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若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方 その2

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 いまの日本株のように、投資環境が悪化すると、その企業の絶好調な業績も、世界のトップを行く技術力も、過去に蓄積してきた時価総額をはるかに超える手持ち資産(=現預金や投資有価証券や賃貸不動産の含み益など)も株価を支える要因にはならずに、株価がフリー落下を続いてしまうことも、まれにはあります。

 しかし私のように30年以上、株式市場と付き合って、株を売買している投資家にとっては、すべて過去に経験してきた事態です。

 ブラックマンデーも経験し、9.11世界同時テロ、イランのクエート侵攻から始まった第一次湾岸戦争、第2次湾岸戦争。リーマンショック、東日本大震災。そして現状の米中関税戦争とイギリスの無秩序なブリグジットリスク。

 今回の日本株の暴落も、過去のすべての暴落と同じように、いずれは企業の業績(すなわち事業価値)と、すでに蓄えて持ている金融資産や土地の含み益(すなわち資産価値)との合計である企業価値にふさわしい株価に戻していくことになると信じています。


 13年前、パワハラでサラリーマンを辞める決断をした私にとって、株式投資は、本当に希望そのものでした。

 株式投資とアベノミクスのおかげもあり、サラリーマンを辞めた時に持っていた資産は、13年後には2倍以上になり、私の残していかなければならない妻とペットの三毛猫の長い人生を生活費に不安なく生きていくための礎になってくれると思っています。

 結婚した時、結納金や結婚式の費用を、当たり前のことですが、すべて自分で支出したので、結婚後の手持ち資金はほんの少ししかありませんでした。
 父の買った自宅のローンも半分は私が返済していたので、新婚家庭の1か月の生活費は20万円まで行きませんでした。

 将来が不安なので1か月の生活費を切り詰めて、15万円までとしたので、外食してもラーメンとかスパゲティーとかしか、選ぶ余裕はありませんでした。

 そのころの夢は、株式投資で資金を稼ぎ、経済的独立を果たし、余裕を持って老後を迎えることでした。


 サラリーマンを辞めた時点の人生設計図は、結婚した当時とは少し変更(=進化)していました。

 サラリーマン人生の最後の段階になって、人間関係の軋轢から心のカゼ(=うつ病)をひき、長期間休暇を取らなければならなくなった私が、会社を休んでいるときに新たな人生の設計図を描き直しました。

 人生への戦略を変更し、それを具体的に行動に移した時期と日本経済の復活の時期が偶然にも重なっていたことは、本当に幸運でした。

 私が株式投資にいままでより力を入れ始めた時期と、バブル崩壊後に低迷を続けていた日本経済が、長かった低迷期をやっと脱出し、少しずつ回復しはじめた時期とが重なっていたのです。

 サラリーマンにはサラリーマンの幸せがあるということは良くわかっています。しかしバブル崩壊後の日本経済の低迷と疲弊が多くの日本人の心を変質し、日本全体がなんともいえない重苦しい状況になっていました。

 本当はサラリーマンとして定年まで無事に勤め上げ、平穏無事に定年を迎えたられたほうが平和であったと感じます。ただ変化する時代と乾いてくる私の心が、それを許してくれなかったとも感じています。


 私は28年間働いた会社でたくさんのことを学び、身につけました。仕事の基本はすべて会社で学びました。その点ではとても会社に感謝しています。
 しかし人員削減計画でドンドン従業員が減り、仕事の負担が大きくなるとともに、無責任な人々も増加していき、自分の力だけでは仕事への忠誠心を果たすことが出来なくなった感じて、サラリーマンを卒業するという決断をして実行することになりました。

 景気が少しよくなってきたとはいっても、当時51歳だった私のような中年の親父にはアゲインストの厳しい風が吹き荒れており、会社を辞めるということは一大事でした。

 清水の舞台から飛び降りるほどの決断と勇気が要りました。しかし株式投資を続けてきたことで、一日に300万円以上の資産が減ってしまうような経験を積んで精神力を鍛錬してきたことにより、退路を断って好きな仕事に飛び込んでいくという勇気を奮い起こすことが出来ました。


 サラリーマンでは勝ち組にはなれなかったけれど、人生ではけして負け組ではない。

 こんなことが、いま言えるのも、株式投資や不動産投資、金投資などアセットアロケーションを行って資産運用を行って資金を増やしてきたことのおかげです。そんな意味で資産運用は私の大いなる希望だったわけです。

 ただ残念ながら私は超一流の投資家ではありません。
 株式投資で1年間に5億円も稼げるような株式投資の名人でもなければ、不動産投資のために借金を利用して、資産10億円の不動産オーナーになれるような不動産投資の達人でもないのです。

 私は二人の甥っ子や多くの読者の皆さんと同じ、平凡な普通の投資家にすぎません。


 私は、超一流の投資家とは、尖がった突出した才能をもった人のことだと考えています。株式投資で言うならば信用取引を活用して、失敗すればたった一日で1億円近くの損を受ける可能性に果敢にチャレンジし、実際に一日に1億円近い損失を蒙っても、心を萎縮させること無く再チャレンジし、たった2年程度で1億円の資産を十倍の10億円にも出来る才能のことをいっています。

 不動産投資で言えば、8億円を借りて10億円の賃貸不動産を買い、地価の上昇で1年で不動産の価値が14億円になり、瞬く間に4億円の資産を稼ぎ出すような不動産投資家のことを指します。


 上がる株を見抜く力、上がる不動産を見分ける力を持ち、さらに借金を恐れずにチャンスのときに行動し、利益をきちんと確保する。
 超一流の才能と、計画を実行する行動力がないと、こんなことはできません。

 残念ながら私には株式投資についても不動産投資についても突出した、このような才能はありません。株式投資でも不動産投資でも、他の資産運用でも、そつなくきちんと利益は上げてきています。そして資産を増加させています。でもそれは徹底的にリスクを管理した、致命的な損失を避けた投資方法によるものでした。


 臆病なのでリスクを計算し、長い間かけて、なけなしの勇気を奮い起こして投資を実行して積み上げてきたものなのです。
 しいて言えば、それぞれの投資力は普通の投資家とまったく変わらない普通の誰にでも行うことのできるレベルの投資力を持っているだけなのです。
 つまりスポーツ選手にたとえれば2流どころなのです。2流の力をバランスよく寄せ集め、総合力で闘って勝ち上がっているのです。中畑元巨人軍監督が現役時代に使っていた『超二流』の投資力です。

 だから、私の投資の本や有料メルマガを読んでくれた読者の皆さんの感想は、「石川さんの投資法なら私にも出来そうだ」ということが一番多いです。
 「その通り!あなたにも出来る投資法が、私の投資法です。だから実践してみてください」このように私は訴え続けています。

 しかし2流どころの才能で、それぞれの才能は突出しておらず目立たなくても、その才能を磨きこんでバランスよく配置すれば超一流にはなれなくても、「超」2流にはなれるのです。
 そして超2流選手は、そこらへんにいる努力しない一流選手などは軽く凌駕することが可能なのです。誰もがイチロー選手のような才能と努力する力を持ち合わせることは出来ません。でも「超」2流で活躍しているスポーツ選手もたくさんいます。

 そして投資に関して言えば、人生を謳歌するため、人生の達人となるために必要なのは、ほとんどの普通の日本人がすでに持っている投資力をよく磨き上げバランスよく配置した[超]2流の投資力だけで十分なのです。

 超一流の才能がなくてもまったく問題ありません。目立たないけれども、安定感で信頼できる投資力、バランスのよい投資力さえ学んで実践して経験を積むことができれば、サラリーマンを卒業してもワクワク楽しく生きていく資金を作ることは十分に可能なのです。それを私はサラリーマン卒業後の13年間で実践して資産を作ってきました。


 いまから10年以上前には、どうやってお金を増やしていくかというテーマで5冊ほどの本を書いてきました。でもお金を得ただけでは人生を謳歌することは出来ません。自分の大好きな仕事を得ることが出来てこそ、人生を充実して生きていくことが出来ると信じて行動してきました。

 そして、株式投資はお金を増やすことだけに役に立つわけではありません。
 株式投資をすることで身につく能力は判断力・決断力・行動力などです。

 この能力は人生の勝ち組になるために必要なもろもろの能力ばかりなのです。
 充実した豊かな人生を生きるために、そして好きなことを仕事にするためにお金を稼ぎ、生きる知恵を学べる手段として株式投資はとても有効なものなのです。


 この億の近道の『新シリーズ』では、好きなことを仕事にするための準備や、会社との付き合い方、仕事との付き合い方、嫌な上司との付き合い方、人生を心豊かに幸せに生きるために必要な勇気など、お金儲けに限らずに株式投資で得られる貴重な人生の宝物についてもお話できればと、考えています。


 2006年のNHK大河ドラマは「功名が辻」でした。
 戦国時代の奉公といえば、まさに命を掛けたご奉公でした。21世紀では生命を掛ける仕事はほとんどなくなりました。戦国時代のような、命がけのご奉公はしなくて済むようになってます。
 しかし生命は捨てていなくても、精神的苦痛で生きる意味を失って、苦難に満ちた辛くて味気ない生活を余儀なくされている人々もたくさんいます。

 この新シリーズが、あなたがご自分の人生を豊かにするチャンスを手にするきっかけになれば望外の喜びです。


 私は、株にあまり興味がなく、自分で投資銘柄を選択できない妻のために、10年間売らないように口頭で遺言(=拘束力はありませんが 苦笑)して、世界トップ(日本にしか総合商社という業態はないので日本トップが世界トップです)の総合商社である、三菱商事や世界第2位の伊藤忠商事、半導体用シリコンウエハー製造で世界トップの信越化学工業や、SUMCOなどの世界的な大型株に投資資金を集めています。



 12月の配当および優待の権利のある銘柄は次のような株です。

[12月の優待株]

・ヒューリック
・マブチモーター
・ローランド DG
・ヤマハ発動機
・ニチリン
・東海カーボン
・JT

 すいぶん12月優待の中小型株も売却しています。


[12月の配当銘柄]

 ほとんど10月以降買い増してドカ下げしているものが多いです。

・昭和電工
・THK
・SUMCO
・AGC(旧旭硝子)



 私の投資銘柄はずいぶん減りました。
 買い増ししたものは、そこから大きく下げています。

 私の投資の主力銘柄の昭和電工は、業績が良いのに10月の高値から3000円近くも暴落して、我が家の運用資産減は昭和電工1銘柄で1800万円にも及びました。

昭和電工の株価のチャートです。
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=4004&ba=1&n_cid=DSMMAA13

 昭和電工は12月11日の13時30分に増配(期末70円を100円)と自社株買いを発表し、新たな3年間の中期経営計画を発表しましたが、そこから更に売り込まれて、大きく下げました。

増配
http://www.sdk.co.jp/assets/files/news/2018/20181211_sdknewsrelease2_j.pdf

自社株買い
http://www.sdk.co.jp/assets/files/news/2018/20181211_sdknewsrelease3_j.pdf

 300万株 100億円

新中期経営計画
http://www.sdk.co.jp/assets/files/ir/library/pdf_presentation/TheTOP2021j.pdf

 中間配当20円と合わせて年120円の配当は、ちょっと少ないとは思いますが、それでもうれしいです。

 3月配当銘柄を一部損切りして昭和電工にシフトしようか、ただダントツトップの持ち株数を更に増やして良いのか・・・・・・。

 なんて、のんびり考えながら明日の第3回目の抗がん剤の点滴を待とうと思います。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


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