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投資情報メールマガジン 2018/12/19号
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:小屋洋一)
◆コラム「経常収支のバランス」:小屋洋一
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■お知らせ あと数時間!本日24時〆切!!
【炎氏、山本潤氏ほか億の近道執筆陣出演 記念座談会開催!】
12/24午後に、都内で億近19周年+リンクス1周年記念のイベントを
行います。
メインは億近執筆陣の座談会。クリスマスイブの午後、楽しいイベント(と
思います)で、年末のひとときをお楽しみ下さい。
億近執筆者の座談会に加え、銘柄研究発表(予定)や億の近道過去の振り返
りなどを行います。
■日時:12月24日(月・祝)
13:30〜16:30
■場所:東京都(詳細はお申し込み後にご案内いたします)
■参加費用:3,000円(税込)
■イベント内容:
◆記念座談会
登壇者:炎のファンドマネージャ氏 http://okuchika.net/?cid=9
山本潤氏 http://okuchika.net/?cid=6
YEN蔵氏 http://okuchika.net/?cid=15
小屋洋一氏 http://okuchika.net/?cid=36
ほか(現在調整中)
司会:内田まさみ氏 https://www.nikkei-cnbc.co.jp/anchores/uchida
◆銘柄研究発表ほか
※内容・登壇者は変更することがあります。
■申込方法:
以下のリンクから、必要事項をフォームに入力し、
その後クレジットカード決済(paypal)にてお支払い下さい。
お申し込みはこちら ⇒ https://goo.gl/3Z7Eqw
座談会で語って欲しいテーマなどありましたら、入力フォームのコメント欄へ
ぜひお書き下さい!!
■注意事項■
お申し込み後、ご入金頂いた参加費用は当日遅刻及び欠席された
場合でも原則として返金致しませんので、ご了承下さい。
当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。
なお、今回は懇親会はありません。
みなさまのお申し込みをお待ちしております。
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◆コラム「経常収支のバランス」
先月から連載でご紹介しているアジア開発銀行研究所所長の吉野直行さんの
メッセージです。
⇒初回コラム http://okuchika.net/?eid=8057
前々回コラム http://okuchika.net/?eid=8086
前回コラム http://okuchika.net/?eid=8109
第3回目は、経常収支のバランスについての議論です。
【経常収支のバランス問題は国内問題にあり】
トランプ大統領が就任後、さかんに
「米国の経常収支の赤字が問題である。特に輸出、輸入に問題がある。」
という事を発言し、貿易不均衡と関税を中心とする貿易政策に熱心です。
ここで、マクロ経済学をおさらいしてみましょう。
以下wikipediaの解説を参照します。
「一国の生産水準をYとする。輸入をIM、輸出をEX、消費をC、投資をI、
政府支出をGとする。すると、支出面から見たGDP(国内総生産)=Yとす
ると、Yは次のような恒等式で表わされる。
Y=C+I+G+(EX−IM)
(EX−IM)は経常収支である。
ここで、租税をTとして上記の式を変形すると
(Y−T−C)+(T−G)−I=EX−IM
となる。(Y−T−C)は民間貯蓄であり、(T−G)は政府貯蓄であるから、
貯蓄をS(=民間貯蓄+政府貯蓄)とすると
S−I=EX−IM
となる。つまり、経常収支(EX−IM)の大きさは貯蓄と投資の差に等し
い。」
ということで、経常収支とは国内の貯蓄から投資を引いた金額に等しいとい
う事がわかります。
ですから、日本としては米国の経常収支の赤字問題は、貿易政策にあるので
はなく、米国内の貯蓄と投資のバランスにあるということを主張し、G20な
どの国際会議でも主張しています。
【日本と米国ではおかれた環境が異なる】
また、米国は日本の経常黒字について強く非難をしていますが、これは両国
の現在の環境によって見方も変わるはずです。
日本国内の一番深刻な課題は、みなさんもご承知の通りの少子高齢化です。
これから高齢化で就業人口が減り、少子化で人口自体も減少をしていく社会
です。
このような社会では、近い将来、貯蓄率が減少し、先ほど見たISバランス
でも経常収支が赤字化することが目に見えています。
そして、それは社会構造的な問題ですので、なかなか改善させることのでき
ない経常赤字問題になることが予想されます。
一方で、米国は海外からの移民流入を含めて、まだまだ人口増加や高齢化と
は程遠い社会です。
日本では、こうした将来に向けて、現在は経常黒字を積み重ねていかなけれ
ば、将来は経常赤字のファイナンスが難しいという環境にあります。
【日本の政治家はしっかりと説明するべき】
結論としては、
経常収支問題は、貿易不均衡の問題だけに矮小化するのではなく、国内の貯
蓄投資バランスの原因についてしっかりと話をすること
また、日本の場合には将来の人口動態を睨み、現段階ではこうした経常収支
を黒字で積み上げていかないと将来の経常収支赤字のファイナンスに備えられ
ない状況である
という2点について、しっかりと米国や国際社会の中で主張していく必要があ
る
というのが、吉野先生の今回のメッセージです。
次回はちょっとセンシティブなテーマにはなりますが、移民の議論について
です。
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