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投資情報メールマガジン 2019/09/05号
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:街のコンサルタント&山本潤)
◆コラム「年金作り」:街のコンサルタント
◆コラム「億近クラシックス2004:投資アイデアの創出 その2」:山本潤
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■ お知らせ ■
★本日24時申込〆切!!9/8、2本立てイベント同日開催!!★
「石川臨太郎追悼企画 新刊資産を作る投資と遺す投資出版記念座談会」
「山本潤監修 グロース銘柄発掘隊の銘柄研究発表会」
第1部:石川臨太郎新刊「資産を作る投資と遺す投資」出版記念座談会
7月に上梓された故石川臨太郎氏の新刊「資産を作るための株式投資 資産
を遺すための株式投資」出版を記念して、座談会を行います。
石川臨太郎氏とゆかりの深い2名に加え、石川臨太郎研究のエキスパートの
シークレットゲストも参加予定です。
新刊のエッセンスと登壇者による多面的に評価した事柄などを解説します。
投資初心者からベテランまで全ての投資家へ示唆に富んだ内容です。
登壇者:山本潤(ダイヤモンドファイナンシャルリサーチ運用者)
松田憲明(イノベーターズ・フォーラム理事長)
シークレットゲスト(お楽しみに!)
第2部:山本潤監修 グロース銘柄発掘隊の銘柄研究発表会
4月から配信開始した成長株発掘&深掘り調査分析レポート「グロース銘柄
発掘隊」の客員アナリストと監修の山本潤氏が、現在調査している銘柄を公
開発表します。
どのような企業がどのように分析されているか、生の声が聞けるチャンスで
す。
登壇者:山本潤(ダイヤモンドファイナンシャルリサーチ運用者)
客員アナリスト複数名
さらに質疑応答がありますので、ぜひ質問をぶつけて下さい。
事前質問も歓迎です。申込フォームからお寄せ下さい。
日時:9月8日(日) 13:30〜16:45
第1部 13:30〜
第2部 14:30〜
場所:東京都渋谷区
(お申込後に場所詳細をお伝えします)
参加費:2,000円(税込)
※別途懇親会あります。登壇者や参加者同士の交流をお楽しみ下さい。
17:00〜19:00
参加費3,000円
申込フォームにて参加をお知らせ下さい。
お申込はこちら ⇒ http://bit.ly/ringrowth
主催:NPO法人イノベーターズフォーラム
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◆コラム「年金作り」
先日、役所から実家の母宛てに「プレミアム付商品券 購入・使用について
のご案内」と言う封書が届いていました。
使用手続を簡単に説明すると次のようになります。
まず同封された交付申請書に必要事項を記入し役所に郵送
→ 2ヵ月後くらいに購入引換券が送られてくる
→ 引換券を役所または主要郵便局へ持参し商品券を購入。一回分4,000
円で5,000円分の商品券を購入できる。
これを5回まで、つまり計20,000円で25,000円分購入できる。
そして使える店は引換券送付時に同封される冊子を参照・・・というもので
す。
も〜、どえらく面倒臭く、且つ前時代的な手続きが必要な「本当に弱者保護
?」のための消費増税対策だそうです。
80代半ばの母は面倒故に、私に「頼むよ!」とそっくり渡してくるし、そ
もそも説明書やら申請書を作成して対象者全員に郵送して、役所は返ってきた
申請書を手作業で確認して引換券を郵送し、今度は窓口で引換券を確認して
4,000円を受取って5,000円分の商品券を販売して、これを5回繰り
返し、そして購入した人は利用出来る商店を冊子で調べて・・・と言う訳です
が、対象者一人当たり最大5,000円分お得になる商品券を配るまでに、ど
れほどの無駄が発生するのか?・・・想像を絶します。
選挙対策用に公明党が要望していた、如何にも「消費税対策をやりました!」
パフォーマンスを実行するために、これほどの時間とコストを掛け、余計な役
所仕事を増やしてまでやるべき事なのか?
百歩譲っても、最初から対象者に5,000円ずつ配りゃいいじゃないか、
と考えるのは私だけでしょうか?
小売業界を混乱させる軽減税率も含めて、このIT花盛りの時代に、政治パ
フォーマンスの為に発生する無駄!無駄!無駄!!!
仕事が増えた地元印刷業者など(後援会)は喜んでいるのか?
仕事が増える非正規の役所職員は悲鳴を上げているのではないでしょうか。
無駄規制と無駄仕事で、時間と人的資源を浪費し続ける日本!(涙)
まいど前振りが長くて済みません。
本題です。
やはり昨年の1月と10月に24,000円を超えたところがダブルトップ
だったのかなぁ〜?と考える今日この頃です。
そこで・・・、昨年10月初旬に書いたメルマガを読み返してみましたが、
9月中旬からの急な買いがショートカバーだったのではないか?とか、800
ドルもの下げは注意が必要と言った、マーケットを心配する記述が並んでいま
した。
相場が妙に強くなった時には何となく不安になるものです。
2017年後半の上昇相場に勢いがありましたし、昨年は(俗に言う)過剰
流動性による需給相場の様相もありましたから。
その一方で、「日経平均株価で20,000円辺りはPBR1倍の水準だか
ら割安だ」と言う見方をもとに、今年末には24,000円と言う識者もいら
っしゃいます。
確かにバリュエーション上は割安ですが、このPBR1倍(解散価値)レベ
ルでも投資家の参加は少なく、先日聞いた話では、個人投資家(特に信用取引
をしているセミプロ)は4月と8月の2度の下落で青息吐息になっているとの
事です。
解散価値レベルの(本来なら割安な)市場で、年初から14%上がり、その
後4月と8月に2度ほど8%の下落があっただけで国内投資家が青息吐息にな
ってしまう市場とは、これはもう参加する意義があるのか?と感じてしまいま
す(苦笑)。
外人投資家(特に短期資金)や相場操縦をする投機筋の動向次第で業績に関
係無く激しく上下し、中長期の企業成長の果実を得ることが難しく、且つ自主
性が無く米国市場の動向に一喜一憂する市場では、年金作りには余りにも頼り
ない市場です。
イデコにしてもNISAにしても、日本株市場を中心にして投資をしてはい
けないのではないか?と・・・誰でも感じるはずです。
ここは一度立ち止まって、何故にこんなに情けない株式市場なのか?
他に(年金作りのために)良い市場は無いのか?
・・・を考える良い機会かと思います。
次回は先日相談を受けた、若い方への運用のお話を書いてみようと思います。
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び
調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
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先般お知らせいたしましたとおり、石川臨太郎氏は旅立たれましたが、氏の
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◆コラム「億近クラシックス2004:投資アイデアの創出 その2」
※このコラムは、2004年1月に掲載されたものです。
当時の経済的背景に基づいていますので、ご留意の上お読み下さい。
スローガン〜ゆっくり考え ゆったり投資〜
本日の内容
■プロセス1 アイデア■
■プロセス2 取材■
■プロセス3 結論 1)■
■プロセス4 結論 2)■
■まとめ1 アイデア→取材→結論■
■まとめ2 株式投資の基礎学力■
■プロセス1 アイデア■
前号では、日経エレクトロニクス(以下NE)を読んで、気が付いたアイデ
アを実例として列挙しました(前号を参照してください)。
⇒ http://okuchika.net/?eid=8652
良質な雑誌には、最新の業界動向や技術動向、そして、注目されるトピック
が満載されており、株式の投資のアイデアの有効な源泉になるものです。
!→良質の業界雑誌は、よいアイデア源になる
前号のアイデアのひとつは、パーソナル・コンピューターの大手、デル・コ
ンピューターが液晶テレビなどのフラットパネルTVへ意欲を持って参入して
くることです。そこで問題になるのが画質が十分かどうかということでした。
PCモニターとTVは違うプロダクトだからです。NEでは、画像処理やビデ
オ信号処理をPIXCEL WORKS(ピクセルワークス、以下、PWと略)
などの海外の画像ICメーカーを取り上げていました。彼らがデルに提供して
いる画像技術の善し悪しが今後の鍵を握るだろうということが前号で紹介した
NEにありました。
ここでのアイデアは、こうです。
アイデア
!→PCメーカーとして大成功を収めたデルが、テレビメーカーとしても成功
を収めることができるなら、デルは「買い」かもしれない。しかし、画質など
は十分なのだろうか。
■プロセス2 取材■
アイデアを確かめるために、取材をします。
わたしは、直接、PWの方に取材しました。たまたま、ラスベガズの2004
年の家電ショウ(CES)に参加しました。そこにいたPWのエンジニアをた
またま話をすることができました。日本でもシーテックやいろいろなショウが
開かれます。そういうところで、取材するのは有効な手段です。また、PWへ
直接電話して、聞いてもいいでしょう。そういうとき、英語が問題になります
が、もし、日本に事務所があるなら、日本の事務所に日本語で電話をかけてみ
るのもいいかもしれません。
PWには偶然出くわしました。驚いたことに、彼らは、CESの台湾や中国
のパネルメーカーのブースを回っていました。特にいい絵を出しているアジア
メーカーに声をかけていました。わたしは、いい絵の出せるアジア企業には本
当に興味がありました。いわば、同じ興味を持ってCESに参加していたので
す。技術を持ったアジア企業はあまりいません。しかし、たまたまSKYWO
RTHというHKの企業(経営者や技術者は松下出身の方です)は、日本やオ
ランダの技術を受け継いでいましたので、いい絵を出していました。そのブー
スを取材していたら、ばったりとPWのエンジニアに鉢合わせました。すばら
しいことに、ブースには、SKYWORTHのCEOや工場長もいらっしゃっ
て、十分な取材をすることができました(ここでも松下の技術がアジアに流出
していることが確認できました)。
さて、PWは、なんとフィリップスやソニーへも画像エンジンを供給してい
るということです(もちろん、多くの機種の中の一部ではありますが)。
■プロセス3 結論 1)■
これを聞いて、フラットパネルの分野でデルは必ず成功できるだろうと確信
を持つことができました。TV信号処理や画像処理といっても、毎年、大きな
進歩のある分野です。PCメーカーやアジアメーカーが何を考えているのかを
知ることができたわけです。
さて、デルのCESのブースは、やりたいことがはっきりわかるよい展示で
した。30インチのLCDテレビが展示されていました。
→十分なブランドと販路を持つデルは有力なフラットTVメーカーとなり得る。
わたしは、今、米国の大学院で信号処理の授業を履修していましたからわか
るのですが、画像処理はもっとも人気のある講義のひとつなのです。多数のエ
ンジニアが毎年輩出されています。米国も負けず劣らず、ソフトウエア処理を
IC化することが得意な国です。日本が将来にわたって優位性を維持できるか
は予断を許さないところです。
■プロセス4 結論 2)■
多くの日本企業がすばらしい展示をしていました。画質に対するこだわりと
消費者が使いやすい操作性のよさが、日本企業の展示では目に付き、日本ブラ
ンドの評価の高さが確認できました。
ブランドやテクノロジー別にすみわけが上手くできています。
価格はブランドと画像などの品質に比例しています。
テクノロジーではPDP、液晶、プロジェクションTVともはっきりとしたす
みわけがあります。
株式投資では、どちらがいいかという議論をしがちですが、いまのところは、
誰が究極の勝者かをあえて決めてしまわないで、「フラットパネルは非常に大
きな市場になる。どの企業も勝てる可能性がある」というスタンスでよいのか
なという感触を得ました。
→大規模な市場が創出されるため、今回は、全員が勝利できる可能性がある。
■まとめ1 アイデア→取材→結論■
このように、雑誌からのアイデアをもとにして、取材を行い、あるいは、イ
ンターネットのサイトから情報を選び取り、分析して、結論を出すという作業
をすることで、株式投資の成功の確率を少しでも上げていく努力をするのです。
■まとめ2 株式投資の基礎学力■
ところが、アイデアを出す段階で、どうしても、必要な基礎的なロジックや
基礎的な知識が必要になります。
たとえば、今回の場合では、デルがどうして脅威になりえるのか(基本的に
個別の会社がなにをしているかという理解と知識)、あるいは、PWがどうし
て重要か(テレビという製品の理解やテクノロジーへの理解)、あるいは、ど
ういうメーカーが乱立しているのか(業界や製品市場に対する知識)。あるい
は、デルにとって、テレビはどの程度の業績へのインパクトがあるのかという
分析(財務分析)も必要です。
いつか、わたしは、新聞を読まないということを言っていました。しかし、
株式の初心者の段階では、わたしも、日経や日経産業などの業界新聞を読むこ
とで、どの企業がどんなことをしているのかという基礎的な学力を数年間かけ
てつけていったものです。ですから、効率的にアイデアを消化していく段階で
は、大変な記憶力が必要になります。思えば、英語を勉強するときには、少な
くとも1000や2000もの単語を暗記することは当然のことです。同じ事
が投資にもいえます。コード番号や銘柄名、セグメント、セクターなどがポン
ポンと出てくれば、当然、株同士の結びつきから、ひとつのアイデアが、10
や20の投資先の検討に結びつくことになるのです。
そういう意味では、アイデアは、記憶力や知識量に比例するということがい
えます。わたしは、多くのすぐれたファンドマネージャーを知っていますが、
彼らは例外なく実に多くの銘柄のことを知っているものです。
(つづく)
山本 潤 2004年スローガン
「〜ゆっくり考え ゆったり投資〜」
〜本レポートに関する重要な事項〜
本レポートは投資教育やイベント紹介などを目的に2004年01月12日に
執筆されたものです。本レポートは、個別株の売買などの投資決定を下す上で
の参考にはなりません。本レポートは、その正確性もしくは完全性などについ
ては保証するものではありません。本レポートで紹介した見解などが今後変化
したとしても、億の近道発行プロジェクトは、それを読者に通知する義務は負
いません。
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「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、2005年1月分まで掲載しておりますが、順次
過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まとめ読
みなどに是非ご利用下さい。
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編集者:億の近道発行プロジェクト
発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
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