良いだけです。配分の変更は数年単位でOK。

 マクロ市場分析はプロのコメントを参考にして、上記のような手間のかから
ない方法で投資するようお伝えしています。10年も続ければ立派な投資にな
ります。


 反対に、何処かの金融機関が積極的に勧めてくれる、中身が良く理解できず、
仕組みが複雑な商品に手を出してはダメと言っています。そんなものを買って
いてはお金は増えませんし減るばかりです・・・と(笑)。


 昨年下期からは証券も銀行も郵便局も、何処の金融機関も収益が低迷してい
ます。故に実際にはコスト高によりリターンが低くなり易い外貨建て商品や保
険、EB債などの仕組債の販売に注力していますから、注意しましょう。

 かんぽ生命の不適切営業に至っては、この21世紀になってさえまだそんな
ことしていたのか?と、呆れるほど原始的な悪質営業をしていました。組織ぐ
るみと言われても申し開き出来ません。



 今朝はヤフーによるZOZO買収のニュースに驚きました。
 これはヤフーにとり、ちょっと高い買い物になってしまうのでは?と危惧し
ます。が・・・、孫社長がみずほFGに数十億円の手数料をあげる(恩を売る)
ためのディールなのかな?とも感じました。
 ソフトバンクGからみたら曾孫上場会社になりますが、数十億円などSBG
にとっては僅かな額です。孫社長はディール巧者ですね(^^)


(街のコンサルタント)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び
調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/stuweawesl
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!


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■ お知らせ ■


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 先般お知らせいたしましたとおり、石川臨太郎氏は旅立たれましたが、氏の
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◆コラム「億近クラシックス2004:投資アイデアの創出 その3
     CES ラスベガスより(家電ショー)」

※このコラムは、2004年1月に掲載されたものです。
 当時の経済的背景に基づいていますので、ご留意の上お読み下さい。


 2004年1月8・9日と野村證券さんのお誘いがあり、ラスベガスのCE
Sという家電の展示会に参加しました。2000社を超える展示があり、盛況
でした。わたしは、野村證券主催のツアーに参加しました。ご関係者の方々、
その節は、大変お世話になりました。あらためて、御礼申し上げます。


 ショーでは、たくさんのフラットパネルが展示されていました。
 PDP、LCD、プロジェクションTVなどが競い合っていました。


■大きな市場が創出されつつある■

 フラットパネル市場は、大きな市場になるでしょう。
 各企業のプレゼンテーションを聞くと、去年の2倍とか3倍の数量を期待し
ているところが多く、非常に明るいムードに包まれていました。
 数量が年で2倍3倍になり、数年先には5倍とか10倍という市場が現れる
という期待が高まっています。テレビのメーカーだけではなく、PCメーカー
も同様に恩恵を受けるということを前号では書きました。


■画質の向上、画面の大型化、スペースの節約■

 CRT(ブラウン管)にないフラットパネルならではの特徴があります。
 消費者にとっては、フラットTVは、高い画質やおおきな画面だけではなく、
省スペースをも実現するからです。それが消費者を刺激している面があるかも
しれません。特に、省スペースは、東京やNYでは大きな要素になります。
 たとえば、NYでは、20平米程度のアパートが3000万円程度すること
もあります。そのため、部屋に大型のCRTを置くことは、スペースの関係上
も無理がありました。その上、大きなCRTを至近距離で見るのは目が疲れま
す。

 ところが、フラットパネルの場合、数十センチほど、余分に距離がとれるこ
とで、大きな画面を見れるようになります。20平米のうち、1平米のスペー
スが節約できれば、それだけで数十万円のコストカットになります。

 同じ事が80平米程度のマンションにもいえます。
 20平米のリビングルームで壁掛け大型TVを見ることは、多分、22平米
のリビングでCRTを見ることと同じ感覚かもしれません。部屋が広く、画面
が大きくなることは、コストに直せば30万円程度の意味は十分あるといえる
でしょう。

 フラットTVの本源的な価値には、CRTを置き換えることによる土地の値
段も含めると、ユーザーのニーズは極めて強いといわざるをえません。

 高画質は、デジタル放送が始まり、米国でも多数を占めるケーブル放送がデ
ジタル対応が始まりつつあるので、消費者は高画質を楽しむ素地が出来つつあ
ります。

 CRT(ブラウン管)では、37インチ以上の画面は難しいといわれている
ようですが、展示会では、80インチのプラズマや57インチの液晶がありま
した。
 CRTでは実現できない大きさが可能になったのです。

 これは、材料メーカーにもよいことで、たとえば、半導体などは、年々、同
じ機能であればチップサイズが小さくなるので、材料メーカーは苦労します。
 しかし、フラットパネルの場合は、年々、サイズが大きくなるので、より多
くの材料を使うことになります。メーカーにとって、材料費は大きな問題にな
るでしょう。


■パネルの供給(サプライ)のボトルネック −液晶TVの場合■

 液晶の場合、シャープの第6世代のガラスサイズは32インチのパネルが8
枚とれるということですが、通常の第4世代の場合、1枚のガラスから取れる
枚数はぐっと少なくて2枚程度と聞いています。これが15インチのPCモニ
ターであれば、やはり8枚程度は取れるわけですから、大きなサイズに移行す
れば、必然とパネルの生産能力が落ちてしまいます。そこで、パネルメーカー
は大きな工場を建てて、どんどん大きな基盤で生産しなければ需要を満たせな
いと考えています。その全部の計画をまじめに供給の要素にするとかなりのサ
プライになります。一部の方は、それを見て、価格の急激な低下が与える悪影
響を今から心配しています。ただ、大きな工場は、動き出したばかりですから、
わたしは、心配をするのは、まだ先ではないかと思っています。先ほど述べた
ように潜在的な需要も強いということもありますが。

 一枚のガラスから少ない枚数のパネルしか出来ないことは、歩留まりにも悪
影響を及ぼします。たとえば、ガラスのある一部だけが欠陥がある場合、8枚
取りならば、1枚がだめになるだけですが、2枚取りならば、貴重な2枚のう
ちの1枚が駄目になってしまい、歩留まりは急低下します。下記の式からは、
パネルメーカーは、ガラス基板を大きくすることで、取れ数と歩留まりの両者
を一度に高める戦略をとるのは当然のことであることがわかります。

 パネルの供給数 = 1)パネルのガラス1枚からの取れ数×2)歩留まり
 1)は基盤の大きさ÷パネルの大きさという割り算
 2)は欠陥の数と重度と分散の状況によります。

 ただ、パネルの取れ数を多くすることで、致命的欠陥による歩留まりの低下
を避けることができるはずです。

 ただし、2)は、それぞれのパネルメーカーの腕の違い、プロセス技術の違
いによって差が出てくるものです。

 液晶TVの供給数量は1)と2)の掛け算ですから、取れ数が半分になり、
歩留まりが半分になると、供給数量はわずか25%になります。そこで、でき
るだけ多くの取れ数がとれる超大型ガラスを導入して、歩留まりの低下を防ご
うという戦略をパネルメーカーはとることになりました。ところが、大きなガ
ラスを扱うこと自体が起こす固有の問題が新たに生じてしまいました。それで、
大きなガラスサイズを使っても、なかなか歩留まりが上がらないという問題に
パネルメーカーは直面しています。


■フラッシュメモリーカードとHDDカード■

 松下によるSDカードの宣伝は面白いものがありました。
 MPEG4カムコーダー。名刺のようなサイズで、動画が録画ができる。テ
ープやDVDで録画するのではないため、小型化ができ、デザインがよく、軽
量化と低消費電力を実現していました。SDのスロットをPDPやLCDテレ
ビに搭載して、カードを通して、動画を面倒な接続なしに、TVから再生でき
るもので、面白いと感じました。

 松下では、現在、1GBのフラッシュメモリーカード(SDカード)を実現。
 来年2005年には4GBのSDカードを市場投入、2006年ごろ、32
GBを投入意向。
 フラッシュメモリーの問題はコストのみです。

 究極的には、HDDがないノートPCも可能です。2006年ごろには、フ
ラッシュメモリーでHDDの機能を代替した製品が投入されるかもしれません。
 HDDがなければ、バッテリーが今よりは1時間は長持ちするのではないで
しょうか。現状で3時間のものが、HDDを省くことで、4時間になります。
さらに、すべてをネットワークで処理するようになれば、DVDやCDさえも
不要になります。そうなれば、さらに1時間はバッテリーが長持ちするように
なります。電池の容量やPCチップセットの低消費電力化が進めば、20時間、
30時間のバッテリーが現状の電池でも可能になるのかもしれません。持ち運
びも楽になります。そして、落とすと壊れてしまうHDDと比べると耐久性も
上です。

 ところが、HDD陣営も、1インチという超小型HDDで4〜5GBクラス
を投入しています。これが米国で大ヒットしました。アップルの製品(iPo
d)ですが、たくさんの楽曲をHDDにダウンロードして、MDのように聞く
わけです。HDDカードも今、急激に拡大している市場です。

 DVDやMDも負けていません。DVDレコーダーはもっとも話題性の高い
製品のひとつです。MDでは30時間録音できるものなどが発表されています。

 長い目で見れば、フラッシュメモリーの優位性は動きませんが、HDDも据
え置きのセットではしぶとく生き残るでしょう。
 そして、友人へのプレゼントや自分のライブラリーとしては、DVDやMD
はしぶとく生き残るかもしれません。

1)据え置き型の製品→HDD
2)ポータブルな製品→フラッシュ
3)他人へのプレゼントや配布や自己ライブラリー向け→DVD、MD
という感じですみわけが進むのではないでしょうか。


アイデア1)

「フラッシュメモリーの普及。多くのカムコーダー、ノートPCでモーター機
能が省かれる。録画などをチップで行う。」

[候補]
 SDカードの松下など、カードメーカー
 フラッシュメモリーの半導体メーカー
 NANDフラッシュ:東芝、三星
 ANDフラッシュ :ルネサス

[取材]
 投資家の質問:SDカードは儲かるのか?
 松下の回答:儲かる。規格を提唱している。ライセンス・ロイヤリティが入
 る。不正コピーなどの防止などの対策がしっかりしているため、特別なフォ
 ーマットが使われている。ドライバーからの書き込み方などに工夫があるた
 め、トレードシークレット+IP(知的財産)で差別化ができる。

[示唆]
 ★半導体の微細化による低コストが進む→製造装置
 ★設備増強 →半導体の製造装置

 さらに、フラッシュは、DRAMに代わって、テクノロジーを引っ張ってい
くドライバーになっています。なぜならば、セルというメモリーの最小単位の
構成がより単純だからです。DRAMにはキャパシターという電荷保存のため
の容量が必要になり、容量は面積と絶縁膜厚に比例するので、微細化に限界が
あるのではないでしょうか。
 キャパシターを使わないフラッシュメモリーでは、そのようなキャパシター
面積の制約を受けません。しかし、フラッシュは、その内部で、書き込み電圧
が比較的高いために、DRAMに比べると圧倒的にトランジスタの種類が多く
なってしまいます。電荷を閉じ込めたり、高い電圧に破壊されないために、膜
はある程度の厚さを保たなければなりません。そこで、デザイン上の制約は、
膜と比較的高い電圧を扱う(大きな)トランジスターということになります。
微細化とは、低電圧を扱うことですから、微細をしながら、大電圧をこなすと
いう難しさが出てくるのです。

 DRAMの場合は、キャパシタに電荷のあるなしで、0と1のデジタルを達
成します。ところが、キャパシタの大きさが電荷をとどまる時間を制約してい
ます。キャパシタを小さくすると、電荷はより短い時間しかキャパシタ内に留
まれないため、リフレッシュの電圧をかけ続けています。いわば、電荷の状態
としては、安定的でないわけです。

 しかし、フラッシュの場合は、膜の内部に電荷を流し込み、閉じ込めるだけ
ですから、キャパシタほどの面積を食いません。また、流し込む電荷の量を制
御することで0か1かだけではなくて、8つや16個の段階に細かくコントロ
ールすることで、多値メモリーという荒業ができるかもしれません。この多値
が達成できると、容量は飛躍的に増えるはずです。実用化はまだされていませ
ん。

 フラッシュの拡大で恩恵を受けるのは、多数ありますが、アドバンなどのテ
スターが面白いのではないかなとふと思いました。なぜなら、DRAMと違い、
フラッシュは、一時的な格納庫ではなくて、消えてはならないものを扱う場合
もあるからです。
 そうなると、テストを入念にしなければならないのではないでしょうか。た
だでさえそうなのに、多値になれば、テストの負担は圧倒的に増加するのでは
ないでしょうか。

⇒ところが、株価は、すでに高い!!!


アイデア2)

「メモリーカードとしてのHDDのさらなる拡大」
「HOYAなどのガラス基板、日本電産などのモーター、TDKなどの磁気ヘ
ッド、NOKなどのフレク基盤など、HDD関連銘柄への影響の試算」


アイデア3)

 モーターが不要になってくると、ダメージを受ける会社もある。
 ローム(ドライバーIC)、マブチ、日本電産、ホール素子関連など。

 モーターは一方で自動車などを中心に搭載個数が増えている分野もあります。
 総合的に考えて結論を出す必要があります。



 自分のアイデアは、無知による一方的な思い込みの部分があるものです。
 わたしのアイデアも取材を重ねなければ、このままではピント外れのはずで
す。

 そして、取材をして、さらに分析を深めていくという手順をとるわけです。


■アイデアの増幅とアイデアの進化の過程■

 1)アイデア→2)取材→3)取材からさらに新しいアイデアやより洗練さ
れたアイデアが生まれる→4)取材→ 〜中略〜→ 結論

 このように、取材から、さらに新しいアイデアが生まれることも多く、取材
は株式投資にとって欠かせない手順のひとつになっています。

 なぜなれば、取材によって、誰から基幹部品を買っているか、誰が競合相手
なのかを知ることができ、新しい名前の数だけ、アイデアが増えてしまうから
です。

 取材→アイデア。アイデア→取材。
 このように、アイデアは、形を変えて進化して、最終的に、株式投資の結論
を導くことになるのです。

 アイデアは、取材という触媒を通して、増幅され、取材というフィルターを
通して、さらに洗練され、進化していきます。
 たくさんのアイデアが生まれ、死んでいきます。
 生き残ったアイデアから、さらにたくさんのアイデアが生まれ、そして、多
くは死んでいくのです。
 生き残るアイデアの数は、あなたの資金力や運用方針によります。
 1銘柄しか投資できないのであれば、100の最終的な結論や投資判断が出
来ても、99の結論は無駄になります。ですから、資金量が多くなれば多くな
るほど、アイデアの数が重要になります。

 そういう理由で、機関投資家といわれる大きな投資家は、何人ものアナリス
トを雇って、調査チームを設置して、取材を毎日のように行っているのです。


 前回は、アイデアは、知識量に比例するといいました。

 そして、今回は、アイデアは、取材量に比例すると書きました。

 アイデアの数は、単純な知識量×取材時間に比例します。
 そして、アイデアの質は、理解力と関連する専門知識によるのです。

 アイデアの創出は、知識と取材(=フットワーク)によるということです。
 また、取材を通して、知識が習得できるという関係にも成り立ちます。

 取材を通して、理解を深める。それがまた、アイデアの源泉になる。
 そういう増殖過程を繰り返して、アナリスト経験という経済価値が高まって
いくのです。

(つづく)


山本 潤
スロー・インベストメント2004
〜ゆっくり考え ゆったり投資〜

このコンテンツは、特定の銘柄を推奨するものではありません。アイデアとい
うものは、単なる思い付きの部分も多く、投資判断を導くには未成熟・不十分
・不正確なものです。ここで紹介しているようなレベルのアイデアでは、投資
の役には立ちません。内容についても、関係者との立ち話が中心なので、わた
しの取り間違いや聞き違いも含まれているかもしれません。内容の正確さを保
証するものではありません。


===================================


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りになっております。現在、2005年1月分まで掲載しておりますが、順次
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