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第一段階

 億近読者の皆様、新年あけましておめでとうございます。
 今年も何より、読者の皆様及びご家族のご健康をお祈りし、次に投資・運用のご成功をお祈り申し上げたく存じます。

 流石に年末年始の6連休にポジションを大きく傾けておくのは避けたいと考える投資家も多かったと思われますが、皆様は如何でしたでしょうか?
 落ち着いて様々な投資対象を検証してみたり、海外マーケットでヘッジしたりなどと、休暇中の運用を楽しまれた方もいらっしゃったのでしょう。

 私は先月の選挙後に「割安+円高で売込まれた銘柄」をテーマにして数銘柄ほど組み入れを増やしましたが、その後はほとんど何もせず放置し、休暇中は自宅周辺でのんびりとしておりました。が…、こんなに毎日上がるのなら金融銘柄をもっと組み入れておけば良かった…などと残念がる今日この頃(毎度のこと)です(苦笑)。
 まあここは一つ慌てず、どこかで日柄調整も入るでしょうから、次のタイミングを大事にしたいと思っています。
 ここで慌ててリーマンショック時の損を取り戻そうなどと考えるとまた失敗するのでしょうから、石川臨太郎さんや炎さんのコラムを読みながら我慢することにします(^^)
 外債投資につきましては一昨年後半から比較的ハイクーポンの債券を中心に継続的に組み入れを増やしていましたので、こちらはほどほどに成功していますから、余り欲張らないようにと自分に言い聞かせています。

 巷では最近の円安の進行について、「大胆な安倍ノミクス発言でマーケットが大きな変化を期待している」などの解説が多いようですが、実際のところ昨年秋以降の一連の市場動向からは「債権大国=ファイナンスの安定度」が円高の最も大きな拠り所となっていたと感じます。つまるところ金利差や物価差(購買力平価)などより、やはり「安全性」を評価された円高だったと言えるのでしょうか?ユーロを売って避難させるに際して円が選択され易かったと言う事だったのでしょう。

 ところが、ここへ来て日本の貿易収支の赤字幅が想定より大きく膨らみ、このままでは経常収支赤字も時間の問題と感じたのか?82円を抜けた辺りからは投機筋の動向も加わって日を追うごとに円安が加速したようです。

 皆様もご存じの通りで、日本の経済実態においては単に円安になれば良いと言うものではありませんから、この80円台後半辺りで一呼吸おいて、今後半年間くらいの経済動向を検証する(年度末決算を見て)時間が欲しいと感じます。輸出企業の部門別、製品別動向、輸入する資源価格の動向などあらゆるものが絡んできますから。

 投機筋の円ショートも相当積み上がっていますので、個人的には円安に動いても90円手前(89円辺りでしょうか?ユーロの変調が明確になり急激な円高に傾いた2010年6月頃)辺りになればまずはひと段落で、しばらくはこの85円〜90円のレンジで交易条件の変化による影響や、外部要因の変化など様子をみてゆく時期に入るのではと考えています。これから3月決算に向けた日本企業が稼いだ外貨の円還流や、投機筋の短期的な動向なども含めて、幅広く見ても82円〜90円のレンジから飛び出すには新たな大きな材料が必要ではと考えています。
 これがもし、日本の新政権への期待が落胆になり円安が進む…となるようなら、これは全く違う次元で注意が必要になります…。

 今年7月には参議院選挙(改選)がありますから、この辺りまでは安部内閣も無理はし辛いでしょうし、5〜6月の決算発表時期までは円安による影響の実態が見え辛くもあります。今年前半は市場上昇への期待が(それなりに?)大きいものの方向性のはっきりしない時期になると感じています。言うなれば、今年前半がまずは円安トレンドへの第一段階と考える次第です。

 マーケットの期待がある一方で、今回の自民党の大勝と選挙後の政治の動きについては以前にも書いた通り、昔に戻っただけの、何とも言えないデジャブを感じます。得票率もたいしたことはありませんでしたし、世襲議員の大量復活や新鮮味の無い経済対策など、あらゆる面でイマイチと感じています。毎日新たな経済対策が紙面を賑わせていますが、どれもが各省庁から出て来そうなこじんまりとした対策ばかりですし、予算の奪い合いを何とか国民に見え辛くしようとの努力ばかりが感じられる内容ですから。各既得権団体の影も見え隠れしています。

 これらの期待が剥落した時の落胆と、世界的なバブルによる後押しの両面による相場展開がしばらくは続くような気がします。
 今年もより一層申し上げたいことは、円高局面を捉え、着実に海外金融資産への投資を続ける年になると考えていることです。

 本年もまた宜しくお願い申し上げます。

(街のコンサルタント)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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