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億の近道2019/06/18


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投資情報メールマガジン                   2019/06/18

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】

 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
      (本日の担当:山本潤&石川臨太郎&大原浩)


 ◆コラム「金融庁の報告書 老後に2000万円必要?」:山本潤
 ◆コラム「有料メルマガライブラリから(294)」:石川臨太
 ◆コラム「書評:量子コンピュータ 超並列計算のからくり」:大原浩


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■ お知らせ ■


■本日第13号配信!山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」


 待望の個人投資家向け高品質企業レポート、
 題して山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」。


【本日第13号レポート配信!!】

 今週掲載の銘柄は、ニッチ業界に特化し、シェアトップの製品を持つ、地方
発の好業績企業をピックアップ。
 国交省による省人化・無人化ニーズを追い風に、増収増益を予測。理論株価
は1.9倍と試算される、取り組みが報われるとおぼしき銘柄です。
深掘りレポートをぜひお読み下さい。

 金曜日までにお申込/ご入金の方は、この第13号レポートをお読みいただけ
 ます。


詳細はこちら ⇒ http://okuchika.net/?eid=8345


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◆コラム「金融庁の報告書」


■老後に2000万円必要?

 「年金だけでは生活に不自由します、2000万円の蓄えが必要です」
と金融庁の報告書が話題になっています。
 2000万円の蓄えがあれば月々の不足分5万円を30年で使い果たす前提
だそうで。

 死ぬまでにジワリジワリと預金を切り崩していく。
 かなりしょぼい老後をイメージさせる報告書となってしまいました。


 株式投資をしている人からみれば、なにもそんなに毎月、預金を切り崩さな
くてもよいことは一目瞭然。
 単に2000万円で6%の利回りリートを買えば年間120万円で月々10
万円になるので元本売る必要がないでしょう。

 いまでさえ年率5%の配当利回りゴロゴロしている中で、配当再投資すれば
確実に株数は増えていきます。
 株数は複利で増えるので三十年間で六倍に株数が増えると見なせます。

 利益を全部配当に回さないので、ROE(1−配当性向)で配当成長率がプ
ラスなら、その分は、キャピタルゲインとなるでしょう。
 これも5%あれば、30年で数倍になります。

 キャピタルゲインで五倍にインカムゲインで六倍になれば30年で30倍だ
から今から30年後の2000万円を目指して、今はたったの66万円だけ株
式投資をすれば良いということなんですが、それが期待値なんですね。


 たとえば、SUBARU、ソフトバンク通信子会社、JTとか出光とか四つ
の銘柄の平均利回りは6%程度ですね。
 配当成長率も平均すると6%程度ですから、三十年で三十六倍に資産は増え
るのです。
 いま、株を買って長期で保有し、途中の配当だけ再投資すればよかろうと思
うのですが。


 たしかに、この議論は、リスクがあります。
 第一、30年後に利回り5%のものがゴロゴロしているのかはわからないか
らです。
 たとえば、利回り5%のものがあまりなくて、3%のものしかなければ、
1200万円ではなくて、やはり2000万円は必要で、金融庁のいう通りや、
となるかもしれません。


 そうではないのです。

 利回りが低下するということはキャピタルゲインとなるので、購入資産が時
間とともに値上がりするのです。
 どちらにころんでも、株価が下がれば利回りがあがり、利回りが下がれば株
価が上がるので、問題にならないはずなのですが。


 それでも不確実な30倍よりも確実に毎月3万円貯金か積立しなさいよ!
というのが運用業界のアドバイスでしょう。

 わたしは、1000万円ぐらいで十分かなと思っております。


■長期デザインの優位性

 95才まで生きるとしたら、長期のデザインができるので、長期で設計をす
ればなんでも大丈夫です。楽観できますね。

 過去30年で上場株式の配当成長率は6%程度の平均値となっており、増配
と配当維持で8割〜9割のケースをしめます。
 減配となるケースはすくないのです。

 これは、経営者ががんばって配当を少なくとも維持、できればじわりじわり
と上げていくことを意識しているからです。

 そのために、安全弁としてのバッファを用意しています。
 それが配当性向というものです。
 配当性向は3割ぐらいしかないのです。
 利益が10あれば配当に回るのは3ぐらいです。
 となると、残りの7は将来のもしものために企業の内部に留保されるのです。
 それを何十年と繰り返しているうちに、もやは配当を下げる必要がないぐら
いの余裕のよっちゃんで現金がじゃぶじゃぶあるのがいまの上場企業なのです。

 その配当利回りが5%あり、内部留保率も5%もあるなら、あわせて10%
がリターンになるはず!

 この「なるはず!」が、「あーあ、なるはずだと思ったのになあ!」と投資
の失敗を懸念する方々がほとんどなのです。


 確かに、年間で何割も下がる株もありますので、そうした懸念はもっともな
のですが。
 ただ、短期でみればそうでも、長期でみればそうではないとわたしは思いま
すね。

 たとえば、TOPIXでも過去70年ぐらいでみれば年率7%ぐらいで上が
っていますし、過去10年でみてもそうです。
 銀座の一等地の値段は、150年で100万倍ぐらいになっておりますね。


 企業は永続するわけです。

 たとえば山手線があと1000年継続し、JR東日本が1%の配当を100
0年出せば受け取る配当は元本を大きく超えるのですが、懸念が大きすぎて、
または、命が短すぎて、そうは考えることができない人が多いのです。

 長期で見ればリターンは積み上がりそれは時間とともに比例して増えていく
のに、リスクとはいえば、上がったり下がったりの繰り返しの分だけ打ち消し
合います。
 ですので、一日で日経平均が3%も下がると大変なのですが、それが100
日間続いて300%下がるということは絶対にないのです。

 一方で、配当利回り5%が10年続けば、かならず50%分のリターンは得
られるので、それは時間に比例するのです。

 このリターンは比例するが、リスクは打ち消しあうということが長期では期
待できます。

 ですが、短期では期待薄なのです。
 世の中は超短期の人ばかりです。
 長期で自分の寿命の先まで考えている人はたったのひとりもいない、という
ことです。


■超短期のそのまた短期な機関投資家

 短期のオポチュニティを捉えるだけが投資だと思っているのは、嫌ですね。

 機関投資家にずっとがっかりしているのは、形式論ばかり先行して、ESG
もチェックシートでチェックできるようにしたり、議決権行使も閾値を定めて、
アルゴリズムを作成して、賛成反対を決めるなんて、なんて恐ろしくて、馬鹿
馬鹿しいことが横行していることです。

 思考停止です。

 経営者というエイジェンシーに委託して彼らが提案した議案をまずはしっか
りと理解して欲しいのに。

 企業にある現金は、適宜、その時に必要なステイクホルダーに使わなければ
企業は存続できないですよーー。
 顧客が苦境にあるときは顧客のためにキャッシュを使わなければならないし、
社員が疲弊しているなら社員にキャッシュを使わなければならないのは当然で
しょう。
 システムを安定させて、さあ、その後、どう投資をしていくか、という話で
すからね。
 アルゴリズムで決めないでほしいなあーーー。

 機関投資家はいまだにベータなど過去一年ぐらいのデータで計っているのだ
としたら、本当にやめて欲しいです。
 日次のデータを年率化するのは意味がまったくないのです。

 数十年という長い営みだって、50年と言われる企業経営の単位だって、景
気の波や苦境や危機を何回も乗り越え、良い時も、悪い時も、全て勘案しなけ
ればならないのですよ。

 ならば、ベータの計算は100年単位で行うべきだ。
 それが投資のリスクでしょう。

 費用をかけて売上をあげる、そのターゲット、利用できる資源は概ねアクセ
スできますよね。

 だから、企業とは、集団で戦う集団であり、いかにチームワークよく長期的
に戦い抜くか。

 日次のデータを運用に使わないで!!と思う今日この頃。


 友達のファンドマネジャーのMさんが、唯一、10年で投資といって頑張っ
ています。10年で10倍以上を目指されています。

 わたしも、10年単位で考え、次の10年とその次の10年に向けて後継者
を育てている最中です。
 30年では1000倍になる予定なのですが。
 どうなることやら。

 わたしは月次のデータを年次に変えているのですが、年次データだけでいい
かなと最近思っております。


リンクスリサーチ
山本 潤


NPOイノベーターズフォーラム理事。
メルマガ「億の近道」執筆18年間継続。
1997−2003年年金運用の時代は1000億円の運用でフランク・ラッ
セル社調べ上位1%の成績を達成しました。
その後、2004年から2017年5月までの14年間、日本株ロング・ショ
ート戦略ファンドマネジャー。
コロンビア大学大学院修了。
法哲学・電気工学・数学の3つの修士号を持っています。


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!

山本潤氏の過去コラム → http://okuchika.jugem.jp/?cid=6

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■山本潤無料セミナー「株の長期投資で資産を着実に増やす無料セミナー」の
 ご案内

 =ダイヤモンド・ファイナンシャル・リサーチ主催の無料セミナー=

 ダイヤモンドによる、山本潤氏の第2回無料セミナーです。
 今回は、日本株発掘の手法と長期で資産を増やすための株の探し方、ポート
フォリオの組み方について解説します。


■セミナー開催概要
・開催日時:2019年6月30日(日)14:00〜16:30
(開場・受付 13:30〜)
・講師:山本潤
・参加費:無料
・場所:ダイヤモンド社9階会議室
 東京都渋谷区神宮前6−12−17 ダイヤモンドビル

※本セミナー内でメルマガ「山本潤の超成長株投資の真髄」の宣伝・勧誘を行
 なう場合があります。

詳細、お申込はこちら(ダイヤモンドのサイトへ移動します)

 ⇒ https://zai.diamond.jp/list/ztmail/kabuyamamoto


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■ お知らせ ■


【まもなく申込〆切!】株式投資に活用!知財情報活用セミナー

テーマ「医療機器・バイオテクノロジー」


 知財(特許)調査を活用して、株式投資に役立てる、知財活用セミナーの第4
回です。

 今回もたっぷり1日の内容で、最新の医療・バイオ事情から特許情報の読み
方、株式投資への具体的応用手法の講習や、グループ演習、充実の質疑応答で、
理解向上と習得を目指します。

 内容濃く、習熟を目指して少人数制にて開催。

★あと残り3名枠です★


 満席になり次第、募集終了しますのでお早めに!


日時:2019年6月22日(土曜日)
   午前9時20分〜午後4時

場所:東京都中央区

発表者:楠浦崇央氏(発明塾 塾長)
    村上次郎氏(元大手メーカー研究者・特許先行調査業務従事中)
進行: 山本潤氏(元ヘッジファンドアナリスト・特許活用投資のプロ)

主催:株式会社 リンクス リサーチ/TechnoProducer 株式会社

詳細、お申込はこちら ⇒ https://www.kokuchpro.com/event/tizai_4th/


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◆コラム「有料メルマガライブラリから(294)」


 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライ
ブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致し
ないことを予めご了承下さい。


=コラム「強いファンダメンタルズの企業を選び押し目買いを狙う」=
 (有料メルマガ第436回・2017/6/13配信号)

※2017年6月現在の内容です。留意してお読み下さい。

(前略)


 私が自分の株のポートフォリオに入れる銘柄に関しては、短期戦に向いてい
る銘柄から長期戦を意識した銘柄にシフトする形で、ポートフォリオの守りを
強めています。


〇短期戦銘柄か長期戦銘柄か。

 一番良いのは短期でも長期でも有望な銘柄だと思いますが、そのように都合
の良い株はなかなか見つからないので、どちらかにウェートを置いてポートフ
ォリオを再構築しています。

 その株に投資する理由はいろいろあります。私も優待族ですが、優待族とし
て考えると年間に確保する優待の数を増やしたい。資金は限られるので上手に
優待を確保したら、利喰いして他の優待銘柄に投資する。それで獲得する優待
の数を増やす。

 だから、どちらかといえば、なるべく短い投資期間を想定して、なるべく効
率的になるように投資して短い期間に配当や優待をゲットして、おまけにキャ
ピタル・ゲイン(値上がり益)までいただいて、さっさと勝ち逃げするという
作戦を取ることも良くあります。優待族の中には信用取引まで利用して優待タ
ダ取りで優待数を増やすことを狙う人も多いです。

 しかし優待取りの短期戦を繰り返すと、自分の資産を大きく成長させていく
ための有望な企業の株を少しの利益で手放して、次の年にまた同じ企業の優待
を取るためには、売った値段より高く買戻し、また少し儲けて売るようなこと
になります。

 こんなことを繰り返すと数年で数倍に上がる株の、値上がり益のほんの一部
をカジるだけで、本当に大きな値上がり益を取りそこなうことにもなりかねま
せん。そう考えて私は魅力のある、絶対欲しい優待銘柄は売り買いしないで、
黙ってホールドするようになりました。


 例えばNSD(9759)の例を取り上げます。
 私はNSDを優待欲しさに、つまり優待の魅力だけで5年以上もホールドし
たままにしています。
 5年前(2012年2月3日)の終値は644円でした。その後無償増資を
行って1株⇒1.1株になっているので株価を調整すると586円です。

 このNSDの株価は、現在は2000円を超えてきました。
 6月9日の終値は2040円です。

 余談ですが、NSDのように株数を増やしても投資期間が長くなっても貰え
る優待が増えていく優待株では、貰える優待を増やすだけの目的で、持ち株数
を増やす投資作戦も成功することがあります。

 私は今年の3月の配当のみの権利日の前後で、100株ずつNSDの株を買
い増して、9月に200株の優待(⇒3年以上で4000円のカタログギフト)
を取るという欲張り作戦を実行してみました。

 NSDが有望なIoT銘柄だと感じたことも、このはしたない作戦を実行し
た理由です。

 NSDの3月の配当44円を取る分として、権利日前に1705円で100
株を買い増し、権利落ち後に1672円で100株買い増し、優待2口に関し
てランクアップしました。

 結果は運が良かったことが大きいのでしょうが、株価は2000円を突破し
て、もし売れば200株で6万円以上の利益になります。しかしNSDは過去
5年と同じように、今後の5年間も上げ続ける可能性が高いと感じている企業
なので、持ち続ける計画で臨んでいます。

NSDの優待のページ。
https://www.nsd.co.jp/ir/treat.html

※編集部注:NSDは、2019年6月18日現在終値3,180円となって
 おり、石川臨太郎氏の長期保有の判断が正しかったことになります。


 優待つまみ食い投資は損をすることも多いという話に戻します。
 NSDのような企業の株を優待だけを狙って9月前後だけで売り買いすると、
5年間で4倍になるような大きな利益を取りそこなうことになってしまいます。

 株式投資という経済戦争で大きな成果(⇔資産を増やす)という目的を達成
するためにも、個別の戦闘(=株の売買)で、勝利(=利益)を積み重ねてい
くことが必要になりますが、小さい勝利を積み重ねるよりも、長く寝かせて大
きく稼ぐ作戦は、実はとても有効な場合も多いです。

(後略)


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、
当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が
変化している可能性があります。)


★病気に負けるな石川臨太郎! 石川臨太郎応援企画 全12号一挙配信中♪★


【村田雅志の「石川臨太郎有料メルマガ生涯パートナー銘柄の研究」の研究】

 この応援企画(「生涯パートナー銘柄の研究」の研究)は、有料形式で計12
回のメルマガとしてご提供しています。
 2008年12月より10年間配信されていた有料メルマガ509回分全て
を分析し、研究いたします。それらに掲載された銘柄情報を中心に、傾向分析
や現在の評価などを加味して解説します。

村田氏の思いはこちらをお読み下さい
  ⇒ http://www.okuchika.net/?eid=8303

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●第4号(4/9配信号)より

 研究銘柄として取り上げられた250社(重複を除く)の中には、TOBな
どにより上場廃止となったものがいくつかあります。その数は、なんと22社。
研究銘柄の約9%が、研究銘柄として取り上げられた後に上場廃止となってい
ます。
(中略)
 ご覧のとおり、上場廃止となった研究銘柄の多く(22社中16社)は、
2009年から11年の間に研究銘柄として取り上げられています。
 この期間は、世界的に景気が軟調で、いわゆるアベノミクス相場の前でもあ
りました。このためか、この時期に選ばれた研究銘柄の多くは、いわゆる割安
銘柄であり、結果としてTOBやMBOのターゲットになったと思われます。

 興味深いのは、上場廃止となった研究銘柄のほとんどが、石川さんがメルマ
ガで取り上げてから2〜3年経過していることです。このため、現在から2〜
3年前に研究銘柄として取り上げられた研究銘柄は、もしかしたら、そろそろ
TOBなどで上場廃止になるかもしれません。

 そこで、ここでは次の基準に該当する企業を「上場廃止候補」研究銘柄とし
て取り上げてみました。
(後略)


●第6号(4/23配信号)より

 後ほど、「2)選んだ理由の箇条書き」を整理するとわかることですが、研
究銘柄を選び出す理由の多くは、いくつかの基準に基づいて優良とされるもの
を選び出す方法(いわゆるスクリーニング)です。このため、研究銘柄を選び
出すためのルール(のようなもの)がわかってしまえば、石川さんでなくても
誰もが研究銘柄を選び出すことができますし…
(中略)
 箇条書きは、銘柄にもよりますが、少なくとも3つの理由が示され、多いと
理由が9つくらいまで増えます。ただ、メルマガを確認すると、記載されてい
る理由は、概ね次のように整理することができます。
(後略)


●第11号(5/28配信)より

 K社の株価は、「生涯パートナー銘柄の研究」で初めて取り上げられた20
14年に15%、2015年に7%と、着実に上昇しましたが、2016年に
は10%以上の下落。ところが、2017年には45%も上昇しました。
 2018年に入っても、K社の株価上昇基調は変わらず、1月下旬には995
円まで上昇。しかし2月中旬には825円まで下落し、その後は800円台前
半でのもみ合いを続けます。
(中略)
 このように、石川さんはK社の事業価値や資産価値に自信を持っており、株
価下落に対して狼狽えることなく、むしろ割安感が増したと判断しています。
 その後、K社の株価は、石川さんの見立て通り、上昇基調を取り戻し、6月
には1,000円を超える水準に達しました。
(中略)
 仮にK社の時価総額が、同社が保有する金融資産と賃貸等不動産の含み益の
合計に近づくと想定すれば、K社の株価は67%程度の上値余地があることに
なります。
(後略)


●第12号(6/4配信)より

 今回は、最終回として、あらためて、石川臨太郎さん、とは何者?(笑)な
のかを整理したいと思います。
 今回の整理をきっかけに、読者の中から「第2の石川臨太郎」が生まれてく
れると(私としては)大変うれしいです。
(後略)



第1号目次
 ■有料メルマガで取り上げられた企業数
 ■メルマガで一番取り上げられた企業は?
 ■3回以上取り上げられた企業をすべて紹介

第2号目次
 ■石川さんは化学好き?〜研究銘柄を業種別にみる
 ■石川さんは意外と大企業嗜好?〜研究銘柄を市場別にみる
 ■石川さんは中型が好き?〜研究銘柄を時価総額別にみる

第3号目次
 ■生涯パートナーの絶対条件!〜研究銘柄を自己資本比率で整理する
 ■赤字企業は嫌い!〜研究銘柄をROEで整理する

第4号目次
 ■低利益率でも大丈夫?〜研究銘柄を営業利益率で整理する
 ■上場廃止銘柄を確認する

第5号目次
 ■まずは確認〜メルマガの構成
 ■研究銘柄の語り方
 ■創業時期などの沿革、事業の紹介
 ■株価や業績の変化

第6号目次
 ■研究銘柄の語り方
 ■「研究銘柄に選んだ理由」の構成
 ■常に現状をチェック〜研究銘柄として選んだ銘柄の最近の動向
 ■株価下落リスクを可能な限り避ける試み〜選んだ理由の箇条書き

第7号目次
 ■研究銘柄を分析する手順
 ■研究銘柄の資産価値の定義
 ■研究銘柄の資産価値と時価総額との比較
 ■研究銘柄の事業価値の計算方法
 ■研究銘柄の事業価値を定性的に考える

第8号目次
 ■コラムの内容を整理
 ■同じタイトルのコラムが続く
 ■石川さんと「メンタル」の関係
 ■石川さんが語る「夢」の効用
 ■儲けられない投資家

第9号目次
 ■石川さんが考えるインカムゲインの「あるべき姿」
 ■石川さんが考える「生涯パートナー銘柄」
 ■石川さんの投資哲学は戦闘?
 ■株式投資における戦略、戦術、戦闘力
 ■インカムゲインを一気に確保する戦闘

第10号目次
 ■前期(19年3月期)は25%の減益
 ■20年度からの3カ年の中期経営計画
 ■株価の推移と石川さんの見方(勝手な予想)
 ■石川さんの視点を使ってA社を分析する〜(1)割安度
 ■石川さんの視点を使ってA社を分析する〜(2)業績予想の保守性
 ■石川さんの視点を使ってA社を分析する〜(3)業績が伸びると増配
 ■A社のM&A戦略

第11号目次
 ■K社の事業内容
 ■株価の推移と石川さんの見方
 ■3期連続で最高益を更新
 ■石川さん好みの中期経営計画
 ■K社の資産価値
 ■K社の株主優待

最終号(第12号)目次
 ■石川臨太郎のメンタル
  ○個人投資家が身に着けるべきこと
  ○株式投資と自動車運転
  ○自分を知る
  ○過去から学ぶ
 ■石川臨太郎の投資哲学
  ○株式投資の目標
  ○責任を取る
  ○過去は変わる
  ○インカムゲインに対する考え方
  ○リスクに対する考え方
  ○石川さんが考える「生涯パートナー銘柄」
 ■石川臨太郎の投資手法
  ○研究銘柄の条件
  ○投資資金の上限
  ○株式投資=戦争
  ○株式投資における戦略、戦術、戦闘力
  ○企業の本質的な価値(資産価値と事業価値の合計)

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●申込要項

 これは全12回限定の企画です。
 お申し込みいただくと全てのコンテンツをお読みいただけます。

購読料:9,720円(税込)
    3月19日〜6月4日配信分(12回)


 お申込はこちら ⇒ https://goo.gl/xwdPn4


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■ お知らせ ■


【第2回大魔神氏注目銘柄セミナー+YEN蔵氏座談会開催!!】


 本年2月に開催し、大好評だった大魔神氏によるセミナーを開催します。
 また都合により実現できなかったYEN蔵氏との座談会も併せて行います。
 独特の相場観と投資スタイルを持つ大魔神氏の目線は、新たな発見をもたら
してくれるはずです。
 日経CNBCや各種セミナーで引っ張りだこのYEN蔵氏も、相場観やトレ
ード方法、銘柄ピックアップなどで大魔神氏と対談します。


[前回参加者の声(アンケートより)]
・今後の相場観、日経平均と225銘柄との関係性の話が面白かった。
・初めて大魔神さんの講演を聴いたが大変分かりやすかった。
・自分のフォーカス外にあるセミナーには今後も参加したい。
・今まで何故と思っていたことを教えていただき大変勉強になった。

 ぜひご参加下さい。


■日時:2019年7月14日(日)13:30〜16:45

 ●セミナー内容 13:30〜14:30(60分)
  1.現状のマーケット概況と評価
  2.今注目する投資テーマ・銘柄
  ※内容は変更することがあります。

 ●座談会内容 14:40〜16:40(120分・休憩込み)
  1.[短期目線]寄り付き前の準備と寄り付き後のトレードの仕方
  2.[中期目線]現状のマーケットでの銘柄の発掘方法
  3.質疑応答
  ※内容は変更することがあります。

■場所:東京都渋谷区

■受講料:7,000円(税込)
 ※セミナー終了後に懇親会があります。別途参加費が必要です。

■申込方法:以下のURLからお申し込み下さい。

 ⇒ http://bit.ly/2XTwChy

■注意事項:
 お申し込み後、ご入金頂いた受講料は当日遅刻及び欠席された場合でも
 原則として返金致しませんので、ご了承下さい。


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◆コラム「書評:量子コンピュータ 超並列計算のからくり」


書評:量子コンピュータ 超並列計算のからくり
   竹内繁樹 著、講談社ブルーバックス
   https://amzn.to/2In5yls


●コンピュータの歴史

 マスコミが騒ぐ先端技術のほとんどは眉唾ものである。
 常温超電導、常温核融合、空飛ぶ自動車、AIなど・・・詳しくは現代ビジ
ネスの2018年8月27日の記事
「騙されるな、空前の電気自動車(EV)ブームは空振りに終わる」
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57205?page=3 を参照いただきたい。

 量子コンピュータもその「空騒ぎ」の一つであると思われる。

 数学的に二進法を確立したのは17世紀のゴットフリート・ライプニッツで、
Explication de lArithmetique Binaireという論文も発表しているが、
現代コンピュータの理論的な歴史は少なくともそこまではさかのぼるであろう。

 現代の電気式コンピュータの基盤は、第2次世界大戦時、ドイツ軍の暗号エ
ニグマの解読に貢献し、映画の主人公にもなったアラン・チューリングがつく
ったといえる。

 1950年代初頭には、ユニバック(ユニシス)やIBMが電気式の大型コ
ンピュータを競って製造したが、現在のパソコン、モバイル全盛時代に突入す
るまでには半世紀以上かかっている。

 1950年代以前は、IBMが大きなシェアを占めていた「機械式コンピュ
ータ」が主に使われていた。ちなみに、ビルの一室もあるような巨大な当時の
電気式コンピュータの計算能力は、現在の電卓以下であり、アポロ計画に使わ
れた巨大なコンピュータも同様であった。

 だから、宇宙船の軌道修正の計算に何時間も何日もかかったのである・・・

 「機械式コンピュータ」は、穴の開いたパンチカードを差し入れて使うもの
だが、電子式と違って書き換えができないため、数理計算が多い保険会社など
では巨大なビルの数フロアーをパンチカードの保管庫に使っていたほどである。

 ちなみに、この機械式コンピュータが登場する以前は、主に女性の計算を専
門とする事務員を大量に雇っており、彼女たちが「コンピュータ」と呼ばれて
いたのである(語感からも分かるように、元々は職業を示す言葉であった)。

 つまり、現代の電気式コンピュータのルーツは数世紀前にあり、その後の発
展は、機械式、大型などいくつもの変遷を遂げてきたのである。


●本当に実用化できるのか?実用化の意味があるのか?

 まず、量子コンピュータに現在の電気式コンピュータをしのぐ性能があるの
かどうかが、マスコミの大げさな報道とは別に、疑問である。

 汎用性、一般性においては、将来的にも量子コンピュータが電気式コンピュ
ータをしのぐとは思えない。実際、パソコンやモバイルの実用性においては、
現在のコンピュータレベルで十分な気もする。少なくともコスト面で、量子コ
ンピュータが電気式コンピュータを超えることは考えにくい。もし超えるにし
ても、世紀をまたぐような話になるのでないか?

 また、よく取り上げられるセールスマン巡回問題のような特殊かつ膨大な量
の計算において、喧伝されているような効果が発揮できるのか疑問であるし、
そもそもそのような計算が早くできたとして、世の中がどれほど発展するのだ
ろう?

 もっと言えば、量子コンピュータの「高速計算」というのは、あくまで理論
的な近似値がベースである。デジタルコンピュータのように、人間が検証でき
る疑いようが無い正しい答えでは無く、「理論的に正しい」と推計される値で
ある。

 デジタルコンピュータでもディープ・ラーニングや「自己学習」が進化する
と、計算過程をすべて追跡するのが不可能になり、「結果を信じてよいのかど
うか」という問題が生じる。

 量子コンピュータにおいても、計算過程をすべて検証することはできず、
我々が手に入れることができるのは「理論的に正しいはず」の答えである。

 このようなことを考えると、量子コンピュータの開発そのものの意味さえ分
からなくなってくる。


●最大の難関はデコーヒレンス

 デコーヒレンスは、「重ね合わせ状態の破壊」とも呼ばれる。量子コンピュ
ータは量子の重ね合わせ現象を利用するので、この状態を計算に必要な時間だ
け維持することが不可欠だが、それを実現するのが難しい。

 量子計算においては、電子、光子、原子、素粒子などが使われるが、いずれ
も現在のところ重ね合わせ状態の維持が十分できない(光子は比較的ましな方
である・・・)。

 常温超電導の場合も、絶対零度ではすでに成功しており、徐々にその温度は
切りあがっているが、いまだに世界最低温の冷凍庫や南極などの極寒とさえ比
較になら無いほどの超低温レベルで、実用化などはるか先の話である。まずは、
常温で超電導を可能とする物質を発見しなければならないのである。

 量子コンピュータも、50ビット程度の計算事例は報告されているが、さら
に多くのビットをコントロールするためには、重ね合わせ状態を十分実用的に
維持できる特殊な量子の発見(あるいは量子のコントロールのためのブレーク
スルー)が必要なように思える。

 50ビットの計算というのは、安物のノートパソコンで十分計算できる内容
である。

 さもなくば、いつまでも「実験段階での成功」というニュースを我々は延々
と聞き続けることになるだろう。


●重力は本当に存在するのか?

 やや横道にそれるが、最近「重力というものは存在しないのではないか」と
いう学説が脚光を浴びている。

 宇宙の四つの基本的な力(強い力、弱い力、電磁気力、重力)のうち、重力
だけが極端に弱いことは長年不思議に思われており、重力は他の宇宙(多次元
宇宙)に漏れているのではないかという説もそれなりの説得力を持っていた。

 重力がどれほど弱い力なのかは、地球全体の重力を背負っているクリップを
手のひらに乗る磁石(電磁気力)で持ち上げることができることからすぐに理
解できる。

 また、2015年には重力波が発見された。この重力波は、地球から約13
億光年の彼方で、2つのブラックホールが互いに渦を巻くように回転して衝突
したときに発生。ブラックホールの1つは太陽の36倍の質量を持ち、もう1
つは29倍の質量を持っていた。

 しかしながら、その時にも重力を伝えると考えられる量子(グラビトン)は、
地球上の観測施設で検出されなかった。

 もちろん、観測装置の感度の問題もあり得るが、強い力を伝達するグルーオ
ン、弱い力のw、zボゾン、電磁気力の光子の存在がすでに確定しているのに
対して、重力のグラビトンは影も形も無い

 ところが、重力をエントロピーの法則の一部だと考えるとすべてがすっきり
と解決される。

 例えば、木からリンゴが落ちるのは、万有引力の法則のせいでは無く、単純
にリンゴのエントロピー(乱雑さ)が増大したのだと考えるということである。

 もし、この考えが証明されれば、ニュートン以来の物理学は根底からひっく
り返り、天動説から地動説へ移り変わった時のような騒ぎになるであろう。


(大原 浩)


★2018年4月に大蔵省(財務省)OBの有地浩氏と「人間経済科学研究所」
(JKK)を設立しました。HPは<https://j-kk.org/>です。
★夕刊フジにて「バフェットの次を行く投資術」が連載されています。
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