<< 生涯パートナー銘柄の研究2009/01/20 | main | 生涯パートナー銘柄の研究2009/01/06 >>

生涯パートナー銘柄の研究2009/01/13

JUGEMテーマ:株・投資

この内容は、有料メールマガジンの過去配信されたサンプルです。
もしお気に入りでしたら、ぜひご購読をご検討ください。
詳細はこちらをご覧ください。




□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
===================================
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−2009/01/13号−−

        石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
===================================

 億の近道火曜日の大人気執筆者、石川臨太郎が皆様へお贈りするメールマガ
ジンの第3回目です。週に1回(火曜日を予定)配信いたします。
 2009年1月20日配信分まで無料でお読みいただけますので、まずは内
容を吟味いただき、納得いただきましたら有料購読をお願いいたします。
 なお、この有料メルマガの売り上げの一部は、億の近道の発行運営に活用さ
れます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
            ◆Contents◆

   ◇有料メルマガの方針について
   ◇銘柄研究「オイレス工業(6282)」
   ◇コラム「株式投資をして精神的に苦痛を受けないためのヒント」

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

◇有料メルマガの方針について

 このメルマガでは、
1.企業研究
2.コラム
・自分の決めたことを実行に移すために役立つ考え方を紹介
・調査に使うツールなどについて紹介

以上のコンテンツを週に1回配信いたします。

1.企業研究
A)「将来に向けて株価が大きく回復する可能性を秘めた、将来を託すのに
   不安の無い企業群」
 ・時価総額が数百億円規模と、それなりに大きくて日本を代表するような企業
 ・自己資本比率が主に50%以上の企業
 ・事業価値の高い企業
B)「いま現在の収益を上げるため、株価の上昇が期待できなくてもインカム
   ゲインという高い経済的効用を得られる企業群」
 ・配当と優待を合わせた総合利回りが高い企業(今の相場環境では6%以上)
 ・低PBRかつ低PERのバリュー株。
 ・過去に蓄えた資産(現・預金+投資有価証券+不動産)が時価総額の2倍
  を超えるような配当優待総合高利回り企業。

以上、二つのカテゴリーの企業を取り上げていきます。

2.コラム
 銘柄研究も大事ですが、自分が考えたとおりに投資を実行できなければ、成
果を得ることは出来ません。
 多くの投資家は、自分の買い値より安くなってしまった含み損のある株を売
って、新しい株に投資することに精神的に苦痛を感じて、ポートフォリオの組
み換えが出来ない方も多いです。また銘柄シフトを実行しても、損をしたこと
で精神的に病んでしまったり、自分を責めすぎて暗い人生を自分で作り出して
しまっている方も多いです。
 投資が自分の思惑通りにいかずに精神的に苦痛を受け続けるのは、あまり有
意義なことではありません。そんなとき、どう考えて、自分を納得させていく
のか。そのためのヒントになるようなことも取り上げていきます。

 株式投資を実践していくのは、舗装されていない悪路を車で走るのと同じよ
うなリスクが伴います。アップダウンが激しく、がけ崩れや、落石もときどき
起こす株式市場という舗装されていない変化に富んだ悪路、厳しいけれど、目
的地にたどり着けば、大きなお宝の山が待っているという、素晴らしい黄金道
路でもある道を、なるべく安全に運行し、完走するための技術を身につける。
そのための努力を、ごいっしょにさせていただくことが出来たら、とてもうれ
しいです。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

◇銘柄研究 オイレス工業(6282)

 本日は無給油式ベアリングで国内シェア50%。免振装置シェアトップのオ
イレス工業を研究対象として取り上げます。当社の商品の5割が特許に守られ
ているので、安売り競争による採算悪化リスクは少ない高技術企業ということ
で選択しました。

 2005年、2007年、2008年と1株→1.2株の株式分割を行い、
長期投資を続けるほど実質的な配当利回りが高くなる、株主還元積極派の企業
です。

 まず資産価値から計算します。

 平成21年3月期第2四半期の決算短信から計算しました。

  現・預金37.0億円
 +短期有価証券24.7億円
 +投資有価証券72.9億円
 +売掛債権(売掛金+受取手形)188.8億円
 +在庫63.6億円
 +土地簿価36.2億円
 −全部の負債(他人資本全部)
 =301.2億円

 土地の含みは近隣公示地の価格を時価として概算すると55.8億円ありま
す。ただ有価証券報告書の主要な設備の開示では、価格が高いけれど面積が小
さい大阪などの営業所の面積がまとめ書きされていて、分解できません。その
ため内訳の分かる地方にある工場、事業所だけの概算になります。

 下のサイトで住所を入力すると、近隣の公示地の価格を簡単に調べることが
出来ます。大都会地だと、国税庁の路線価と照らし合わせて、正面路線価との
比較をすることで、かなり精度の高い含み益の予測ができますが、地方では路
線価が無い場所が多いので、直近の公示地価を時価として採用して計算しまし
た。住所は、企業のホームページなどで収集しましょう。

http://www.land.mlit.go.jp/webland/top.html


 時価総額は原稿執筆時である1月9日の終値の株価1160円で計算すると
274.4億円です。第2四半期末の自己株式を除いた発行済株式数で計算し
ています。10月以降に行なった100万株の自社株買いと150万株の株式
消却については購入のための現金が減少することもあり、この時価総額の計算
には反映させませんでした。

 土地の含み益を加えなくても、時価総額以上の資産価値があると判断できま
す。資産価値に加えなかった建物などの資産は以下のように179.8億円で
す。特許に守られたシェアの高い商品を生み出す工場など設備をゼロ評価する
のはおかしいという考え方もあります。しかし通常の経済環境では時価総額は
資産価値以上あるのが普通です。そこで資産価値+事業価値と時価総額を比較
することになります。事業価値を生み出すために使った設備を資産としても計
算すると、「設備の価値」を資産価値と事業価値に2重に計上することになり
ます。したがって、設備等については資産価値には加算しないようにしていま
す。

 建物62.1億円
+設備45.9億円
+その他の資産71.8億円
=179.8億円

 次に事業価値の定性的な検討を行ないます。事業価値は将来の利益の源泉な
ので、バランス・シートなどでは計算することの出来ない、特許、製造ノウハ
ウ、販売力、経営者や従業員の能力などに支えられています。

 3ヶ月先の利益でさえも経済環境の激変で簡単に変化してしまうことを、今
回の100年に1度といわれるほどの経済悪化で思い知りました。しかし必要
な商品ならどんな経済環境においても需要はあります。またオイレス工業には
一時的な業績の悪化に充分耐えられる金融資産の蓄積があります。

 海外売上はまだ17%と少なく、内需株と判断しました。

 IRに、「競合会社が多くて競争が激しいと値引き合戦になるのは嫌ですよ
ね。」と質問すると「当社の製品の約5割が特許に守られた製品なので、安売
り競争になりにくい。」との回答を得ました。

 自動車用ベアリングが主力商品ですが、日本の自動車メーカーに円で売るの
で為替変動の影響は受けません。もちろん販売先の自動車メーカーの減産があ
れば、影響を受けます。

 ただ各国政府が公共投資で景気刺激を行なうことが報道されています。当社
の主力商品の一つである免震装置に期待が出来ます。日本でも橋の老朽化が話
題になっていますが、現在はビル関係の免震装置などの売上シェアが大きいで
す。しかし過去においては橋梁関係の商品売上がビル関係より高かったことも、
事業価値の判断のポイントとして押さえておくべきです。すでに巨額の公共投
資が公表されている中国、アメリカはもちろん、日本でもインフラ整備のため
の公共投資が景気刺激策の最有力手段です。オイレス工業はすでにインドの国
営発電所の水門軸受けを受注しています。

http://www.oiles.co.jp/bridge/top.html

 資産価値だけで時価総額を上回っており、経済環境の回復時には、業績を伸
ばせる商品も持っています。またオイルレスベアリングは海外自動車メーカー
への売込みが今後の課題です。海外展開の遅れが幸いしてアメリカ自動車メー
カーBIG3に対する売上が殆どなく、現状は被害が少なくて済みました。し
かし将来的には海外企業に対して売上を伸ばす余地は充分あると判断します。
すでに欧米での販売強化をスタートしています。成長余力充分の楽しみな企業
で、老後を託すのための投資先として相応しい企業だと判断します。

 興味のある方はオイレス工業のホームページをじっくり見ることを推奨しま
す。情報の宝庫です。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

◇コラム:株式投資をして精神的に苦痛を受けないためのヒント

 株式市場は、株式会社が事業を遂行するために資金を調達するための機能を
果しています。企業が事業資金を調達する方法は、株式を発行し、これを投資
家に買ってもらうという方法があります。投資家が投資した資金は企業の自己
資金となり、借入のように貸主に返す必要はありません。

 しかし株に一旦投資したら、そのお金を別なことに使う必要が出来たとき返
してもらえないというのでは、投資家は投資に二の足を踏んでしまいます。そ
こで株に投資した資金を使いたくなったとき、別の投資家に株を売って、投資
した資金を回収する場所が必要になります。その役目を果たしているのが株式
市場です。

 株式市場では多くの株が売買されています。その売買を活発に行なわせる大
切な仕組みが、株価が変動して、うまく売買すれば一攫千金を狙えるかもしれ
ないという射幸心です。

 株価が右肩上がりに上がり続け、下がることがないならば、そんな株を売ろ
うという人はいないでしょう。よほどお金が必要な人意外は売りません。そう
すると、その株を買いたい人がいても、買えません。

 では下がり続ける株を買う人はいるでしょうか。そんな損をすることがわか
りきっている株を買おうという人も、普通はいないと思います。

 株価が上下に変動しているからこそ、変化しているからこそ、もっと上がる
かもしれないから買おうという投資家。いやいやこれからは下がる可能性のほ
うが高いから売っておこうという投資家。つまり意見の異なる投資家がいるか
らこそ市場で売買が成立し、いつでも現金に換金できるという安心感を投資家
に与えているわけです。
 今回のような強烈な信用不安は投資家の買い意欲を根こそぎ奪い去るような
痛烈なものでした。売りたい投資家ばかりが増えて株価が下落しました。でも
買った投資家がいるからこそ売買が成立して、株価が下がったとも言えるので
す。誰も売らなければ株価が下がることはないし、ひとりも買わなければ売買
が成立せず株価もつきません。ほんの数単位の株の売買で株価が暴落してしま
うことも、良くあることです。

 株が上がるか下がるかは、誰にも分かりません。ただその株が現在より上が
ると考える投資家の数が、下がると考える投資家の数より多ければ、株価は高
くなっていきます。買いたい人の数が多ければ野菜市場や魚市場で、セリで価
格が上がっていくのと同じことが株式市場でも起こるのです。

 魚や野菜などの商品は、誰かに消費され、無くなっていきます。ところが株
は、その企業が倒産しないかぎり、基本的には存在します。(自社株消却など
株数が減ることはありますが、特別なことをしなければ存在し続けるわけです)

 そして企業の業績や景気動向、地震や台風などでおきる自然災害、テロや戦
争や事故などによる人災でも、投資家の株に対する上がるか下がるかの判断が、
常に変化していきます。投資家の判断が変ることで、市場で売買が発生し、株
価が変動していきます。

 株式市場では株価が毎日変動しています。そのために自分の投資額が増えた
り減ったりしていきます。そのためにストレスが発生し、精神的に弱い投資家
はストレスに負けて、資産を減らして、市場から去っていきます。レバレッジ
(借金)を利用した投資で、自己資金以上の借金を負い、負債を抱えて市場か
ら強制退場させられる投資家も少なくありません。また流動性の少ない小型株
(新興市場の株ばかりでなく、東証第一部の株でも、流動性が小さい株はあり
ます)では、資金力のある大口の投資家の投資行動によって、株価が影響を受
けます。強い大口の投資家が、小口で弱い投資家から資金を簒奪しているよう
に感じられることも、よく起こります。

 ビジネスも競争です。それと同じような意味で株式投資も投資家間の闘い、
資金の奪い合いでもあるわけです。そのような意味合いを否定しきることは出
来ません。だから個人投資家は、用心に用心を重ね、精神的にも自分を鍛え、
無謀な投資をしないという克己心を身につけていくべきなのです。

 自動車の運転でもそうですが、余りにも近くを見て運転すると、真っ直ぐ走
ることができないで左右に蛇行してしまいます。少し先(=遠く)を見て運転
することで、真っ直ぐに走れるようになります。

 株式投資でも毎日の資産の増減を気にしすぎ、その増減に一喜一憂しすぎる
と、精神的な負担が大きくなってしまいます。株式投資で少し先を見るという
ことは、どんなことなのか、いつも自問自答しています。

 今時点の結論は、資産価値を調べ、事業価値を定性的に考えて(具体的には
このメルマガでやっているように、過去の利益の蓄積と、いまの事業の内容、
今もっている主力商品の業界シェア、将来の売れ筋商品を作り出す可能性であ
る商品開発力などを、自分で調べて、考えること)納得した後に投資を決定し、
中長期で株を持ち続けることが「すこし先を見て車を運転する」ことに近いと
考えるようになりました。

 最近流行りの四半期ごとの決算短信の結果に振り回されて、企業の四半期ご
との利益の増減で丁半バクチのように短絡的に株を売ったり買ったりするのは
近視眼的投機だと考えて投資としてはやらないと決めています。

 ただしバクチを打つつもりで、憂さ晴らしに小額の別資金でトレードを仕掛
けるときは、短絡的思考で取り組みます。ただ小額バクチといえども、企業に
よっては各四半期によって利益が大きく変動してしまう会社があることを知識
として持ってやります。製造設備メーカーのように、大型の売上が立つかたた
ないかで利益が大きく変動することもあります。クリーニング業は一年分の利
益を冬季衣料のクリーニングで稼ぎだし、あとは収支トントンで推移するなど、
業種特性を考えないで、トレードするのは危険極まりないと考えています。面
白すぎて溺れて投機資金を増やし過ぎないように歯止めをかけることも、克己
心の訓練になると考えて、時々はバクチも打っています。バクチ好きの屁理屈、
言い訳です。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
 email:magazine@iforum.jp
 http://www.iforum.jp/
このメールマガジンの無断転載・引用・再配布を禁じます。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

お申し込みはこちら

次号サンプルはこちら

calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>
selected entries
mag2year2016_0000020640_asset-stock_200x200.png mag2year2016_0000020640_asset-stock_200x200.png
twitter
twetter
okuchika
購読無料! 億の近道メルマガ申込はこちらから!
億近申込バナー
まだ登録していない方はこちらからどうぞ!週5回無料で届きます。
億近執筆陣の本
億近本
億近執筆陣の書籍/DVDをご紹介。億の近道コラムのエッセンスをぜひ。
海外投資実践入門DVD

「中東・インド・ベトナム・香港 海外投資実践入門DVD」
2012/4/7に東京銀座で開催されたセミナーDVDです。他では聞けない情報満載!
億の近道有料メルマガ!
火曜日執筆者の石川臨太郎氏の有料メルマガです。 大好評配信中! 購読者を大募集しています。詳細は以下のページを参照下さい。
  なお、この有料メールマガジンの売り上げの一部は億の近道の発行運営に活用 されます。皆様のお申し込みをお待ちしております。
categories
archives
recent comment
links
mag2year2016_0000020640_asset-stock_240x65.png メルマガ大賞2008ノミネートバナー
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM