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株価調整局面におけるバリエーション

 TOPIXは調整局面が続いておりますが、IBESコンセンサスなどで株価を見た場合、結構よい水準まで下落した銘柄も多々あるように思えます。
証券会社の営業の方、アナリストの方からも、
「PERでみれば、下落の余地は〜%程度に限られる。絶好の買い場!!」
っというようなコメントも聞かれます。

ただ、ここで1つ気をつけなければならないことがあると思います。それは、

「本当に業績の見通しは、株価の下落前と今で変わっていないのか?」

っということです。

1)見通しが変わっておらず、株価だけが下がっている。
2)見通しが変わって(悪い意味で)、株価が下がっている。

1)の場合は、確かに株価は確かに安いのかもしれません。
ただ、2)の場合は株価は一概に安いとはいえないと思われます。

「その変わった見通しでのバリエーションがどうか」

っということを判断する必要があるからです。

しかも、モメンタムが悪化した場合は、変わった利益見通し幅以上に、株価が下落する場合が多く、バリエーションは切り下がる傾向にあります。
更に、下落前に高めのバリエーションがついている場合は、一度下がりだすとなかなか落ち着く下値が見えてきません。

 例えば、下落前にPERが100倍だったとすると、半値になった50倍でも絶対基準でみると、「安いとは言えないなぁ」っと思ったりするものだからです(上昇局面では、過度なバリエーションを適当な成長率で誤魔化し、無視していたにもかかわらず!!です)。

 こういった銘柄は新興市場に多く、現在のTOPIXに対して新興市場が大きく下げている原因はこのあたりにあるのだと思います。

〓本日の主張〓

1)業績見通しに変化がなく、株価だけ下がっているケースは狙い目。
 (当たり前!!そしてそんな都合の良いケースは、そうそうあるものではない!!)

2)株価が大きく調整するには、それなりの訳がある。
 (見通しが曇ってきた、あるいは期待値が高すぎた等)

3)常に足元などの現状把握に努め、業績見通しを見直す。
  そして、現状の株価を判断する。
 (これをしないと保有株の下落時に、買い増しor売却などの判断ができない)

4)3)を怠った状態でスクリーニングをかけると、全く意味のない結果に終る
 (ぜ〜んぶ、安いものだらけになる。が、そんなことはありえない)

5)株価の声にしっかり耳を傾けましょう。

(佐藤 貴士)

<スローガン>
仲間と共に理想社会への投資をはじめよう!
−投資活動によって理想社会を実現する−

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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