10月3日から6日まで、CEATEC(アジア最大級の情報・通信・エレクトロニクスに関する国際展示会)が開催されました。来場者は、前年に比べてやや減少したようですが、悪天候の要因が大きかったようです。本日は、見学したブースの中から、気になったものをいくつかご紹介したいと思います。
■フラットパネル
1)液晶
フルHD対応の機種が目立ったことと、42インチ以上の機種が目立ったことが印象です。画質はやはり、シャープやソニーが良い印象を受けました。厳しい価格競争の中、大型化、フルHD化に活路を見出しているのだと思いますが、一方で42インチ以上のTVが入る部屋は結構限られているのではないか、とも思いました。少なくとも、我が家で42インチは置けません。。。
2)PDP
パイオニアがコントラスト比2万対1以上の機種を展示。実際綺麗な画質でしたが、ブース全体が暗かったこともそれを後押ししていた面もあるような気がしました。ハイエンド製品を高価格帯で売る戦略のようですが、全体の価格が下がれば下がるでしょうし、価格が高いということで消費者の選択枠から外れてしまうリスクもあるように思います。ニッチな市場を狙うということであれば、良いのでしょうが。松下もこれまで同様、綺麗な画像でした。
3)リアプロ
数年前は株式市場でホットだったリアプロですが、ここのところは低迷していました。ただ、今回ビクターによって展示されたリアプロは好印象でした。これまでリアプロの欠点だといわれていた、奥行きを27センチまで短くすることに成功。これでも液晶やPDPにはかないませんが、ずいぶんスリムになった印象です。世界最大となる110インチのモデルもなかなか綺麗な画質でした。
全体として大きな変化があったというよりは、これまでの1)大型化、2)フルHD化の流れの一環だったような印象です。
■次世代DVD
ブルーレイ、HDDVDともにいえるのですが、綺麗な画像だけど価格が高い。。。次世代機を購入する以前に、家のTV自体がハイビジョン対応でなければならない。こういったことを踏まえると、普及は当然先になると思います。PS3の発売により、ブルーレイの再生機という意味合いでは徐々に広まるのでしょうが。松下のブルーレイレコーダは2層ディスクに対応していますが、一方ソニーは間に合わなかったようです。若干技術的な差がでているようです。
■電子部材
1)HDDヘッド
TDKがCPP型GMR素子を用いた再生ヘッドと、ディスクリートトラック媒体を用いて、437Gビット/平方インチを達成。その2日前にはシーゲートが421Gを達成していましたが、わずかに上回る結果を示しました。
2)リチウムイオン電池
村田製作所が参入を表明しておりましたが、ターゲットとしたい市場は工具、電動自転車、ハイブリッドカーなどのようです。正極材であるマンガン酸リチウムの開発に成功し、粒子径の小型化を実現した。これにより、高容量化を見込めるようになったもよう。
■番外編 ムラタセイサク君
個人的にはこれが一番印象的な展示でした!皆さんもTV等で一度はご覧になられたことがあると思いますが、初めて生で見させていただきました。これがすごい。坂道を助走なしに登り上げ、車庫入れにも成功、そしてS字カーブも難なくこなしました。ブースもものすごい人だかりでしたが、見る価値があった展示でした。
(佐藤 貴士)
<スローガン>
仲間と共に理想社会への投資をはじめよう!
−投資活動によって理想社会を実現する−
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)
■フラットパネル
1)液晶
フルHD対応の機種が目立ったことと、42インチ以上の機種が目立ったことが印象です。画質はやはり、シャープやソニーが良い印象を受けました。厳しい価格競争の中、大型化、フルHD化に活路を見出しているのだと思いますが、一方で42インチ以上のTVが入る部屋は結構限られているのではないか、とも思いました。少なくとも、我が家で42インチは置けません。。。
2)PDP
パイオニアがコントラスト比2万対1以上の機種を展示。実際綺麗な画質でしたが、ブース全体が暗かったこともそれを後押ししていた面もあるような気がしました。ハイエンド製品を高価格帯で売る戦略のようですが、全体の価格が下がれば下がるでしょうし、価格が高いということで消費者の選択枠から外れてしまうリスクもあるように思います。ニッチな市場を狙うということであれば、良いのでしょうが。松下もこれまで同様、綺麗な画像でした。
3)リアプロ
数年前は株式市場でホットだったリアプロですが、ここのところは低迷していました。ただ、今回ビクターによって展示されたリアプロは好印象でした。これまでリアプロの欠点だといわれていた、奥行きを27センチまで短くすることに成功。これでも液晶やPDPにはかないませんが、ずいぶんスリムになった印象です。世界最大となる110インチのモデルもなかなか綺麗な画質でした。
全体として大きな変化があったというよりは、これまでの1)大型化、2)フルHD化の流れの一環だったような印象です。
■次世代DVD
ブルーレイ、HDDVDともにいえるのですが、綺麗な画像だけど価格が高い。。。次世代機を購入する以前に、家のTV自体がハイビジョン対応でなければならない。こういったことを踏まえると、普及は当然先になると思います。PS3の発売により、ブルーレイの再生機という意味合いでは徐々に広まるのでしょうが。松下のブルーレイレコーダは2層ディスクに対応していますが、一方ソニーは間に合わなかったようです。若干技術的な差がでているようです。
■電子部材
1)HDDヘッド
TDKがCPP型GMR素子を用いた再生ヘッドと、ディスクリートトラック媒体を用いて、437Gビット/平方インチを達成。その2日前にはシーゲートが421Gを達成していましたが、わずかに上回る結果を示しました。
2)リチウムイオン電池
村田製作所が参入を表明しておりましたが、ターゲットとしたい市場は工具、電動自転車、ハイブリッドカーなどのようです。正極材であるマンガン酸リチウムの開発に成功し、粒子径の小型化を実現した。これにより、高容量化を見込めるようになったもよう。
■番外編 ムラタセイサク君
個人的にはこれが一番印象的な展示でした!皆さんもTV等で一度はご覧になられたことがあると思いますが、初めて生で見させていただきました。これがすごい。坂道を助走なしに登り上げ、車庫入れにも成功、そしてS字カーブも難なくこなしました。ブースもものすごい人だかりでしたが、見る価値があった展示でした。
(佐藤 貴士)
<スローガン>
仲間と共に理想社会への投資をはじめよう!
−投資活動によって理想社会を実現する−
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)