若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方

acbddadacf3b21a4d7e1b42c1a2e0da0_s.jpg


[石川臨太郎より読者の皆様へご挨拶]


 体調が悪くなったので設備のある大病院でCTの検査などを受け、末期がんで余命は2か月から、頑張って1年という告知を受けました。

 いままで私は長い生きしすぎてお金が足りなくなるリスク(⇔可能性)ばかりを意識して生きてきましたが、貯めてきてこれから使おうと考えてきたお金を、まったく使えないで死んでしまうdanger(=危険な出来事)に正面衝突してしまったことになります。

 貯めたお金は子供がいない私はすべて妻に残して、妻と2年前に保護した、今ではすっかり家猫になり、私や妻をいやしてくれるゴモク(=猫の名前:黄色と黒と白のメスの三毛猫)が一人と一匹で一生を生活費に不安なく過ごしてもらえたら十分満足だと感じています。


[編集部より]

 この特別コラムは、石川臨太郎氏が治療の合間に書き下ろしたものです。
 現在闘病中のため、定期的に掲載できるかどうか分かりませんが、気力体力の続く限り書けるときに書きたいとの意思ですので、寄稿があったら掲載するというペースで続けたいと思います。
 ぜひご愛読下さい。

 なお、コラムの感想や石川臨太郎氏への励ましのメッセージなどがあれば、投稿フォームを開設致しましたので、ぜひご利用下さい。

 フォームはこちら ⇒ https://goo.gl/DAwAbB


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 いままで、彼にはあまり投資のことを話したことはありませんでした。
 しかし末期がんの宣告を受けてから、忙しい仕事の合間に会いに来てくれた甥のために、資産形成の方法などを伝えたいと思うように、なりました。

 アレルギー体質という薬に弱い体質で、抗がん剤の点滴でも1回目も2回目も副作用がでて、退院が予定よりおくれているのですが、高熱が出ないときは、頭はクリアーで、パソコンも使えるので、ブログなどには甥のために、いま20代後半と、30代前半の二人の甥のために書いている内容を、『億の近道』のメルマガの購読者の皆さんにも参考にしていただこうと考えて、この文書を作成しました。


 いま米国と中国の関税戦争や、先端技術の競争で、中国のハイテク企業の副社長が拘束されたり、米国の長期金利と短期金利がフラット化した恐怖から、米国株もフリー落下を始めた感じで、日本企業、特に世界的に事業を展開する流動性の高い株は、どれほど業績が良くても株価が下げ続ける状況です。

 日本の株式市場は米国株の下落と共に、さらに下げる様相を示しています。

 夜明けの前が一番暗い。そんなことも頭をよぎります。
 しかし夜が明けても大嵐がきていると株価は戻らない可能性も十分に考えられます。


 増益を続けている昭和電工や東海カーボンの株価も、SUMCO、三菱商事、伊藤忠商事の株価も私が思っていた以上に安く売り込まれています。

 その他にも狙っていた高技術株の株価が驚くほど下げてきました。
 前年同期比で増収増益なら、過去数年なら株価が一度は上がり、利食いである程度下げても、すぐにリバウンドが起こることが多かったのです。

 ところが今は、いったん上げてもその後は上昇前の株価を下に突き抜けて下げてしまうことが多くなりました。場合によっては上げることもなく、下げてしまうことも起こります。


 私は株価は企業の本当の価値(=本質的な価値=事業価値+資産価値)の影だと常に考えてきました。私をNPO法人イノベーターズ・フォーラムに紹介してくださった恩人である山本潤氏は、最近意見交換した時に株価は幻影にすぎないと表現しました。

 株式市場で毎日変動する株価とは何か。
 この大事なことを多くの投資家は考えずに投資しています。多くの投資家は株価とは企業の価値そのものだと勘違いしているようにも見えます。株価だけを追いかけて下げたと嘆き、上げたと喜ぶ。

 投資家としてではなく、殆どの人は丁半バクチ打ち、ギャンブラーになってしまったような印象を受けます。
 私も人のことは笑えません。3月以降は丁半バクチを打ち続けてきましたから批判を出来る立場ではありません。


 しかし、少し頭を冷やして考えたら、企業の本当の価値が毎分・毎分変ることなどありえないです。半年で2倍になることもあれば、二分の一になってしまうこともある株価です。

 ひどい場合は一年で100分の一になってしまった企業の株価さえ過去にはありました。倒産した企業ではありません。同じような業績を上げているのに人気で株価は暴騰したり、暴落することも良く起こります。

 その時々の市場の環境や、経済、政治、地震など自然災害でも、テロや戦争などの人災でも、株価は常に動いていきます。トヨタのような超優良企業の株でも半年で20%や30%上下に変動することは、当たり前のように起こります。


 でも株価が企業の『本質的は価値である』とは、ほとんどの投資家は考えていないと思います。

 企業の本質的価値は、実は誰にも分かりません。
 しかし誰も知らない企業の本質的価値を、いろいろな分析手法で分析した上で、自分にとっての、その企業の本質的価値は一株いくらくらいという皮算用をして、その自分の計算した本質的価値より実際に市場で取引されている株価が安いと考えて、投資をする人々がバリュー株への投資家と言われている人々です。

 株価が企業の価値そのものだというのは大きな勘違いです。

 誰かが本気である企業を買収しようとしているとしましょう。
 当然、注目されますから株価は吹き上がってしまうと思います。実際にそんな企業が良くあります。そして買収に失敗したとなったら株価は下がってしまいます。

 さて、それでは株価というのは何なのでしょうか。

 私は株価というのは企業の本質的価値の影だと考えています。

 それではその影(=株価)を作る光というのは何なのでしょうか。
 それは需給だと思っています。
 そう考えると株価が毎日変動するのも短期間に何倍にもなったり、何分の1になったりするのもよく分かります。


 ファンダメンタルズ分析は企業の本質的価値を分析しようとするものです。
 株価は企業の本質的価値の影だという考え方からいえば、その影の元である企業の本質的価値が大きくなれば同じ光(=需給)でも影が大きくなりますから、分析する価値があります。

 しかし最近の日本株のようにファンダメンタルズ分析に基づく投資が報われない時代もあります。

 ファンダメンタルズ分析は光(=需給)の状況を加味していない(⇔投資環境などや需給動向の判断は行っていない)ので、企業の本質的な価値が高くても株価がちっとも上がらないということもよくおこります。

 現在の日本株は、トランプ大統領の独断と偏見にみちた政策で、投資環境が著しく悪化しているので、需給(=光)が急速に弱くなり、影(=株価)がみるみる小さくなってしまう状況だと考えています。


 会社四季報を見て、その企業の一株利益と株価がまったく連動していないことはよくあります。一株利益が少なかったときより大きくなったときのほうが株価が安いこともよく起こります。

 「業績」と「株価」は必ずしも一致しない理由は光の強さ(=需給)にあると考えています。

 企業の本質的価値は残念ながら誰にも分かりません。
 企業は利益を上げるために、日々努力を続けていますし、進化しています。

 設備投資や研究開発を進めています。
 しかし、予想したような利益が上がることもあれば、損失を受けて、事業撤退を余儀なくされることもあるのです。


 外から見ているだけでは、企業が何を目指しているか正確には絶対に分からないです。外部から分かったらライバル企業の餌食にもなりかねません。

 また業績などに関しては、実際に企業を経営している経営者だとしても1年間の利益がいくらになるかは、正確に予想することは出来ないでしょう。

 現実には株価ばかりではなく、企業の本質的価値も変動しています。
 でも2割も3割も、株価のように短期に急激に変ることは少ないです。


 企業が所有している現金や預金、上場されている企業の株や国債などの投資有価証券の金額。山林などではなく、東京や大阪など大都会の中心部にある土地などの価格は、公開されている資料を丹念に調べれば、計算することが可能です。

 細かく調べると、それなりに手間がかかることは事実です。
 しかし、経営者にも、誰にも予測できない企業の将来の業績を予測するよりは、楽だし、確実性が高いです。

 投資環境が悪化した時は、企業のファンメンタルズ分析を重視しつつ、需給もしっかりと観察して、より安く投資できるタイミングを見極めるように、待つ努力をすることも大事です。我慢が本当に大事になります。


 例えば、東京の高層マンションに住んでいて、自分の住むマンションから、多くの巨大ビルや東京駅や東京スカイツリー、富士山などが昼間、太陽の光があれば見えていて、実際に存在することが分かっているとします。

 しかし夜中に巨大台風が襲ってきて、光が無いと、実際にある自分のマンションの窓から見える巨大ビル群や建築物、そして富士山も、まったく見えなくなります。

 企業の本当の価値もその企業が持っている資産や、稼ぎ続けて利益を上げ続けているので、正確には評価できませんが、価値があるということは分かっています。

 しかし株価は企業の持つ本質的な価値に需給が作り出す光(=供給より需要が強いときに光が生まれると考えたらよいと思います。需要が強ければ強いほど光が強くなります)は投資環境の更なる悪化予想して恐れて、需要は生まれていないので影ができないで小さくなって行きます。

 夜中の台風での暴風雨の中で、自分のマンションの窓からは何も見えなくても、少なくとも自分が住んでおり、体でさわり存在を確認できる自分のマンションが存在することが確認できれば、富士山も巨大ビル群も目には見えなくとも、実際には存在していると信じることが出来るでしょう。

 少なくとも、決算短信や有価証券報告書をしっかりと読んで、その企業の事業の状況や資産の存在を信じることで、株価が下がる(=影が小さくなる)ことに怯えて、投げ売りするような愚かなことをやらないことが、株で資産を増やしていくためには大事なことだと考えています。


 リーマンショックの後でも、東日本大震災の悲惨な大被害の後も、日本株は大きくリバウンドして上げてきた事実は、『明けない夜は無い』ということ同じように、株式市場でいうなら『下げ続ける相場は無い』ということの疎明資料にはなると思います。

 米国株が急落した2つの要因は、米国の2年国債と3年国債の金利において2年国債の金利のほうが高くなったこと。いわゆるイールドカーブのフラット化が起きたことで、米異国のリセッションが始まると投資家が恐怖したこと。

 また中国の世界第2位の通信機器メーカーの副会長が米国の要請でカナダで拘束されたこと。

 トランプ大統領と習近平国家主席の米中完全戦争の会談が行われていた日に、カナダでは米中先端技術の中国側の主力企業のナンバー2が逮捕されていた。

 この二つのことで米国株は暴落を続けています。


 しかしイールドカーブの平坦化については、堀古英司さんがブログで素晴らしい解説をされています。堀古氏のブログは本当に参考になります。

https://plaza.rakuten.co.jp/iswallstreet/diary/201809080000/

 詳しくは堀古氏の上記のブログで読んでいただくとして、結論だけ引用させていただきます。

『要するに重要なのは、2.8%近辺の2年債利回りでも3年債利回りでもなく、現在銀行が調達できている短期の金利水準は0.8%近辺なのです。そして、3%割れで推移している10年債利回りではなく、貸し出しできている金利の水準は3.8%近辺だということです。

 この先、数回の利上げが織り込まれて高い水準となっている2年債や3年債の利回りを見るのもミスリードなら、銀行に貸出先がなくなって10年物国債でしか運用できなくなっている状況を想定するのもミスリードだということなのです。そして過去、このような国債利回りの逆転からしばらくして、リセッションが訪れたのは「たまたま」その後も金利の動きが行き過ぎて、銀行の調達、貸出金利に影響を及ぼす水準にまで到達したから、と考えるのが自然だと思います。

 株式相場が下落すると、人々は下落している理由を必死に探し始めます。「自分が知らない悪材料を先に知っている投資家が売ってるのではないか」と不安になるからです。そしてその不安はメディアに対する情報提供の需要増加という形で表れます。視聴者も購読者もクリックも増えるでしょう。メディア業界が下落局面を優先的に取り上げるのはこのためです。そういう点では「11年ぶりの3年物と5年物国債の利回り逆転」はそのように不安になった人々の需要を満たすための格好の材料だったのでしょう。

 しかしこのような偽のシグナルにだまされていては、投資家として長期的にリターンを上げることはできません。むしろ注目すべきは今回の銀行株下落によって提供されているバーゲンセールの機会だと思います。JPモルガンの時価総額の6%近くに及ぶ自社株買いと3%近い配当、バンク・オブ・アメリカの8%近くの自社株買いと2.2%の配当などなど。長期的投資の観点から見れば、これらこそ本物のシグナルだと考えています。』

(以上で引用を終わります。)



 甥には、いまから投資を始めるならゴールドの毎月1万円の定額購入をするように勧めました。

 いまゴールドはドルを守りたい勢力により不当に安く押さえつけられていると、私は考えています。それならば安く買い始めるチャンスです。

 2018年8月にゴールドは4207円まで急落しました。

 田中貴金属工業の金の月次価格の情報です。
https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/m-gold.php

 当時のゴールドの市場では次のような噂が取りざたされていました。

 2018年にロシアが米国債を売却してゴールドを買いました。
 その直後にゴールドは叩き売られて下げました。国家間の争いはゴールドの価格にも影響を与えます。

 ゴールドはその後すぐに戻しましたが、ゴールドの急落や急反発がいつまた起きるか、いまは分からないので毎月1万円のゴールドの定期購入をするという、金額を低く設定したドルコスト平均法の買いが良いと考えています。

 やはり産金会社である住友金属鉱山の定額購入が良いと思います。
 ポイントもつきます。
https://www.omamoriya.com/cat6/post_24.html

 有名どころであれば良いので、三菱マテリアルでも田中貴金属でも良いと思います。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/baicraecla
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!


JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




有料メルマガライブラリから(274)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(2)」

f95443980ceed4d91ddf7da1c14dfd1a_s.jpg


 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(2)」=
 (有料メルマガ第352回・2015/10/27配信号)


※2015年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


■有形固定資産と減価償却(その1)


 固定資産をバランス・シートの表示する場合は、その固定資産を取得した価格で表示します。


☆固定資産にも価値が減るものと価値が変わらないものがあります。

 たとえば購入して取得したとすれば、当然その対価を払わねばなりません。
 土地のように資産価値が減価しないと考えられているものは、取得原価でバランス・シートに表示されます。

 土地の価格も市場では実際には上がったり下がったりします。需要が多くなれば上がり、需要が少なくなれば下がります。
 でもこれは土地を使用したから、磨り減ってしまい価格が変動したわけではなくて、あくまでも需給によって上がったり下がったりしたわけです。
 だから土地の価格は減価償却の対象にはなりません。

 私は歴史が古い企業が大好きです。
 長い間生き抜いてきた企業は、長く生き残れた事業ノウハウや事業のために土地を買った時期が早いので、簿価の安い(=現在の価格は高い=大きな含み益をもつ)土地を保有している可能性が高いからです。

 土地とは違い、建物は使っているうちに、当然老朽化したりして価値が下がってきます。機械等も使っているうちに、価値が減ってきます。これを個別の機械ごとに査定することは不可能ですから、会計上で一律に減価償却の金額を算定できるような基準を設けています。

 また土地もバブル崩壊後の日本のように10年以上も値下がりが続いた時には、簿価として購入価格を載せておくと、実際には価値の下がってしまった資産を高く評価していることになるので、調整することになっています。
 でもこれは使ったから価値が減ったとする減価償却の考え方とは違います。


【目減りする固定資産の評価替えをするのが減価償却】

 つまり機械などのように使っているうちに古くなって価値が落ちていくものについては取得したままの価格をずっと資産価値として認めておくと、価値のない資産があたかも価値のある資産のように評価されて、問題があります。

 では今年儲かって儲かってしょうがなくて、税金をたくさん払わなければならない企業の場合、その対価をすべて今期の経費として落とせたらいいと思うでしょう。でもそんなことを認めたら税金を取れなくなって国などが困ります。


【費用収益対応の原則】

 そこで会計には「費用収益対応の原則」というものが考えられています。
 それは、ある会計期間に発生した“費用”のうち、その会計期間の収益獲得に貢献した部分だけをその期の“期間費用”として認識・測定するという原則であり、期間費用を決定する役割を担っているとされるものです。

 また費用収益対応の原則は、期間収益と期間費用とを努力と成果という因果関係に基づき対応計算を行うことで、その努力と成果の結果としての期間損益を計算することを要求している原則でもあります。

 ではその収益と費用の対応はどうやって会計処理上でおこなえばよいのでしょうか。
 機械を購入した際に一気に費用化せず、機械を資産としてバランス・シートに記載すればよいのです。

 そしてバランス・シートから収益をあげるのに使った分だけ費用化してやればよいということになります。

 そうすることによって収益と費用が対応し、努力と成果の結果としての期間損益が明示できることになります。その手段が次に学ぶ減価償却です。


 では『減価償却』というのは何でしょうか。


 減価償却はストックをフローにし、資産価値の減少を反映させる手段です。


 上記で書いたように固定資産は長期的に(1年を超えて)その効力を発生させ、収益を生むものです。

 その収益に対して減価償却費を対応させて原価とすることで、利益を安定的にすることができます。
 資産価値の減少を反映させる⇒減価償却と考えると理解しやすいです。


注)前にも述べたように、土地のように使用しても資産価値が減耗しないような資産については減価償却が適用できません。
  市場価格の変動による価格の変化とは違うことに注意してください。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/baicraecla
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!


JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




有料メルマガライブラリから(273)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識」

f95443980ceed4d91ddf7da1c14dfd1a_s.jpg

 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識」=
 (有料メルマガ第351回・2015/10/20配信号)


※2015年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


 私は研究銘柄の分析で土地の含み益を調べて、含み益が大きな土地を持っている企業を高く評価するようにしています。もちろん土地以外にも買った時点より高くなることで含み益が有る資産もあります。
 船舶などのうちタンカーなどは、建造費が高くなっているので、購入時の値段より高く売れること(=つまり含み益ができていたということ)もあります。

 建物などについても、建設のための資材価格や、建設会社の工賃が増加すると、購入価格より高く売れる可能性も出てきます。

 特許なども、時代の趨勢で急に利用価値が高くなる特許もでてきます。特許を押さえられていると、その特許を利用した製品などが作れないからです。

 このように、固定資産の評価は難しいものです。
 そこで私は公示地価格や基準値価格が公表されている土地についてだけ、含み益を概算するようにして、株式投資に役に立てています。

 土地以外の固定資産の資産価値がバランス・シートに表示されている金額どおりかどうかは、誰にも分かりません。

 だから偉大なバリュー投資家であるグレアムは、固定資産を、その企業の評価から無視して、はずしてしまいました。


 さて、いままで書いてきた『固定資産』というのは何でしょうか。


 企業会計原則には「固定資産は通常の営業過程において、使用・利用することを目的として長期的に所有する資産である」と定義づけられています。

 そして固定資産には以下の3つに分けることができます。

1)有形固定資産
2)無形固定資産
3)投資等


 また勘定科目の話にちょっとだけ戻ります。
 具体的にバランス・シートに勘定科目として表示されている固定資産には次のようなものがあります。


1)有形固定資産の例
 ・建物:ビル・工場・店舗等やその付属設備(冷暖房装置・照明器具・エレベーター等々)
 ・構築物:橋・煙突・道路・軌道(線路)等
 ・土地
 ・機械:工作機械・プラント・製造設備等
 ・船舶/車両運搬具:車両運搬具とは自動車や鉄道車両等
 ・工器具備品:PC・電化器具・その他多くのものがあります
 ・建設仮勘定:完成しておらず営業活動を行えない固定資産、完成後に本勘定に振り替えを行います


2)無形固定資産の例
 ・特許権
 ・商標権
 ・実用新案権
 ・意匠権
 ・鉱業権
 ・営業権(のれん代)
 ・連結調整勘定


3)投資等
 ・投資有価証券
 ・投資不動産
 ・子会社/関係会社出資金・長期貸付金
 ・長期差入保証金
 ・それ以外の特定の目的のため1年超にわたって所有する資産


 特に無形固定資産は外部からは価値を把握して適正な評価をすることは難しいでしょう。しかしこの無形固定資産のなかにこそ、企業の利益の源泉が含まれていることも多いのです。

 特許などは、まさにそうですよね。
 でも特許がどれくらいの資産価値となるのかを適正に評価できる評価者はいないと思います。

 適正に評価できないものはゼロ評価するというのは保守的で手堅いやり方だとは思います。アナリストの中にはその企業の特許をすべて調べまくっている人もいます。しかし現実の世の中では素晴らしい特許が、素晴らしい利益を生むとは限りません。

 私はビデオがでたときソニーや日立のベータマックス方式の方が早送りなど、いろいろな性能が最初からついていて、技術的には絶対勝っていると考えました。でも自分では映画を1本のテープで録画できるVHS方式を買いました。
 世の中には私と同じような判断でビデオを買う人の方が多くて、ついにはベータマックス方式の家庭用ビデオは淘汰されてしまいました。DVDに関しても大企業同士で方式が争われました。

 自動車の推進装置についても、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン、ハイブリッド、モーター(電気自動車、燃料電池車)などが競われています。

 ディーゼルに関してはVWが詐術を用いて自動車を売って、苦境に陥りました。


 ハイテク企業の世界では、すごいといわれる技術が次々に生み出されてきますが、それが必ずしも『お金のなる木』になるわけではありません。

 だからプロの投資家でもグレアム師匠の教えを守り、無形固定資産を企業価値の評価からはずしてしまう人も多いようです。
 個人投資家でも、物理学や化学などの専門知識のある人は、特許などを評価して、株式投資に活用している投資家もいますが、ほとんどの個人投資家には適正に評価することは難しいと思います。

 難しいことに時間を使うのは、時間の無駄です。

 またグレアム師匠は土地を評価しません。
 アメリカには広大な土地があり、その土地が利益を生み出さない場合は価値を認めないからです。
 私は日本の投資家として大都市中心部や大都市近郊の売ろうと思えば直ぐ売れる土地については、公示地価などを参考に評価しています。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/baicraecla
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!


JUGEMテーマ:株・投資




有料メルマガライブラリから(272)「バランス・シートを読むための簡単な知識(7)」

d82fe9dbb6e956b7fc8a12b6ece3eba3_s.jpg


 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「バランス・シートを読むための簡単な知識(7)」=
 (有料メルマガ第351回・2015/10/13配信号)


※2015年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


■今日は売掛債権(=売掛金・受取手形等)についての2回目です。


〇流動資産の中に出てくる『受取手形及び売掛金』というのが『売掛債権』に 該当します。

 バランス・シートのどこに売上債権は表示されているのでしょうか。
 売掛債権はバランス・シートの左側の流動債権の項目に表示されています。

 ファンダメンタルズを重視する投資家なら、まずは投資を検討している企業の決算短信をみてバランス・シート(貸借対照表)の受取手形および売掛金のところを確認してみてください。

 このメルマガの毎回の研究レポートでも、バランス・シートの主要な流動資産を書いて資産背景を確認しています。


○では、流動資産の売上債権をどのように見てどう企業の何を判断したらよいのでしょうか。
 チェックのポイントは次の2つです。

1.売上債権回転期間の水準を把握して、変化を見る
2.売上債権回転期間の大幅な変動がないかを見る

 それではこの時の判断のポイントを確認しましょう。


1.売上債権回転期間の水準を把握して、変化を見る

 あらゆる勘定科目は、その期だけを見るのではなく変化に注目することが大切です。過去の状況と、現在の状況を比較して変化を観察するのです。
 増加傾向にあるのか。減少傾向にあるのか。トレンドを見ることが大事です。

 月次の売り上げを発表している企業でないと使えませんが、季節変動のある業種では12ヶ月移動平均をとって比べると、季節変動を除去して捉えることが出来ます。

 売上債権回転期間(単位 日):売上債権 / 売上 ×365

〔その企業の過去との比較がとても重要〕

 前年比、前半期比、前四半期比で大きく変化があった場合は特に注意してください。
 大きく変化していたときは、変化の原因を調査することが必要です。

〔同業他社との比較も大切〕

 水準の違いから、優位性を検討することが出来ます。
 明らかに水準が違えば、同じ業種でも違うビジネス・モデルを持っているのかもしれません。
 そのビジネス・モデルを調べることで企業の強みと弱みを推測する手がかりを得ることが出来ます。投資のヒントが得られます。


2.売上債権回転期間の大幅な変動がないかを確認する。

 売上債権回転期間の大幅な変化は、営業活動の質の変化の表れかもしれません。今までと同じ取引先と、同じような製品・サービスを取引していれば、通常はあまり大きく変化することはないでしょう。
 しかし売上げが伸びないと回収条件を悪くして売上げを伸ばしたいと考え、実行する企業も出てきます。
 売上債権回転期間が大幅に長期化した場合は、その企業にとって好ましくない悪い変化つまり大きなリスクが発生している可能性も疑ってみる必要があります。

 例示的に売上回転期間が変化する原因を示しておきましょう。

 1)新しい販売先への売上が増えた
   売上債権は取引相手との信用取引によって発生したものです。
   信用の無い相手なら商品は現金と引き換えでなければ渡さないでしょう。
   しかし売上を増やすために新しい大手の企業と取引を開始する場合もあります。
   そのためにはその大手企業の既存取引先(ライバル)手より有利な条件(つまり自分には不利な販売条件)を提示しなければならない場合もあるでしょう。

 2)ライバルの攻勢から防衛のため既存の販売条件を変えた
   新たなライバル企業が現れたて有利な条件を提示してきたとき、従来の売上を確保するために、販売条件を不利に変化させる必要が生じるかもしれません。

 3)売上の内容が変化した
   売上の内訳が変化した場合も考えらます。
   その場合、その変化の有利な点、不利な点を突き止めたいですね。
   例えば輸出型の企業なら、輸出品の売上比率が増加した場合に、流通の時間が長くなることがあります。その場合売り掛け回転期間が長期化することもあります。

   注意点:売上の質の変化は、決算短信等のセグメント情報が把握する手がかりになります。
       セグメント情報には、
       a)売上に占める輸出の構成比率や、地域毎の利益率
       b)製品、サービス毎の構成比率や、それぞれの利益率
       など多くの貴重な情報が記述されているので参考にしてください。

 4)商品が売れなくなり、条件をゆるくして販売する必要となった
   売れない商品を販売条件を甘くして取引相手に買ってもらう、また無理な売上目標達成や、期末の目標達成等、季節的な要因で売る側の都合で売上を計上したいと考えて販売をしたために、大量の返品が発生する可能性もあり、注意が必要です。

 5)販売先が資金繰りにつまり、払えなくなっている
   非常にわかりにくく、判断が難しいのですが、取引先の貸倒リスクが高まっている可能性もあります。
   主要な取引先に信用状態が悪化して危険な企業がいないかという点もできるだけチェックしたいです。
   投資家にとって怖いのは投資している企業の取引先が倒産して、大きな不良債権を持つことです。株価下落の大きな原因となります。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/baicraecla
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!


JUGEMテーマ:株・投資




有料メルマガライブラリから(271)「バランス・シートを読むための簡単な知識(6)」

d82fe9dbb6e956b7fc8a12b6ece3eba3_s.jpg


 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「バランス・シートを読むための簡単な知識(6)」=
 (有料メルマガ第350回・2015/10/6配信号)


※2015年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


■今日は売掛債権(=売掛金・受取手形等)について考えてみたいと思います。
 売掛債権については2回に分けたいと思います。


〇流動資産の中に出てくる『受取手形及び売掛金』というのが『売掛債権』に該当します。

 企業はテレビなどの家電やブランド物の服などの商品や製品を販売したり、サービスを顧客に提供して、その対価としてお金を受領します。

 食品スーパーのように現金で代金を売った時点で回収できる業種もありますが、ほとんどの企業は、お客さんに商品やサービスを提供しても、モノを販売したりサービスを提供した時点で同時に代金を受領できないことが多いです。

 特に企業対企業の取引、BtoBの取引では売って商品は引き渡したけれど、お金は「翌月末締めの翌々月末に4ヶ月後が期日の手形で支払う。」なんて厳しい支払い条件で売らざるを得ない場合も多いのではないでしょうか。

 業種によっても販売条件は違います。
 資金繰りに影響を与えるのが、お金をいつ受け取ることが出来るかです。

 業種、例えば一般消費者を販売先とするスーパーや小売店では現金で販売する場合がほとんどなので、売り上げは直ぐ回収されて現・預金となります。

 業種によってまったくこの条件が違うので、投資する企業の業種の特性を知っておくことも大切になります。


〇売ったけれどまだ代金を回収してお金についてバランス・シートにはどのように表示されるのか(=どんな勘定科目で表示するか)

 さて、売ってしまったけれど、まだ回収していない売上金のことを勘定科目としては、売掛金、受取手形という科目で計上します。

 企業が営業活動するなかで商品やサービスが現金になるまでの間にある重要な構成要素というのが売掛金や受取手形なのです。


売掛金:手形や証書等が発行されない取引相手との信用に基づく取引の債権

受取手形:約束手形、為替手形をさす(割引手形、譲渡手形以外)
     約束手形と為替手形は本来の役割の違いがあるのですが、今では印紙税を売った方が払うのか、買ったほうが払うのかということで使い分けられることがほとんどで、あまり注意を払う必要はありませ ん。


【補足】

〇少し付け加えると、債権の回収方法として、

 ・債権の流動化
 ・証券化の手法(例:金銭債権の信託など)

 が少しずつ一般的になりつつあることも認識しておきたい事実です。
 ただしあまり詳しくやりすぎると、投資のための基礎勉強の範囲を逸脱してしまいますから、こんな動きもある程度の知識を知っているだけで充分だと思います。


*貸倒引当金について

 流動資産、固定資産の区分ごとに貸倒引当金の合計を1行で表示する事が多いですが、表示されていない場合は貸倒引当金控除後の売上債権残高であると考えてください。


*内容は似ているが売上債権ではないものには

 未収金:手形や証書は発行しないけれど主たる業務以外の取引における未回収の債権

 回収期間が1年を超えるものは固定資産の部に記載(ワンイヤールールの適用)されるものもあります。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。


【株価下落で魅力向上!キャッシュリッチで強固な事業基盤を持ち、高配当利回りと良好な財務内容の企業を研究!】


 本日配信の有料メルマガでは、安定かつ強い事業基盤で黒字を維持できる力があり、キャッシュリッチで、株主還元ルールを高配当重視、株価が下がるほど魅力が増す企業を研究しています。

 また、コラムでは、「1月6日に米国中間選挙が行われました。結果がどう出ようと不確定要因がなくなるので、過去の中間選挙後の米国株の上昇が今回も起きると期待して大型株を主体に投資銘柄を選んできました。しかし流動性が高い大型株は増収増益を続けていても、配当を増配しても株価が下げる状況です。ここは我慢の時だと考えて、売買を手控えて持ち株を握り込んでいる状況です。」と題し、現保有株の再確認を3銘柄を取り上げて行っています。


 さらに、先週ピックアップした研究銘柄候補の再チェックと、最近候補とした中から、決算発表後に急騰した1銘柄を除いて、合計8銘柄を取り上げています。


 金曜までにお申し込みの方には、本号も差し上げます。ぜひご購読を。

有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 ]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


過去サンプル(コラム)
 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)



(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/baicraecla
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!

lowerbanner02.jpg


JUGEMテーマ:株・投資




有料メルマガライブラリから(270)「バランス・シートを読むための簡単な知識(5)」

d82fe9dbb6e956b7fc8a12b6ece3eba3_s.jpg


 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「バランス・シートを読むための簡単な知識(5)」=
 (有料メルマガ第349回・2015/9/29配信号)


※2015年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


■財務分析は一期だけを見て判断しないで数期分を並べて見ることが効果的です。■

 資産の割安株投資なら、一期だけを見て割安かどうかを判断することが可能です。

 しかしこの企業が割安なだけでなく、成長もしていくかどうか。
 持っている資産を食い潰してジリ貧になって、落ちぶれて行く企業かどうか。

 そんなことを判断するためには少なくとも3期くらいのバランス・シートを並べて、企業のバランス・シートがどのように変化しているかを、じっくり眺めて分析することも自分のポートフォリオの中核銘柄にする企業については行ってみることも有効だと考えています。


 全ての投資銘柄に関して、実行するのは大変すぎますが、自分のポーフトフォリオの中核銘柄に関しては、これくらいの努力はしても良いと感じています。


<流動資産の現金・預金の変化を見てどう分析して、どのような判断をするのか>

 〇現・預金が増えているか減っているか。つまり残高の変化をみて、特に大きく増減していたら、その変動の原因を調べてみる必要があるでしょう。

  例えば工場新設などの設備投資を自己資金で行えば、一気に現・預金が減ってしまうこともあります。その工場新設が必要なのか、無謀なのか。
  そんなことを考えることも投資のヒントになります。
  工場だったら成長に寄与するけれど、見栄を張って本社を豪華に建設した途端にジリ貧になる、新興企業もありますから、注意をする必要があるかもしれません。

  決算短信の現金残高が大幅に減少している場合、バランス・シートの他の項目を見て例えば借入金や一年以内の償還社債などの流動負債がかなり減っているならば、借金の返済や社債の償還資金の手当てに現金を当てたことがわかりますから、それほど神経質になる必要はないかもしれません。
  特に長期の定期預金にシフトしたなら「配当をもっと増やせよ」という私のような投資家以外には問題ないと思います。

 〇現・預金が少なすぎると、短期の支払の能力に不安が出る。

  はじめに学んだ、流動比率及び当座比率を思い出してください。支払に不安がある会社はとっても心配な会社です。

  グレアムが力説するように、投資家から見れば現金は一番信用できる資産です。もちろん当事者の企業にとっても、一番使い勝手の高い資産でもあります。

  設備投資や研究開発を借金で行えば、金利というコストが発生します。しかし自己資金で行えば金利というコストは発生しません。
  つまり現・預金が豊富にあれば、大胆な設備投資、研究開発など経営判断の自由度は高まるわけです。M&Aなども仕掛けやすくなります。


<中身のない現・預金の大きさに騙されないことも大事です>

 現金がたくさんあるというだけで安心してはいけません。
 なぜなら支払手形など短期で支払いを控えている負債が同程度あればその現金・預金はそのために直ぐ使用されて、企業が他に使えないからです。
 つまり前に学んだ当座比率などの指標を検討しないと支払い能力が高いのか、安心なキャッシュリッチ企業なのかは分からないのです。

 〇流動比率及び当座比率を計算しておきましょう。

  支払能力を表す2つの指標について代表的なのは流動比率と当座比率です。

  ・この比率を求める式は以下の通りです。

   流動比率: 流動資産/流動負債×100

   当座比率: 当座資産/流動負債×100

  復習になりますが、流動比率は一般的に200%以上が理想的とされています。あくまでも理想です。
  これは、支払能力を慎重に見積もった場合の一般的な値です。
  流動資産の中には在庫などのように売れなくてお金にならないもの(=腐った資産)が紛れ込んでいる場合も良くあります。だから流動資産を実際に換金しようとしたとき、帳簿価額の半分になったとしても流動負債を完済できるとういう考えに基づいているわけです。

  経済環境が悪化してきたときに、投資対象として安心できるのは現・預金や投資有価証券などの金融資産を大量に保有している企業です。


 食品スーパーなど、仕入を手形で行い、販売は現金で行うことが多い企業は、手持ちの現金が少なくても、毎日キャッシュが入ってくるので、資金繰り的に考えて問題は少ないかもしれません。しかし、あまりにも現・預金が少ない企業は、やはり問題があると考えています。小切手や手形の決済ができなければ不渡り倒産してしまいます。

 業種によって余裕のある流動比率や当座比率は変わってくることも覚えておいて良い知識だと思っています。


 私は業種に関係なく現・預金など金融資産が大きな企業に魅力を感じています。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。


【高付加価値不動産を保有!安定した業績と大きな資産を持ち、低PBRで株主優待もある内需企業を研究!】


 本日配信の有料メルマガでは、安定した業績で、高付加価値不動産や有価証券などを所有する資産リッチでキャッシュリッチ、低PBRの個人投資家に人気の株主優待がある、内需企業を研究しています。

 また、コラムでは、「いよいよ11月6日に米国中間選挙が行われます。結果がどう出ようと不確定要因がなくなるので、過去の中間選挙後の米国株の上昇が今回も起きると期待して、過去最高益を今期も更新する計画で、直近の決算短信の発表と共に、通期の業績を上方修正するとともに、増配を発表した大型株に、資金を集中していく方針で動いています。」と題し、自身の持ち株の状況を7銘柄ほど実例を出して分析するとともに、2つのセクターを取り上げて研究しています。


 さらに、3つのテーマ毎に有望な研究銘柄候補を合計7銘柄取り上げています。


 金曜までにお申し込みの方には、本号も差し上げます。ぜひご購読を。


有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 ]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


過去サンプル(コラム)
 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)



(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/baicraecla
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!

lowerbanner01.jpg


JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




有料メルマガライブラリから(269)「バランス・シートを読むための簡単な知識(4)」

d82fe9dbb6e956b7fc8a12b6ece3eba3_s.jpg


 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「バランス・シートを読むための簡単な知識(4)」=
 (有料メルマガ第348回・2015/9/22配信号)


※2015年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


 今日は『パッと見てよい企業がどうか判断するコツ』について書いてみたいと思います。

 先週までバランス・シートに何がかいてあるかを見てきました。来週からは個々の勘定科目を少しだけ説明してこの企画を終了しようと考えています。

 今日は財務について学んだことを株式投資に適用する場合のヒントを学んでおきたいと思います。
 特に資産の割安株、企業の解散価値と比べて、株価が大幅に安いときに購入するという、一番やさしく間違いの少ないウォーレン・バフェット氏の師匠であるグレアムの投資手法を目指す、私のような投資家には一番役に立つ事項です。

 先週までにまなんだ二つの着目点でバランス・シートを見ることによって、ほぼ一目でその財務が判別できるようになります。特に大急ぎでバランス・シートを判断するときは、比率をはじくより固定資産と自己資本の金額の差、流動資産と流動負債の金額の差を見ることだといわれています。

 どちらが大きいか。それによって感覚的にその企業がどんな財務体質を持っているのかを掴むことができます。

 今日、このメルマガで取り上げた全ての企業は、どこからどう見ても、素晴らしいピカピカの財務の優れた企業です。


〇借金づけのボロ会社を分析する暇は無い。

 株式投資をする場合には別に財務内容の悪い企業、不況抵抗力の無い企業に投資する必要は有りません。

 ぱっとバランス・シートを見て財務内容が悪かったら投資しなければいいのです。

 しかし一見して問題が無いように見えてもその資産の内容が腐っている場合があります。会計トリックを使って、いろいろお化粧している企業があるわけです。そんなお化粧を見破るためには財務の知が役に立ちます。ただ公認会計士のような専門家でも見破れないようなインチキを行っている企業もあります。私が生れて始めて投資した東芝が、そんな企業でした。とても残念です。

☆ただしボロ株でも成長株はすごい変身を遂げることもあることも忘れないでください。

 急成長して行く企業は、最初は借金漬けでボロボロの財務体質をしていることもあります。

 数年前のバランス・シートはガタガタで、バランス・シートを見ただけでは、とても投資する気持ちにはなれなかった企業が収益の伸びで素晴らしい財務内容に変身していることもありえます。

 だから、個々の企業のファンダメンタルズを見るだけではダメで、その企業の属する業種のファンダメンタルズ、また日本の、そして世界のファンダメンタルズを見ていくことも必要です。

 でも最初から、あれもこれもでは身が持ちません。

 まずは個別企業の財務諸表を大づかみに把握できるだけのちょっとした知識を身について活用しましょう。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。


【高収益体質に改善!これからの業績伸長も期待でき、世界シェア75%など多岐にわたる製品を持ち、低PER低PBRのグルーバル技術企業を研究!】


 本日配信の有料メルマガでは、世界シェア75%など高技術な製品群を持ち、好業績で低PER低PBR、資産も多くあり、将来の株式市場回復時にリバウンドが狙えるグローバル企業を研究しています。

 また、コラムでは、「米国株のダウ平均などの年初来高値更新などから9月の中旬からリバウンドし始めた日本の株式市場も、米国株の大きな下落というショックで、10月に入ったとたんに重力が増加したような急落をする株が多くなりました。念力でスプーンが曲がったような急激な下落でしたが、下げ続ける相場もないことから企業のファンダメンタルズをチェックしてリバウンドを取りに行く準備をするときだと考えています。」と題し、ここのところの下落相場での自身の持ち株の状況や、それに対する投資行動を、過去の経験から導いて書いています。


 さらに、世界トップシェア製品をもつ企業から、数年後には大きく株価上昇が期待出来る銘柄を、研究銘柄候補として5社取り上げています。


 金曜までにお申し込みの方には、本号も差し上げます。ぜひご購読を。


有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 ]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


過去サンプル(コラム)
 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)



(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/baicraecla
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!

lowerbanner02.jpg


JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




有料メルマガライブラリから(268)「バランス・シートを読むための簡単な知識(3)」

d82fe9dbb6e956b7fc8a12b6ece3eba3_s.jpg


 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「バランス・シートを読むための簡単な知識(3)」=
 (有料メルマガ第347回・2015/9/15配信号)


※2015年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


〇バランス・シートを見るときの第二の着眼点について


 企業にとっては何が大切なのか。それは『支払い能力が大切です』です。
 お金が支払えなくなると、企業は倒産してしまいます。したがって経理部門は日常的に資金繰り確保を重視しています。キャッシュ・リッチ企業は資金繰りに苦労することはありません。投資家にとっても、重視すべきことです。


 バランス・シートを見るときの第二の着眼点はずばり、この「支払能力」です。


<まずバランス・シートを上下二つに分けてバランス・シートの上半身を見ます。>

1.バランス・シートの上半身には短期的な支払い能力が示されています。

 「すぐお金になる資産」と「すぐ支払わねばならない負債」の差(流動資産と流動負債の差)をみるのです。その差が「支払能力」を表わします。

 欧米ではこれをnet working capital(正味運転資本)と呼んで、この動向を非常に重視しています。

 金融機関でも流動資産と流動負債の比率(流動資産/流動負債)を流動比率と呼び、重視しています。

 流動比率は短期不況抵抗力の指標とされています。

流動比率=流動資産÷流動負債×100

 流動比率は大きい(=比率が高い)ほうが財務内容がよいと判断します。

(注)投資有価証券は固定資産に分類されています。しかし投資有価証券は市
   場で売って、すぐ現金に換えることができるので、私は投資有価証券も
   流動資産として考えるようにしています。


2.バランス・シートの下半身には企業の長期的な体力が示されています。

 次にバランス・シートの下半身を見ます。

 流動比率による支払能力は、バランス・シートの上半身を見たものでした。それではバランス・シートの下半身は何を表わしているのでしょうか。

 バランス・シートの下半身を見る時は、まず「固定資産」対「自己資本」に着目します。

 すなわち、固定資産は設備投資などの「長期にわたって固定化したお金の運用」を表わしており、流動資産のように短期間にお金にかえることはできないのです。
 したがって、固定資産のお金の出どころは「返済しなくてよいお金」である自己資本によるのが安全だといわれています。これは先週の復習です。


 金融緩和が行われている時は、信用のある企業は、銀行から簡単に借り入れをすることが可能です。長期借入金と短期借入金では短期借入金のほうが金利が安いので、短期借入金を借り換えすることで、設備などの固定資産を購入する企業も出てきます。しかし不況時になると大手企業でも借入が難しくなることが発生します。やはり固定資産は長期借入金などや自己資金で賄うことが基本だと考えます。

 固定資産対自己資本を比率で表わしたものを「固定比率」と呼びます。

 年々の設備投資によってこの比率がどのような傾向を示すかを見ることによって、企業の長期的な体力(長期不況抵抗力)を知ることができます。

固定比率=固定資産÷自己資本×100

 固定比率は小さい(=比率が低い)ほうが財務内容が良いと判断します。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。


【決算発表でリバウンド期待!世界トップクラスのシェアと技術力を持ち、ここ10年赤字無しで、M&A活用で新分野にも意欲的なグローバル企業を研究!!】


 本日配信の有料メルマガでは、日本発世界企業で高シェア製品を数多く持ち、2009年以降赤字無し、強力な子会社を傘下に収め、M&A活用でさらなる分野にも進出、増配も期待出来る、円安局面で強いグローバル企業を研究しています。

 また、コラムでは、「少し腹を据えて、この企業の事業に投資をしたいと決断した企業の株を、短期的な株価の動きを無視して買って、持ち続けたい。そのように感じられる企業をかなり見つけることが出来ました。もちろんキャピタル・ゲイン狙いや配当や優待を狙う投資対象としての株も選んでいますが、株価の変動を無視して投資したい事業を行う企業への投資も増やすことを考えています。」と題し、過去の大暴落から学んだ教訓を共有するとともに、現在の筆者の投資行動を通じて、むずかしい相場へ対応する考え方を、20銘柄以
上を挙げて考察しています。

 さらに割安感が高い3銘柄を研究銘柄候補として取り上げています。


 金曜までにお申し込みの方には、本号も差し上げます。ぜひご購読を。


有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 ]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


過去サンプル(コラム)
 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)



(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/baicraecla
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!

lowerbanner01.jpg



JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




有料メルマガライブラリから(267)「バランス・シートを読むための簡単な知識(2)」

d82fe9dbb6e956b7fc8a12b6ece3eba3_s.jpg


 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「バランス・シートを読むための簡単な知識(2)」=
 (有料メルマガ第346回・2015/9/8配信号)


※2015年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


1.バランス・シートをどう見るか。


 ある企業のバランス・シートを見せられ、この企業が財務内容の良い企業か財務内容の悪い企業か一分で判断しろといわれたらみなさんはどうするでしょうか。その判断の仕方を今日は学びましょう。


 それでは質問です。

「バランス・シートの左側と右側には何が表示されているかをひと言で言ってください。


 このように質問されたら購読者のみなさんはなんとお答えになるでしょうか。


〔バランス・シートの左側には何が書かれているのか〕

 バランス・シートの左側には企業の資産が表示されています。
 つまり「目にみえるもの」が表示されているのです。

 それはお金が姿を変えたもろもろのもので、企業が調達したお金がどのように企業の中で運用されているかを表しています。


〔バランス・シートの右側には何が書かれているのか〕

 バランス・シートの右側には、資産(=運用されているもの)を賄っているお金の出どころが表示されているのです。


 バランス・シートを見るとき個別の勘定科目の内容を細かく見ていくとともに、大雑把にバランス・シートを俯瞰することも必要になります。


 バランス・シートを左右同時に見ることによって、その企業の財務構造を理解することができるからです。

 財務諸表の勉強を始めると、ついつい森を見るのを忘れて、細かい木を見ることに目が行きがちですが、森で迷わないためには、大雑把に森を上から写し取った俯瞰図を忘れないようにしたいものです。

 投資家にとっては、この考え方、見かたのほうが個々の勘定科目よりずっと重要です。


2.バランス・シートを見るときの第一の着眼点

 私は金融資産が大好きですが、この「資産」というのは何でしょうか。

 「お金の運用」された具体的な姿を「資産」といいます。
 これはいま学んだようにバランス・シートの左側に表示されています。

 現・預金はお金そのものですが、投資有価証券は、すぐにお金に変わる『資産』です。


 じゃあ、金融資産以外の『資産』、例えば在庫とか土地とか建物を得るために使ったお金の出所はどこでしょうか。

 それが示されているのがバランス・シートの右側です。


 「お金の出どころ」には「他人のお金=負債」と「自分のお金=資本」があり、負債のほうを「他人資本」資本のほうを「自己資本」というわけです。
 他人資本はいずれは返済する必要があるものです。

 だから私は自己資本比率を重視して、書くようにしています。
 自己資本比率が高い企業のほうが倒産リスクは低くなります。


〔第一の着眼点 自己資本比率〕


 それではバランス・シートを一目見てその企業の財務内容を判断する場合の着眼点を説明します。


 ◎バランス・シートを見るときの第一の着眼点は「自己資本比率」です。


 利益が上がらないと自己資本比率はどんどん悪化していきます。自己資本比率が低いということは、設備や関係会社への投資(固定資産)も、毎日の営業活動のために必要な在庫や売掛金・受取手形などの運転資金(流動資産)も、とにかくほとんどの資産は他人のお金でまかなわれていることを意味します。他人のお金の最も大きなものは借入金です。


〔借金企業の持つ在庫は実は借金の塊なんです〕

 借入金で資産を賄うということは、売上金のいかんにかかわらず時間に比例して大きな金利が発生していることになります。不況時には不況抵抗力が弱い体質を表します。不況期には風邪を引きやすい体質です。風邪は万病のもとで風邪をこじらせると死に至る病(=倒産)でもあります。

 また、設備資金や運転資金の借入の返済に常に追われることになり、資金繰りが苦しい財務体質を端的に表わす指標でもあるわけです。


自己資本比率=自己資本÷総資本×100

 大きい(比率が高い)ほうが財務内容が良いのです。

【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。


【着実に利益を継続確保!古い歴史と安定した取引先を持ち、低PER低PBRで、キャッシュリッチなグローバル企業を研究!!】


 本日配信の有料メルマガでは、300年以上の古い歴史を持ち、着実に利益を積み上げ続けており、国内外の安定した取引先を持ち、低PER低PBRで不動産を中心に多くの資産があるキャッシュリッチでグローバルな高配当優待企業を研究しています。
 下落相場ではこのような安定業績な企業を安く買えるチャンスです。

 また、コラムでは、「平成の最後のバーゲンセールが始まったのかもしれない。そう考えたので株価の暴落に怯えるのではなく、前向きに超バーゲンセールだと感じられる企業の株を少しずつ買うことをスタートしました。」と題し、どのようにリスクテイクをして効率的に資産を回していくか、下落時の損切り手法を中心に、自身のきっかけとなった事象を取り上げています。


 さらに、下落相場での筆者の投資行動に触れ、ケーススタディとしておりま
す。

 加えて、下落後の反発力が強いと思われる研究銘柄候補を、7銘柄挙げています。


 金曜までにお申し込みの方には、本号も差し上げます。ぜひご購読を。


有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 ]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


過去サンプル(コラム)
 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/baicraecla
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!

lowerbanner02.jpg


JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




有料メルマガライブラリから(266)「バランス・シートを読むための簡単な知識(1)」

d82fe9dbb6e956b7fc8a12b6ece3eba3_s.jpg


 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「バランス・シートを読むための簡単な知識(1)」=
 (有料メルマガ第345回・2015/9/1配信号)


※2015年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


1.流動資産の現金・預金って何ですか。

【簡単解説】

 流動資産のうち現金・預金は会社が保有する現金・及び預金活動の源泉です。
 お金がなければ、給料が払えません。給料が払えないと従業員も雇えなければ、製品も作れません。会社は続行不可能です。

 現金・預金は、原則として、流動資産に属しますが、預金については、貸借対照表日の翌日から起算して一年以内に期限が到来するものは、流動資産に属するものとし、期限が一年をこえて到来するものは、投資その他の資産に属するものとされています。


2.流動資産の現金・預金ってどこをみればわかるのか。

【確認できるところ】

 決算短信の貸借対照表の『現金・預金』の数字です。

 『現金』には手元の当座小切手・送金為替手形郵便為替証書等、現金と同一の性質を持つものが含まれています。


3.流動資産の『現金・預金』を見てどう分析してどう判断するのか。

【ポイント】

a)残高の変化に注目し、大きく変化があれば、動きの原因を把握しましょう

 決算短信の現金残高が大幅に減少している場合、貸借対照表を見て借入金や一年以内の償還社債などの流動負債がかなり減っているなら、借金の返済や社債の償還資金の手当てに現金を当てたことがわかります。それ以外の要因であれば注意が必要です。

b)現金残高が小さいとどういう弊害(=リスク)があるのか。

 下記のようなことが予想でき、投資家にとって短期的に株価にマイナスのインパクトを与える可能性が高くなります。

 1)新規借り入れの発生。
   新しいことをしたり、事業拡大したりするには借り入れしなければなりません。
   借入が大きくなりすぎると、返済できるかどうか心配になります。

 2)増資などエクイティファイナンスの実施。
   株価の上昇が顕著であれば可能性は高まります。でも投資家には嫌われます。
   一株利益が希薄化するという理由です。

 3)社債の発行。
   現在は低金利で発行が可能ですが、多額の固定負債を抱えることになります。
   過小資本になると投資家に嫌われます。

 投資家から見れば現金は一番信用できる資産です。企業にとっても、一番使い勝手の高い資産です。事業がうまくいかない、商品や製品が売れない、会社の評価が落ちます。

 現金を豊富に持っていれば、M&Aにも使えるし、自社株買いにも使えます。投資家の喜ぶ増配も可能になります。研究開発費を増やすなど、経営判断の自由度も高まります。

 ただし注意することがあります。
 現金がたくさんあるというだけでは判断できません。

 支払手形など短期で(=直ぐに)支払いを控えている負債が現金の額と同じくらいあると、その現金・預金は自由に使えない資産と判断すべきです。

 次で説明する当座比率等と合わせて見る必要があります。


4.流動比率及び当座比率から考えるべきこと。

 このような支払能力を表す2つの指標について、各比率を実際に計算することが大事です。

 流動比率: 流動資産/流動負債

 当座比率: 当座資産/流動負債(酸性試験比率ともいわれます)

 流動比率は一般的に200%以上が理想的とされています。
 つまり、これは支払能力を保守的に見積もった場合の一般的な値です。

 流動資産を処分して現金にする場合に、本当の換金可能額が帳簿価額の半分になったとしても流動負債を完済できる、とういう考えに基づいているようです。

【注意】
 企業の支払能力を考えるとき、実際には入金と支払いのタイミングが合うかどうかが重要です。つまり資金繰りです。上記の2つの指標からでは判断出来ないことも一応、おさえておいてください。


【どう考えるか】

 企業の分析に当たって、この比率がどの程度であるかは認識しておくべき必要がありそうです。

 私は現・預金や投資有価のように売って直ぐに現金化できる金融資産を一番高く評価しています。つまりキャッシュ・リッチな企業は倒産リスクが限りなく低い企業です。

 当座比率や流動比率は、今後の株価の予想に利用することには、まずありません。当座比率や流動比率が低すぎる企業は、そもそも投資対象としては不適格だと考えています。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。


【世界トップのメーカー!ここ10年赤字無し。円安による恩恵と、株価リバウンドが期待出来る、低PERの高配当性向企業を研究!!】


 本日配信の有料メルマガでは、国内はもとより世界のトップシェアで、研究開発で新しい領域でも世界を牽引しており、高利益で、円安による恩恵を受けられ、配当性向約40%で、今後の株価のリバウンドが期待出来るグローバル企業を研究しています。

 また、コラムでは、「今日のコラムでは、自分の最近のポートフォリオの銘柄シフトに関して、最初から書いてみようと思います。業績上方修正の可能性の高い流動性の高い企業に資金を多めにシフトしていく作戦で動いています。」と題し、ここ最近に実践した銘柄選択と売買行動を含む投資戦略を、具体例を挙げながら解説しています。

 さらに、リバウンドが期待出来る銘柄や、上方修正をした銘柄、増益予想を発表した銘柄の中から、今後の研究銘柄候補として期待出来る企業を8社ほど取り上げています。

 金曜までにお申し込みの方には、本号も差し上げます。ぜひご購読を。


有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 ]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


過去サンプル(コラム)
 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)



(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/baicraecla
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!

lowerbanner02.jpg


JUGEMテーマ:株・投資




calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>
selected entries
mag2year2016_0000020640_asset-stock_200x200.png mag2year2016_0000020640_asset-stock_200x200.png
twitter
twetter
okuchika
購読無料! 億の近道メルマガ申込はこちらから!
億近申込バナー
まだ登録していない方はこちらからどうぞ!週5回無料で届きます。
億近執筆陣の本
億近本
億近執筆陣の書籍/DVDをご紹介。億の近道コラムのエッセンスをぜひ。
海外投資実践入門DVD

「中東・インド・ベトナム・香港 海外投資実践入門DVD」
2012/4/7に東京銀座で開催されたセミナーDVDです。他では聞けない情報満載!
億の近道有料メルマガ!
火曜日執筆者の石川臨太郎氏の有料メルマガです。 大好評配信中! 購読者を大募集しています。詳細は以下のページを参照下さい。
  なお、この有料メールマガジンの売り上げの一部は億の近道の発行運営に活用 されます。皆様のお申し込みをお待ちしております。
categories
archives
recent comment
links
mag2year2016_0000020640_asset-stock_240x65.png メルマガ大賞2008ノミネートバナー
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM