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億の近道2018/12/25


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投資情報メールマガジン                   2018/12/25

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】

 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
(本日の担当:炎のファンドマネージャ&石川臨太郎&大原浩&相川伸夫)


 ◆コラム「IPOを考える その2:IPO成功の定義」:炎
 ◆コラム「若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方その3」
      :石川臨太
 ◆コラム「孫子と三賢人のビジネス その4」:大原浩
 ◆コラム「大魔神氏リアルタイムトレード講座体験レポート」:相川伸夫


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【御礼】

 昨日の「億の近道19周年+リンクスリサーチ1周年記念イベント」へ3連
休の最終日かつクリスマスイブにもかかわらず、多数ご参加いただき、ありが
とうございました。

 個人的には19年前から億の近道を振り返ったことが非常に新鮮で、ポート
フォリオバトルをはじめ、様々な企画をやっていたことを思い出しました。
 面白い企画は再度復活し、また皆さまと愉しめれば良いなと考えております。

 座談会でも炎氏、山本潤氏、YEN蔵氏、小屋氏の各登壇者から興味深い話
を聞くことができましたし、執筆陣の姿を初めて見た方も多かったのではない
でしょうか。

 来年は億近20周年となりますので、さらに愉しめる内容で開催したいと今
から鋭意構想中です。参加しやすい日程に開催することを含め、ご期待下さい。


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◆コラム「IPOを考える その2:IPO成功の定義」


 11月29日のコラムで「IPOを考える(その1)」というタイトルで書
かせて頂きましたがあれから1か月近くが過ぎようとしています(本日はその
2となります)。

 そうした矢先の12月19日にソフトバンク(9434)のIPO(筆者と
しては厳密な意味でのIPOだとは思えないのですが、一応市場ではそうした
ことになっています)があり、皆さんもご存知の通りの結果となった訳です。


 IPOは申請から承認を経て公開価格や上場日の決定、投資家(主に機関投
資家)に対する需要調査などの過程があって上場に至るというお決まりのコー
スがあります。

 ソフトバンクのような大量の株式(17.6億株/発行済み株式数は47.
8億株)を売り出すには関係者の想定以上の努力が必要で、商売とは言え幹事
証券担当者、営業スタッフもご苦労されたと推察されます。

 テレビCMでもソフトバンク株の公開が流れるなどかつてのNTTの時のよ
うな側面支援もありました。おいしい話には気をつけろとは良く言いますが、
今回は異例の配当利回り(5%)を掲げて投資家を誘いました。申し込みをし
た投資家は蜜に群がったアリのような存在だったのかも知れません。


 通常の公開価格は下限と上限が提示されますが、今回は1本値。1500円
で投資家に強制的に買わせることになりました。これも異例の措置です。

 NTTの時とは違って、大型民間企業の株式を一度に発行済み株式の40%
も放出するというのも違和感があります。市場環境も劣悪で需給悪の中なので
本来は見送るべきだったという意見も後の祭りながら聞こえてきます。

 しかも同社をめぐるIPO前の出来事は異常なものでした。
 通信障害にファーウェイ問題が重なり、IPO自体ができるのかどうか悩ま
しい状況があったと推察されます。

 通常のIPOでは比較的事業規模の小さな企業が成長のための資金を確保し
社会的な信頼性を高め人材確保など通じて次の成長を図っていくところに意義
があると筆者は考えますが、ベンチャー企業とは言えない出来上がった会社の
上場がIPOと同類で扱われるのは無理があります。
 いわば配当金を拠り所にしたものなのでREITや投信のような評価になり
ますが、配当金をベースにした評価は業績次第で減配のリスクを抱えてしまう
ことになります。


 投資家の多くは公開株価でIPO銘柄を入手しようとトライしますが放出株
が少ないと申し込んでも当たらない。どうしても欲しいなら初値で買うことに
なりますが、それで初値が高くなるというのが通常のIPOです。
 今回のソフトバンクは会社と幹事証券がぐるになって勝手に都合よく価格を
決めて多くの投資家に押し売りをしたようなものなのかも知れません。
 でも投資家もリスクを承知で投資したのだから文句は言えない。

 これがIPOの当たり前のルールです。


 IPO成功の定義について筆者は公開株式数が市場環境に応じた適正なもの
であって価格もリーズナブルな水準で決められ、初値もそれより上で形成され、
その後も適度な株価上昇が見られ、少なくとも数か月間は安定した推移を辿っ
た場合を成功と捉える。

 少なくともIPOから半年から1年間に株価の変動はあるとしても投資家に
多大な迷惑をかけないできちんと予想した業績を上げ、成長のシナリオを実践
していくことができれば自ずと株価はついてくる。

 目先よりも1年後、2年後が大事。

 上場時は投資家に見向きもされない状態でも公開価格を下回ることなく、一
定期間を経て評価を高めることができれば成功だとも言える。


 そうした観点では今回のソフトバンクのIPOは失敗だったと言えますね。

 でも上場した以上は宮内社長の言うようにここをボトムに企業価値を高める
ことで株主に応えるとした言いようがありません。それはもっともな話です。


 ソフトバンクのような知名度があっても親会社のための資金集めに利用され
た上場は歓迎されなくなるだろう。投資家もバカではないが上場を支援する方
もビジネスだから手口は巧妙。つい騙されてしまうことの方が多い。


 これからこれだけの規模のIPOは出てこないのかも知れませんが、投資家
はしっかりとIPOというもののリスクを認識しないとならない。

 今後のIPO銘柄のリスクを警鐘したという意味で今回のソフトバンク株の
上場は意味があったのかも知れません。


(炎)


【年末のご挨拶】

 2018年も残りわずかになって参りました。

 「億の近道」読者の皆様にはこの1年、ご愛読賜り有難うございました。

 株式相場は気が付くと1月23日を高値に基調は調整続き?で皆様の運用も
停滞を余儀なくされたのではないでしょうか。

 株式投資は山あり谷あり。
 人生と同様良い時ばかりではなく必ず苦しい局面も参ります。

 それでも何とか乗り切っていく必要があります。

 億の近道に集う皆さんとともに来年もまた、しっかり前を向いて進んでいき
たいと思います。


 運用は運を用いると書きます。

 運も味方にして株式投資や資産運用を楽しみながら来る2019年、更には
オリンピック開催の2020年に向かって参りたいと思います。


皆様、良いお年をお迎えください。


炎のファンドマネージャー 拝


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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◆特別コラム「若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方 その3」


 やっと退院が出来て、次の抗がん剤の点滴は通院で、1月8日からの予定で
す。

 主治医からは寝たきりになると10日で筋力が2分の一になる。私の場合は
30日も入院していたので筋力は8分の一です。

 歩くとふらつくこともあり、ズボンをはこうとして、よろけて畳の上に転ん
でしまいました。

 ただ、主治医からは出来るだけ普通の生活をするようにしなさい。外に駆け
出せとはいわないが、人が少ない場所をマスクそして、毛糸の帽子などをかぶ
って暖かくして、ゆっくりと歩きだしなさい。

 ただ抵抗力が落ちているのと、インフルエンザが流行っている。風邪をひい
て肺炎になると、抗がん剤の点滴が出来ないので、とにかく人込みは避けなさ
いと注意されました。



 今度、NPOイノベーターズ・フォーラムのおかげで2005年ごろ出版し
た『副業はサラリーマン』と『年収300万円の私を月収300万円の私にし
た投資戦略』に10年間の有料メルマガの原稿やトピックス。

http://www.iforum.jp/book.htm

 長生きしすぎるリスクだけを考えて、お金を使えないで死んでしまう危険に
ぶち当たったこと。

 お金はあの世には持っていけないので、有効に使っていかないと、悲しいこ
とになること。

 交通事故で死んでしまうより、余命をいただいいたので、残す財産はしっか
りと妻に100%残すための公正証書の遺言状にどんなことを書いたか。

 妻の強い希望で、会社を清算することにしましたが、生きている時は、実に
有効な節税手段ですが、清算するときはゴッソリとコストがかかることが分か
ったこと。また税理士に相談すると、素人では気が付かないような節税の手段
もあるということ。

 そんなことが本の内容になります。


 私が『副業はサラリーマン』と『年収300万円の私を月収300万円の私
にした投資戦略』を出版した2005年ごろに、JR四ッ谷駅近くの居酒屋で、
私は先輩の投資家から厳しい批判の矢面に立っていました。

 久しぶりに参加した、ある勉強会のあと、数人の投資家仲間と意見交換のた
めに入った居酒屋でのことでした。

 私はこの勉強会の最後に恒例になっている短い自己紹介のなかで東洋経済新
報社から2005年10月27日に新発売される投資の本「副業はサラリーマ
ン 年収3000万円、資産1億円超を実現した私の投資法」の紹介をしたこ
とに対する厳しい批判でした。


 「石川君、株式投資はずるくて汚いやつしか稼げない世界だ。そんな世界に
個人投資家を誘うような本は、すべて悪書だ。」

 あまりの先輩の舌鋒の鋭さに、唖然とした若い勉強仲間が間に入ってとりな
そうとしてくれるのを制して、私は神妙に先輩の話を聞き続けていました。

 「投資は専門家に任せておけばいい。インターネットで儲かった、儲かった
と騒いでいるやつらは、全部偽者だ。株式投資で稼いだことをホームページな
どを使って自慢するやからは、とんでもないまがい物だ。たかだか5億や10
億、株で稼いだからといっていい気になって自慢するのは、心得違いもはなは
だしい。」

 私はこの先輩投資家の話を、熱くなって反論せずに、冷静な気持ちで聞くこ
とができている自分の成長を、少しだけ喜びながらも、この批判にきちんと答
えるためにはどう話したらいいかを考えていました。

 ただ、お酒が入った席で、むきになって議論をするのは、まったくつまらな
いことだと考えていたので、その場で反論するつもりはありませんでした。
 趣味の世界の話なら、酒の肴にもなるし、大好きです。しかし真剣に意見を
ぶつけ合うならアルコールなどが入らない状態で、冷静に意見を交換し合うべ
きだというのが、私の持論でもあります。その持論を変えるつもりはまったく
ありませんでした。

 この先輩は私より確実に相場が上手な投資家です。
 ご自分でも株式投資で10年以上勝ち続け20億円に近い資産を作りました。
しかし、その資金を株式投資により、一度はすべてを失ったことがあることを
ご本人から教えていただいたことがあります。


 これは先輩の偽らざる本音かもしれないとは思いつつ、私は心の中で、「そ
れは違う」と言い続けていました。確かに株式市場を短期で捉えると、強い投
資家が弱い投資家から資金を簒奪していく場所であるという、ゼロサムゲーム
が行われている面もあります。しかし株式投資にはゼロサムゲーム以外の面も
持っています。
 確かに欲と恐怖をコントロールできずに破綻する人も多いのが株式市場など
相場の世界です。しかし自分の欲と恐怖を見据えて、欲と恐怖をコントロール
できるようになれば、株式市場は投資家に多くの素晴らしいプレゼントを与え
てくれる場所でもあるのです。

 よく機関投資家で働いていて、最後には相場の苦しさに音を上げて、大学の
先生などになった人が、「相場はバクチだから手を出さないほうが利口だ。そ
れより自分の仕事の能力を磨いて、自分の才能に自己投資して、仕事の能力を
磨いたほうが自分の生涯賃金が大きくなる」という意見を述べていることがあ
ります。これも投資をバクチにして失敗してしまった人の偏った意見だと、私
は考えています。


 私は「投資は専門家のものだ」などというのは、明らかに間違いだと考えて
います。むしろ投資こそ個人のものであるべきなのだと考えています。

 私の周りには、素晴らしい個人投資家がたくさんいます。
 一番の年長者は70歳を越えています。いまから20年以上前に不動産投資
と株式投資で資産を作り、50歳のとき務めていた県庁を、早々と退職して、
自分の資産運用だけで生活することを始めた、私の理想の師匠です。

 その当時に年間家賃収入800万円を確保して、その安定した家賃収入で悠々
自適な生活をしていました。株式投資も行っていますが、その投資総額は60
0万円くらいです。そして毎年200万円から300万円を確実に株式市場か
ら確保しているとのことでした。

 証券会社の仲の良い社員の人に確認したら、間違いなく毎年稼ぎ続けている
素晴らしい投資家だということが分かりました。自宅にお邪魔して海外旅行の
映像を見せていただいたこともあります。

 60歳からは毎年2回海外旅行にでかけ、70歳を超えてからは毎年3回、
4回と大好きな海外旅行に出かける回数が増えています。とてもうらやましい
人生だとあこがれている投資家です。だから私の投資も、この師匠のアセット
・アロケーションに段々近づいていけたらいいな〜と考えて、行動していまし
た。

 歳を取った投資家ばかりではなく若くても優秀な投資家もたくさんいます。
 株式投資で億単位の資金を稼ぎ5〜6年で10億円以上稼いだ人も二人知っ
ています。その他にも5年程度のスパンで1億円以上の資金を稼ぎ出した人は
たくさんいるし、株式投資で稼いだ資金のおかげで、それまで務めていたサラ
リーマンを卒業して、好きな仕事を始めた人も5人以上知っています。みな個
人投資家でした。

 みな違うやり方で株式投資で稼いでいます。
 デイ・トレードからバリュー投資まで、千差万別の自分にあった投資手法を
身につけて、リスクをコントロールして確実に株式市場から資金を得ています。

 私もこのような優秀な個人投資家から心構えやリスク管理、投資手法を学び、
自分でも実践し、サラリーマンを定年より早く卒業することができました。


 会社を辞めるとき、当然に迷いました。
 今の会社にあと3年間勤め続け定年退職まで我慢して居座れば、着実に安定
した経済的メリットが年間1000万円以上に上ることが分かっていました。
社宅、健康保険、年金、福利厚生施設。サラリーマンとしての数々のメリット
を捨てるにはかなりの覚悟がいりました。

 でもたった一度の人生を自分が満足するように充実して生きてみたいという
思いを捨てることはできませんでした。サラリーマンを辞めることのメリット
とデメリットを分析し、判断し、辞めると決断し、勇気を持って実行すること
ができたのも、株式投資で常に判断、決断、実行のプロセスを繰り返し訓練し
ていたことの賜物だと感じています。株式投資はお金という宝物も与えてくれ
ましたが、それ以上の多くの能力を私に与えてくれたと感謝しています。


 そんな株式投資をバクチだからと避けるのは、本当にもったいないことだと
思います。

 株式投資は素晴らしいものであることを、お金を増やす面からばかりでなく、
人生を充実して豊かに生きるために活かす道をご紹介できれば、私と同じよう
な悩みを持っているサラリーマン仲間のお役に立てるのではないかと考えてい
ます。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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■ お知らせ ■


 億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場
を語る炎チャンネル。
 第40回「ソフトバンク上場所感」がアップされました。


 第40回「ソフトバンク上場所感」
 【YouTube】https://youtu.be/inrAbszE_F4
 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/1545281823

 ぜひご視聴下さい。

 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5〜6分にまとめておりますので、
 ご登録頂ければ幸いです。
 目下は無料番組ではありますが、価値あるコンテンツ作りに努めております
ので宜しくお願いします。


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◆コラム「孫子と三賢人のビジネス その4」


産業新潮
http://sangyoshincho.world.coocan.jp/
1月号連載記事


■その4 国王と将軍、株主と経営者


●会社はだれのものか

 よくある議論のテーマですが、その際に混同されているのが、「会社はだれ
のものか」ということと、「会社はだれのためにあるのか」ということです。
この二つの内容は全く異なっています。
 まず、「会社はだれのものか」という問いに対する答えは明快です。「会社
は所有者たる株主のものである」と断言してかまいません。例えば、不動産に
例えれば新宿駅前のアルタビルはだれのものかといえば、(不動産登記簿に記
載された)所有者のものであることに意義を唱える人はいないでしょう。もし
そうでなければ、アルタビルを買いたいと思う人は一体誰から買えばよいのか
皆目見当がつきません。

 会社でも同じです。会社が株主名簿に記載された株主のものであることに疑
いの余地はありませんし、だからこそ株式の売買が可能なのです。

 しかし、「会社はだれのためにあるのか」という問いに対する答えは全く別
です。例えば、前記の不動産(アルタビル)のオーナーが、「自分のものだか
ら」と言って、好き勝手に土地を使っていいというわけではありません。まず、
建築基準法などにしたがって、容積率・耐震性などの制限を受けなければなり
ません。また、ビルで働く人々やテナントにやってくる顧客、さらには隣接す
るビルの関係者などの安全を図るため、消防法などに従って適正にビルを管理
しなければなりません。不動産(ビル)は所有者のためだけに存在するのでは
なく、関係するすべての人のためにあるからです。一戸建ての住宅の場合でも
それは変わりません。近隣の住民やコミュニティとの関係無しに生活などでき
ませんから、日影規制やゴミ出しのルールなどを守らなければなりません。

 会社も、その会社で生活の糧を得、自己実現を図る役職員はもちろん、その
会社の製品やサービスを利用する顧客がいなければ成り立ちませんし、逆に言
えば彼らのためのものでもあるのです。株主が所有者であることが明確ではあ
っても、社会あるいは市民に受け入れらない企業は価値を持ちません。さらに
は、ドラッカーが述べる「知識社会」での従業員は、「知識」という生産財を
会社に提供しているわけですから、会社が従業員のためにあるという側面はよ
り強まっているといえるでしょう。


●国王と将軍

 さて、このような「会社はだれのものか」というという問いに対して、孫子
は「軍隊はだれのものか」という形で答えています。もちろん軍隊の所有者は
国王ですが、将軍がきちんと統制し、将兵がその任務を遂行しなければ役に立
ちません。持っているだけでは何の意味も無いのです。

 孫子はこのように述べています。
「国王にとって将軍は助け役であり、二人の関係が親密であればあるほど、良
い成果を出せる。もしそのコミュニュケーションがうまくいかなければ、国家
は弱くなる」。
 そして、三項目の注意すべき事柄を上げています。
1)戦争のことをよく知らないのに、軍隊を直接指揮しようとしてはならない。
2)戦争のことをよく知らないのに、将軍と一緒に軍隊を動かそうとしてはな
  らない。兵隊はどちらの指示に従うか迷うことになる。
3)実戦のことも分からないのに、最前線で軍隊の指揮を行おうとしてはなら
  ない。兵士は迷い疑うことになる。


続きは「産業新潮」
http://sangyoshincho.world.coocan.jp/
1月号をご参照ください。


(大原 浩)


★2018年4月に大蔵省(財務省)OBの有地浩氏と「人間経済科学研究所」
(JKK)を設立しました。HPは<https://j-kk.org/>です。

★夕刊フジにて「バフェットの次を行く投資術」が連載されています。
(毎週木曜日連載)


【大原浩の書籍】

★バフェット流で読み解くGINZAX30社2019年度版<上巻+下巻>
(昇龍社・アマゾンキンドル版)が発刊されました。
 上巻:https://amzn.to/2ztqB3m
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★「バフェット38の教え・応用編」(昇龍社、アマゾンキンドル版)
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★「バフェット38の教え」(昇龍社、アマゾンキンドル版)
 http://amzn.to/2f7AZkD

★終身雇用の実力主義―バフェットとポーターに学ぶナンバーワン企業戦略―
 アマゾン・キンドル版
 https://amzn.to/2GdMYx2

★バフェット流で読み解くGINZAX30社(2018年度版、上巻、下巻)
 <発行:昇龍社>(アマゾン・キンドル版)が発刊されました。
 上巻:http://amzn.to/2wtdH3m
 下巻:http://amzn.to/2wjJTFE

★バフェット流で読み解くGINZAX30社(2017年度版、上巻、下巻)
 <発行:昇龍社>(アマゾン・キンドル版)
 上巻:http://amzn.to/2clE4yw
 下巻:http://amzn.to/2clFbxZ

★バフェット流で読み解く、GINZAX30社<特選・優良企業>
 昇龍社、アマゾン・キンドル版<上・下巻>2016年度版
 http://goo.gl/3icB5G
 http://goo.gl/ltVLIs

★『投資の神様』(バフェット流投資で、勝ち組投資家になる)<総合法令>
  http://goo.gl/MKtnf6

★「客家大富豪の教え」18の金言」に学ぶ、真の幸せをつかむ方法
 著者:甘粕正 <アマゾンキンドル版>
 http://goo.gl/rKIvhB

★「賢人バフェットに学ぶ・投資と経営の成功法則」
 昇龍社(アマゾン・キンドル版)
 http://goo.gl/UMxBYs

★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/Blo6KT

★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV


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【年末特大号、相場展望やIPO銘柄関連情報、モデルポートフォリオも!!】


【12/25 第222号では】

■相場展望
■投資作戦
■来年の展望と投資スタンス
■ソフトバンク(9434)株の行方
■波乱のIPO銘柄
■炎が見出した少し地味だが企業価値の高い直近IPO銘柄
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 → ご案内ページ http://www.honohfm.com/


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◆コラム「大魔神氏リアルタイムトレード講座体験レポート」


 「株式投資において最も重視している指標、もしくは投資の軸足としている
ものは何ですか?」

 こう問いかけられた時にどう答えるかを考えてみてください。


 私の場合は第一に『企業分析』であり、次に投資対象とする企業がもつ技術
やサービスが社会や『潜在的なニーズ、市場』があるかどうか?というポイン
トを重視しています。

 その次が投資タイミングです。

 この三つ目の『投資タイミング』について、正直私は得意とまでは言えませ
ん。
 だからこそ、自分が確信を持った企業をコンスタントに下値で買い下がって
いくという逆張り手法が私には馴染みました。


 「株の上げ下げを板の気配やチャートから見事に言い当ててしまう人がいる
らしい…しかもそれをリアルタイムで実演するセミナーを開催している人がい
る!!」

 耳を疑う、そんな魔法のようなことができる人が億の近道で今月12月から
執筆を始めているのをご存知でしょうか?

その人こそ、その名も【大魔神氏】です。
http://okuchika.net/?cid=56


 私とは全く違う株式へのアプローチの仕方をしている大魔神氏に大変興味が
あったので、リアルタイムセミナー(9時〜15時)に参加させて頂き、大き
な視点の違いに大変驚いた次第です!!

 セミナーの一日を通し、株価の上げ下げを実際に的中させるのを何度も目の
当たりにしました。
 その的中率たるや70〜80%ほどは有るのではないかとも感じ、その相場
感覚は大変に優れていると感じました。


 今回の記事では、リアルタイムトレードセミナーに実際に参加して感じたこ
とについて簡単に紹介させて頂きます。


◆視るポイント

 間違いなくここが一番の違いでした。
 企業の実力やポテンシャルから株価を考察するためには当然、財務諸表(B
S、PL、CF)の読み込みや業界、その企業のHPやIR資料など何かしら
を読むことと思います。
 しかし、大魔神氏のセミナーにおいて最後までそれらについての単語すら出
ては来ませんでした!
 「株価、板、出来高、チャート、全体地合い等をみれば株価の動きが強いか
弱いかが判断できるから」ということなのです。


・何故強いのか?
・何故買われているのか?

 これらは個別の中をみないと分かりませんが、極端な話そんなこと知らなく
ても「上がるものは上がるし、下がるものは下がる!」

 こういう世界やスタイルがあることを知ってはいましたが、いざ実際に講義
を聞き、実演を目の当たりにすると大変奥が深く、また非常に有益なことばか
りでした!

 買うタイミングや売るタイミング、ストップ高を付けてからその後の動きに
おいて見なければならないポイントなどなど、自分の手法に合わせて吸収でき
る技能はたくさんありました。


 大魔神氏のトレード手法をテクニカルという一言で形容するのはおそらく適
切ではないでしょう。

 何故ならつまるところ『需給を読み解いて売買をする手法』だと感じたから
です。

 需給とはつまり、『買う人と売る人の心理と背景からその後の行動予測をす
る』ことに他なりません。


 私の投資は企業がいわゆる『つぼみ、あるいはその前の状態』の時から投資
し、それが花開いてから多くの人に注目されるのを楽しむ投資であるのに対し、
大魔神氏は花開いてからの状態を観察して、投資判断をするのです。

 よって大魔神氏は私の真逆で、強い銘柄への順張り投資です。

 大魔神氏に学んだ多くの【気付き・学び】は実践して感覚を磨くことが重要
で、やればやるだけ上達していくと確信できるものでした。

 私の感想としては、こうした売買に関する技は持っていた方が間違いなく良
いと思いますし、トレードに関する能力が高いに越したことはありません。


 しかし、やはりトレードの技術だけで完結してしまうのは悲しいと思うので
す。


◆企業を研究することは楽しい!

 一つの企業を調べると一つのビジネスモデルが理解できます。
 一つ、二つ、三つと知る・分かることが増えるということは、資産のみなら
ず人生をも豊かにしてくれると私は信じていますし、やはり中長期で企業の成
長を応援しつつ自分の資産も大きく増やすというのは投資の楽しさの一つだと
思っています。

 なので、財務分析を中心にやってきた人はぜひ大魔神氏のセミナーに足を運
んでもらい、逆にトレードを中心にやってきた方には山本潤氏の財務分析セミ
ナーに参加してもらいたいというのを強く思った次第です(笑)

 幸いにも大魔神氏は来たる2月2日に億の近道にてセミナーを検討している
とのことなので、ぜひこの体験レポートで興味を持たれた方には参加してみて
ほしいです!

 また、トレードが主の方には山本潤氏の数式を元にした財務分析セミナーへ
の参加を強くオススメします!

 必ずや何かしらの気付き、学びがあり、明日の売買・投資における大きな糧
になることと確信しています!
 究極的には両方できるようになってしまえば、これほど素晴らしいことはな
いでしょうから(笑)


 今回セミナーに参加させてもらえたおかげで能力もやる気も高まりました!!
 まだまだ厳しい相場が続くと思われますが、明けない夜も終わらない冬もあ
りません。

 ぜひ、投資機会を探って資産を増やしましょう!


それではまた。


『全力全開全力前進!!!』


(相川伸夫)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
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■「大魔神のトレーディング&2019年投資銘柄選択セミナー」開催!!


 この度、大魔神氏にお願いして、セミナーを開催してもらうことになりまし
た。
 億の近道読者はファンダメンタルズ志向の方が多いと推察されますが、投資
家の持つ武器は多い方が良いと考え、卓越したトレード技術と経験則に基づい
た銘柄選別力を持つ氏へラブコールを送りました。

 億の近道月曜版の相川伸夫氏にもリアルトレードセミナーを体験してもらい、
大魔神氏の実力に新鮮な驚きを感じたようです(体験レポート参照)。


■日時:平成19年2月2日(土) 13:30〜16:30

■場所:東京都
   (詳細はお申し込み終了後ご案内いたします)

■受講料:7,000円(税込)


 セミナー詳細はこちら ⇒ http://okuchika.net/?eid=8145


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