情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄 新報国製鉄(5542)

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 先日の9月10日はまぐまぐセミナーに参加させて頂き、9月17日は山本潤氏のセミナーに参加と大変有意義な時間を過ごさせて頂きました!

 投資家というのはある種孤独な戦いを強いられていると感じる時があります。
 しかし、世界は広く自分の眼を外に向けることさえできれば様々な人や出来事、現象や発見が待ち受けています。

 手前勝手な感覚ではありますが想うのです。
 株式投資をするということは『視る』ということだと。

 株価や指標、人の推奨で判断してただ買うのではなく、『視て』欲しい。

 あなたが買う株は一つの会社であり、そこには多くの人が働き、考え、創造しています。

 それらを知ろうとしたり考えることが結果として投資のスキルを磨くだけではなく、人としての深みももたらすと思います。

 自分はまだ青臭い考えの若造です。
 株式投資によって金持ちになるだけでは嫌なのです。
 金が増えただけの人生なんて嫌なのです。

 人は人でしか、経験は実践でしか、磨けない。
 会社に電話したり、本を読んだり、株主総会や展示会に出かけたり、セミナーに参加してみてください。

 『無駄』な事なんて世の中にはありません。



 今日取り上げる会社は新報国製鉄(5542)という会社です。

 高機能合金の【開発・設計・製造・精密加工・販売】を一貫して手がける従業員約100名の研究開発型総合材料メーカーです。

 この会社はリーマンショックの大不況で経営が一時危うくなりました。
 それを大幅な構造改革、リストラを経て、今では割安高成長銘柄の一つです。

 今後の同社はその成長の速度を加速させていくのを取材を通じて確認できたので取り上げさせて頂きます


 ここも前回の記事で書かせて頂いた東北特殊鋼(5484)と同じく世界一の技術を誇る下町ロケット銘柄です



■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー


・山王(3441)2016年12月19日配信
 株価560円⇒1498円(+167%)

・テノックス(1905)17年2月20日配信
 株価815円⇒1192円(+46%)

・LCホールディングス(8938)17年4月3日配信
 株価894円⇒1495円(+67%)

・特殊電極(3437)17年6月12日配信
 株価2922円⇒3770円(+29%)

・東北特殊鋼(5484)17年9月4日配信
 株価1831円⇒1912円(+4%)


 LCホールディングスと特殊電極に動きがありました。
 LCホールディングスは9月28日新規上場したロードスターキャピタルが同社と同じくソーシャルレンディングを手掛ける会社ということもあり、各種指標からみてもLCホールディングス見ても割安感が見直されたものと思います。
 「LCレンディング」代表取締役の山中健司氏が書いているブログによると『……連結利益については上振れする可能性が高いと思われます。』と条件付きで書かれていました。
 まだまだ楽しみな同社からは眼が離せませんね!


・特殊電極も高収益割安銘柄として見直されたものと思います。全体として割安銘柄の株価上昇が続いています。



■新報国製鉄(5542)の魅力


それでは本題に戻ります。


 新報国製鉄にも前回の東北特殊鋼と同じく、3つの魅力を書きたいと思います。

1)気付きにくい割安性(有価証券報告書から読み解ける)
2)驚くべき高収益性(商品力の高さに裏打ちされた利益率の高さ)
3)生産能力の大幅強化と他社の追随を許さない圧倒的な研究開発力


 新報国製鉄も更なる高成長を内に秘めた日本が誇るアツい企業だと考えています。



■気付きにくい割安性(有価証券報告書から読み解ける)


 執筆現在2017年9月29日(金)

 株価終値1577円と年初来高値更新中!!
 ※会社発表数値にて↓は計算(四季報数値ではない)

 今期予想EPS 326.23円
 今期予想PER 4.83
   実績BPS 889.89円
   実績PBR 1.77
 今期予想ROE 36.7%

 時価総額55億円

 浮動株21.8%の小型株です。

 ↑は会社発表資料により算出された指標になりますが、連結貸借対照表にて計算される数字は簿価が使われるものと時価が使われるものがあります。

 有価証券報告書の45Pにある(賃貸不動産関係)の文書に以下の数字が載っています。
 東北特殊鋼の時と同様ですね(笑)

・連結貸借対照表で純資産に計上されている金額
 ⇒7444万円
・期末の時価勘定
 ⇒31億924万円

 つまり、差し引き約30億3480万円ほどの含み益を賃貸不動産事業で抱えているが、それは貸借対照表には『簿価』で計上されているので、BPSには反映されていないということになります。
 よって、含み益を交えて指標化すると↓のようになります。

※BPS 1806.6円
※PBR 0.87(含み益を考慮する)
 直近株価は上昇を続けていますが、割安度の観点でも魅力が感じられます。



■驚くべき高収益性(商品力の高さに裏打ちされた利益率の高さ)


 冒頭で触れた通り、この会社はリーマンショックで大幅な構造改革を余儀なくされました。
 辛い経営判断だった事でしょう。希望退職を募り、人員の再編と工場の集約をし、経営方針の転換を経て今日の新報国製鉄があります。

 新報国製鉄は捨てたのです。
・多くの企業に使われる汎用品の製造を。
・利益率の少ない製品の受注を。
・自社でなくとも作れる製品の製造を。

 目指したのは『自社でのみ製造が可能なオンリーワンの合金メーカーになること』でした。

 同社は今や『世界で最も精密な機械』と言われる露光装置(半導体や液晶、有機ELを製造する装置)に欠かせない合金のトップメーカーになったのです。
 露光装置の要求精度誤差は100万分の6mmとも言われ、想像も出来ない精密さが装置には要求されます。

 世の中のありとあらゆる物質は温度によって目には見えないレベルで膨らんだり縮んだりしています。
 そうしたわずかな熱膨張すら許されない神の領域に達したテクノロジーによって、ブラウン管テレビが液晶テレビになり、今度は超薄型の有機ELテレビになろうとしています。

 半導体も高速化&大容量化&小型化が可能になり、500KBのフロッピーディスクが4MBのメモリーカードになり、今は128GBのマイクロSDとなってきたわけです。

 技術革新を可能にしたのは当然、それらを製造するための装置が出来たからです。

・精密な装置を作るためには様々な部品が必要!
 その中で根幹になるのは土台であり骨組みの金属です。
 わずかな熱でひずんでもダメ!!しっかりと装置の重量を支える剛性も必要!


 新報国製鉄はそうした需要をいち早く察知し、研究・開発によって熱膨張が起こりにくい合金『低熱膨張合金(インバー合金)』の開発・商品化及び営業に尽力し、低熱膨張合金における世界トップの会社となりました。

 現在、売り上げの約7割ほどが低熱膨張合金であり、他社が真似できない高付加価値商品であるがゆえに利益率も非常に高いです。


 その証拠に四季報の全33業種の鉄鋼に関して全市場でスクリーニングをかけると47社がヒットし、比較してみると以下のような順位となります。

−鉄鋼業種47社中−
・前期売上高経常利益率 2位
・今期売上高経常利益率 2位
・前期実績ROE(%) 1位
・今期予想ROE(%) 1位
・今期予想PER    1位
・来期予想PER    6位
・時価総額の小ささ   4位

 今期予想のROEとPERの数値は『のれん』が含まれているので参考にしかなりませんが、47社中でもかなりの高収益企業であることがこれによって伝わるかと思います。



■生産能力の大幅強化と他社の追随を許さない圧倒的な研究開発力


・『2029年(創立80周年)売上100億円企業を目指して』
 ※2017/2/10
http://www.shst.co.jp/wp-content/uploads/2017/02/chuki20170210.pdf

 上記、中期経営計画通り、今年2017年〜2019年にかけて大規模な設備投資計画が進行中です。
 これにより鋳鋼生産能力は、月100tから1.5倍の150tに大幅増強されます。
 更に生産効率向上のための施策が随所に盛り込まれているので、より一層の営業利益率のアップにも期待できます!

 この三か年の設備投資が完了すれば、売り上げ100億を達成する生産能力が整います。

 更に『研究開発型メーカー』を自負する同社は100人余りの社員の内1割が研究開発に従事しており、社員に学位を取らせる気合いの入れよう。

・『研究開発機能を充実』
http://www.shst.co.jp/wp-content/uploads/2017/08/20170829.pdf

 そうした研究開発により、液晶製造用の露光装置向けが大部分を占めていた低熱膨張合金でしたが、今後は他の需要の創出に向けて営業がスタートしています。

 現在重点拡販を狙っているのはマイナス196度でも熱収縮しない事を売りにした【宇宙関連事業】。
 高精密な成型を要するが同時に高剛性が求められる【航空機用部材のCFRP成型金型】。

・『究極のゼロインバーを開発』※2017/3/29
http://www.shst.co.jp/wp-content/uploads/2017/03/201703292.pdf

・『超高剛性のゼロインバー合金 新報国製鉄が実用化』※2017/4/4
http://www.shst.co.jp/wp-content/uploads/2017/04/20170404.pdf

↑上記の技術はすでに確立、量産納入が始まっています。
 今はまだ売り上げに占める割合は少ないですが、オンリーワンの同社は海外に対しても既に営業を強化しています。

−主な取引先−
 新日鐵住金(株)
 (株)ニコン
 キヤノン(株)
 不二越機械工業(株)
 JFEスチール(株)
 山陽特殊製鋼(株)
 エヌケーケーシームレス鋼管(株)
 パラマウント硝子工業(株)
 東日本旅客鉄道(株)
 (株)ジェイテクト
 ローム(株)
 (株)IHI
 (株)神戸製鋼所
 日本製紙(株)
 王子製紙(株)
 三菱重工(株)
 JAXA(宇宙航空研究開発機構)


 低熱膨張合金以外にも『がっちりマンデー』で取り上げられたシームレスパイプ(石油掘削で使用)を製造する耐熱鋳鋼で出来た圧延工具などにも同社の技術が輝いています。



■新報国製鉄の未来


 現在、ニコンとキャノンが液晶製造装置においては世界シェアを独占(最新の海外データでは6:4)しています。
 半導体製造装置に関してはオランダのASMLがほぼ単独首位に近づいており、ニコンは苦戦を強いられています。

 こうしたことから、今後の動向を見通すのは至難の業であると言えます。
 しかし、リーマンショックから会社を見事立て直し、大企業相手に一切値下げをせず、むしろ値上げ要求を貫き通せる会社へと導いた。
 間違いなく凄腕の経営者である成瀬社長は生産能力&生産効率アップの大胆な設備投資の道を選びました。


 それは今後の有機EL、液晶製造の露光装置の需要が伸びるという確信と、潜在需要の掘り起こしに対する同社の強い自信の成せる決断でしょう。


 現在、株価は年初来高値を更新して、依然好調です。

 短期の株価の高い安いはテクニカル投資の方にお任せするとして、この会社の成長に期待する投資は『買い』でしょうか?『売り』でしょうか?


 低熱膨張合金に関して新報国製鉄を追いかけている会社が一社あります。
 2014年に低熱膨張合金の開発のPRによって、その会社の株価は一時3倍にもなりました。
 現在、その会社の低熱膨張合金の売り上げは取材で確認したところ数億程度のようです。

 新報国製鉄は『極低熱膨張合金及びその製造方法』という特許を2017年08月30日に取得しています。
 内容から判断するに記事になっていた『究極のゼロインバー合金』の物だと伺えます。
 同社の性質上『愚直にお客様に喜ばれる製品を提供する』という姿勢なので、そうしたPRは出てきません。

 どちらの商品の方が製品価値が高いのかは私には判断できません。
 ですが、低熱膨張合金の売上実績と生産能力では新報国製鉄が二回りは引き離しているようです。


 新報国製鉄の企業情報の経営理念のページには、ヘルメット姿で溶鉱炉の前に立つ成瀬社長の横顔と共に5つの理念が書かれています。

 その4つ目にこんな一文がありました。

『お客様に満足頂ける価値ある製品で、国と社会に貢献する』

 この会社の名前の由来はどこにも書かれてはいませんが、

【世界が求める『新』しい合金を『製鉄』して、『国』の発展に『報』いる企業であり続ける】

…という意味なのかと勝手に想像してしまいました。

 自分の会社の利を考えるのは当たり前ですが『国』という文言が出てくるのは同じ日本人として背筋がシャンとする想いがします。


 これからも日本のモノづくりを応援していきたいと思います!!


 最後まで長文をお読みくださりありがとうございましたm(_ _)m

 それではまた。


『全力全開全力前進!!!』
(相川伸夫)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄 東北特殊鋼(5484)

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 今日は8月29日に上場来高値を更新してきた好業績×割安×ズバ抜けた技術力の光る東北特殊鋼(5484)を取り上げたいと思います。

 この銘柄はとあるバリュー投資家の一押し銘柄の一つでした。

 そして、その中身をよくよく調べてみたらバリューなだけではなく、自分の大好きなアツい銘柄であることが分かったので、今、大注目しています。


 この会社の歴史は古く、1937年設立。
 日本の製造業に深く関わってきた特殊鋼加工のエキスパートの会社です。

 いかにこの会社が今、アツいかを説明させていただく前に、今までに書かせて頂いた銘柄についてのフォローをしたいと思います。


■過去のピックアップ銘柄

今までに億の近道で取り上げた4銘柄

山王(3441)2016年12月19日配信
 株価560円⇒1460円(+161%)

テノックス(1905)17年2月20日配信
 株価815円⇒1232円(+51%)

LCホールディングス(8938)17年4月3日配信
 株価894円⇒1311円(+47%)

特殊電極(3437)17年6月12日配信
 株価2922円⇒3055円(+5%)

・特に動きがめざましいのは、やはり先月から急騰した山王3441でしょう。
 理由を御存知の方も多いと思いますが、自分の12月の記事で取り上げた『銀メッキアクリル粒子』の基本特許取得を会社がIRで発表したことにより、株価も短期で2倍超えとなるほどの人気銘柄として現在話題となっています。

 当時の記事は http://okuchika.net/?eid=6761 で見ることが出来ます。

 また、現在山王の『銀メッキアクリル粒子』に関してのNAVERまとめも作成されているのでご興味のある方は一度ご覧になると面白いと思います。
https://matome.naver.jp/odai/2150364045792717701

 ただ、現在増担保規制をかけられるほど値動きも激しいものになっていますので、売買される際には十分気を付けてください。
 この技術特許は大変すばらしいものであることは、以前の記事より伝えている通りです。
 しかし、水素の時と同様、会社の業績に数字として反映されるのが来期以降なのはほぼ間違いないと思います。
 株価は相場に聞くしかないので分かりませんが、十分留意願います。
 もし株価が安くなってきたら、長期で買いを入れるのは面白いかもしれません。


・テノックス1905も8月に大きく動きました
 これは8月4日の第一四半期の決算の数字がすこぶる良く、通期見通しの進捗の約半分だったことから上方修正期待の買いが入り、その値動きによって多くの投資家の目に留まった事から同社の割安・好業績・高配当への見直し買いが進んだと思われます。
 株価は上昇しましたが、上値余地は状況によって存在すると思われます。

・LCホールディングス8938、特殊電極3437はまだ長期で上昇余地ありと考えています。
 特にLCホールディングスに関しては『投資法人への出資』のIRが8月21日に出ており、このあとの展開がどうなるか非常に興味深いところです。


■東北特殊鋼(5484)の魅力


それでは本題に戻ります。

 東北特殊鋼には少なくとも3つの魅力があります。

1)気付きにくい割安性(有価証券報告書から読み解ける)
2)今期の上方修正の可能性(通期の進捗46%)
3)期待の新技術!IoTセンサーの要となる基本特許の取得

 この銘柄も長期投資で考えれば大きく収益構造が変わる可能性を秘めたアツい企業だと考えています。
 少しでも伝われば幸いです。


■気付きにくい割安性(有価証券報告書から読み解ける)


 執筆現在2017年9月1日(金)

 株価終値1831円
 ※会社発表数値にて↓は計算(四季報数値ではない)

 今期予想EPS148.76円
 今期予想PER12.30
    実績BPS2585円
    実績PBR0.7
 今期予想ROE5.8%

 時価総額138億円

 浮動株6.2%の小型株です。

 ↑は会社発表資料により算出された指標になりますが、連結貸借対照表にて計算される数字は簿価が使われるものと時価が使われるものがあります。

 有価証券報告書の51Pにある(賃貸不動産関係)の文書に以下の数字が載っています。

・連結貸借対照表で純資産に計上されている金額
 ⇒58億2138万円
・期末の時価勘定
 ⇒234億9904万円

 つまり、差し引き約176億7千万円ほどの含み益を賃貸不動産事業で抱えているが、それは貸借対照表には『簿価』で計上されているので、BPSには反映されていないということになります。
 現在の時価総額が138億円なので含み益176億のインパクトは超絶です。

 このことから、同社が隠れた超割安銘柄であることがお判りでしょうか?


 ちなみに含み益を交えて指標化すると↓のようになります。

※BPS4920円
※PBR0.37
 とても割安かと思います。


■今期の上方修正の可能性(通期の進捗46%)


 この会社は極めて良好な事業計画と経営手腕を持っています。
 四季報で12期遡って2008年〜今までリーマンショックの時も営業利益も純利益も黒字です。
 毎年必ず設備投資と研究開発に資金を投じ続けてきたからこそ、今の技術力と成長力があります。同社はその高い技術力から、エンジンバルブ用耐熱鋼の分野では国内No.1のシェアを誇っています。

 大同特殊鋼と共同開発した『TM3シリーズ』が市場に本格的リリースがされていることにも注目です。自動車プレスにおける高張力鋼板(ハイテン)の加工において大変重宝される新商品で、多様な用途と引き合いがあると思われます

 先日の第一四半期ですでに通期の46%の進捗率。
 東北特殊鋼の製品は自動車向け80%、うちエンジン向け50%の特殊鋼の製品群でも利益が大きく伸びています。自動車メーカー各社の業績が良かったのを見ても、同社の今後の利益の更なる上昇の可能性があるのではないかと期待せずにはいられません。

 ちなみに四季報予想では↓
 今期予想EPS185.1
 今期予想PER9.9
と会社予想を上回っていますが、順調に業績が推移すればこの数字を超える可能性も十分ありえるのではないでしょうか?


■期待の新技術!IoTセンサーの要となる基本特許の取得


 これが凄いんです。

 IoTセンサー普及の大きな課題と言われている電源問題解決に大いに関わってくる画期的な開発における基本特許を既に取得済みです。
 ここはまたいつものマニアックな話なんで、簡潔に表すと…↓


【IoT時代を実現させるためのキーになる技術】


を持っているという説明が的確だと思います。

 最近はよく聞くようになったIoTですが、まだ馴染みが無い人もいると思うので…。

・IoTとは「Internet of Things:モノのインターネット」の略であり、全てのモノとインターネットを繋げて生活の利便性を高めたり、ビジネスに活用しようという概念及び技術を指します。

 IoT世界を実現するに当たっての大きな課題が5つあります。
 その中でも一番の技術課題と言われるのが【電力供給の課題】であり、これを東北特殊鋼が産学共同で開発した【磁歪材】で解決することができます。


■IoT普及の壁【電力供給】


 『IoTデバイスが数百億個にも上るとすれば課題として浮き彫りになるのが電力供給です。各IoTデバイスに対し「どのように電力供給を行うか?」が重要になります。IoTデバイスのほとんどはワイヤレス構造で設計されているので、必ず定期的な電力供給を必要とします。
 要はスマートフォンやノートPC同様にバッテリーがなくなれば当然充電しなければなりません。事実IoTデバイスの開発が進む現在においても、省電力デバイスは存在するものの電力なしで通信を可能にするデバイスは存在しません。この課題をクリアしなければ、真のIoT時代は訪れないと言えるでしょう。』

と、このような記事を多く拝見します。

 IoTセンサー全てに電線やコードを付けるわけにもいかない。
 ボタン電池で交換するのも手間だし、電池切れでセンサーが動かなくなるのは問題外。

 そこで着目されたのが振動発電という技術です。車の振動や機械の振動、人の歩く振動などを電力に変換する代物を『振動発電素子』と呼びます。

 現在主流の振動発電素子には素材としてガリウムが使われていますが、ガリウムはレアメタルゆえに高価であり、また脆く、加工も特殊な工程が必要であり、量産・普及には向いていませんでした。


【求められている振動発電素子は…】

・価格が安価
・ありふれた材料が原料
・丈夫で耐久性に優れている
・製造工程が単純
・様々な形状に加工出来る
・発電力が高い。

 そんな夢のような振動発電素子の研究開発を東北大学×弘前大学×東北特殊鋼の産学共同で行い、ついに実現・量産化にも成功しています。
 特許に関しても今年の4月に正式に認められています。


■振動発電の材料 価格10分の1に 東北特殊鋼


 振動発電素子について2017/6/21の日経新聞の記事で取り上げられ
ています。
https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&ba=9&n_cid=DSMMAA13&ng=DGXLASFB20HCB_Q7A620C1L01000&scode=5484
↓記事より一部抜粋

『開発した新材料はガリウムの50分の1程度の価格であるコバルトを多用することでコストを抑えた。新材料の販売価格は今後詰めるが、従来品の10分の1以下に抑えられる見通しだ。従来品より割れにくくし、加工の際も壊れにくくなったという。「キリンマグパワー」のブランド名で数年内の発売を目標にしている。同材料を使った発電装置を使うことで購入電力量を減らし、一定期間ごとに交換が必要な電池が不要になる。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」によりセンサー需要が高まるとみており、新材料の導入を売り込んでいく。振動発電は工場のほか、橋や道路、振って遊ぶおもちゃなどでの活用が想定される。』


 この技術と特許が業績に貢献するのはまだ先になります。
 しかし、この企業が持っている技術はいずれ世界が欲してやむことのないものになると私は考えています。

 山王のようにIRを発表すれば瞬く間にストップ高になり、株価は短期急騰を演じることでしょう。
 しかし、同社はそうしたIRは出さないように思えます。

『英国の調査会社IDTechEx社は、2022年時点のエネルギーハーベスティング市場を50億ドル以上と予測しています。この数字は発電デバイスのみの売上ですので、エネルギーハーベスティング技術を組み込んだ製品の売上は数兆円、さらに、そのような製品を活用したサービスの市場は数十兆円に達すると予想されます。』

↑振動発電はこの一部に含まれます。
 その『素材』を世界に卸す企業になるかもしれないのです。

 現在、株価は上場来高値を更新して、一見高値圏にいるように見えます。

 しかし、会社の成長を長期目線で眺めた時、高いのでしょうか?安いのでしょうか?


 山王3441も東北特殊鋼5484もドラマ『下町ロケット』の主役として出てくる企業のように自分は視えてしまいます。

 これからも日本のモノづくりを応援していきたいですね。


 最後まで長文をお読みくださりありがとうございましたm(_ _)m

 それではまた。


『全力全開全力前進!!!』
(相川伸夫)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
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クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!


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情熱投資家、相川伸夫の『株の買い方と売り方を考える』

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 最近は以前より自分の記事へのコメントが増えてきており、とてもうれしく思います。
 読者の皆様からのコメントを頂けることは素直に執筆する励みになりますし、自分としても様々な考えを知ることができ、大変勉強になっています。

 記事に対してどんなふうに思ったとか、こんなことについて調べて欲しいなどどんな内容でもコメント頂けた物は全て読ませて頂いておりますので、これからもお気軽にコメントくださいね!


 今回は株式投資について、自分の考えを書きたいと思います。


 そもそも皆さんはどんな目的で株式投資をされていますか?
 きっと、ほとんどの方が株の売買による利益(キャピタルゲイン)を目的に株式投資をされていることと思います。

 そして、究極的には資産を億越えまで増やして日々の株価等に囚われずに配当金だけでの利益(インカムゲイン)による悠々自適な生活などを夢見たりしていることではないでしょうか?

 もちろん自分が株式投資をしているのも、株の売買によって利益を上げることにあります。

 記事を気に入ってくださっている読者の方はご存じの通り、自分が好む銘柄の条件は↓になります

・業績、財務が良好である(もしくは成長している)
・株価が業界、全体から見ても割安なバリュー銘柄である
・会社が化けようとしている(株主、株価に対して向き合おうとしている)兆しがある

 基本的にはこの銘柄選定のやり方で利益を上げ続けており、様々な御縁によって、こうやって執筆させて頂けることになったわけであります。


 しかし、これは銘柄選定の仕方であって、『買うタイミング』が正しいかどうかは別の判断も必要なのだと今までの投資の中で痛感してきました。

 つまり、『銘柄選定だけで利益が出せる訳ではない。』

 もちろん、銘柄選定が正しければ長期的には株価は右肩上がりに伸びます。

 自分が個別記事を執筆する時もその点は考慮して執筆していますが、あくまでご自身で判断をしてくださいm(_ _)m


■テクニカル手法とファンダメンタル手法


 こんな言葉を聞いたことがあるはずでしょう。知らない方はぜひ一度検索しましょう。

 投資を始めてすぐはまずテクニカルを勉強しました。
 勉強したてのテクニカルなど全く実用的でもなく、利益も出ませんでした。

 次に、ファンダメンタルを勉強しました。
 自分にとって決算書や財務諸表など全くの未知のものであったために、教科書的な知識だけを元に銘柄を買いましたが…同じく利益も出ません。

 投資を始めて半年くらいまではどうすれば勝てるのか四苦八苦もがいたのが懐かしい思い出です(笑)

 もちろん、今も自分の投資手法をより洗練していく…といった点ではもがき続けています。


そして、良く耳にする言葉があります。


・テクニカルで株式投資は利益を出し続けられるのか?
・ファンダメンタルを『正しく』判断することなんてできるのか?


 同じことを自分も疑問に思っていた時期があります。


『答え』

…なんてものは経験や環境によって姿を変えてしまうあやふやな物ですが、今の自分としての答えは『どちらも正しい』です。


 先日、知り合いの紹介で自分とは全く異なる投資手法のセミナーに参加させていただきました。


・『テクニカル手法だけで資産を一年で2.5倍にする』
…という主旨のセミナーです。

 セミナーの講師の方は売買の判断基準を原則、チャートのみで判断する投資手法で相場を張って30年。過去の実績も見せて頂きましたがさすがにあっぱれ!!の実績を誇っていました。

 その方のテクニカル投資の手法はローソク足の日足と週足を10年以上前からの歳月から俯瞰することにあります。

 そのセミナーではあくまで触りの部分の講義までしか無かったのですが、

「なぜそこまでチャートだけで勝てるのか?」

と質問をしたら次のように答えて頂けました。


「自分は今のようにネット証券の無い時代から株式投資をやってきた。株価の終値を毎日調べてチャートを方眼紙に描き、遠方まで投資セミナーに通った。今の人は簡単に情報が手に入る。株価はリアルタイムで見れるし、チャートだって勝手に描かれている。情報もどこにでも溢れている。だから何もわかっていない。見ていないのだ」

と……


 頭を金づちで殴られた想いでした。
 その人の言っていることは自分も度々言っていることです。
 投資の手法が違えども本質的にはほとんど同じことを言っているのです。


 これはどういうことなのか。


 結論は次のようになると思います。


・テクニカルであろうがファンダメンタルであろうが『株価の動き』が【なぜ】起こるのかを見定める努力さえできれば投資で利益は出せる!

…ということに他ならないということです。


■企業を調べる投資=未来のチャートを先読みする投資


 自分の投資スタイルはどちらかと言えばファンダメンタル投資です。
 とはいえ、株価が割安なだけではなく、その会社に『光る何か』が無ければ打診買いを越えることはありません。

 テクニカルで買うというのは比較的近いタイミングでの上がり下がりを狙って買う投資の仕方です。
 前触れの無いストップ高に乗れることは稀です。そういう銘柄は相場が一服してからの売買で相場に乗ります。

 一方、企業に『光る何か』を感じて投資をする場合。すぐに利益を出せるということは少ないです。
 その代わり、選別眼さえあればいきなりのストップ高になる『その日』や右肩上がりのチャートになる『その時』を確信して時間を投資します。


 自分の投資手法で投資をする銘柄も、テクニカル的にも買う銘柄になるタイミングがある訳です。


 テクニカル投資だけで投資を成功している人の中には次のように豪語する方がいます。

「企業分析なんていうのはまやかしだ。チャートだけで買いか売りか判断できない人ほど企業情報や指標でああだこうだ屁理屈をこねるんだ。」

…と。


 テクニカルだけで勝てるのだからそういう考えに至るのも理解できます。


 自分も企業分析や指標が万能だとは思っていません。
 かといって、テクニカルこそ万能だとも思いません。

 何かに重きを置く形で自分で利益を出せる投資手法を確立するのが最初の成功地点なのかもしれません。
 しかし、そのあとは『バランスこそ重要!!』だと自分は思います。


 これは究極に難易度が高いことです。

 テクニカルだけで利益が出せる力を持ち、チャートが右肩上がりになる前からその銘柄に投資する力を持ち、かつ、その銘柄が急騰した時には冷静に売却した後に調整後の押し目が拾える。

 そんなことが出来るようになれば最強ですよね!!是非そんな投資が出来るようになりましょう!!


 自分もこのテクニカル投資の講師のようにローソク足のチャートを手書きで書くことをしてみようと思います。
 まだやってない時点でダメとか言わないでくださいね(笑)



 ちなみに余談ではありますが…

『インプット(入力)とアウトプット(出力)』という言葉があります。

 人の脳の構造上インプット(聞く、見る)だけでは知識や知力を効率的に身に付けることが出来ないと言われています。

 インプットに対してアウトプット(書く、話す)することで初めて自分の考えを整理したり、理解が深まるのです。

 抱えている悩みを人に話すことでとても楽になったり、問題解決の糸口が見えたという経験はありませんか?

 アドバイスをもらうことも良いですが、大概の事はアドバイスというインプットよりも相談するというアウトプットによって解決するものです。


 是非皆さんも自分の考えを整理したりより深い知見に至るためにも投資に関する考えを人に説いてみてください。
 日記やメモに書く(アウトプット)ということでも考えは整理され洗練されるものです。

 自分も執筆を通じて考えを整理・洗練させて頂いています。


 コメントというアウトプット。是非使ってみてください(笑)


 これからも読者の皆様同様、自分も精進して参りたいと強く思います!!

 最後までお読み下さってありがとうございますm(_ _)m


 それではまた。


『全力全開全力前進!!!』


(相川伸夫)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄 LCホールディングス(8938)

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※続報!!

 前回のLCホールディングス レポートはこちら
 http://www.okuchika.net/?eid=6957


 6月は1年の中で最も株主総会が多い時期であり、また開催日も集中しています。

 みなさま、株主総会には足を運ばれているでしょうか?

 また足を運ばない場合は議決権行使の用紙を返送していますでしょうか?


 株式投資をしているのであれば『儲かった・損した』だけではなく、会社に対しての意思表示である議決権行使は最低限行うようにしましょう。

 仮に、株主総会に来訪される株主(議決権)が少なく、議決権行使の返送も著しく悪かった場合、最悪株主総会のやり直しの可能性などもあり得るのです。

 そんなことになったときには投資している会社の信用に傷がつくことにもなり、株価の下落にもつながるでしょう。

 【株式投資=オーナー】でもあるんだと認識を持つことは、より一層深い投資を楽しむことにもつながります。

 総会参加にはご都合もあると思いますが、投資している会社を肌で感じることを強くオススメします!



◆株主総会で新たに発覚した投資妙味


 前回からフォローさせて頂いているLCホールディングス(8938)の6月28日の株主総会に出席して参りました。

 当初、自分はLCの続報記事を書く予定は全くありませんでした。

 しかし、総会にて社長自らが語った内容があまりにも衝撃的で、興奮を抑えることができませんでした。

 多くの人にとって、LCホールディングスが

『億の近道』

になると強く確信を得ましたので、急きょ総会後に電話取材を同社にさせて頂き、今回の執筆に至りました。


 今回の記事は株主総会という株主との対話での中で実際に出てきた内容を主体に記事にさせて頂いています。

 記事の内容に対して真偽を確認したい場合は同社のIR担当部署にお問い合わせください。



◆LCホールディングス(8938)の魅力

 http://www.okuchika.net/?eid=6957
↑前回4月に自分が執筆させて頂いた記事です。


・同社の魅力は…

1)『サブリース会社』⇒『不動産ファンド運用会社』へと大変革しようとしている

2)上場会社で最も早く不動産取得に『ソーシャルレンディング』を資金調達手段に活用をしている

3)業界初の医療を組み込んだ投資法人を『J−REIT』に上場させようとしている

4)一世を風靡したダヴィンチホールディングスと資本業務提携をしている

などの部分が大きな魅力だと思います。



◆株主総会で確認された同社の価値

 ここからが今回の記事の主題になります。


1)今期予想の業績に対する上振れの可能性の強い示唆

2)J−REITに上場させようとしている投資法人に関する情報

3)来期以降の業績予想に関する会社としての強い自信の確認

4)J−REITへの出口戦略を確立してからの成長戦略

↑上記のポイントに対して深堀りして説明します。



◆1)今期予想の業績に対する上方修正の可能性


 5月15日の決算資料での今期の業績予想の発表によって株価は二日連続でストップ高となりました。

 その後高値1400円から調整をして安値1150円から現在1200円台になったのは周知の事実かと思います。

 今期の業績根拠は会社発表資料の通り、『流動資産』の中の販売用不動産を前期の数字に載せた数字です。

 株主総会において社長は次のように発言しました

「今期の業績の達成はスラッと行くと考えており、かなり保守的な数字」

「投資法人に病院は欠かせないものだが、今期予想に病院の数字を入れていない。かなりのブレが出ると思うが上に行く分にはいいだろうと考えた。」


以上の発言から要約すると↓のようになると考えます

『ライセンスが取得出来ていないので病院の数字を今期予想に入れてはいない。が、取得済みの病院が5件、取得予定も5件あるので売上としては50億以上(4月末で増えたAUMから読み解ける)の上振れが濃厚』


 アナリスト説明会での資料からも読み取れます。
 ↓は『IRstreet』のLCホールディングスのページになります。

http://www.irstreet.com/jp/brand.php?content=brand_presentation&brand=255#explain


◆2)上場させる投資法人について

・上場させる投資法人(REIT)の名称は『LCリージョナル(地方)投資法人(仮称)』

 上場させるにあたっての最低規模は300億を想定⇒そこから随時大きくしていく

 REITとして業界初の『病院・医療関連施設』を組み入れしたエッジの効いたものに仕上がる予定です。

 病院・診療所・介護老人保健施設など今まではリートで取り扱われなかった物を組み込んでいくのが最大の特色でしょう。

 3月末でAUM(受託資産残高)は290億程度だったものが、4月末には340億程度まで増加してきており、金融庁からのライセンスを上期に取得し、下期にLCホールディングスから切り離した投資法人に今までのSPCを売却することで今期業績を達成する見込みです。

 その後J−REITに上場させた自社と繋がりのある投資法人と二人三脚をして業績も規模も拡大していくシナリオを描いています。


 実に3年前から【成長の創出】というテーマでこれを実現に向けて計画しており、実現まであとわずかです。


◆3)来期以降の見通し

 会社は来期以降の見通しに対して明確な数字の開示を控えています。

 そこには以下の点が関係しています。

・REITのライセンスが金融庁からまだ交付されていない(交付はほぼ実現できる自信はある)

・J−REITへの上場をいつ実現させるかがまだ未定(タイミングによって数字が前後する可能性)


 来期に対しての業績予想を株主から質疑された社長は以下のように答えました。極力原文のまま書かせていただきました。

「来期以降の数字は開示されているもの以外ではなかなかお話することはできないのですが、一般論としてのお話を申し上げます。
 今期、この規模の数字が達成されれば普通、先ほど申しましたようにREITがスタートするわけですから縮小するということはまずない。
 そういう意味で言うと売上高については仕入と関わるのでなかなか見通しが立てられない。
 ただ利益規模的に言うと普通はできるのではないか?というのが【一般論】です!
 これは別に私どもの会社のことを言っているのではなくて、普通の経営者はそういう風に答えるのではないかと私は思います」


という回答を頂きました。
 【一般論】という説明ではありますが、『強気』と受け取って良いのではないでしょうか?

※ちなみに四季報やフィスコなどの来期予想はLCホールディングスへ取材をして書かれた数字ではないときっちり明言しておられました。


 来期以降の本当の数字は経営という生き物を相手にしている以上『絶対』がありません。その中でギリギリの回答をして頂けたのはないかと感じました。


◆4)出口戦略であるJ−REIT上場以降の成長性

 今期の業績予想の売上が前年比から3倍近く膨れあがっているのは投資法人に今までのSPCを売却するのが要因です。

 では、売却をしたらそこでおしまいなのか??

 それは違うと思われます。この『出口』=『入口』なのです。


 ここでLCホールディングスという会社の事業を理解するために原点に立ち返りましょう。

 元々同社は『サブリース事業』が主軸でした。
※オーナーに代わりに物件を管理する事業

 ここにはPM事業とAM事業も存在します。


 ザックリと上場後のビジネススキームを書くと次のようになります。


a)良質な物件を探して銀行から融資を受けて物件を取得する(SPC)
b)融資が足りない部分をLCレンディングで投資家から出資してもらって借り入れる
c)『手入れ』を済ましたら投資法人に移る(連結している場合は売上に入る)
d)投資法人の管理下に渡った物件の【管理】は全てLCホールディングスが行う(安定的収益の獲得)
e)上場した投資法人はどこまでも資産規模=収益性×人気によって大きくなる
f)a)〜e)をグルグル回すことでLCホールディングスが【管理】することでの利益はどこまでも右肩上がりで増え続ける


 これを【成長の創出】と銘打っているわけです。

 同社の価値に気付いている投資家の数はいまだに少ないです。
 株主数から考えても1000名未満。時価総額から見ても70億弱。

 REITが上場したとして、スタートが300億⇒500⇒800⇒1000億もいずれは達成していくのではと思っています。

 大手企業は都市部の事業に集中しています。
 同社は大手のやりたがらない『地方』を重点にしており、実績もあります。

 高齢化や過疎化、院長の年齢から維持できない地方の施設立て直しという社会的意義も高いです。


 『上場が花火』という訳ではないと自分の眼には映りました。


◆現在の株価と指標

執筆現在2017年6月30日(金)

株価終値1232円

※会社発表
今期予想EPS179.86円

※会社発表
今期予想PER6.85

  実績PBR1.36

今期予想ROE19.85%

時価総額69億円


 市場は現在ジャスダックであり、株主優待は実施しておりません。

 これは個人的な感覚であり、個人的な考えではありますが、J−REITへの上場を成しえた暁には今まで信じてきた既存株主に対して何かしらの【施策】を行っても良いのではないかと思います。

 同社はこのスキームを確立するまでの移行期、非常に分かりづらい決算数字、スキームでもありました。

 そんな中信じてきた株主に対して【義】を返すのは上場企業としての姿勢だとも思います。


 ちなみに社長はネットの動画でこう語っています。

「株主の方で配当が低いというお言葉がありますが、配当をお求めの方はぜひ当社の『LCレンディング』に出資ください。
 株主になられるのであれば、ぜひとも企業価値(株価)の向上を信じて頂きたい」

…と。これも中々言えるものではありません。


 ちなみに再三出てくるLCレンディングというのはこちらです↓
https://www.lclending.jp

 詳しくはLCレンディングのリンク先や前回の自分記事にも書いてありますのでそちらをご参照ください。

 自分もレンディングには出資しています。
 今後は年率8パーセント近い案件もまた出てくることと思います。



 当初は書く予定のなかったLCレンディングの記事ですが、あまりにもアツい内容でしたのでついつい熱が入りすぎてしまいました(笑)

 そんなLCホールディングス(8938)が皆様にとって『億の近道』となるかどうか…。


 今後も同社の【成長の創出】にアツい期待を送りたいと思います。



 最後までお読み下さってありがとうございますm(_ _)m

 それではまた。

『全力全開全力前進!!!』


(相川伸夫)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄 特殊電極(3437)

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 情熱投資家の相川伸夫です!

 日経平均が2万円台に乗り、大型株に遅れて中小型が後を追うように上がるというのはよくある市場形成パターンだと思います。

 前回4月の記事で取り上げさせていただいた不動産銘柄のLCホールディングス(8938)は期待していた通りの結果になり大変うれしい限りです!

記事掲載前日2017年3月31日(金)終値は 894円
  執筆現在2017年6月 9日(金)終値は1228円(+37.4%)

 今期の業績予想が大幅に上昇していることが今回の株価急騰の要因です。


 5月24日にLCホールディングスが開示した中期計画を読まれましたか?

 来期以降の数値目標こそ明示されていないものの今期業績見通しにすらダヴィンチ関係で現在取り組んでいる医療等ヘルスケア施設について含めていないことがはっきり書かれています。
 現在の株価から鑑みるにまだまだ多くの投資家にはLCホールディングスという会社の適正株価水準が分からないのでしょう。

 現在のLCホールディングスの時価総額はたかだか68億円。資本業務提携をしているダヴィンチの業績もすこぶる良く、LCレンディングの成立額も早くも88億を超えました。
 今後もLCホールディングスに注目せずにはいられないようです(笑)



 さて、本題の特殊電極(3437)について書きたいと思います。

執筆現在2017年6月9日(金)
 株価終値2922円
 時価総額23億円
 今期予想EPS410円※会社発表数値
 今期予想PER7.13※会社発表数値
   実績PBR0.59
 今期予想ROE9.26%
 配当利回り  2.4 %


 注目しているのは単に割安だからではありません。
 この企業の価値もまた大きく変わろうとしていると感じたので執筆することを決めました。

 今回の記事も中々にマニアックで難解かと思われますが、少しでも皆様に同社の価値が伝われば幸いです。


◆技術開発型企業「トクデン」


 特殊電極3437(トクデン)は1933年創業。
 日本の製造業、特に溶接産業において80年以上多大な貢献をしてきた老舗企業です。
 日本が戦後今日まで急激な経済成長を遂げたのは製造業の影響が大きいのは皆さん周知のことだと思います。では、現在の生産業において工場で稼働している機械が軒並み老朽化したまま現役稼働しているのはご存じでしょうか?

 今から遡ること30年余り、1973年(昭和48年)から1991年(平成3年)までの期間を【安定成長期】として呼ばれることがあります。
※86年〜91年をバブル景気と一般に指す

 前年比経済成長率がおよそ5%前後で推移していた当時と成長率1%の現在とでは常識がまるっきり違ったと思われます。
 その【安定成長期】に多くの設備や工場が建てられました。会社員として在籍している自分の会社でも現在30〜50歳くらいの設備はゴロゴロしています。

 【物は必ずいつか壊れる】という言葉が示す通り生産設備にもメンテナンスやオーバーホールが必要です。しかし、当時設備を作った会社にメンテナンスが依頼出来るかといえば必ずそうとは言えないのです。

・設備がいまだ現役にも関わらず皮肉にも企業がすでに倒産している
・生産したメーカーは補修工事ができないために新規設備の導入でしか故障対応できない
・老朽化したとはいえ、新規の設備投資をしても資金が回収できる見込みを立てられるか自信が持てない

 上記の様なパターンは一般的な多くの老舗製造業が直面しているザラな例です。


 トクデンはそういった老朽化(こすれて擦り減ったり、変形していたり、精度が落ちたり)した設備のダメージ部を抜群の溶接技術で肉盛をし、再加工をして設備を蘇らせることが出来ます。

 ただ溶接でリペアするだけでも相当のノウハウが無ければ不可能です。
 溶接というのは熱による【寸法変形・硬度変化・組成変化・強度変化】などを引き起こすのでどんなに知識や技術があっても実施する作業者に技能がなければ成り立ちません。

 どんなに設備や時代が進歩しても、こと溶接に関しては【技能】は絶対に切り離すことが出来ません。トクデンでは設備を修復するだけに留まらず、プラスワンの付加価値を付けて納品することが出来ます。

・擦り減った部分の修復⇒硬化肉盛溶接(クロムなどを固溶した元の材質より硬い溶接をする)によって1年しか耐えられないものを1年半耐えられるように長寿命化
・腐食部や熱変形の修復⇒軟鋼以外の特殊材料を使った特殊溶接材料を用いた技術で1.5倍の長寿命化


 このような設備メンテナンスを基幹産業である『製鉄、石油化学、セメントから家電、自動車、食品産業までありとあらゆる業種』の製造設備にかかわる溶接事業を行っています。


 特殊電極以外にも、溶接材料メーカーで工事施工(設備メンテナンス)を手掛けている競合は数社あります。ですが、工場と営業所を全国に展開している特殊電極がこの分野でトップシェアを誇ります。
 シェアのトップを維持し続ける努力も当然ながら、前年も従業員の9%もの研究員を置き、【新技術・取引先との共同研究】に日夜注力する努力も続けています。

 今も昔も日本の製造業を影から支え続けている素晴らしい企業だと思います。


◆技術力に裏打ちされた業績の担保


 日本の全上場企業の数はおよそ3700銘柄。
 特殊電極は時価総額を小さい順から数えて220番目の会社です。

 先ほど伝えさせて頂いたように溶接技術力では他社の追随を許さない同社の年間取引先は全国で1000社。取引先に大手企業も多く目立ちます。


【主要取引先から一部抜粋※(株)省略】

・旭化成
・いすゞ自動車
・トヨタ自動車
・王子製紙
・神戸製鋼
・JFEスチール
・新日鐵住金
・東芝
・豊通マシナリー
・日産自動車
・日新製鋼
・日鉄住金
・日立金属
・本田技研
・マツダ
・三菱重工業
・三菱日立パワーシステムズ
・三菱マテリアル

『新日鐵、JFE、トヨタ』が取引上位3社。トクデンの売上げ3割弱を占め、特殊電極が保有する特許件数は取引先との共同研究が多く80件にも及ぶ。


 特殊電極のセグメントは大きく↓の3つ。

・工事施工(設備のメンテナンス+付加価値を付ける改良)
 売り上げ約63億で安定継続的に右肩上がりで増収増益
・溶接材料(硬化肉盛りや耐摩耗、耐腐食の高性能の手溶接棒やソリッドワイヤーといった消耗品)
 売り上げ約13億で横ばい〜微減
・その他(新規設備⇒出来高向上や連続生産性向上)
 売り上げ約13億で自動車産業や製鉄からも引き合いが増えて増収増益、多くの共同開発案件も抱えており、成長戦略として注力している期待分野


【売上高に占める営業利益率】

・2014年3月期 2.68%
・2015年3月期 3.40%
・2016年3月期 5.87%
・2017年3月期 6.84%

 現在向上の一途をたどっています。


 さらに同社のここ3年間の業績予想には傾向として、
【今期予想数字を極端に控えめでスタートし、年末までに上方修正する】
傾向が見られます。

・15年3月期の会社期初予想の利益は1.02億円
 ⇒実績2.72億円で2.66倍の上方修正
・16年3月期の会社期初予想の利益は2.36億円
 ⇒実績4.37億円で1.85倍の上方修正
・17年3月期の会社期初予想の利益は3.32億円
 ⇒実績4.77億円で1.43倍の上方修正
・18年3月期の会社期初予想の利益は3.28億円
 ⇒今期はどんな数字を見せてくれるのでしょうか?


 現在、日本の上場企業の内部留保は貯まりに貯まっており、生産年齢人口(15〜64歳)は20〜30年前は70%近くあったものが現在は61%ほどになりました。
 国債10年物の金利も30年前⇒6%、20年前⇒2%、10年前⇒1.5%、現在は0.06%となることにより銀行の貸し出し金利は驚く程安くなりました(笑)

 世界でも極めて類まれな現象が日本という国で起こっています。


【人手不足×金余り×長期デフレ】


 自分には今こそ大規模な設備投資によって一人当たりの生産性を向上させる絶好のチャンスが巡って来ているとしか感じられません。
 トクデンはリペアだけではなく、生産性を向上させる技術開発や商品提案にも現在力を入れており、そのほとんどを大手との共同開発で進めています。
 このセグメントは『その他』に分類されています。

 今後、この生産性向上に寄与できる装置や技術の提案力を高めていければ、収益構造への変化を起こすことが出来ると確信しています。


【生産性を向上させる様々な共同開発での装置一例】

・樹脂成型などの金型予熱装置
・鋳造設備向け強制冷却装置
・破壊用刃物の開発
・自動車向け強制冷却装置⇒1起動当たり6分半だったものを4分に短縮


◆M&Aに対する株価対策



 ここまでで特殊電極(3437)という企業の事業や業績についての特色についていくらかは伝わったかと思います。

 次に財務についてと現在の市況について考察したいと思います。

 数年前から日本の企業がM&Aに対して活発だという話を良く耳にすると思います。年間での上場企業に対してのTOB件数は30〜50件ほどで、これは上場企業の内1%〜2%弱の会社でM&Aが行われているということです。

 M&Aについての一般論としては
【株価が業績や財務に対して割安であり、今後も安定してキャッシュフローを生み出せる企業】
が望ましいのは言うまでもありません。

 そしてその企業を買収したときに何かしらのシナジー(相乗効果)を産み出せる企業がTOBを仕掛けられる傾向にあります。

 M&Aされることは必ずしも損な訳ではありません。
 買収された方が企業にとっても株主にとっても良い場合もあります。


 ここで問題提起したいのは【自社がそういった事柄と無関係だと感じている】事です。


 今回の特殊電極がそうであるかは分かりません。
 しかし、トクデンの時価総額はわずか23億、一期当たり安定的に5億稼ぐ見込みのある優良企業。
 単純にプレミアムを50%載せて35億払って100%完全子会社化したとします。
 余りに単純な皮算用ではありますが、7年足らずで費用が回収できる見込みのあるお手頃価格ではないかと思えてしまいます。


【特殊電極考察】

・前年実績での配当性向は15%。同社は一株当たり年間70円の配当を安定的に実施しています。
・株主優待は未実施であり、個人投資家向けセミナーなどは上場後しばらくは開催していましたが、数年後から現在までは開催してはいません。
・株主数は約800名、会社OB、役員、持株会を含めて30%程、実質の浮動株は60%近くあると考えられます。
・東証2部であれば手順さえ踏めばすぐにジャスダックから昇格できる
・中国で17年6月を目処に立ち上げる合弁会社は業績に見込まれていないと考えられる

 同社もまた【割安株⇒成長株】へと舵を切ろうとしているように見えます。

 時価総額23億の創業80年以上のキラリと光る優良企業が『億の近道』に続いていくのかどうか…


 今後も同社の【技術力】にアツい期待を送りたいと思います。


 最後までお読み下さってありがとうございますm(_ _)m

 それではまた。


『全力全開全力前進!!!』
(相川伸夫)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
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情熱投資家、相川伸夫が語る投資失敗談

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 情熱投資家の相川伸夫です!

 前回のコラムでお知らせしました通り、現在、育児休業中です。
よって現在は『育メン投資家』です。響きがカッコよくないですね(笑)

 3時間置きにギャン泣きされることにもなれてきましたが、育児が一段落するまでは今まで配信してきたような注目銘柄レポートは難しいかもしれません。

 レポートを楽しみにして頂いている読者の皆様には申し訳ありませんが、わが子の成長をどうかお待ちくださいませm(_ _)m


 さて、今回は中々語ることのない投資の失敗談でも話してみようかと思います。


 通常、アナリストやコラムニスト、メルマガ配信者などの情報発信側の人間というのは見栄を張るのも『仕事』だと理解しています。
 大失敗した話が広まったらその人は『カッコ悪い』ものです。
 今日はあえてそんな『カッコ悪い』失敗談を思い切ってさらしてみたいと思います(笑)

 少しでも皆さんの教訓になれば幸いと思います。


【赤っ恥の投資失敗談!】


 株式を始めてまだそんなに経験のなかった頃のことです。
 自分が一番最初に株式の洗礼を受けた銘柄のことです。
 S社としておきましょう。

 その銘柄は大手との資本業務提携のIRをきっかけに1300円から株価が4400円まで大きく躍進し、その後株価は下落していきました。自分はそのS社を下がってきた株価2200円程で買いました。

 当時の時価総額は50億以下の100株単元の銘柄で、浮動株自体もとても少なく、板の売りと買いの気配が100円近く離れている極小株でのことです。

 自分なりに分析してこの銘柄は上がると判断し、資産の50%をS社で占めました。数日で株価は順調に上がり+10%になりました。

 そんなある日、原因の全く分からない強烈な買いによって突如ストップ高に。

 この時はとても気分が良かったのを覚えています(笑)


 株価は原因不明のストップ高に張りつけられてその日の取引を終えました。
 もちろん全く売りませんでした。

 翌日またもや原因不明のまま始値はストップ高に貼り付けられて前場が引けました。

 自分の資産の半分を突っ込んだ銘柄が二日で含み益+50%!!

 自分は、S社に残りの余力も全て入れて後場の始まる前に『成買』の注文を入れて午後の仕事に精を出しました。

 そして引け。


 スマホを見て唖然としました。
 まあ、皆さん読んでてきっと予想通りの結果です(笑)


 株価は値を大きく崩して引けていました。
 当然自分の出した注文はストップ高で見事約定しています。さらにその日の引け後にS社からサプライズの業績の下方修正がでました(笑)


 翌日はストップ安でした。
 朝一マイナス10%で寄ってからそのまま右肩下がりで張りつけ(笑)
 さらに翌日はそのままきれいに張りつけでストップ安。

 自分は張りつけられて売れなかったのではなく、そもそも『売る』事が出来ませんでした。

 きっと上がる。下げすぎだ!きっともうすぐ上がる。


 その翌日は寄り付きましたがそれでもマイナス10%で引けました。
 自分はその日のほぼ底値で全株投げ売りました。



【失敗によって気づけたこと】


 とてつもなくダサいトレードでしたね。救いようもないですw

 このときの損失の『味』は今でも覚えています。
 とても悔しかった。自分を愚かと恥じた。

 今の自分のルーツはこのときにあります。


 皆さんはこの投資にどんな悪さを見出しますか?

・高値で買ったこと。
・安値で売ったこと。
・上がる理由が分からなかったこと。

 それらは間違いなく悪さでしょう。

 自分はこの投資から以下の考えが浮かびました。

・そもそものこの株の下値めどはいくらだったのか?
・買いたい人と売りたい人のバランスはどうだったのか?
・この株式の株価が上がるときのシナリオって何だろう?
・売るタイミングも考えずに買っていた
・ストップ高になってから『考えているフリ』しかできていなかった。

などの想いが駆け巡りました。


 しかし、ここでの最大の悪は何よりも『考えていない』ことに気づけていないことだと感じました。

 人は大きなストレスの前では『考えているフリ』をします。
 ストレスと向き合うことを恐れ、思考が停止するのです。
 この状態が何よりも危険です。
 自分にとって都合のいい情報しか集めなくなる。見なくなる。

 留意点は株価が下がった時だけが『大きなストレス』なのではありません。
 人にとっては株価が『上がった時』も大きなストレスなのです。

 つまり、『大きな変化に人は大きなストレス』を感じ、その都度自分にとって『都合の良い情報ばかり求める性質がある』のです。


そうです。

 最初の意味不明のストップ高の時から自分は『考えているフリ』しか出来ていない自分に気付けなかったのです


 きっと、皆さんにも身に覚えがきっとあるのではないでしょうか?

 今でもこのストレスに対して完璧に対応できていません。
 まだまだ未熟者の証拠ですね(笑)


 この出来事は株式投資を始めて3か月くらいの時に体験しました。
 この失敗のおかげで重要なことに気づけたことを大変感謝しています。


 皆さんはいつ頃でしょうか?
 まだの人は早く『失敗』出来るといいですね!!

 まだまだ未熟な自分ですが、これからも億の近道を目指す読者の皆さんと共に頑張りたいと思います。


 今回も、最後までお読み下さりありがとうございますm(_ _)m


 それではまた。


『全力全開全力前進!!!』
(相川伸夫)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄 LCホールディングス(8938)

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 情熱投資家の相川伸夫です!

 私事でありますが、先日第一子が無事産まれました!
 炎のファンドマネージャー様を始めお祝いのコメントありがとうございます。
 そして、2017年4月1日〜一年間の育児休業を取得させて頂いています。
 育休を取得させてくれる会社に尊敬を。
 負担が増してしまうにも関わらず育休を支援してくれた職場の仲間には深い感謝を!!
 この場を借りて述べさせて頂きますm(_ _)m


 さて、本題に入ります。

 今回取り上げさせていただくのは、不動産銘柄のLCホールディングス(8938)になります。

山王(3441)水素透過膜・導電性粒子
テノックス(1905)地盤改良フランチャイズ

の二銘柄に続き、またその事業価値が大きく変わろうとしていることを皆様にお伝えしたいと思います。


 LCホールディングスの本業はサブリース事業(オーナーから借り上げした土地・建物等−倉庫・店舗・駐車場・土地など−をテナントに転貸する方式)であり、業績は安定そのものです。

『同じ形態を安定的に継続しているだけでは企業としての寿命が果てるのを待つだけである』
という代表の熱い想いから、

【サブリース専門⇒サブリース兼不動産ファンド銘柄】
へ改革が始まりました。


○【安定の創出から、成長の創出へ】

 サブリース事業に続く第2の核事業として不動産ファンド事業に注力していにあたり、同社は会社名を『ロジコム』⇒『LCホールディングス』と変更、組織も一新。去年10月に再スタートを切りました。

 LCホールディングス(8938)は不動産ファンド銘柄の先駆け的存在のダヴィンチホールディングスと2016年3月末に資本業務提携を完了し、今はフィンテックの一つであるソーシャルレンディングも手掛けています。


 同社が今取り組んでいるのは『出口戦略』であり、社長の挨拶としてこう書いています。

『出口戦略とは、当社グループが組成する上場リート(不動産投資信託)にファンド保有物件を売却すること。その結果、上場リートはより多くの物件を、より安定的に取得することが可能になり、当社グループにおいては、より多くの物件でのフィービジネスの展開が可能になります。』


 今日の内容は特に難解かもしれません。

 しかし、そこにこそまだ多くの方が気づいていない果実があるのではないかと思ってリサーチしていますm(_ _)m
 専門的な言葉も多く、システムも複雑な不動産ファンド事業です。
 理解するだけでも高難度ですので、ざっくりと説明することを極力心掛けます。


○成長の要・不動産ファンド事業

・複数の人から資金を集めてファンド事業者が投資を実行
 ⇒手数料を抜いた残りの利益(損益)を資金提供者に再分配する
  ↑この仕組みを【ファンド】といいます。

 『信用を担保に資金を借り入れ、物件を取得し、賃貸収入などの利益で借金を返済する』
 この錬金術はすごいなぁといつも感心してしまいます。


 不動産ファンド事業で大きく稼ぐためには何が重要なのでしょうか?
1)収益率の高い高条件の物件を見抜く⇒安く取得すること
2)物件を買うための資金提供者の募集⇒資金がなければ物件は取得できない
この二つは当然必須です。

 特に2)は重要です。

 仮にこれが『融資』であれば、自分で例えると手持ちの金融資産と給与収入に見合った金額に応じた金額までになってしまいます。
 企業においても『融資』であれば同様です。

 ファンドの場合はその上限は基本的にはありません。
 ダヴィンチホールディングスは数年で運用資産1兆円まで行った実績があるほどです。

 この2)を強化するために同社は『ソーシャルレンディング』を手掛けました。
 これこそが最も特徴的な事ではないでしょうか。


○ソーシャルレンディングとは

・「金を借りたい人(事業者)」と「金を貸したい人(投資家)」を、インターネット上で結びつけるサービスです

 クラウドファンディングという横文字を耳にしたり、目にする機会も増えてきたと思います。
 今までの常識では『金を貸して金利収入を得る』というのは一般個人にはハードルが高いものだったし、その手段もほぼ無かったことでしょう。
 金利収入は得難いからとマンションを自分でローンを組んで買い、それを貸し付けて賃貸収入を得るというのは今でもよくある手法です。

『フィンテック(finance(ファイナンス)とtechnology(テクノロジー」を掛け合わせた造語)』の発達によって今では少額から金利収入を得られるように時代は進化しました。

・LCレンディング https://www.lclending.jp

↑はLCホールディングスの子会社が手掛けているソーシャルレンディングの一つです。

 個人投資家は少額(2万円)からの投資が可能で年利5%〜年利10%もの高利回りが期待できるものです。

 LCレンディングの取り扱っている案件はLCが得意な商業施設が多いです。
 目的は物件取得用の資金集めがメインとなっており、「LCホールディングス保証付き案件」であればLCが破産しない限り元本保証の金融商品となっており、比較的ローリスクミドルリターンの金融商品でもあります。

 したがって例えば年利5%のものに100万円を1年預けたとすると↓

例)
100万円×年利5%=5万円の収入

になります。利益には税金約20%は源泉徴収されます。

 今までは、サラリーマンがこの手の収入を得ようと思ったら、『大家さんになる』しかないのが常識でした。


 ここでのポイントはなぜ、LCホールディングスはなぜソーシャルレンディングを始めたのか?

 金利差益を手に入れるため!!

…は収益かもしれませんが、真の目的ではありません。

【資金集めの速度を加速度的に倍化させるため】が真の狙いです!!


○真の狙い⇒成長にかける野心

 同社のLCレンディングはまさに成長の源泉です。
 2015年7月にスタートした当初のレンディングの投資家人数は461人。それからわずか1年半で5倍近くの2000人に迫ろうかという勢いを持っています。

 今期の3月末のレンディングの成立ローンの総額目標は60億円でしたが、10億円も上回って着地。

 レンディングに資金が集まれば多くの収益物件を自分の財布を使わずに運用することが出来ます。

 恐らく、この業界で一番早くレンディングに手を出したのは上場銘柄の中ではLCホールディングス(8938)ではないでしょうか?

 オーナーから物件を預けてもらい、賃貸管理をすることで収益を得るのがサブリース事業でありLC最大の武器です。
 今回、その武器を活かしつつ収益を拡大するためにファンド事業に注力しています。

 受託資産残高が増えれば増えるほど利益が大きくなる。
 その受託資産=ファンド事業なので、LC単独ではなくレンディングに出資する投資家にもリスク分散させている。

 ここにダヴィンチホールディングスの運用ノウハウと顧客も取り入れ、日本だけではなく海外の投資家からもファンドへの出資を現在進行形で画策しているわけです。


○成長銘柄への資質ー勘定項目の改定

−今期2017年3月期の決算予想−

 売上高  66億
 営業利益 4億5千万
 経常利益 4億
 純利益  1億
 2017年3月31日(金)終値は894円、現在の時価総額は50億の小型株です。

 2016年2月19日の東京証券取引所における普通取引の終値673円(分割前1,345円)に対して28.1%のプレミアムを載せて862円(分割前1,723円)でダヴィンチは資本業務提携をしました。

 2017年3月期第一四半期決算から不動産の保有目的の変更に伴い、勘定項目に大幅な変化が発生しています。
 今までも不動産の売却によって利益が出ていても掛け目が固定資産であったために売り上げや営業利益には一切反映されない投資家泣かせの決算でした。
 これも多くの投資家に見向きされなかった要因の一つでしょう。


 現在、貸借対照表の『販売用不動産』の項目には120億もの資産が計上されています。

 冒頭で書かせて頂いた出口戦略『当社グループが組成する上場リート(不動産投資信託)にファンド保有物件を売却すること』
 その場合、当然売り上げも営業利益も決算に反映されます。

 勘違いしてはいけないのはその日が頂点なのではなく、その日が成長への始まりなのです。

 リートが上場出来れば保有する物件は増えていきます。
 リートの仕組みによって投資家に対して配当(賃料)をもたらします。


 LCホールディングスは?
 リートの物件すべての管理をすることで安定的に成長するフィービジネスを確立できるのです。
 新規物件を上場リートへの販売する売り上げが建つこともあるでしょう。

 この10年の間売上高は最低56億〜82億です。
 これを右肩上がりの成長グラフに出来るかどうかのタイミングはまさに今です!

 LCの本気度を示す根拠として2月20日付での有償ストックオプションのIRにも着目すべきです。
※ストックオプションとは役員や従業員を奮起させる新株予約権のこと。

・ストックオプション行使条件
 1)割当日(平成29年3月8日)から平成32年3月31日までの間において、終値が一度でも1,500円を上回ること
 2)株式会社LCパートナーズ(LCホールディングスの子会社であり、リート上場の要の部門)の平成30年3月期から平成32年3月期のいずれかの期の確定した単体の損益計算書における当期純利益が2億8千万を超えること
…が主な要件です。

 LCパートナーズが今回の上場のカギを握っている!

 だからこその『ストックオプション発行』
 このストックオプションのIRがあるかないかによっても会社の本気度が変わります。
 会社の本気度というのはとどのつまり、その中で働く生身の人間の本気度に直結するといっても過言ではありません!!!


 投資家側としてもなんとしてもここを頑張ってほしい!!
 会社の役員にとっても特大ボーナスであるストックオプションをなんとしても行使したい!!

 しかもこの権利が3年以内の時間制限付きなところがとてもアツいと感じてしまいます!!


 時価総額50億の会社が『億の近道』になるかどうか…

 同社の【本気】に期待するとします。


 今回もまた大変に長文になってしまいました(笑)

 最後までお読み下さってありがとうございますm(_ _)m


 それではまた。


『全力全開全力前進!!!』
(相川伸夫)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
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情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄 テノックス(1905)その2

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 情熱投資家の相川伸夫です!!
 億の近道への執筆4回目。

 自分の熱い想いを少しでも読者の方々に届けられていれば幸いと思いながら現在執筆しております。

 前回1月23日の億の近道で取り上げさせてもらったテノックス(1905)について本日はアツく語らせて頂きます!!


■テノックスは割安銘柄から成長銘柄に変貌する


 テノックスは皆様ご存じのように割安高配当銘柄です。
 しかし、今回企業訪問させて頂いて、割安なだけではなく、成長銘柄に変わるんだという確信を得ることができました。

 テノックスは基礎工事及び地盤改良にかけて業界のトップレベルの企業です。
 また、技術開発とその技術の普及に対する強い情熱も間違いなくトップレベルの企業でしょう。
 同社における工法は多種多様のニーズがありますが、皆さんにぜひ知ってほしく熱く語らせていただくのは戸建て向け【ピュアパイル工法】です!!

 この工法はこれからの成長の源泉になるでしょう。


■【ピュアパイル工法】とは何か?


 皆さんは地盤改良というものについてどのくらいご存じでしょうか?

 地盤改良とは『軟弱地盤を建築物に耐えれる強度に補強すること』です。
 各社が公表している調査データによると約4割の日本の住宅には地盤改良が必要とのこと。

 建築着工統計調査報告(国土交通省総合政策局建設経済統計調査室平成28年4月28日公表資料)によると、日本での年間戸建て件数は約65.8万戸。この4割にあたる26.3万戸には地盤改良が必要ということになります。

 地盤改良には様々な工法があり、ハウスメーカーや工務店などの業者によって謳い文句も大変バラエティーに富んだものがあります。

 この中でも最も普及しているのはテノックスの開発した柱状改良工法です。
 これは地盤の土とセメントを混ぜ、地中に合成杭を造成する工法になります。
 この技術は今からおよそ30年前に考案、特許を取得し、基礎工事と地盤改良の両方で大活躍したのです。そして数年前にこの特許の権利は消滅し、今では大多数の業者のスタンダード工法になっているまでに普及しています。

 特許切れは企業にとって大変痛手です。
 しかし、技術開発にかけての情熱の高いテノックスは柱状改良工法を凌ぐ『ピュアパイル工法』の技術開発に成功し、特許の取得にも成功しました。

 新技術『ピュアパイル工法』は地中に釘のような掘削ロッドを差し込み、その先端からセメントミルクと呼ばれる液体を出しながらロッドを抜くことで地中に土とほとんど混じり気の無いセメント杭(ピュアパイル)を造成する工法です!

 例えるなら地中にアイスキャンデーを作るようなイメージをしてもらうのがいいかもしれません。

 そして、これまでの混ぜ合わせる【地盤改良】と区別する意味で【地盤補強】と謳っているのです。


■【ピュアパイル工法】の優位点


1.一般の地盤改良の柱状改良工法に比べて施行に係る納期が約1/2で早い=安い
2.柱状改良工法と比べて柱1本あたりの強度は約3倍
3.地盤の土と一切混ぜないから均一の品質保証が可能(柱状改良では品質がばらつくのが問題だった)
4.柱状改良工法では施行できない腐植土層でも施工できる
5.残土がほとんど出ないから産廃処理不要=安い&環境に良い
6.掘削深度とセメントミルクを流し込む流量で品質管理が出来るので施行管理が極めて簡単⇒品質の見える化
7.特別な施行機を新規に必要としない。(業者が参入するための初期投資が極めて少額で済む)
8.柱状改良工法とピュアパイル工法にかかるセメント代は同程度=工期の早いピュアパイルは労務費が安くあがる

 上記についてより理解されたい方は下記のURLから施工の動画もあるので一度見てみてください。

<ピュアパイル工法普及振興会>
http://www.purepile.jp/about.html


■【ピュアパイル工法】の収益構造


 テノックスの収益構造が変わるというのはまさにこの部分に関しての変化にあります。
 ピュアパイル工法は大変優れた技術です。しかし、この工事をテノックス自らが施行することはありません。この工事を請け負うのは<ピュアパイル工法普及振興会>に加盟している加盟店及び許可証を取得した施工業者になります。

詳しくは↓のURLを見るとよく伝わると思います。
http://www.purepile.jp/organization/index.html

 フランチャイズ展開によりテノックスは技術提供をするとともに、各種研修会などのサポートの対価にロイヤリティー収入が入るようになります。
 1工事あたりのロイヤリティーは守秘義務により当然不明ですが、仮に最低利率で考えても3%はあると思われます。

 ピュアパイルにおける工事費は大体100万円だとのことです。一般に投稿されている個人のブログなどでも近い数字だったのでそのあたりの金額だと思われます。

 仮に3%だとしてロイヤリティー収入を試算してみます。

100万円×1万戸×3%=3億円

↑が営業利益になります。

 冒頭で話したように日本には何らかの地盤改良が必要なニーズが年間約26.3万戸ほどの市場があります。

 数年前このピュアパイルの特許を取得し、事業展開を始めたときの加盟店は数社でした。今では一次加盟店で約40社、施行を請け負う二次で約80社を超えるほどの急成長ぶりです。

 施工実績でもその成長を知ることが出来ます。

 41期  ⇒ピュアパイル開発
 42期  ⇒建築技術性能証明取得
 43期  ⇒年間1900棟施行
 44期  ⇒年間4400棟施行
 45期  ⇒年間5900棟施行
 46期  ⇒年間8000棟施行
 47期今期⇒年間10000棟超えるか?

 フランチャイズ展開での事業拡大には限界がありません。
 そしてこの【ピュアパイル工法】に必要な施行機は地盤改良をする業者なら必ず持っている機械だけで施工できてしまいます。

 自社が開発した柱状改良工法が普及し、特許が切れたのであれば今度はその普及した改良機にプラスワンすることで施行者もお客も喜ぶ技術を今度は世の中に普及させる。
 大変すばらしい企業努力だと感心しました。

 市場シェアの1割を取れるだけでも26000棟で営業利益で約8億円。
 成長銘柄としての素質を十分に感じます。


■企業としての株主への姿勢


2月17日(金)終値815円
 時価総額62億円
 PBR0.54
 PER6.26
 今期予想売上高185億
 今期予想営業利益13.2億

 「企業として投資家様からのこの評価は情けないと感じている」という言葉が大変印象に残っています。

 この会社は成長と変革への大きな進路の変更を始めています。

 テノックスは現在ジャスダックに上場していますが、少し状況を変えれば1部昇格も難しくはないと思います。

 現在の単元株主数は939名。
 1部昇格条件のひとつである単元株主数2200名などは株主優待を導入するだけで十分にクリアできるのではないでしょうか。
 1000円のクオカードの株主優待を導入した企業は前年比で3000人ほど単元株主数が増えたりしているのはよく見るものです。
 そして3000人分のクオカードにしても300万円足らずでできてしまうので、下手な広告費よりも安いものではないでしょうか?

 もちろんここら辺は私個人の勝手な推測にすぎませんので変な期待はしないでくださいね(笑)。


 大変長文になりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございましたmm(_ _)m

それではまた。


『全力全開全力前進!!!』
(相川伸夫)


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情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄 テノックス(1905)

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 億の近道に執筆させて頂くのは今回で三回目になります。

 初回12月5日に山王3441を取り上げさせていただいた翌日終値468円から先週の金曜日までに最高値1940円までの大暴騰を遂げました!!

最高値ベースで+414%
先週金曜日の終値ベースで+297%

 初回の執筆から読者の皆様には喜んでもらえたであろう結果に自分も大変喜ばしい限りです。
 今後の株価の動向は相場に聞くしかありませんが、今回は自分の情熱が『たまたま』奇跡に結びついた結果だと受け止めておりますm(_ _)m


◆投資家として大成するために…


 今回お届けするテノックス(1905)の話に入る前に、前回のメルマガにて、投資に対して『仕事レベル』『バイトレベル』『趣味レベル』『遊びレベル』があるのだというお話をさせて頂きました。

 そして、『仕事レベル』で投資に取り組まれていると自負される方であるならば最低限以下↓の事がやれているかの確認をしてみてください。

・投資する企業の四季報などで概要を理解したか?
・企業のホームページにアクセスして事業を把握したか?
・企業の決算報告書の最初の決算数字のところだけではなく、なぜその数字になったかの理由の文章を読んだか?
・その銘柄の掲示板を訪れたか?(掲示板には大抵一人か二人『賢者がいる⇒その銘柄について研究している先人』がいる)
・最先端技術などを理由に投資するならそれが『なぜ?』『どのくらい?』すごいのか検索したか?
・決算説明資料(カラフルにまとめてあるPDF)を一つ以上見たか?

…まだまだまだありますが、上記↑に上げたのは私個人が考える最低レベルでの水準の仕事レベルです。

 これらの内一つでもやってないものがあるならこのメルマガをただちに閉じて、先にやれていないことをするべきです。


 少し話が脱線しますが、この世の中には自己啓発本と呼ばれる物があります。

 Amazonでジャンル検索するだけで37705件もヒットします。
 より多くの先人の知識を身に着けようとして、1日1冊読破したとしても103年はかかる計算になり、自己啓発している内に寿命を迎えるということになります。
 もちろんそんな人はいるはずないと思いますが、それだけ多くの人生をより良く生きる為のノウハウ本があるわけです。

 これからもまだまだ増えていくだろう37705件もの本と、これから新しく発行されるノウハウ本。

 どのくらい中身が違うのでしょうか?
 また、10冊読んだ人と100冊読んだ人。
 また、1000冊読んだ人は誰が一番読書による『自己啓発度』が高いのでしょうか?

 自論ですが、本の知識を日常で繰り返し『実践して習得』出来た人こそが最も『啓発』されている人だと私は考えています。

 もちろん、身に着けるノウハウとしての質は重要です。

 しかし、本当に大事なのは本をたくさん読んで得た『知識の量』ではない。

 それを日常で意識的に『実践』してモノにすること。

 意識的に『実践』していくことで習慣になり、『無意識』に出来るようになる。無意識に実践できるようになったとき、それは『あなた自身のモノ』となり、そこで初めて自己啓発完了となるわけです。

 本を読んだ一週間後は出来ていても、一か月後は出来なくなっていた…ではダメです!!

 いくら良い本を読んで納得したとしても、いくら素晴らしい成功者の話を聞いたとしても、あなた自身が変わらなければその価値は乏しい。

 簡単そうで大変難しいことです。

 もし、あなたが本を開き、または誰かの話を聞いた時に感銘を受けたなら、意識してみてください。


◇テノックス(1905)


 今回の注目銘柄として、建設基礎工事の専門会社大手のテノックスを挙げさせて頂きます。

 こちらの銘柄は過去に億の近道でも炎のファンドマネージャー氏を筆頭に、取り上げられています。

 自分のテノックスについての考察を伝えたいと思い、今回取り上げさせていただくことにしました。


 テノックスは、炎のファンドマネージャー氏が書かれているように割安株であり、高配当利回りのバリュー株として評価が高いです。

 自分としてはこのテノックスが秘めている成長性のポテンシャルについて語りたいと思います。


 建物には必ず基礎工事が必要不可欠です。

 一軒家であれマンションであれ、地面の上にいきなり建てることはしません。

 建造物を長年その場所に安定させるため、杭を使って固い地盤に固定させるのが一般的だと思います。

 しかし、固い地盤までが遠かったら?
 埋立地などの比較的に柔らかい土地に建物を建築したかったら?

 そんなときに必要な工事が『地盤改良工事』と呼ばれるものになります。

 ここ最近目覚ましい速度で受注を獲得している戸建て向けの地盤補強に、『ピュアパイル工法』という技術をテノックスは開発しています。

 毎年前年度比30%以上の受注獲得増の右肩上がりの工法となっています。

 それ以外にもテノコラム工法をはじめ、様々な技術を有する優れた会社だと思います。

 次回のコラムでは、その優れた技術の解説と、この会社の魅力について伝えられればと思います。

 それではまた。


『全力全開全力前進!!!』
(相川伸夫)


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情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄(2)

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 前回12月5日に初回の執筆をさせて頂いた情熱投資家の相川伸夫です。


 初めての執筆ということもあり、みなさまからの反響がどうなるのか心配だったのですが、好評頂けたとのことで大変うれしく思っております。ありがとうございます!

 ぜひ、コラムを読み終えて『良いな!』 又は、『良くねえな!』等思われましたら↓のURLからクリック、ご意見などよろしくお願いします。

 執筆の励みとなります!!


■山王(3441)の続報!


 12月5日(月)にこちらで取り上げさせて頂きましたところ、出来高は前日比15倍。先週の金曜日の終値では453円⇒560円の23%UPと驚くばかりです。


 12月8日(木)〜12月10日(土)に行われていたエコプロダクツ2016へも取材で行かせて頂きました。

 今日のメルマガでは…

【水素透過膜】がもたらす水素社会への可能性

【銀めっきアクリル粒子】がもたらす業績への可能性


 以上二つを解説させて頂き、この企業が【億の近道】へ繋がると感じた理由を少しでも共感して頂き、皆様の今後の投資のヒントになれば幸いと思います。


■山王(3441)の技術解説

【水素透過膜】がもたらす水素社会への可能性


Q…水素社会は本当に実現するのか?

A…水素社会は来る!!

 その根拠としては『石油の枯渇問題』、『温室効果ガス削減に向けた取り組み』、『日本という資源輸入国がエネルギーの自給自足への可能性』、などなどの国策とそれに向けたロードマップの進捗である。

 水素社会に投資をするなら企業価値を変貌させてくれる銘柄に投資をしてみたいと思うのは投資家として当たり前であろう。


 自分が取り上げている山王(3441)が産総研(国立研究開発法人)と開発した『水素透過膜』とは様々な気体から水素だけを99.999%以上で取り出す水素精製を担う技術である。


 現在の水素ステーションで燃料電池車に供給されている水素の純度は99.97%以上の高純度水素であるが、その高純度の水素を取り出す水素製造方式の主流であるのがPSA方式である。

<PSA方式>

原料ガス⇒脱硫器⇒改質器⇒CO変成器⇒圧力スイング吸着器(何層ものフィルター)⇒高純度水素(99.97%以上)

<山王の水素透過膜>

原料ガス⇒水素分離装置(改質器)⇒高純度水素(99.999%以上)

 PSA方式だと現在3億ほどのコストがかかり、そしてプラントサイズ(大きくてスペースを取る)になってしまう、これが水素ステーションの建設費が高くなる原因の一つであり普及を妨げる原因でもある。

 山王の技術なら3億掛かっていたコストを数分の一以下に出来るだろうとのこと。


 また水素透過膜は他社も作っていますが、既存の技術課題である、

【熱膨張係数の違いによる強度問題⇒多孔質ニッケル支持体でクリア】
【高価なパラジウム使用量の削減⇒従来の50μmから1〜2μmと大幅減】

などの課題をクリアしており、残すは提携企業との商品開発の域にいます。


 なんといっても水素透過膜の優れた点は
【触媒】【分離】【高純度化】
の三要素を1工程でできること。

 よって、汚泥などのバイオマスからメタンを水素透過膜で水素精製する場合↓
メタンに水蒸気をぶつけることで下の化学式になります。

CH4 + H2O → CO + 3 H2

…となり、↑の反応で水素だけが透過膜を抜けてCOだけが残るが、水蒸気はそのままそそがれるので

CO + H2O → CO2 + H2

↑となりさらに水素が抜けて最後に高純度のCO2だけが残る。


 このCO2は農業でハウス栽培に向けて販売も可能になるので全く無駄がありません。

 また水素透過膜はメタン側(入口)と水素側(出口)の気圧差で水素が出てくる仕組みなので余分な工程を設ける必要もありません。

 よって今まで難しかった水素精製の小型化も容易にすることができるのです。


 エコプロで各社水素に関わっていた企業さんがいたのでそれとなく聞き込みをしてみましたらやはりご存じでした。

 どこと技術提携してこの技術が世に出てくるのかが大変楽しみです。


■【銀めっきアクリル粒子】がもたらす業績への可能性


 水素だけで十分だと思われるところ、こちらも実は業績に大変大きな影響をもたらす可能性が大きいので取り上げさせて頂きます。

 こちらは電子基盤に使われている導電性粒子、またはACF(異方性導電フィルム)と呼ばれるもののことです。


 時価総額数千億越えの企業が大変大きなシェア(世界の半分以上)を寡占化している市場に時価総額100分の一以下の会社が殴り込みをかけに行くというまるで下剋上のようなお話です。

 【銀めっき】の話はとても専門的知識が必要かつ難解極まりないので要点だけでも伝えられたらと思います。


 金属の電気抵抗を低い順に並べると、

銀⇒銅⇒金⇒⇒⇒ニッケル

という順番になります。


 従来の電子部品は『はんだ(溶融250度)』、その次が『銀ペースト(熱風乾燥)』、最近の電子基盤にはACF(低温熱圧着)が使われることが主流になってきました。


 銀めっきアクリル粒子の優れた点はそのコスト性と汎用性です

 優位点を読み解くポイントは

1)【混錬、印刷、フィルム】を安く高品質に扱いやすく出来る

 ⇒銀は1キロで70000円、アクリルは1キロ300円
 ⇒今まで銀ペーストだったものを銀めっきアクリル粒子にすればコスト100分の一以下、金で作られたACFに使えば数千分の一以下

2)アクリルにダイレクトに銀めっきをできる(ニッケルフリー)

 ⇒無電解でアクリルに銀めっきをできるようになったのは山王が世界初
 ⇒ニッケルアレルギーの方でも使えるウェアラブルへの活用

3)現在の電子部品のほぼすべてに対して商品力を示せる

 ⇒大手メーカーの独占市場の市場に時価総額未だ27億の会社が切り込めるようになった。


 導電性粒子の市場規模はとてつもなく広く、山王が持っている製品・技術価値は非常に高いと思われる。

 そして不導体にダイレクトに無電解銀めっきを付けられる技術はめっき一筋60年、今まで愚直に培ってきた技術の賜物であり、他社が容易に真似できないオンリーワンのものである。

 現在【水素透過膜】と並び、サンプル提供での提携先の模索中である。


 ちなみに次世代半導体であるSICに【無電解ダイレクト銀めっき】が使えるのではないかとの思惑もあるようである。


■総括


 つい先日の12月14日の四半期決算報告によると、

 17年7月期第1四半期(8−10月)の連結経常損益は3900万円の黒字(前年同期は2億0200万円の赤字)に浮上し、8−1月期(上期)計画の2000万円に対する進捗率が195.0%とすでに上回った。

と好スタートを切れたようだ。

 12月16日(金)終値560円
 今期予想PER40倍
 今期予想PBR0.53倍
 今期予想通期売上高70億円
 今期予想通期経常利益1億円
 時価総額27億円


 思惑通り提携が順調に決まり、水素社会、また電子部品での下剋上を果たした先の株価がいくらまでいくのかを知ることはできないが、興味のある方はぜひご自分の眼でこの会社を調べて頂き、長い眼で評価していただければ幸いです。


(相川伸夫)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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