マレーシア移住後に金融関係の先輩方や経営者から連絡を頂くようになり、新しいご縁に恵まれております。皆様がマレーシアに注目されている理由は様々ですが、これだけ注目を浴びているので、何か新しいムーブメントが創出される気がします。
さて、MM2H(ロングステイビザ)の申請関係で動きあるというような話が伝わってきております。今までも月額の収入の最低金額が倍になったりと、突然の変更はありましたが、夏以降にまた申請条件(収入証明の他に銀行口座で収入等の移動明細が確認できるものの添付の提出、資産証明の金額の増加等)が厳しくなるとの話が伝わってきました。真偽については裏を取った情報ではありませんのでご了承下さい。
しかし、お隣のシンガポールでも投資ビザ関係が4月末で打ち切りになったりと、ビザ関係に関しては各国で発給条件がどんどん厳しくなっておりますので、このような動きがマレーシアであっても何ら不思議ではありませんので、条件が良いうちにビザに関しては取得するというのが良いのではないかと思います。
MM2H(ロングステイ)について下記でおさらいをさせて頂きます。
◎MM2Hの申請条件(1RM=24.5円で計算)
〇50才以上の申請者
・最低RM350,000(約857.5万円)資産証明の提出
・RM10,000(約24.5万円)/月額の収入証明の提出or公的年金受取証明書
・仮許可後、マレーシア国内銀行にRM150,000(約367.5万円)の定期預金口座の開設(定期預金は、1年後に不動産購入、教育、医療目的でRM50,000(約122.5万円)まで解約可能、その後は残高RM 100,000(約245万円を維持)。
〇50才未満の申請者
・最低RM500,000(約1225万円)資産証明の提出
・月収入でRM10,000(約24.5万円)/月額の収入証明の提出
・仮許可後、マレーシア国内銀行にRM300,000(約735万円)の定期預金口座の開設(定期預金は、1年後に不動産購入、教育、医療目的でRM150,000(約367.5万円)まで解約可能、その後は残高RM150,000(約367.5万円を維持)。
MM2Hは50歳以上、以下で条件が違いますが、年齢に関わらず、10年までの長期滞在が許可され更新可能なビザで滞在義務がないというのが特徴です。上記の条件を満たせば良いので、他国と比較すると条件は比較的緩やかなビザになります。昨年は例年より申請件数が倍になっており、今後もこの流れは加速すると思われます。
移住前の方に一つアドバイスですが、住居の選択は非常に大事なポイントになりますが、不動産の仲介業者は入念に選ぶことをお勧めします。希望するエリアや物件の条件を明確に伝え、良い物件の候補を出して貰い、物件決定後はオーナーに新しい設備(家具、クーラー、家電製品等々)を増やして貰う要望を出し、強く交渉する事をお勧めします。
今、KL(クアラルンプール)の大部分の地域で物件が供給過剰状態なので、借り手が強い立場で交渉できる局面にあります。日本人の多くはこのような交渉が下手ですが、仲介人にそのような役割を担ってもらうのが良いと思います。海外では多いのですが、仲介人は成功報酬で働いており、物件成約時にはじめて貸し手よりフィーを貰える仕組みになっているので、うまく活用するにこした事はありません。
居住地の選択ですが、我が家ではエリアはアンパン、バンサー、モンテキアラ、TTDIと見れる限りの物件を視察しました。同じコンドミニアムでもオーナーによって物件の状態は雲泥の差なので、コンドミニアムが決まったらいくつもの部屋を見る事をお勧めします。また、コンドミニアムのマネジメントオフィスによる物件の管理状態やセキュリティーガードの方々の質等も入念にチェックする事をお勧めします。
その他にもアドバイスをしたい事は多々ありますが、また次回に書かせて頂きたいと思います。
(番頭さん)
【筆者プロフィール】
大学卒業後、某都市銀行勤務、某外資銀行勤務を経て独立。専門は個人富裕層業務。
幼少期に6年間ドイツで過ごし帰国、その時の経験が後の人生に大きく影響。
日本人の基本的なフィナンシャルリテラシーの向上を願いつつ日々奔走中。
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても当方は一切の責任を負いません。)
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さて、MM2H(ロングステイビザ)の申請関係で動きあるというような話が伝わってきております。今までも月額の収入の最低金額が倍になったりと、突然の変更はありましたが、夏以降にまた申請条件(収入証明の他に銀行口座で収入等の移動明細が確認できるものの添付の提出、資産証明の金額の増加等)が厳しくなるとの話が伝わってきました。真偽については裏を取った情報ではありませんのでご了承下さい。
しかし、お隣のシンガポールでも投資ビザ関係が4月末で打ち切りになったりと、ビザ関係に関しては各国で発給条件がどんどん厳しくなっておりますので、このような動きがマレーシアであっても何ら不思議ではありませんので、条件が良いうちにビザに関しては取得するというのが良いのではないかと思います。
MM2H(ロングステイ)について下記でおさらいをさせて頂きます。
◎MM2Hの申請条件(1RM=24.5円で計算)
〇50才以上の申請者
・最低RM350,000(約857.5万円)資産証明の提出
・RM10,000(約24.5万円)/月額の収入証明の提出or公的年金受取証明書
・仮許可後、マレーシア国内銀行にRM150,000(約367.5万円)の定期預金口座の開設(定期預金は、1年後に不動産購入、教育、医療目的でRM50,000(約122.5万円)まで解約可能、その後は残高RM 100,000(約245万円を維持)。
〇50才未満の申請者
・最低RM500,000(約1225万円)資産証明の提出
・月収入でRM10,000(約24.5万円)/月額の収入証明の提出
・仮許可後、マレーシア国内銀行にRM300,000(約735万円)の定期預金口座の開設(定期預金は、1年後に不動産購入、教育、医療目的でRM150,000(約367.5万円)まで解約可能、その後は残高RM150,000(約367.5万円を維持)。
MM2Hは50歳以上、以下で条件が違いますが、年齢に関わらず、10年までの長期滞在が許可され更新可能なビザで滞在義務がないというのが特徴です。上記の条件を満たせば良いので、他国と比較すると条件は比較的緩やかなビザになります。昨年は例年より申請件数が倍になっており、今後もこの流れは加速すると思われます。
移住前の方に一つアドバイスですが、住居の選択は非常に大事なポイントになりますが、不動産の仲介業者は入念に選ぶことをお勧めします。希望するエリアや物件の条件を明確に伝え、良い物件の候補を出して貰い、物件決定後はオーナーに新しい設備(家具、クーラー、家電製品等々)を増やして貰う要望を出し、強く交渉する事をお勧めします。
今、KL(クアラルンプール)の大部分の地域で物件が供給過剰状態なので、借り手が強い立場で交渉できる局面にあります。日本人の多くはこのような交渉が下手ですが、仲介人にそのような役割を担ってもらうのが良いと思います。海外では多いのですが、仲介人は成功報酬で働いており、物件成約時にはじめて貸し手よりフィーを貰える仕組みになっているので、うまく活用するにこした事はありません。
居住地の選択ですが、我が家ではエリアはアンパン、バンサー、モンテキアラ、TTDIと見れる限りの物件を視察しました。同じコンドミニアムでもオーナーによって物件の状態は雲泥の差なので、コンドミニアムが決まったらいくつもの部屋を見る事をお勧めします。また、コンドミニアムのマネジメントオフィスによる物件の管理状態やセキュリティーガードの方々の質等も入念にチェックする事をお勧めします。
その他にもアドバイスをしたい事は多々ありますが、また次回に書かせて頂きたいと思います。
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大学卒業後、某都市銀行勤務、某外資銀行勤務を経て独立。専門は個人富裕層業務。
幼少期に6年間ドイツで過ごし帰国、その時の経験が後の人生に大きく影響。
日本人の基本的なフィナンシャルリテラシーの向上を願いつつ日々奔走中。
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても当方は一切の責任を負いません。)
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