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日々雑感

■まえがき

 PCにせよ、DVDにせよ、将来の需要予測をすることは非常に難しいものだと思います。当てようと思ってもなかなか当てにくいものだと思います。こういったトレンドをかなりの精度で予見できれば、セットメーカーのみならず、それに関連する部材各社の業績動向を当てやすくなるのだと思います。
 が、現実問題、1年先、数年先のこういった動向を当てることは、やはり難しいのだと思います。「何で〜%伸びるのか?」という問いに対して、明確に答えることが非常に難しいからです。

 このような需要予測を片目で気にはしつつも、今後のトレンド的に「まだ普及率が低く、今後置き換えが更に進みそうな製品(もしくは部材)、数が増えそうな部材」に注目しておくことが、投資をする上で良いのではないでしょうか。普及率さえ低ければ長期的な視点で見た場合、普及率の高い製品群よりも成長トレンドが描きやすいのではないでしょうか。

■新製品の多くは既存製品のリプレイス

 毎年さまざまな企業が、新しい製品やサービスを世に出しています。しかし、これらの多くは既存の製品やサービスを置き換える役割を担うものがほとんどです。A市場がB市場の一部を奪い、その数年後B市場はほとんどなくなってしまった。こういったケースが多々見られます。

新製品      旧製品
デジカメ     銀塩カメラ、使い捨てカメラ
MP3      CD、MDウォークマン
DVD      ビデオ
PDD、液晶TV ブラウン管TV

 既存製品の問題点を改善することで消費者の満足度を上げる、新しい機能を盛り込んだ製品へ移行することで、製品単価も既存製品より上げることが可能となります。初期コストの規模にもよりますが、企業収益にプラスをもたらす可能性がおおいにあります。企業も新製品なりサービスを打ち出す際、「何かを置き換える」ということを念頭に置いたほうが市場規模の推定がしやすい。そして、そこで一定のシェアを取るという前提を置くことで、売上高の見通しを立てることが、わりとやりやすいのではないでしょうか。これは、投資家サイドからも同じことが言えます。

■普及率がすでに高い製品の場合、市場が成長するには

1)購買層が広がる(人口増、普及していない国への進出)
2)ハイエンド化が進み、製品単価が上昇する
3)一人複数台買う
4)買い替え需要増

といったことが考えられます。仮にこういったことを考えることが難しいのであれば(2、3は難しい。。。)、同市場に属している企業がなすべきことはただひとつ、

「市場内でライバルとの競争に負けない」

ということだけです。
 仮に、属している市場が別の代替品に侵食されるおそれがあるようでしたら、それらもまたライバルとなってしまいます。

 部材メーカーの業績予想をする際、どうしてもある一定の最終製品の前提が必要になってくると思いますが、それを考えるのは非常に難しい。適当に作っても根拠に乏しく、説明が難しい。こういうことをここ最近ずっと考えていたのですが、それを打破するひとつの方法が、「普及率が低い、リプレイス製品に基本的に着目をする。
 一方、予想が難しい最終製品の動向は、足元をチェックし続けることで3ヶ月先、できれば6ヶ月先ぐらいまでを大雑把に考えてみる」っということでした。

 また今後も迷うことになるのかもしれませんが、ある一定の回答を出せたことで若干ほっとしております。以上、日々雑感でした。

(佐藤 貴士)

<スローガン>
仲間と共に理想社会への投資をはじめよう!
−投資活動によって理想社会を実現する−

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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