JUGEMテーマ:ビジネス
億近読者の皆さん、3週間ぶりのご無沙汰です。
さて先日、南カリフォルニア・ロングビーチで開催された異業種交流会世界大会に参加してきました。少しは観光もできるかなと思って行ったのですが、結果として、ほぼできませんでした(苦笑)。毎日、朝8時から研修やセミナーがあり、昼休みもミーティングや勉強会、夜もミーティングや勉強会でびっしりでした。
また、各国の参加者が朝早起きなのには、脱帽ものでした。普通に、朝5時や6時に、ミーティングしようと言ってくるのです。こちらも、時差ボケや夜遅くのメールチェックなどで、毎日睡眠4時間位。相手も同じ位だったと思いますが、皆、常にエネルギーにあふれていて、とても元気な人達ばかりでした。
なかなか、そのペースについていくのが大変だったのですが、その分、非常に中身の濃い、充実した1週間を過ごすことができました。
ただ、朝食を取る暇もない程忙しくて、会議中に空腹でお腹が鳴ってしまい、ある「インディアンネーム」を米国人から付けられてしまいました!インディアンネームというのは、ある程度の年齢に達した時に、米国先住民から贈られる、その人の人格や置かれた位置を表している名前です。お腹を鳴らしていた私に付けられたインディアンネームは、
"grumbling stomach"
敢えて訳すなら、「グーグーお腹君?」でした(笑)。
そんな中、ロングビーチの地元のミーティングに参加する機会があり、中心メンバーとして活躍している日本人女性、Tさんと会うことができました。彼女は、カリフォルニアの大学に留学し、そのまま住むようになって10数年、7年前から不動産投資のプロとして、仕事をしています。
あの「金持ち父さん、貧乏父さん」を読み、不動産投資の世界に興味を持ち、独学でプロになったという方です。今、米国の不動産市場は、厳しい状況が続いていますが、Tさんは積極的に投資家を募って、小口の物件を主体に投資を継続しています。
手法としては、中古の掘り出し物件を見つけて購入、リニューアルして価値を上げて売却、利益を投資家に還元するというものです。交流会を通じて知り合ったプライベートバンカーや不動産仲介業者、建築業者やカーペットクリーナーをフルに活用しています。
不況をものともせず、楽しく元気に不動産投資の仕事をしているTさんから、私は米国の不動産は中長期的には、やはり今が買い場でありチャンスなのだということを実感しました。また、彼女のような日本人女性が立派に事業主として成功している姿は、大変励みになりました。
日本も厳しい状況が続いてますが、自らの選択とは言え、Tさんの置かれた環境から比べれば、母国語で自国で仕事ができるわけですから、恵まれているかもしれない等と、思ってしまうのは私だけでしょうか。
皆さんは、どう思いますか?
(渡辺直行)
*渡辺直行のプロフィール
トウキョウ・フォレックス株式会社、ソシエテ・ジェネラル証券国内法人先物・オプション部長を経てインターネットベンチャー2社の立ち上げに参加。
その後米系ヘッドハンティング会社を経て起業、2005年1月、エグゼクティブ・サーチ・ジャパン株式会社代表取締役就任。
*異業種交流会メンバー兼運営側としても活動しています。
http://www.bni-japan.com/
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)
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