IPO後下落トレンドが続く東証1部大型銘柄

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 15日のCSランバー(7808)まで今年も63社が上場を果たしました。

 公開価格に対して多くは初値が高くなり、その後安くなる銘柄もあれば高くなる銘柄もあり、二極化の様相が見られます。


 マザーズ銘柄はIPO後の成長期待が高まるケースも見受けられますが、中には期待外れに推移する銘柄もあり、悲喜こもごもの状態です。

 一方で東証1部に上場を果たした銘柄は3月22日のマクロミル(3978)から始まってオークネット(3964)、スシローグループHD(3563)と再上場組が相次ぎました。

 マクロミルは上場初値が公開価格を4.3%下回り、その後も値を下げ、公開価格から15.9%の値下がりを見せましたが、その後は10月31日の高値3500円まで2倍以上の水準にまで上昇しましたが、オークネットやスシローについては上場後、上値が重い状況が見られます。

 その後は4月12日にLIXIL系のLIXILビバ(3564)、9月29日に西本貿易を子会社に持つ西本Wismettacホールディングス(9260)が上場しましたが、いずれも上場初値が公開価格を下回るなど不人気な状況が見られます。


 東証1部に上場した銘柄は極端に高い成長性は期待できませんが、安定した成長が見込めるほか配当利回りが高いなどの買い安心感があります。PERが市場平均を下回っている場合などは見直し人気につながる要素もありますので改めてチェックしてみてはどうでしょうか。


 12月は佐川急便をグループの持つSGホールディングス(9143)をはじめ既に公表されている分だけでも12月20日までに20銘柄のIPOが予定されていますが、このうちの6銘柄は東証1部に上場が予定されています。


 上場後不人気の東証1部上場銘柄にも多少は関心が向く可能性もありそうです。


(炎)


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理不尽なバリュー株の急落

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 あなたは成長株指向ですかそれともバリュー株を指向されていますか?

 先日開催された炎のセミナーでもこの2つの投資スタンスを問いかけさせて頂きましたが、多くの投資家にとってどちらを指向するにしても企業内容の吟味が必要なことは言うまでもありません。

 PER、ROE、業績の伸び、経営者の成長への取り組み姿勢、リスクの把握、セクターの位置づけ、先行投資などのキイワードは成長株投資を指向する投資家にとっては、注目したいポイントです。


 成長株投資では変動リスクもありますがキャピタルゲインを得る機会が多く、株式投資の醍醐味が味わえるものと思います。

 一方でバリュー株投資ではPBRや配当利回り、配当性向、ROE、保有現預金、有価証券、投資有価証券、有利子負債、時価総額に加え、潜在的な成長企業としての位置づけがチェックポイントになります。


 成長株にしろバリュー株にしろ投資家の期待が外れた場合はそれまで上昇トレンドを描いていたとしても一気に下落に転じることもあります。

 例えば、これまで億の近道で取り上げられてきたバリュー銘柄の中でも代表的な銘柄であるテノックス(1905)株が先週は中間決算の発表前につけた直近の高値1355円から一気に1075円まで20%余りも短期間に売られてしまいました。
 積み上げ型で上昇してきた株価の久々の大幅安ですので多くの読者の皆様も関心を持たれているのかも知れません。

 1075円をボトムにして同社株は次第に落ち着きを取り戻しつつありますが、週末はなおも売り物がちに推移してしまいました。下値模索局面を経て反転に向かうのかここは冷静に評価していく必要がありそうです。


 いかにもバリュー株らしいやや保守的な同社に訪問してお話をお聞きする限りでは業績面で更に売り込まれる要素にはないと感じられます。出来高面では既に約81万株と見られる浮動株のうち54.5万株(67%)が決算発表後の5日間で出来た計算になります。

 過去の業績推移や今後の業績見通しを踏まえて強弱感が対立していると考えられますが、皆さんの評価はいかがでしょうか。


 バリュー株が成長株に脱皮しようかというタイミングで起きた株価の急落ではありますが、皆さんも改めて吟味願えれば幸いです。

 なお、同社株については有料メルマガ「炎の投資情報」で更に詳細をご報告申し上げますのでご参照賜りましたら幸いです。


(炎)


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投資スタイルを考える

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 株式投資の王道は成長株投資と言われていますが、一般投資家にとって成長株を見分けるのは至難の業なのかと思います。

 成長性の高さを分析するためには会社の成長シナリオに対して客観的な調査を実施して判断を下す必要があります。投資の前提として投資家は対象となる企業の成長への積極的な取り組みを評価する必要もあります。


 投資家に与えられた投資のための参考情報は定性的なものと定量的なものがあります。

 投資家はその両者を決算短信などを通じて読み取ることになりますが、アナリストは更に会社側に質問をしながら投資家への有益情報を提供することになります。

 基本的な投資は成長性を基本にしたものであるとしてもこれだけでは心もとないと考える投資家の皆さんも多いと思います。


 私はどちらかと言うとバリュー銘柄を主体にしたポートフォリオ構築を心がけていますが、それは比較的ロングランで取り組めるからで、忙しい運用ではない忙しくない運用を心がけるべきだと思うからです。
 下値不安に乏しいバリュー株と株価が変動する要素の高い成長期待株を組み合わせた運用を提唱しながらその時々の有望個別銘柄をご報告することにしたいと考えております。


 今回の渋谷セミナーではバリュー銘柄からの選定と直近のIPO銘柄の中でも下落トレンドにある銘柄を組み合わせた運用を提案させて頂きました。

 3700ほどの銘柄が上場している株式市場の3分の1以上はいまだにPERが1倍以下の水準です。また更にその中の283銘柄が0.5倍以下になっています。その中の有望銘柄を今後もピックアップして分析してみたいと思います。

 また、年間80以上の銘柄がIPOして参りますが、その中にはIPO後に下落トレンドを描いている銘柄が見出せます。
 中には上場後何倍にもなる銘柄がありますが、反対に大きく下落してしまう銘柄もあり、その中には公開価格すら下回っている銘柄もあったり、公開価格は上回ってはいても高寄りした公開初値を大きく下回ることも多いのです。


 その中にはその大きく下落した水準から大化けに至るケースもあります。

 その可能性に挑戦しようというのが今回のセミナーでのポイントと言えます。

 セミナーではそうした視点での選定銘柄の直近の成功事例を掲げさせて頂きましたが、バリュー銘柄選定では過去3年タームでは平田機工(6258)、過去2年タームではテノックス(1905)を典型例とさせて頂きました。

 直近のIPO銘柄の事例ではズーム(6694)やクロスフォー(7810)などを取り上げておきました。


 皆様もまずご自身の投資スタイルを確立されて銘柄選定に活かして頂くと幸いです。


(炎)


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炎セミナーIN渋谷の御礼

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 先週末は億の近道読者の皆様を集めての炎セミナーに足をお運び頂き有難うございました。
 熱心な読者の皆様の株式投資へのご関心を肌で感じることができました。


 セミナーでは株式相場の位置づけと潮流を踏まえての投資戦略をご提示させて頂きましたが、会場にお越し頂けなかった皆様には本メルマガで語って参りたいと思いますので宜しくお願いします。

 2時間余りのセミナー終了後も「サタディナイトフィーバー!!」のような懇親会で大盛り上がり。皆様の熱気が伝わって参りました。
 私は何とか終電車に間に合いましたが、ご参加の皆様はいかがだったでしょうか。


 セミナーではお集りの皆様にアンケートで今年儲かった銘柄や来年に向けた期待銘柄を書いて頂きました。たった2つの項目にご回答頂きましたが、皆様の思いが詰まったご回答で心より感謝申し上げます。

 ご参加頂いた皆様の運用活動がこれからもうまくいきますよう心より祈願させて頂きます。


 今は好調な株式相場ではありますが、山あり谷ありが株式相場の特徴でもあります。

 投資対象が変動が激しいがゆえに悩みはつきものです。各人が一人で悩むことのないよう、こうしたイベントを時間の許す限りまた開催しながら皆様との交流を図って参りたいと存じますので宜しくお願いします。


【皆様から頂いた今年儲けた株の一覧】


1.常磐開発(1782・JQ)
 安値4970円(2.16)⇒高値8200円(10.16)

 ポイント:高水準の業績、10⇒1株の株式併合実施、時価総額59億円、
 上場来高値に接近
 1Q好決算、14日中間決算発表
 今期経常利益17億円に対する時価総額水準


2.三光合成(7888・JQ)
 安値311円(12.30)⇒高値652円(11.9)

 ポイント:業容拡大中、今期1Q大幅増益、双葉電子が筆頭株主、
 時価604円
 時価総額155億円VS今期経常利益22億円


3.日本カーボン(5302・T1)
 安値2220円(12.29)⇒高値5160円(10.16)

 ポイント:業績拡大中、3Qで今12月期経常利益見通しをクリアし上方修正の可能性大
 時価総額507億円、6月に10⇒1株の株併合実施
 2016年8月ボトムから3倍化


4.日本特殊塗料(4619・T1)
 安値1547円(4.17)⇒高値2308円(11.10)

 ポイント:2Q減益ながら業績高水準、11月8日に今期経常利益見通しを52億円から58億円に上方修正、時価総額502億円、
 2016年5月804円から上昇トレンド


5.フライングガーデン(3317・JQ)
 安値952円(4.10)⇒高値5850円(10.9)

 ポイント:10月30日に今期経常利益見通しを330百万円から420百万円に上方修正
 時価3740円、時価総額53.9億円
 更なる上方修正期待で株価高水準


6.RIZAPグループ(2928・アンビ)
 安値364円(12.20)⇒高値2242円(11.7)

 ポイント:積極的M&Aで業容急拡大。但し1Qの経常進捗率21.3%、
 今週中間期決算発表。
 今期経常利益見通し120億円に対して時価総額2549億円はやや過剰評価。


7.インソース(6200・M)
 安値652円(2016.9.5)⇒高値2400円(4.3)

 ポイント:時価1955円で高値から18.5%下落。
 講師派遣事業を中心に業績は着実に向上。
 前9月期経常利益6億円から今期8億円見通しに対して時価総額158億円。


8.イオンディライト(9787・T1)
 安値3185円(1.23)⇒高値4275円(11.9)

 ポイント:着実な業績向上でじり高歩調続く。IRにも熱心。


9.平田機工(6258・T1)
 安値5520円(12.12)⇒高値14660円(11.9)

 ポイント:業績向上継続で株価は一貫上昇中。
 今期経常利益88億円見通しで時価総額1342億円


10.プリマハム(2281・T1)
 安値403円(1.23)⇒高値817円(10.13)

 ポイント:今期減益見通しながら連続上方修正で株価上昇トレンド。


11.ソラスト(6197・T1)
 安値1383円(4.13)⇒高値2468円(11.10)

 ポイント:医療機関向け人材サービス、介護、保育園など展開で好業績継続。
 今期予想経常利益40億円に対して時価総額738億円で成長期待が先行。


12.山王(3441・JQ)
 1)安値515円(12.30)⇒1940円(1.20)
 2)安値761円(4.17)⇒1974円(8.31)

 ポイント:年間2回の大幅株価変動。
 時価1147円、新技術評価で時価総額水準アップ


13.ワコム(6727・T1)
 安値303円(12.29)⇒高値690円(11.10)

 ポイント:11月1日に中間期を大幅黒字に修正。
 通期経常利益も1740百万円から3100百万円に上方修正。
 時価677円、時価総額1099億円。


14.りそなホールディングス(8308・T1)
 高値662.4円(3.10)⇒安値520.5円(9.8)

 ポイント:20円配当、時価604.5円 配当利回り3.3%


15.PKSHA(パークシャ・3993・M)IPO当選
 公開価格2400円、初値5480円、安値4890円(9.22)
 ⇒高値14500円(10.18)

 ポイント:アルゴリズム開発で業績拡大。
 11月9日に前期経常利益384百万円から今期550百万円と発表。
 時価11630円は時価総額1486億円で、期待先行の株価形成。



【来年に向けた期待銘柄】

 中西製作所(5941)割安感、東北特殊鋼(5484)、片倉工(3001)前提:バブル相場

 ネットマーケティング(6175)、ロコンド(3558)、ソーシャルワイヤー(3929)、エリアクエスト(8912)、東武住販(3297)、ムゲンエステート(3299)、グッドコムアセット(3475)、ありがとうサービス(3177)、ルネサス(6723)、クロスM(3675)、さくらインターネット(3778)、三菱食品(7451)、クロスフォー(7810)、マルコ(9980)、リヒトラブ(7975)、山王(3441)

 

*銘柄が違っていたらご連絡下さい。


 これらについては本誌、有料メルマガ等にて今後ご報告申し上げたいと思います。


(炎)


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出遅れ株探しの旅に出かけよう

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 糸井重里氏率いるほぼ日という株が春先に上場しました。上場時にこそ話題を呼んだがその後すっかり忘れられた状態となっています。
 ほぼ日はアイデア手帳を売っている企業ですが、文具店では来年の手帳がたくさん並んでいてその中にほぼ日の手帳もありました。女性に人気のようですが皆さんの手帳選びはいかがでしょうか。


 因みに手帳に日経平均の上げ下げを記入しておられる方もお見えになるかと思いますが今年の10月から11月のかけての手帳には上げ一色で埋め尽くされているに違いありません。

 手持ちの銘柄の株価も記入されているのであればうきうきと楽しい状況なのかも知れませんが、全体相場が上がっているからと言って個別銘柄も同様に上昇しているとは言い切れません。
 全体相場が安値から17%も上昇しているのに自分の持ち株は10%以下の上げに留まっているとかまったく上がっていない。反対にマイナスになっているじゃないかとのぼやきも聞こえる相場展開なのかも知れません。


 指数が上がれども個別には上がっていない、ということは往々にしてよくあることです。

 全体相場の上昇局面の中で何らかの理由で個別株が上がらないケースを皆さんはどのように見ておられますか。

 最悪なのは未公表の悪材料が待っている場合ですが、当面の株価変動は全体相場に連動しやすい銘柄を中心に形成されますので、個別にはまったく見向きもされないままで推移する例もあるかも知れません。

 株高によるPER、PBRの向上が見られる中で割高感が薄れる展開となると株価の調整につながりますが、為替に影響をうけやすい日経平均はなおも他の指数よりも若干割安感がありますので今しばらく上昇傾向が見られるものと考えられます。

 ただ、そうは言ってもいつまた調整の動きに変化しても不思議ではありません。

 地震と株価の調整は忘れた頃にやってくる・・。

 これからの株式相場を強気に見ている人にとっては無用のことなのかも知れませんが、どんな展開になっても大丈夫なように投資家は何らかの投資戦略を持っておく必要があります。


 市場全体がここまで上げていてもまだPBR1倍割れ銘柄がREIT法人も含めて市場全体の約3割(1339銘柄)も存在しており、さらにはその20%(277銘柄)がPBR0.5倍であることに気が付く必要があります。

 こうした現象はデフレ経済だからという点で説明ができそうですが、デフレから適度なインフレに向かう時に、徐々にこうした単純に指標面で割安な状況は解消に向かうと考えられます。


 日銀もGPIF(年金)も回りの批判を横目に株式投資をしてきましたので株価上昇の結果として運用益(含み益)を得るに至っているようですが、デフレからの脱却によるこうした公的資金の運用成果の向上は国民経済にとってプラスになることは言うまでもありません。

 国民の金融資産の大部分がリスク回避型の運用に徹していて投資家はなおも積極的にリスクを取っていない中で投資チャンスが残されている点に気が付く必要があります。


 政府のデフレからの脱却のための金融政策は株高の原動力になっていますが、企業側も蓄積してきた資金を活用して何らかの格好で投資に踏み切るタイミングが来ています。

 少なくとも投資家は市場内にあるPBR1倍割れ企業の存在に気が付くべきですし、その簿価以上に含み益が重なりつつある現実を投資評価のポイントにしていく必要が出てきます。
 企業としても自社の価値が市場内で低く見られている点に気が付いて何らかの手を打つ必要があります。


 多くの投資家の皆さんにとって出遅れ株探しの旅は全体相場が上昇の中にある時だからこそ求められているのかも知れません。
 今回はPBR0.5倍以下銘柄から見出した有望出遅れ銘柄例として3銘柄をピックアップしておきましたのでご参照下さい。

 筆者は今週末にセミナーを予定していますが、その際にも取り上げる予定ではありますので大いに参考にして頂ければ幸いです。


【出遅れ銘柄探しのチェックポイント】

1.PBR0.5倍以下のキャッシュリッチ銘柄

2.IPO後に株価が低迷した状態にある銘柄

3.配当利回りの高い地方銘柄


【PBR0.5倍以下のキャッシュリッチ銘柄例】


1.桂川電機(6416)赤字脱却なれば評価は変わる?

 時価総額29億円 実質保有現預金25億円 PBR0.36倍


2.東京ソワール(8040)フォーマルウェア専業トップ

 時価総額38億円 無借金経営 保有現預金7.4億円は少ないように見えるが投資有価証券23億円と賃貸用不動産15.6億円で、これらを合計すると46億円 PBR0.35倍


3.ウエスコHD(6091)総合建設コンサルタント PBR0.47倍

 時価総額60億円 無借金経営 保有現預金58.5億円
 有価証券8億円 投資有価証券28.2億円 合計94.7億円


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トランプ大統領訪日歓迎相場

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 早いもので今年も残すところ2か月余り。街中がカボチャ色に彩られた10月から黄色のイチョウや紅色のもみじに染まる紅葉シーズンの11月に突入して参ります。

 台風一過となった本日は木枯らし1号が吹き荒れ、早くも初冬の様相です。

 こうした中、戦後最大の国難に立ち向かう安倍政権は国民に信認され再スタート。特別国会の開催に続き、米トランプ大統領の来日が11月5日に予定される中で株式相場は直近のボトムから14%余り上昇し、先週末の日経平均は2万2000円台乗せとなり週明けの本日も小幅続伸の動きが見られました。21年ぶりの高値水準に躍り出てきた日本株の上昇トレンドがどこまで続くのかに皆様の関心も高まっている筈です。

 トランプ大統領の初めての日本訪問では天皇陛下への謁見が予定され、安倍首相との首脳会談が行われる予定です。国難に立ち向かう日本が現時点で最も頼りになる米国の後ろ盾を得て未来を切り開く重要なイベントでもあります。それに続く韓国、中国、アジア各国への歴訪が2018年に向けた北朝鮮への対応を決めるための布石となるだけに注目が怠れません。

 トランプ大統領訪日歓迎相場とも言うべき展開に対してややピッチが速いようにも見えますので今週以降もこのピッチで上昇するとは言い切れませんが、相場のことは相場に聞けであり、この潮流を無視する訳にはいきません。

 ここで強気の22000円というのは1996年7月以来の水準です。
 バブル相場が1989年末の38915.87円でピークを迎え、その後わずか10か月後に22000円を割れ、高値から4割以上の下落を見た後、1991年3月に一旦は27000円台まで戻ったりしましたが、その後は長期低迷を余儀なくされた株式相場ですが、22000円台乗せという水準にようやく戻ってきたという印象です。
 戻ったからと言って必ずしもこの水準が割高なので、売るべきだとは言い切れませんが、8月29日の安値19280円から2か月間で14%の上昇を示したことへの警戒感は出てくるかと思います。

 また、日経平均はバブル相場の時と比べ組み入れ銘柄が変化している点で実質的には既にバブル時の水準に近いか既に抜いているとの見方もできますので、ここは十分に吟味しての行動が必要です。
 特に日経平均は一部の寄与度の高い銘柄に影響を受けやすいのでそうした銘柄の変動によって左右されがちです。上昇トレンドの場合は良いですが、一旦下げ相場に転じるとこうした寄与度の高い銘柄を中心に下落する展開も想定されます。

 日経平均は16連騰という過去最長の上昇日数を経て22000円台乗せを達成したのですが、この連騰記録は1960年の12月21日から1961年1月11日の14日間、1988年2月10日から27日までの13日間を凌ぐ上昇記録です。

 短期的な売り物を吸い上げての株高傾向がいつまで続くのかを読み取るには、為替相場の動向と企業業績の動向がポイントとなります。

 為替は米国の金利引き上げが12月に予想されるためこれを背景に引き続き円安トレンドが継続するという点を前提にすれば株価は引き続き上昇基調が続くと考えられます。また円安メリットを享受する企業の業績は好調に推移すると予想され、今後中間期業績発表後の上方修正期待を背景にした株高も想定されます。

 一方で懸念材料としてはここに来ての原油価格の上昇で当面のWTIが1バーレル=55ドルを突破し、60ドル台を目指しているとの見通しが浮上すれば下期においてコスト高が企業業績にとってはマイナスに働く可能性が想定されます。マクロ的にはデフレ脱却も想定され、賃金引上げの動きに拍車をかけアベノミクスによる経済効果が一段とポジティブに認識されることになると考えられます。

 但し、半島情勢によっては有事の円高が再び意識される可能性もあり、その点は絶えず株式相場の波乱要因として念頭に入れておきたいところです。
(本コラムはその多くを有料メルマガ「炎の投資情報」より抜粋しました。)


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時価総額が有利子負債を除いた現預金を下回る銘柄

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 本コラムでも取り上げてきましたテノックス(1905)大成温調(1904)などのキャッシュリッチ銘柄に着目した筆者ですが、株高のトレンドの中にあって未だに時価総額が所有している実質現預金(有利子負債控除後)を下回っている銘柄が存在するのに愕然としてしまうことがあります。

 また、これだけでも驚きなのですが、保有する土地などの資産はデフレ経済の中ではまったく注目されてこなかったのでその資産価値を計算すると驚きの資産保有企業があちらこちらに存在していることがわかります。

 デフレ脱却までは道半ばながら、資産価値(自らの収益力も含む)まで対象にした企業評価の中で時価総額が低水準のまま推移している銘柄群はリスクテイクする投資家にとって魅力的に映るのではないかと思われます。


 先日訪問した欧州産の高級床材・タイル販売会社として成長途上にあるアドヴァン(7463・時価総額485億円・今期予想経常利益60億円)もそうした資産を保有する企業の一つ。原宿の一等地に本社ショールームを保有するほか大阪や福岡などの都心部にショールームを設置。全国3か所の流通センターを活用した事業展開で高い粗利率を確保している企業なのです。
 TVCMによって一定のブランドを確立した同社は新たに1兆円市場へ積極的に参入しようとしています。ここでも自社の物流センターを活用したアマゾン型の事業展開が図れる点が強みです。

 有利子負債はそこそこ抱えていますので一見してバリュー株には見えませんが、これは都心部に保有する資産価値の大きさで担保されており、含み益まで入れたバリュー株と言うことができます。
 B/Sには乗らない資産価値をベースに未来の収益拡大に向けた積極的な施策を打ち出しているのが目につきます。

 東京オリンピック後のビジネス停滞を懸念する声があっての時価総額評価かも知れませんがいずれ見直される余地があると思われます。

 このところの株価は自己株処分価格よりも上に位置してはいますが全体相場が強い中にあって横ばい傾向にあり改めて見直しの期待が高まっています。


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見慣れた株価VS見慣れぬ株価

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 日経平均は本日2万1723円という高値をつけ年初来高値を更新。21年ぶりの株価水準に躍り出てきました。

 一部の指数に寄与する銘柄(ファナック、ファーストリテイリング、ソフトバンク、東京エレクなど)のバリュエーションを抜きにした株高で個人投資家にはさほど実感を伴わない上昇ぶりだと推察されます。


 この道はいつか来た道・・。

 見慣れぬ株価がいつまで続くのか・・。足下を固めないままの株価上昇は長続きしない。
 ピッチの速さにいささか戸惑う投資家の皆さんも多く、指数だけが高い相場展開にしばらくはため息をしながらの展開を眺めることにしたいと思います。


 一方で東証2部、JASDAQなどの中小型株指数はやや頭打ちの状況が見られますのでここはじっくりと投資するチャンスが来ています。

 いつもの見慣れた株価で投資するのか見慣れぬ株価水準で投資するのかの判断は投資家各位に委ねられています。短期キャピタルゲイン狙いか中長期スタンスの投資かによって随分と投資対象は異なることになります。

 安く買って高く売りたいとの願いが強い投資家心理からはこの上げ相場に乗り遅れるなとの思いを抱かせるのかも知れませんが、銘柄選びは慎重に見慣れぬ水準での投資には十分な注意が必要です。


 これは安値水準でも高値水準でも同じこと。
 安値を切る銘柄とて背景には何か良からぬことがあってのものかも知れません。高値水準を突破する銘柄には逆のこれまでにないポジティブな理由が考えられます。

 全体相場も個別銘柄も高値水準、安値水準という位置を見極めながらリスク分散を心掛けてながら投資活動を続けて頂きたいと考えます。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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15連騰の株式相場

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 総選挙が自公優位に終わり、政治の世界はこれから想定される国難の克服に向けた展開が続くと見られます。
 一方で今回の選挙では投開票前から事前にそうした情勢がメディアで予測されていましたので株式相場はそれを先取りするとともに海外株式市場での株高に誘導された形で株高が続いてきました。


 本来なら材料出尽くしの筈ながら週明けは15連騰という歴史上初の出来事が見られました。東証2部やJASDAQなどの中小型株指数が高値更新を続けてきた一方で、つい先日まで日経平均は低迷し1万9200円台まで下落し、先日のまぐまぐ主催のセミナーでは各登壇者からも弱気の声が聞かれたのですが、まさに豹変した格好です。

 続投が決まった安倍内閣がこれからの国難にどうやって立ち向かうのか、国民全体がどう国難に立ち向かうのでしょうか。
 選挙後は歴史的な変化の時代に突入するとともに漠然とした不安の中で政策を打ち出せない国民目線から乖離した野党に対して圧倒的な優位に立つに至った安倍政権に託された課題克服への期待。

 株式市場にはそうした投資家の期待が込められているものと考えられます。

 15連騰とは言え、直近のボトムからの上げ率は12.9%に留まっており、じわじわと上昇するパターンからなおも過熱感なく年内には22000円との見方も出て参りました。
 とは言え上げピッチの速さは絶えず警戒感を投資家に抱かせることになります。


 一体誰がここからの上値を追う投資主体となるのか、個人投資家の皆様はここでの展開をできるだけ冷静に見て頂きたいと思います。


(炎)


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女性の胸元から見たこの会社の成長性

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 日経平均が21000円台に乗り、世の中の景気がこれからどうなるのか関心が寄せられる今日この頃。

 選挙戦たけなわの中で消費税の増税論議が盛んになるとともに消費者心理の動向が気になります。

 私も目下、通勤電車の中で消費者動向を知りたくて女性の胸元に関心を寄せています。
 何やら良からぬことでも考えているのかと疑われそうですが、それにはある訳があります。
 7月20日にJASDAQに上場したクロスフォー(7810)への関心があっての職業的な思いからのものです。


 クロスフォーという会社は山梨県甲府市に本社を置く宝飾品メーカーです。
 上場後の株価は公開価格730円に対して初値が1051円でその直後に980円をつけましたが、そこからあっという間に1810円の高値をつけた銘柄です。その高値から調整を続け直近の安値は1003円となり上場後の株価は乱高下。
 認知度が低い同社は積極的なIPR戦略を打ち出し9月27日には上場後初めての決算説明会を開催。翌日の28日から10月10日までテレビCMを流して認知度を高めました。

 その結果なのか株価は先週末の高値1378円まで戻ってきました。


 筆者は決算説明会にも出席したほか甲府本社への訪問、更には国際メガネ展への見学など積極的なアプローチを試みました。その内容は私の有料メルマガにも掲載していますが、その都度株価は上昇しており1050円以下の水準から3割アップの水準に至っています。


 私の関心事はどのぐらい同社が開発した特許製品であるダンシングストーンを女性が身につけているのか、またどのぐらい女性が胸元を宝飾品で飾っているのかという点に集中させクロスフォーの将来性を考察したのですが、結論だけ述べるならまだまだ同社の成長の可能性は高いと思われます。

 そもそもきらきらと輝き続けるダンシングストーンを皆さんはどの程度ご存知なのでしょうか。

 実際に私も電車の中でダンシングストーンを身につけている女性をまだ見たことがありません。
 実際には凝視ができずに見落としてしまっているのかも知れませんが・・。

 それだけ知名度がまだ低い証拠なのかと思います。

 今回のテレビCM(2.5億円をかけたそうです)で認知度が高まるとの期待があり株価は上昇したのですが、12月のクリスマスシーズンにもまたCMが流れるそうです。


 同社の場合、国内での販売よりも中国での販売が伸びているとの話もあり、世界中でダンシングストーンが女性の胸元に輝き続ける時代の到来を期待する投資家が増えてくるのかも知れません。

 ダンシングストーンはネックレス用に限らず今後はサングラスやバッグ、時計などにも用途が拡大する可能性が高いと見られます。

 また、素材はダイヤだけではなくルビーやヒスイなどにも広がると期待されます。


 女性の胸元が寂しいのは一種の景気のバロメーター。これから景気が良くなっていけば様々な分野で活躍する女性の胸元が明るく輝くことでしょう。

 先日のビッグサイトで開催された国際メガネ展には社長も足を運ばれていました。50兆円も市場が存在する世界に打って出る同社の積極的なスタンスからも将来性を感じることができましたが、業界の異端児を自負する社長のアイデアによって支えられている同社の評価は今後も一段と高まるものと考えられます。

 そうしたことを考えながら上場によって成長が始まったばかりの同社の株価を見守る日々がなおも続いています。


(炎)


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