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億の近道2010/02/18

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投資情報メールマガジン                   2010/02/18

              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
        (本日の担当:街のコンサルタント)

     ◆コラム「セレブではない人達」:街のコンサルタント

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◆コラム「セレブではない人達」

 昨年12月17日のコラムにて、優先席で平然と携帯を使っているモラルの
低い人達などと書きましたが、先月中旬、ある出来事がありました。

 普段使っている東急線にて、夕方の帰宅時間に優先席に座っていた(アラフ
ォーのOLと思われる)女性が盛んに携帯をいじくって(メール?)いました。
ちゃんとした身なりでビシッと化粧をした、見えかたによってはセレブ奥様の
ような。
 ソコソコ込み合う電車の中で、いつものように「何だかなぁ〜」と見ていた
ら、その前に立っていた60代後半くらいの女性(ちょっと派手目のおばあち
ゃん風(失礼))が、
「あんたねぇ!優先席に座るなら携帯いじるの止めなさいよ!」
「まったくもう!常識が無いんだから!」
「も〜う、いつまでやってんの!本当に非常識な人間だねぇ!」と、
突然大声で怒鳴り始めました。
 一斉に周りに立っていた人達の目がその女性に向かいます。数人はそのおば
あちゃんに加勢するかのように睨みつけている人もいました…が、アラフォー
OLは全く動じず携帯をいじくっています。
(注)先程、記述を間違えました。優先席で携帯をいじくるような常識の無い
人ですからセレブでは無いですね(笑)。

 注目を集めているのを感じているのか、携帯から視線を動かしません。
 おばあちゃんは相変わらず怒鳴り続けています。その言葉を無視してじっと
携帯をいじくること数十秒。その後やおら携帯をバッグにしまい本を取り出し
て読み始めました(とても不機嫌そうに)。もちろん彼女はずっと眼を伏せた
ままです。前に立つおばあちゃんは一つため息をつき、立ったままじっとアラ
フォーを見ています。重苦しい空気が車内を包んでいます。数駅を過ぎ、おば
あちゃんは電車を降りて行きました。(いつもと違った空気を乗せた)電車は
走り続け、数駅後にアラフォーも降りました。
 おそらく彼女は2度と優先席では携帯をいじくらない?…その日の出来事を
忘れるまでの暫くは…?

 ということで、翌日から2週間ほど、優先席で携帯を使っている人がどのく
らい居るのか、試しに手帳につけてみました(笑)。
 優先席付近で観察した35回のうち、優先席に座ったまま携帯を使っている
人が18人居ました。驚いたことに結構居るものです。うち3人が男性(40
代1人、20代2人)、15人が女性でした(40前後2人、20代〜30前
半13人)。若い女性が圧倒的に多かったです。女性のうち1人は電話をして
いました(呆)。朝の通勤時間帯では携帯を開いている人は1人しか居ません
でしたし、もちろんこれが平均的なものでは無いと思われますが、携帯をいじ
りたいなら何故に優先席を離れてやらないのでしょう。

 印象では車内で携帯を使っているのは若い女性が多いと感じます。若い男性
は携帯でゲームをしているのをよく見かけますが、女性はメールが多いようで
す。多分、お喋りの代わりに、手持無沙汰になる帰宅途中の電車内で友人とメ
ールのやり取りでもしているのでしょうか。しかしながら、駅の階段を降りる
のも厄介で足に負担のかかる高いヒール(ミュール?)に疲れ、やっと座れた
とは言え、優先席では控えるべきと思います。


 本題です。

 今回は投資の話とは関係無くて申し訳ないですが、先日つらつらと風呂の中
でJALのことを思い巡らしていました。

 1月に会社更生法適用の申請をした訳ですが、負債総額は2兆3,000億
円強、債務超過額は8,676億円だそうです。

 ところで過去の決算書をちゃんと見ると上記の数字との整合性がとれません。
(とても大雑把な説明であることをお許し下さい)
2009年3月期(前期)の決算短信によると・・・、

資本金  2,510億円
資本剰余金1,558億円
利益剰余金 ▲218億円
・・・で、この年の当期損失は632億円です。
(話題の燃料為替取引分?)の繰延ヘッジ損益▲2,018億円を加えても、
純資産総額は1,968億円(比率は低いながら)もありました。

 そして、昨年9月(2010年3月期中間)での当期利益は▲1,312億
円、12月末時点での3月本決算の予想当期利益は▲2,700億円です。
 昨年は月次200億円ほどの赤字を垂れ流していた訳ですね。過去はもちろ
ん黒字の年もありましたが、概ね毎年数百億円の赤字を出していました(景気
の良かった2008年3月期ですら当期利益は170億円しかありません)が、
今期は特に酷かったようです。

 と、ここで・・・。
 上記の数字から引き直すと、仮に今期2,700億円の赤字になっていたと
しても債務超過額は1,968−2,700=▲732億円にしかなりません。

 幾らリース債務や隠れ債務があったとはいえ、8,676−732=7,9
44億円もの桁外れの損失が「今になって突然分かった」なんて常識ではあり
得ません。・・・ってことは、本当はずっと以前からこの損失が隠されていた
可能性が高い?(一部会計処理方法も変わっていますし、リースもありますが)
と考えるのが妥当ではないでしょうか。

 これ普通の会社なら、とっくに倒産しているか、または上場廃止、最低でも
数年前から「継続疑義の注記」が付いているはずです。

 決算開示や税務については継続性がとても重要視されます。仮にリース債務
の仕分けや機体償却の額を調整したにせよ、昨年3月末からのたった1年弱で
8,000億円もの損失が突如表面化されるなんて、そんなふざけた開示は止
めてもらいたいものです。しかも今後再建に向けて約1兆円(日本国税収総額
の約2%)ものお金が(大半は税金から)投入されます。

 以上を踏まえて・・・。
 少なくとも、昨年の決算発表日以降に取得した株主に対しては、有価証券報
告書の虚偽記載による証取法違反の可能性が出てくるのではないでしょうか?
遡れば、06年7月の公募や8月の第三者割当なども正当性が怪しくなってき
ます。

 マスメディアは、親方日の丸がいけないとか、国交相の対応やら、OBが年
金減額に反対しているとか、役人や旧政権与党の利権がどうのとか・・・、何
となく目先の「誰が悪い」といった単純な論調が多いと感じますが、日本のメ
ディアの特徴というか、毎度のことですが、ただ大騒ぎしても何も解決しませ
ん(本質部分を隠したいのでしょうか?)。
 すべきことは、過去のいつの時点からこのような損失が隠匿されていたのか?
それを内部関係者(役員や担当官庁)がいつから認識していたのか?そしてそ
れを誰がどう管理しようとしていたのか?・・・などを徹底的に調べ、事実を
暴いたうえで、それに関与し、いかに株主の目を誤魔化したか、またいかに血
税を無駄にし国民全体に損害を与えたのかを計算し、それに加担した主要関係
者全員を調べ上げ国民に報告することだと思います。
 旧役員も政治家も役人(含む天下りOB)も全て。政治家や巨大利権に群が
った連中による利益誘導だけではなく、それほど(実質債務超過)の状況に陥
っていたにも関わらず従業員の家族を無料で飛行機に乗せていたり、賞与など
を得ていた役員が居たなら注意義務・忠実義務違反の疑いが大いにあります。
明確な商法違反となる可能性が高いと言うことであり、同時に監督官庁はそれ
を黙認していたとも言えます。

 それこそ株主や国民全員で損害賠償請求訴訟(行政訴訟も)を起こし、何十
年にも渡りJALから不当に甘い汁を吸い続けた連中全員に、私財全てを投げ
売ってでも償わせるくらいのことがあって然るべきかも知れません。
 個人的な意見ですが、歴代社会保険庁幹部や関係する天下りOBも同様の償
いをすべきと思っています(これらの不正について何故に日本のメディアは追
求することを止めてしまったのでしょうか?まさか上層部から止めよとの指示
があったのではないでしょうね?)。

 余程厳しくしなければ、いつまでも、ズルでも何でも「やったもの勝ち」
「逃げ切った者勝ち」が続きます。国を管理するトップや指導する立場の人間
に倫理観が無ければ、国民もそれを真似し、いずれ国は滅びます。

(街のコンサルタント)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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