JUGEMテーマ:株・投資
■第70回■
原油価格も若干下がり始め、株式市場にお金が戻ってくることが期待されるようになって来ましたが、アメリカばかりでなく、中国の株式市場が下がっても、他の市場が下がっても、一緒に下がってしまう日本株市場です。
日本の景気も悪化傾向が見え始めてきたので、前期比ちょっぴり減益決算でも、ストップ安二日なんて、資金繰り倒産をしそうな不動産企業と同じような、ばかげた株価下落を演じる自動車部品株まで出てきてしまいました(苦笑)
景気が悪くなれば、そう高くない日本の定期預金金利も、また安くなりそうで、インカムゲインは期待できそうもありません。その上、不動産関連企業だけでなく、あらゆる原材料値上げに直撃されて倒産する中小企業も増加して、日本の銀行の先行きも安心できるものではないでしょう。
インフレにも弱い、財政赤字で借金過多の日本国債などは、まったく買う気にもなれません。しかし日本株は、業績が良くてもボロボロに売られます。こんなときは、やはり有利子負債がほとんど無く、現・預金や金融資産、価値ある都会の簿価の安い不動産などをたっぷり持って、自己資本比率が70%とか80%ある、株主還元に積極的な企業に投資しておくのが安心だと考えるようになりました。
爆上げしなくても良いから、兎に角も倒産の可能性がほとんどなく、自分の眼で、有価証券報告書を確認して、バランスシートに載っている金融資産を計算できる。更に所有不動産の所在地と簿価と、公示値や基準値と照らし合わせて、不動産の時価を皮算用できる。そんな調査をした上で、時価総額より大きな金融資産+不動産を持っている企業に分散して投資しておく。この際だから配当優待総合利回りは3%程度でも良い。
こんなへっぴり腰方針で、投資銘柄の分散を拡大しました。配当優待総合利回りを3%程度まで落とすと、資産強烈リッチ株が新たにたくさん見つかりました^^;。
そんな企業の中でも、特に内需株を増やしてみました。つまり日本国内のお客さんをターゲットにする企業。できれば節約できない商品を売っている企業。景気に関係なく買う人が必ずいる商品を作っている企業。そんな目線で投資して見ました。
買ってから下がってしまう株もありますが、株価が案外底堅く、自社株買いを発表してくれる企業もいくつかありました。
具体的には三国コカ・コーラボトリング、シモジマ、星医療酸器、尾家産業、ジーンズメイトなどを業績に目をつぶり、資産を拠り所に買いました。ジーンズメイトは業績は厳しいですが、星医療酸器は業績も絶好調でした。
これからも資産背景のしっかりした株が、一時的な業績悪化で資産を無視して売られた時には、しっかり拾えるように調査を怠らないで行こうと思います。
利食いを敢行した太陽光発電銘柄等は、想像通り大きく下げました。実際の業績はちっとも良くないのに、投資家の幻想だけで買いまくられていた、太陽光発電銘柄は、消決算短信の発表で化けの皮がはげ(欲張り投資家が夢から覚め)ちゃって、利食いの売りから大きな下落となりました。早めに利食いしていなかった投資家は、利益を吹き飛ばした人も多かったように思えます。
一度手垢の付いたテーマが、蒸し返されるかどうか。今の相場環境では、なんとも言えません。原油価格が下がってくれば、代替エネルギー関連というテーマがしぼんでしまうかもしれません。
次のテーマが明確になるまでは、資産リッチで倒産の可能性がほとんど無い企業に、お金を預けておくのが一番安心なような気がするこの頃です。優待銘柄は優待権利を欲しがって、けっこう底堅く上がる企業も散見されます。値上がり益は狙らっていなくても、投資家の欲望と幻想で必要以上に買われたら、欲をかかずに一部利食いして、優待権利落ち後の大きな下落時に、またちゃっかり買い戻す作戦でも、充分儲かる昨今です。
無理せずに、のんびりインカムゲインを楽しみながら、将来のインフレ対応資産を、うんとお安くゲットするには良い時代だと考えて、のんびりいくことにしたいですね。
いまいちオリンピックムードに酔えないですが、日本選手の金メダルには、ツイツイ心が弾みます。柔道などポイント制という現在のルールに従わないと、勝てなくて、ストレスの溜まる場合もけっこうあります。株式投資でも「業績悪化の株は売る」「決算短信の内容に右往左往する」「テーマ株を買わないと儲からない」というような、いま流行のルールはあります。オリンピックのように4年に一回の、一発勝負の連続の勝負では、いまのルールに従わざるを得ないです。その点、株式投資は長い自分の人生とともに続けていく連続勝負です。今のルールに従わなくても、おばかなレバレッジ勝負をして強制退場を喰らわなければ、いつでも挽回のチャンスがめぐってきます。
変わりやすい、今のルールなんて無視して、時価総額より何倍も金融資産や価値有る不動産など、いつの時代にも価値の認められる資産をたっぷり持った金持ち企業は、必ず、その資産に見合った評価を受ける時が来る。このような「変わらぬ鉄則」を信じて、資産の割安株を握りこもうと思います。
ただし、くどいようですが配当と優待という毎年の株主還元をきちんとやってくれる企業ではないと、楽しみが少ないです。インカムゲインをたくさんくれる企業に投資しておくのが、中長期投資の続けていくコツだということも忘れないでくださいね。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)



