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億の近道2019/03/04


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投資情報メールマガジン                   2019/03/04

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】

 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
     (本日の担当:炎のファンドマネージャ&相川伸夫)


 ◆コラム「動きそうもない株の見落とされた視点」:炎
 ◆コラム「相川伸夫の銘柄フォローレポート 東京エレクトロンデバイス」
      :相川伸夫
 ◆コラム「ホットマネーはIPO市場に集中」:炎


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【3/4 第231号では】

■相場の視点
■市場トピックス
■ズーム(6694・JQ)の決算説明会報告
■クロスフォー(7810)株が高値引け
■注目銘柄コメント(7銘柄)


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◆コラム「動きそうもない株の見落とされた視点」


 いつぐらいになったら利益が生まれるのか分からないような企業の評価が高
く、きちんと利益が出ている企業ほど評価が低いといった理不尽な現象が昨今
の株式市場では随所に見られます。
 もちろん業績の見通しをしっかりと示せて機関投資家や外国人投資家の関心
が高い銘柄が数多くありますので基本的なポートフォリオはそうした銘柄でで
きているものと思われますが、個人投資家のホットマネーは株価の変動を求め
てうごめいていることも事実です。

 短期投資家は市場の潮流についていこうと人が集まっていて押し合いへしあ
いが見られるところにリスクマネーを投じがちです。一方ではそれに乗じて利
を確保して次の現場に向かう仕掛け人風の人たちがうごめいているようです。

 出来高は人気のバロメーターであり、その出来高をチェックしながらリスク
マネーを投じてリターンを上げるまでの時間短縮に勤しむ投資家も多いと思わ
れます。

 一方では急ぐお金ではないと株価下落と基本的な業績の安定した成長で割安
感が出てきた不人気銘柄に対しじっくりと投資しようとされている投資家もお
見えです。


 急ぐお金はIPO銘柄や創薬ベンチャー、テーマ株、材料株に向かいますが、
全く動きのない銘柄が時には偶然とは言えいきなり人気銘柄になることもあっ
て、摩訶不思議な株式相場に身を置くと何が良い投資方法なのかと考えさせら
れます。

 株高の変動を見ていると基本的には助走段階から始まり、ピークを打つまで
の途中の踊り場や一定の調整場面を経て仕上げのような株高に至るパターンを
目の当たりにすることがあります。
 中途半端に取り組むとフルコースを食べずに前菜だけで帰ってしまうことも
あってその場合は地団駄を踏むことになります。
 もう少し待っていれば、もっと凄いリターンを上げられたのにと悔やむこと
しきりですが、ピークではなかなか売れないし、反対にボトムでも買えないこ
としきりです。


 株式相場で儲けるには尻尾と頭は人にくれてやるぐらいに割り切った方が良
いと昔から先人たちが教えてくれています。

 売りは出来高を見ながら利益確定、売り上がり、時間分散。
 買いもボトム圏と想定しての2〜3回の時間分散というのが基本的な投資ス
タンスと言えます。

 基本的にはそうであってもなかなか実践は難しいものですが、敢えてボトム
を買おうとせず、トレンドや出来高を確認しながら人気化の直前で投資するこ
とも一考の余地あり。ほれこんだ銘柄は、なかなか手放すのが大変ですが売り
も基本は時間分散と言えます。

 過熱感が出るまで待つスタンスでしょうが、長期に人気離散が続いた銘柄の
人気化場面での売りがなかなか難しいものです。
 時に見切りも必要ながらせっかくの上昇場面でいかにリターンを上げるのか、
投資家の経験と力量が問われます。


 戻り相場を展開中の株式相場ですが、ボトムから2か月を経過した現在でも
動きそうにない銘柄が山のように存在する株式市場です。低PER、低PBR、
高配当利回り銘柄が不人気なのが現在の株式相場の特徴でもあり、限られた資
金での運用のためか人気の花形銘柄が一部に偏っている二極化相場の展開が見
られます。

 そうした銘柄とは対極にある実体の価値からは割安感があっても株価が見向
きもされないまま低迷状態となっている不人気銘柄こそ面白いのではと、先日
あるベテラン投資家は私にその見落とされた投資ポイントを調べてほしいとの
依頼がありました。

 そのベテラン投資家はなかなかAIだとか創薬ベンチャーだとかテーマ株、
時流に乗りそうな銘柄にはついていけないとしていますので、キャッシュリッ
チで株式市場での評価の低い銘柄にコツコツと投資するスタンスのようです。

 ベテラン投資家の銘柄リストにはかつては大化けした平田機工(6258)
やSBSHD(2384)などが入っていましたが、現在ではそれらはなくな
りテノックス(1905)、ウエスコHD(6091)、協立エアテック(5
997)、ヤマト(1967)などが残っているようです。

 うーん。確かにいずれも評価が低い。何でまたそんな動きそうもない銘柄に
関心を持っておられるのか・・。これについは今は内緒にしておきます。
 いずれわかる時がくるかと思います。


【割安中小型不人気銘柄の見落とされた視点】

1.流動性の低さ

 あきらめの境地で売り叩く動きが見られるとボトムとなるタイミングが接近
 する。出来高がどこまで増加するのか、信用取引の期日などもあって出来高
 がどのように増加するのかがポイントと言える。
 過去の株価のピーク時にどの程度のデイリー、ウィークリー、マンスリーの
 出来高があったかをチェックしておくと良い。

2.浮動株

 発行済み株式数のうち売り買いの対象となるのが浮動株。上位10位以上の
 投資家に加え上位20位までの大口投資家が買い増すのか、どの程度保有し
 ているのかに関心を持っておきたい。浮動株が大口投資家やファンドなどの
 買いで少なくなってくれば株価は動きやすくなる筈。

3.大株主

 何でこの株をオーナー以外の投資家が保有しているのかが気になる。かつて
 はお菓子屋さん経営の竹田和平さんが話題だったが、このところは光通信の
 存在が気になる。福田商事も時々目にする法人投資家で高配当利回り銘柄を
 保有している印象。

4.セクター

 市場で人気のセクターは基本的にはIT系、創薬系、Eコマース、各種サー
 ビス系、各種技術系など。分野ごとにパイオニア的な存在には関心が持たれ
 やすい。現状の不人気セクターとしてはゼネコンをはじめとする建設、土木、
 住宅、消費関連など。これは緊縮財政と消費税増税がネックとなっている結
 果だろう。一方で日本国の災害の多さから再び建設セクターが見直される要
 素がある点は絶えず念頭に入れておきたい。

5.二律背反

 リスクマネーは思惑を呼ぶセクターに向かいやすい。上げトレンドにある銘
 柄にこそ買いが五月雨的に入っていくので短期マネーが集中しやすい。二律
 背反のため、これらに人気集中する間は不人気セクターにはなかなか短期の
 ホットマネーは向かわない。但し一旦この流れが何らかの理由で変化すると
 一気に形勢逆転となる可能性もある。

6.IR

 不人気銘柄はIRが下手くそ。くそまじめにお仕事をするだけでは今の投資
 家はなかなか乗ってこない。説明会をやったとしても通り一辺倒では伝わる
 ものがない。この場合、孫社長のような天才肌の経営者のプレゼンが参考に
 はなる。いかに未来を語り、投資家に夢が与えられるのかがポイントと言え
 る。

7.配当性向と配当利回り

 人気銘柄は結果として配当利回りが低下し市場平均を下回ることが多い。中
 には配当性向を100%にして配当利回りを高めにしている企業もあるが、
 概ね人気が高い。ただ、本来はできるだけ配当性向が低くて増配余地が高い
 企業に投資すべきだろう。基本的には配当性向を徐々に高めるスタンスの企
 業には注目したい。

8.PER

 不人気銘柄のPERは低いのが一般的。成長性の無さを見透かされた結果だ
 がそれでも継続的に業績を上げ得る銘柄も見出せる。中期計画の設定がその
 ヒントになる。

9.PBR

 不人気銘柄のPBRは極端に低い。1倍割れどころか0.5倍すら割り込ん
 でいる銘柄が見出せる。しかも保有している現預金よりも時価総額が小さい
 事例が見出せる。セクターの事情もあろうが、こうした株は発行株を現預金
 で企業に買い取ってもらい上場廃止にしてもらうべきだろう。かつて基礎工
 事会社の三信建設が配当に不満を持っていた個人大株主と筆頭株主(日本国
 土開発)の保有株式売却で建機レンタル会社アクティオ社に買収されたが、
 既にこうした事例があるということは、今後もありうると考えられる。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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◆コラム「相川伸夫の銘柄フォローレポート 東京エレクトロンデバイス」


■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー
 ※3月1日(金)執筆時点

・山王(3441)2016年12月19日配信
 株価560円⇒717円(+28%)

・テノックス(1905)17年2月20日配信
 株価815円⇒844円(+4%)

・LCホールディングス(8938)17年4月3日配信
 株価894円⇒1311円(+47%)

・特殊電極(3437)17年6月12日配信
 株価2922円⇒4985円(+71%)

・東北特殊鋼(5484)17年9月4日配信
 株価1831円⇒1400円(−24%)

・新報国製鉄(5542)17年10月2日配信
 株価1577円⇒1244円(−21%)

・パウダーテック(5695)18年2月19日配信
 株価4845円⇒2800円(−42%)

・東京エレクトロンデバイス(2760)18年4月6日配信
 株価1970円⇒1835円(−7%)

・アバント(3836)18年6月25日配信
 株価945円⇒1511円(+60%)

・神戸天然物化学(6568)18年8月13日配信
 株価2718円⇒1709円(−37%)

・丸順(3422)18年9月18日配信
 株価826円⇒676円(−18%)

・クロスフォー(7810)18年10月9日配信
 株価421円⇒333円(−21%)

※ピックアップ銘柄は買い推奨ではありません。
 私の目で面白い、アツイ要素がある!という理由で記事を執筆した企業の
 経過観察です。
 執筆から3年程度は今後も継続ウォッチしていきたいと考えていますので、
 銘柄は今後さらに増える見込みです。


 フォローレポートを書かせて頂いた東京エレクトロンデバイスは、昨年春に
億の近道で注目銘柄として掲載させて頂いた銘柄であり、現在も大変注目して
いる企業のうちの一つです。

■情熱投資家、相川伸夫 東京エレクトロンデバイス(2760)
 メーカー機能強化へ!!業態変化の片鱗を視た
 ※2018年4月9日配信
 http://www.okuchika.net/?eid=7679


私が客員アナリストへと転身してもうすぐ1年です。

こちらの記事はアナリストとして駆け出しの頃に書かせて頂いた記事であり、
読み返してみると何とも気恥ずかしさが込み上げます(笑)


東京エレクトロンデバイス(以降、TEDと呼ばせて頂きます)のIRの方は
私の知識が未熟な部分に対していつも丁寧に解説をして頂けるので、大変勉強
になっております。この場を借りて御礼申し上げます。


前回の記事の要旨は以下のようになります

・利益が3倍にもなる中経(21年3月期)に対して明確な動き(M&A)が
 出始めた

・高い配当利回りがあるにも関わらず意欲的な中期経営計画が期待できる

・産業の構造変化が起こっており、TEDの事業にはチャンスがある

というものでした。


今回の記事の結論は、
『記事を書いた時よりも投資妙味が高くなっているのではないか!?』
というものです。


記事の配信以降TEDの業績は堅調&増配(17年3月期60円⇒18年3月
期66円⇒19年3月期予想80円)を発表しています。

しかし、半導体市況の先行きが不透明なこ業績悪化した銘柄が出ています。

簡単にではありますが現状半導体業界がどうなっているのか、またTEDの中
計に対しての現在の位置などについて簡潔に説明していきたいと思います。



■半導体市況ってどうなるの?


まず、今後の市況について確かなことが分かってる方はいません。

昨年から現在までに50社程度訪問させて頂き、それ以外にもIR説明会など
も合わせると100社程度のお話を聞きました。また展示会などでも非上場含
めた企業ともお話させて頂きました。

『現在は踊り場で、いつまで踊り場かは分からない』という企業様が大多数で
した。

『中期、長期的には今よりも半導体市況は活況になるからそれに備えている』
という回答はほぼ100%だと感じました。

つまり、今後半導体の数はさらに増え、部品に求められる性能も上がり、先進
国以外でも急速にIT化、電子化が進むことから半導体関連に対してそこまで
悲観的にならなくても良いのではないか?と私は考えています。


半導体商社に求められることは
『欲しい人に、欲しい数量を、適切な価格で提供すること』
です。

その際に半導体商社はその半導体に関する知識や製品ごとに関するサポートも
求められることは前回の記事で解説した通りです。

TEDの業績は半導体市況が現状踊り場だと言われているにも関わらず至って
堅調そのものです。

その理由はCN事業(コンピュータシステム関連事業)とPB事業(プライベ
ートプランド事業)の売上高が中間決算説明資料にある通り伸びているからで
す。

中間決算説明資料によると売上高が前年同期比に対しCN事業+11億円
(14.8%増)とPB事業+15億円(53.6%増)で26億円分伸びて
います。

EC事業(半導体及び電子デバイス事業)が前年同期比で103億円マイナス
になっている一番の要因はアナログ・デバイセズ社との代理店契約解消による
影響が大きいです

そしてEC事業が103億円も落ちたにもかかわらず減収増益な理由はセグメ
ント利益率の違いが大きく影響しています。

CN事業の利益率はEC事業に比べて高いです。

PB事業は開示されていないので利益率はわかりませんが、EC事業よりも高
いと推定しています。

もちろん半導体市況が良いとEC事業の利益率も上がってきます。

現状EC事業の103億円の減収をCN事業+PB事業の増収26億円が補っ
ている状況なのです。


■CN・PB事業とは何か?ザックリ解説!


・CN事業はデータセンター関連向けなどのIT機器の販売70%と保守・点
 検やセキュリティのサービス30%で成り立つセグメントです。

 IoTや5G、ビッグデータなどにより現在データ容量の増大が続いていま
 す。
 それに伴いデータセンターなどのIT設備投資需要が強まっており、そこに
 収める製品やサービスが売れているという解釈で概ね大丈夫です。そしてこ
 れはまだ始まったばかりであり、3Qの受注実績でも増加しているように今
 後も継続して増えていくと考えられます。

・PB事業はインレビアム(自社ブランド)+M&Aした子会社2社のセグメ
 ントです

 こちらでは前回の記事で解説したDMSが堅調に進捗していることと、子会
 社化した2社の貢献があります。


■中期経営計画と現状のギャップ


中計に掲げられている計画数字が達成されると21年3月期は経常利益は72
億円(今期予想27億円)、純利益は42億円(今期予想20億円)となりま
す。

利益が伸び始めたタイミングでDOE(株主資本配当率)を廃止し、開示資料
にある通り『連結配当性向40%』に従い増配を続けています。

仮に中計通りの着地をすると21年3月期の配当は約170円であり、現在株
価1850円での配当利回りは9.2%です。

かなり驚異的な数字です!!

この数字の算定根拠にあるのは…

売上高2000億円

・EC事業1600億円、利益率 2%で32億円

・PB事業 160億円、利益率10%で16億円

・CN事業 240億円、利益率10%で24億円

という計画です。


ただ、個人的にはECの1600億円の利益率2%を後二年で達成するのは困
難ではなかろうか?と感じています。

1200億円の0.8%くらいではないか?

他のPB事業とCN事業に関しては限界利益率も十分高いと思われるので、売
上高が上がった分は利益率が上昇していくので期待しても良いと感じました。

EC事業を厳しめに見ると21年3月期には経常利益50億程度となる算定が
出来ます。

すると純利益は30億円、配当性向40%で配当120円で配当利回りは6.
5%と試算出来ます。

もちろん最終的には半導体市況がどうなるかによって上下にブレるのでわかり
ません。

この計算はあくまで個人的な試算です。

投資は自己判断にてよろしくお願いします。


■投資指標

※2019/3/1現在

終値   1835円
時価総額 191億円

 ※19年3月期会社予想

 売上  1400.0億円
 経常利益  27.0億円
 純利益   20.0億円
 配当    80.0 円
 配当利回   4.35%
 PER    9.58
 PBR    0.77
 ROE    6.8%
 自己資本比率31.6%

※半導体商社15社の平均配当利回りは3.28%。

 今期予想PERの15社平均は23.8


■営業CFがマイナスなのと有利子負債が増えてるのが気になる…

教科書的には営業CFはプラスが望ましく、有利子負債も少ない方が望ましい
とされるにも関わらずTEDはとてもよろしくありません。

大丈夫なのかすごく心配です!!

…という質問を度々受けます(笑)


結論から言えば、減収ではあるものの『極めて順調である!』と私は評価して
います。

理由を説明します!

まず、営業CFはプラスであるのが好ましく、有利子負債も少ない方が安全度
が高いというのも解釈として間違っていません。

しかし、商社は利益率が2%程度しかなく主な事業は『商品を仕入れて顧客に
売る』事です。

つまり、営業CF的にはこうなります↓

1)商品を仕入れる為に現金(有利子負債)を使う
2)商品を顧客に納品することで売上(売掛金)が立つ
3)しかし、代金(売掛金の回収)は期日までのタイムラグがある
4)代金が回収出来たら有利子負債を返す

この循環のどこで締め日を迎えたかによって営業CFがプラスやマイナスに大
きく振れるのが特性です。


従って、次のように言い換えることもできます。

<受注拡大局面では現金(有利子負債が増えて)を使って製品を仕入れて売る
から営業CFが大きくマイナスになる>

<受注減少局面では売掛金の回収の方が仕入れよりも進むから現金が増えて
(有利子負債が減って)営業CFが大きくプラスになる>


本来利益が出ていれば営業CFはプラスであり、かつ決算による会計上の締め
がどのタイミングで訪れたか?ということによる影響ももちろん大きいですの
で、一概にプラスマイナスだけで全て説明できないということと、有利子負債
があまりにも多くなることで安全度が下がる事には違いありません。

ただ、直近5年分の半導体商社の営業CFプラスの社数と−の社数を羅列すると

14年…  プラス 7社  マイナス 7社
15年…  プラス 7社  マイナス 7社
16年…  プラス 9社  マイナス 6社
17年…  プラス10社  マイナス 5社
18年…  プラス 1社  マイナス14社
19年2Q…プラス 9社  マイナス 6社

ちなみに営業CFがマイナスになるであろう純利益がマイナスだった社数は14
年に1社、15年に1社、16年は2社17年も2社。それ以降は0です。

つまり、事業特性上営業CFは会社側で制御するのが大変難しい部分になると
いうのが分かるかと思います。


世界情勢や金利動向などいつも様々なマクロ環境の中で投資判断をする必要が
求められます。

しかし、過度に悲観することなく、成長企業へ資金だけではなく『時間を投資』
することでインカムゲインをもらいつつ、会社が成長したらキャピタルゲイン
ももらうことが出来るのが株の醍醐味だと思います。

日本にも良い企業はまだまだたくさんあります!

・東京エレクトロンデバイスHP
 https://www.teldevice.co.jp/

TEDが皆さんの億の近道になると嬉しい限りです<m(__)m>


それではまた!

『全力全開全力前進!!!』


(相川伸夫)


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 億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場
を語る炎チャンネル。
 第49回「3月は配当取り」がアップされました。


 第49回「3月は配当取り」
 【YouTube】https://youtu.be/ZluAbvqueZ8
 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/so34728221

 ぜひご視聴下さい。

 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5〜6分にまとめておりますので、
 ご登録頂ければ幸いです。
 目下は無料番組ではありますが、価値あるコンテンツ作りに努めております
ので宜しくお願いします。


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◆コラム「ホットマネーはIPO市場に集中」


 調整を経て戻り歩調を2か月間続けてきた株式相場。リターンを求めて貪欲
な個人投資家の皆さんの行き場のないホットマネーは先般より始まったIPO
市場に押し寄せているという印象がある。

 全体相場が戻り歩調で推移する中で2月22日からスタートした2019年
IPO銘柄の取引は概ね堅調。
 2019年第1号銘柄となった識学(7049)は放出株数が少なく需給の
良さもあり公開日には初値がつかず25日に値が付いた。公開価格1800円
に対して初値は2.5倍の4550円。その後の高値は5740円(初値比+
26.2%)まであり堅調な推移が見られた。
 これに続く26日のリックソフト(4429)も初値は公開価格の2.3倍。
その後も高値まで26.7%上昇。いずれも順調なスタートとなった。


 2月のIPO銘柄はこのほか27日の東海ソフト(4430・東証2部)が
公開価格1500円に対して27日の後場直後、1.91倍の2872円で初
値をつけた。28日のフロンティアインターナショナル(7050)は放出株
数が比較的多かったことと総合プロモーション事業という業種の不人気もあり、
マザーズ銘柄ではあるが公開価格2410円に対して初値は12.7%上昇の
2715円と穏健なスタートが見られた。初値をつけた直後も安値2628円
をつけるなど比較的落ち着いた動きが見られたが、週末にかけては3330円
の高値引け。初値比22%の上昇で安値からは26%の上昇。

 28日にIPOしたもう一つの銘柄、スマレジ(4431)は公開価格13
70円に対して2.35倍の3225円で初値がつき、その後4380円(同
+35.8%)の高値まで上昇。

 それぞれに成長性への評価、需給の良さなど投資家の思惑が働いての株価形
成で、銘柄ごとに違いはあるものの概ね堅調でした。昨年末のソフトバンク株
上場後の需給悪をほぼ解消。これからIPOしてくる3月のIPOに向けた前
哨戦は幸先が良いものとなった。


 こうした順調な展開が果たして今後も維持できるかは全体相場の動きにも左
右されます。
 国内外の市場環境によって変化が予想されます。

 全体相場がジリジリと上値を追う中で投資対象が絞り切れずにきた個人投資
家のリスクマネーのはけ口が一部の創薬ベンチャーや中小型銘柄に絞られる中
で好需給のIPO銘柄に関心が高まってきたものと前向きに考えたいが問題は
こうした市場環境がいつまで続くのか、戻り相場を辿ってきた全体相場の反落
場面はいつやってくるのかといった点にある。
 今回の米朝協議が合意に至らず、やや先行きの半島情勢に不透明が生じたこ
とに加え、米中貿易戦争の行方など国内外のマクロ経済に影響する不透明要因
は今後のIPO相場にも多少の波乱をもたらす可能性も否定できない。
 また、何にも増して銘柄によってはPERが100倍を超えており、過熱感
が意識されると相場が急変するというリスクも投資家心理には影響してきそう
だ。


(炎)


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■「山本潤氏・皆木和義氏の新刊記念セミナー」開催!!


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株が見つかる本」 https://amzn.to/2DKLWWn の発行を記念して、著者である
山本・皆木両氏によるセミナーを開催致します。

 当日は、山本潤氏、皆木和義氏の講演に加え、座談会も予定しています。
 書籍の内容はもちろん、その背景や関連の事柄まで、著者から直接聞けるチ
ャンスです。

 ぜひこの機会をお見逃しなく。


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■場所:東京都
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 せてお申し込み下さい。(懇親会のみのお申込はできません)

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