マネープラン作成を外注する3つのメリット

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 みなさん「マネープラン」をご存知でしょうか?

 なんとなくイメージを持っている方も多いのではないかと思うのですが、恐らくボヤッとしたイメージなのではないかと思います。


 マネープラン作成を私流に定義するならば、

 将来へ向けてやりたい事を実現しながらでも
 家計の資金繰りが可能かをシミュレーションし、
 「各種調整」を行いながら将来設計を明確にする作業

といったところです。

 ここでいう「各種調整」は、収入支出及び保険の見直しであったり、資産運用を取り入れる事だったりします。

 自分の人生設計ですから、マネープランは自分自身で作成するものだと思いませんか?


 しかし、多くの方は私たちのようなプロに作成を外注します。

 なぜ外注するのでしょうか?

 当たり前ですが、外注するメリットがあるからです。

 私は8年ほどFPとして人様のマネープランを日々ひたすらに作成し続けているのですが、自分のマネープランを他人に作成してもらうメリットについて改めて考えてみました。

 手前味噌になりますが、数百世帯のプランを作成してみて感じることを率直に綴ります。


■1.自分で考えるよりも選択肢が広がる


 マネープランはライフプランとも言い換えが可能ですが、将来設計なので、考えなければいけない範囲は多岐に渡ります。

 具体的には、子どもの教育、住宅ローン、老後(年金)、税金などなど…。

 FP資格を取得する際には、ライフプラン、リスク保険、税金、不動産、相続、金融資産の6つの分野を幅広く学びます。

 私も最初にFP資格を学び始めたとき、その範囲の広さに驚いたものですがこのように、広く浅くバランスの取れた知識を持っているFPに相談することは、自分の課題がどこにあるのか?を考えたり解決方法を模索する時の選択肢が、自分で考えるよりも大きく広がるのです。

 これはFPに限らずその道のプロに相談するメリットとも言えますが、マネープランにおいては、そのプロフェッショナルがFPであるということです。


■2.家族がいる場合、意見がまとまり易い


 個人的には相談を受けていて1番喜ばれていると感じる部分です。

 成果や数字に表現できないことなので、伝わり難い部分ですが、その役割は小さくないと感じています。

 例えば、近々入籍するというカップルが相談に訪れる事があります。

 結婚生活をスタートするということは、今まで自分の収入を自由にしていたお互いが、今後はチームとなってお互いに人生目標を共有し、財産を作っていくことになります。

 マネープランをパートナーと共有しておくことは、結婚式を挙げる、新居を決める、親へ挨拶を済ませる事等よりもしかしたら重要だったりするのです。

 しかし恋人同士だった二人がいざ結婚をするからとお互いの収入や支出、財産状況などをいきなり開示し合うのは奥ゆかしさを重んじる日本人らしい話ですが多くの方にとってハードルが高いらしく、そこで賢い方は、

「これからの結婚生活のために二人のマネープランを作成しよう」

などと言ってパートナーを誘い、FPの元に訪れるのです。

 すると、私たちは勿論その全てを聞き出しますから、自然とお互いの現状についてや将来へ向けての意見が聞き出せるのです。

 大切な家族だからこそ、話し難い話題は沢山あります。
 相続について考えておきたい、生活支出を見直したい、転職を検討したい…。

 重要な議題だけど、家族だけで話し合いを進めると問題が起きそうな議題についてファシリテーター(進行役・調整役)としての役割を求められていると感じることは多いです。


■3.プラン達成へ向けての強制力が高まる(ライザップの法則)


 苦労して作成するマネープランですが、今作成したものが生涯に渡って有効かというと残念ながらそうもいかず、人生は山あり谷ありで計画外のことが殆どの人に発生します。

 また、ダイエットの計画と同じように、計画を実行しなければマネープランは「絵に描いた餅」であり、なんの効果も発揮しません。

 顧問顧客に対しては、最低でも1年に1度お会いし、最初に作成したマネープランについての進捗状況を確認します。
 予定通りに進んでいない場合には、原因を解明し対策を講じます。

 すると、

「この間、急に高価な物が欲しくなったけど梶原さんの顔が思い浮かんで思いとどまったのよ」

「車の買い替えを検討しているが、妻が梶原さんにOKを貰ってからにして欲しいというので」

 実際にこのような連絡が来るのですが、どうやら私たちの存在が、人生の至るところに存在する誘惑に打ち勝つ、自制心に働きかける様なのです。

 <結果にコミットする>で有名なライザップ方式と良く似ていますね。

 計画の立案から実行まで他人にサポートしてもらうことで、達成率を飛躍的に上げることが可能となります。


 さて、今回は作成・サポートする側から、お客さまがマネープラン作成を私たちに外注する理由について考えてみました。

 しかし、作成にはお客さま側にもそれなりの時間と労力が発生するので、作成を躊躇してしまう方がいるのも事実です。
 一方で、そこを乗り越えて作成に踏み切る方は上記のメリットを享受することが出来ています。


 未作成の方は新しい年度がはじまるこの時期に、ご自身のマネープラン作成に臨んでみてはいかがでしょうか?


(梶原)


プロフィール:梶原真由美(かじはら まゆみ)
ファイナンシャル・プランナー
日本ではまだ珍しい顧問契約制のFP会社である
株式会社マネーライフプランニング所属。
1976年千葉県生まれ。40歳で出産、
12歳年下の夫と長女の3人家族。


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1億円あればセミリタイアは可能か?

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 先日このような記事を見かけました。

 仕事やめたい40歳 遺産1億円で人生逃げ切れる?
 (NIKKEI STYLE)
 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO27075580Z10C18A2000000


 私は実務でこの記事のように、40歳でアーリーリタイアをしたいといった相談を受けたことは今のところありませんが、退職時に保有する金融資産でリタイア後の人生が成り立つかの診断を希望される方は多いです。

 その場合、将来シミュレーションである個人キャッシュフロー表を作成して診断するのですがその際に特に重要な情報は以下の3つで、これは人それぞれ異なるものです。


「希望の生活(費)」
「運用利回り」
「年金受給額」


 逆に言えば、これらの情報があれば、自分自身で将来シミュレーションをすることが可能です。


 そこで、面白いサイトを見つけたのでご紹介します。

「今ある貯金だけで生き延びていこうとした場合、貯金が何歳まで保つかを試算します。」
 http://fukuoka.jpn.org/befree/index.cgi


 このサイトでは、
年齢、現在の貯蓄額、その利回り、年間支出額、年金、インフレ率
を入力すれば、現在の貯蓄額で何歳まで生活可能かを診断してくれるものです。

 入力で躓く人がいるとしたら、「年金額がわからない」ケースが多いのではと思います。

 そういった方は、いえ、そうでない方も

ねんきんネット(日本年金機構)
https://www.nenkin.go.jp/n_net/

こちらに登録をおすすめします。

 「ねんきんネット」はこれまでの年金記録や、将来受け取る年金の見込額などご自身の年金に関する情報をパソコンやスマートフォンから、いつでもどこでも確認できるサービスです。

 簡易シミュレーションでは、現在の仕事を60歳まで継続した場合、受け取れる年金額はいくらか?

などをすぐに調べることが可能です。

 ねんきん計算で複雑なのは、厚生年金の場合、受け取る給与額(標準報酬月額)によって将来の受給額が変化するところなのですが、ねんきんネットではリアルタイムで自分の標準報酬月額が更新されていくので、より正確な試算が可能です。

 最近はマネーフォワードとの連携までしています。


 ねんきんは皆さんの大切な将来資産なので、より正確な数字を把握するために、ねんきんネットに登録しましょう。


 さて、話を戻しますが、40歳、遺産1億円の例を試算してみましょう。


<共通条件>
 年齢:40歳
 現在の貯蓄額:10,000万円
 年金受給開始年齢:65歳
 受給年金月額:7万円
 年間インフレ率:1%
 受給年金額のインフレ連動:「しない」

※受給年金月額は22歳〜40歳まで厚生年金、その間の平均年収400万で想定


<年間支出額360万円・年間利息0%>
 65歳で赤字転落

<年間支出額360万円・年間利息3%>
 83歳で赤字転落

<年間支出額240万円・年間利息0%>
 79歳で赤字転落

<年間支出額240万円・年間利息3%>
 100歳以上黒字、逃げ切り可能?


 上記のような結果になりました。


 試算結果で明確なのは、保有金融資産を有効活用していくことが必須となりそうな点。
 また、決して豪遊は出来ず、慎ましやかに生活をしていくことが必要であることがわかります。

 支出の管理・資産運用などが得意な人は良いと思いますが、そうでない場合、結構難易度高いと思いませんか?

 それよりも、若い内に1億持ったら自己投資して、好きなことで継続的に稼ぐチカラを身に付ける方が難易度も低く、将来も安定すると思うのです。

 例えば、冒頭の記事の男性はゲームが大好きということですが、好きなゲームをネタにブログを書いたり、ゲームプレイを実況配信をしたりそれらをマネタイズし生活している方は普通にいますので、そういった方向を目指す方が人生楽しいのではないかと思うのですがいかがでしょうか?


 金融資産を有効活用することは重要です。

 一方で同じくらいに重要なのは、楽しく長く働く事だと思っています。
 楽しく長く働く為には、好きなことを仕事にする事がポイントです。

 昔に比べるとその手段は明らかに増えていると思います。

「そんなことは無理だよ」と思考停止せずに、1度お風呂の中などでゆっくり考えてみてはいかがでしょうか?


(梶原)


プロフィール:梶原真由美(かじはら まゆみ)
ファイナンシャル・プランナー
日本ではまだ珍しい顧問契約制のFP会社である
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書評:未来の年表



 ご存知の通り、我が国は将来へ向けての様々な問題を抱えています。

 その代表的な問題として高齢化が挙げられます。


「人類未曾有の超高齢化社会」

「社会保障は1人の老人を1人の若者が支える肩車型」

 こういったキーワードを耳にする事は、最近では日常茶飯事となっています。

 では具体的に、日本の人口1.27億人がいつ・どのくらいの割合・スピードで高齢化するのか?

 高齢化すると世の中はどう変わるのか?

 具体的にイメージ出来る人はそう多くはないのではないでしょうか?


 今日ご紹介する本は、社人研(国立社会保障・人口問題研究所)が発表している人口推計が実際のものとなった場合の日本の姿を予想した、なかなかショッキングな内容となっています。


 未来の年表
 人口減少日本でこれから起きること
 著者:河合雅司 (講談社現代新書)
 http://amzn.to/2Cv0ry2


 それでは本書の内容をご紹介していきます。


◆未来予測の中でも正確性が高いと言われる「人口推計」

 現代は変化の激しい時代で、数年後には何が起きるかを予測することさえ難しくなっています。

 新聞や経済誌で経済予測や為替予測を専門家が発表しているのをよく見かけますが、予測が的中することは稀です。
 それだけ予測が難しいことを意味しています。

 しかし、人口学に基づいて作成される人口推計は経済や社会予測と比較して遥かに正確な予想が可能と言われていますが何故でしょうか?


 人口は、『出生』・『死亡』・『移動』という三つの独立的な要因の総合効果で決まります。
 たった3つの変数で予測出来ることが、正確性が高い理由だと言われています。

 社人研が5年ぶりに改訂した「日本の将来推計人口」を駆使して、日本の未来図を描いた内容となっています。


◆日本の将来推計人口(平成29年推計)

※中位仮定の場合

2015年
 総人口: 1億2,709万人
 生産年齢人口:7,728万人(60.8%)
 老年人口:  3,387万人(26.6%)
 年少人口:  1,595万人(12.5%)

2040年
 総人口: 1億1,092万人
 生産年齢人口:5,978万人(53.9%)
 老年人口:  3,921万人(35.3%)
 年少人口:  1,194万人(10.8%)

2060年
 総人口:   9,284万人
 生産年齢人口:4,793万人(51.6%)
 老年人口:  3,540万人(38.1%)
 年少人口:    951万人(10.2%)

2065年
 総人口:8,808万人
 生産年齢人口:4,529万人(51.4%)
 老年人口:3,381万人(38.4%)
 年少人口:898万人(10.2%)


 50年後の総人口8,800万人は戦後1950年頃の日本の総人口程度ですが、大きく異なるのはその構成内訳です。

 子供が10人に1人、一方、高齢者は2.5人に1人、働くことが可能な年齢の人は2人に1人です。

 この内訳が映し出す未来はどんなものなのでしょうか?


◆人口減少イベントカレンダー(抜粋)

 本書内では人口減少によって今後起こることをカレンダー形式で時系列に説明しています。抜粋でご紹介します。

2017年
 おばあちゃん大国に変化
 日本人女性の3人に1人がすでに65歳以上

2020年
 女性の2人に1人が50歳以上

2022年
 「ひとり暮らし社会」が本格化する
 独居世帯は3分の1超

2025年
 ついに東京都も人口減少へ

2027年
 輸血用血液が不足する

2033年
 全国の住宅の3戸に1戸が空家になる

2039年
 深刻な火葬場不足に陥る

2040年
 自治体の半数が消滅の危機に

2065年〜
 外国人が無人の国土を占領する


 いかがでしょうか?
 全然楽しそうな未来じゃなくて残念どころか少しぞっとしますね・・・。

 勿論、的中する未来予想図ではないですが、少なくとも「今のままでは」こうなってしまうだろうという話です。


 本書では、これらの仮説についての具体的説明がされています。

 また後半部分では解決策として「戦略的に縮む」ことを提言しています。


◆大事なのは年表に怯えることではない

 本書を手に取る上で重要なのはショッキングな未来予想図に怯えることではなく人口推計が現実となった場合の「日本の規模感」を頭にイメージ出来るようになる事だと感じました。

 今後、私たちが長い社会経済生活を営む上で、この規模感を持っているか否かで、随所での重要な意思決定に大きな違いを生むと思うからです。

 例えば住宅を買おうと思う時。
 転職を考えた時。選挙で投票をする時。
 あるいは、子どもの進路について助言するとき・・・

 これらの情報を知っているか否かでは、意思決定が異なる。
 私はそう思います。


 みなさんはいかがでしょうか?
 ご興味を持たれた方は、是非ご一読いただき感想などをお寄せいただければ嬉しいです。


(梶原)


プロフィール:梶原真由美(かじはら まゆみ)
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書評:となりの億万長者



 みなさんは「億万長者」と聞いて思い浮かぶイメージはどのようなものでしょうか?

 私が以前まで抱いていた「億万長者」のイメージはこうでした。

・高級住宅街に〇億円の豪邸を建てる

・ポルシェ・BMWのような高級外車を複数所有している

・毎年の高額納税者番付に名前が載っている


 しかし実際、ファイナンシャル・アドバイザーとして数百世帯の所得と貯蓄額を見ていると気が付いたのです。

 「資産」と「所得」は同じではない

という事実に。

 その事実を丁寧に解説し、且つ「億万長者」になるための秘訣が書かれている本をご紹介したいと思います。


 【新板】となりの億万長者 成功を生む7つの法則
 トマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンコ著
 早川書房
 http://amzn.to/2CkcnOJ


 マーケティングのプロである2人の著者は、1980年から人はどうやって金持ちになるのかを研究しはじめ、ほんとうの金持ちは誰なのかを探し当て、どうすれば普通の人が金持ちになれるのかの法則を分析し発見しました。

 本書での億万長者の定義は

「純資産総額が100万ドルを持つ人」です。

 全米1億世帯のうち、わずか3.5%だそうです。

 彼らは調査のために500名以上の億万長者と面談し1万1,000以上の資産家や高額所得者にアンケート調査を実施し、彼らにアドバイス与える立場にある公認会計士などの専門家にも取材しました。

 そして見つけた発見は

「アメリカの億万長者の半分は高級住宅街に住んでいない」

ということでした。


 そこで彼らは、

『労働階級の住む地域の質素な家に住む目立たない億万長者=「となりの億万長者」』

として彼らのライフスタイルを研究したのです。


■資産家のライフスタイル 7つのポイント

・収入よりはるかに低い支出で生活する

・資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している

・お金の心配をしなくて済むことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える

・社会人となった後、親からの経済的援助を受けていない

・彼らの子供たちは、経済的に自立している

・ビジネス・チャンスを掴むのが上手だ

・自分にぴったりの職業を選んでいる


 著者が何度も本書で強調しているのは

「どんなに所得が高くても、支出も多ければ資産は増えない」

という単純な事実であり、可視化するための指標として

年齢×税引き前年収÷10= 「期待資産額」

としています。


 例えば以下の男性の場合、

年齢45歳
年収1,500万
大手広告代理店勤務

 一見、なかなか稼いでいるイメージですよね。
 私はハイブランドのスーツや腕時計をして「出来るサラリーマン風」の男性が頭に浮かびました。

 この男性の「期待資産額」は
40×1,500÷10=6,000万

 つまり6,000万の純資産を保有していないと蓄財劣等生であり、保有していれば蓄財優等生、つまり将来の億万長者候補だということになります。
 収入だけではその人がお金持ち(候補)であるか否かを測ることは出来ません。


■億万長者のイメージが間違っている


 本書にも書かれていましたが、マスコミが世間に教えてくれるのはハリウッド女優がいかに高価な買い物をしたかのニュースや、大物俳優が豪華絢爛な自宅を披露している番組なので、私たちはあれが億万長者の姿なんだと刷り込まれてしまいます。

 しかしそれは仕方がないことで、実際の億万長者の生活は
「倹約そして倹約」
なので、退屈でニュースや番組にはならないのです。

 ですから私たちは自らその事実に気がつき、考えることが必要です。
 稼ぐことのノウハウは巷に溢れていますが、倹約は貧乏人のすることだと思っている人も多いのではないでしょうか?

 豪遊するために億万長者になりたいと思っていませんか?
 残念ながらそのように考える人は億万長者にはなれないでしょう。

 著者が「マーケティングのプロ」であったことも重要です。
 マーケッターですら長年の研究でこの事実に辿り着いたのですから、いかに世間一般の億万長者のイメージが間違っているかということです。

 私もこの仕事を通じて、沢山の世帯の所得と資産を見てきましたが、どんなに所得が高くても、資産が築けない人は沢山います。
 そういった方は高級住宅街に住み、高級車に乗って、洋服を沢山買います。
 年収2,000万あるのに、資産も年収と同程度しかない場合は大抵このタイプです。

 所得の高さと資産の額は必ずしも比例しません。

 どんなに所得が高くなろうとも計画性を持って自分を律する高い精神力を持つ人が億万長者になります。これは断言出来ます。

 本書では上記7つのポイントを事例を紹介しながら丁寧に解説しています。

・そこそこ稼いでいるのにお金が貯まらない
・家計の年間支出が頭に入っていない
・資産の殆どが預貯金
・子どもへの教育を熱心に考えている
・親の援助を受けている

 このような人にはぜひ本書に目を通してもらいたいなと思いました。


(梶原)


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億近執筆陣の素顔 成功する個人投資家とは



 私が億の近道で執筆をさせていただいてから約1年が経過するのですが、先日、億近執筆陣の新年会に参加してきました。

 私は個人向け金融コンサルティングとして仕事をしている事もあり、個別株は専門外で運用手法も超長期国際分散投資が専門です。

 ですから普段は個別株の投資家さんとお会いする機会はなく、どんな人達なんだろうと興味深々で参加してきました。

 その感想をレポートしたいと思います。


<参加した人>

水島寒月さん(金曜日)
山本潤さん(火曜日)
炎のファンドマネージャーさん(月曜日)
小屋洋一さん(水曜隔週)


 さて、みなさんは成功している個人投資家ってどんなイメージ持ちますか?

 私は(全国の個人投資家さん、すいません)根拠なく以下のイメージを持っていました。

・お金持ってる風外見してそう
・お金の話大好きそう
・超論理的思考そう
・無駄が嫌いそう
・合理主義で冷たそう

※梶原の独断と偏見です。


 実際は全く違いました。


 まず見た目や服装。

 普通の人と何ら変わりありません。

 むしろユニクロ大好きとか言っていました。

 私も好きです、ユニクロ。

 (たぶん)凄くお金持っているのだと思いますが、お金を大切にしており、シンプルに生活しているのだと思います。

 次に会話の内容。

 どれだけ株式大好きなの?
 という位、銘柄の話で盛り上がっていました。

 盛り上がる方向性が

「どの銘柄があがった」「下がった」
 という話ではなく

「●●社にインタビューしてきたのだけどここの社長はとても社員想いで良い社長だった」

 こういう視点で盛り上がっているのです。

 ああ、彼らは
 「株式」を通じて「会社」を応援しているんだな。
 当たり前のことかもしれませんが、そう強く感じました。

 また、(私が勝手に妄想していた)
「▲▲万円儲けたやったぜ」といった自慢等も全くなく、株式愛に満ちた楽しい会となりました。

 株式投資は未来を語るので考え方が非常にポジティブ・前向きなのも特徴でした。

 億近執筆陣の面々とお会いして私の「成功している」個人投資家のイメージは以下に変わりました。

・謙虚である
・倹約家である
・お金を大切にする
・ポジティブである

 私も小屋に「落ちてるお金は拾え(1円でも大事にしろ)」と言われてから、道に落ちているお金を見つけたら誰にも負けない速さで拾うことにしています。

 お金に愛されるためにはお金を大切にしないといけないのでしょうね。


 いかがでしたでしょうか?

 今回はちょっと趣向を変えて億近執筆陣の面々の素顔についてと、成功する個人投資家のパーソナリティについてお伝えしました。


(梶原)


プロフィール:梶原真由美(かじはら まゆみ)
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国内ETFの現状と今後

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 明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。


 みなさんの中にもETFを保有、または興味を持たれている方も多いのではないかと思います。

 今回は海外ETFと国内ETFを比較し、国内ETFの現状を知り、今後国内ETFが私たちにとって身近で有益な投資手段となるために必要な課題について考えてみたいと思います。


■ETFのメリット

 ETFは“Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」と呼ばれています。

 インデックス運用の投資信託とETFはどちらも指数連動目標型となっているのでよく似ていますが、投資信託が非上場なのに対してETFは市場に上場している事が最大の違いです。

※最近米国ではアクティブ運用型ETFも誕生し直近では増加傾向にあります。

【インデックス型投資信託とETFに共通するメリット】

 ・手軽に分散投資が可能(少額購入可)
 ・低コスト(信託報酬年0.4%以下も多数)

【ETFならではのメリット】

 ・市場が開いている時間であればいつでも売買可能
 (投信の売買は1日1回のみ)
 ・インデックス型投資信託より更に低コスト
 (信託報酬年0.2%以下も多数)

【投資信託ならではのメリット】

 ・「10万円分」「1万円分」などの金額買付が出来る
 (ETFは口数買付けのみ)
 ・毎月10日に5万円分購入、などの積立買付が出来る
 (ETFは積立買付け機能なし)

■海外ETFと国内ETF

 そのETFが上場されている市場によって国内ETF、海外ETFと言われています。

 海外上場ETFの市場規模は巨大でその中でも最大市場である米国のETF純資産総額は3兆ドル(約330兆円)を超えており銘柄数も約2,000本となっています。

 一方で、国内ETFは主に東京証券取引所に上場されていますが、純資産総額は30兆円、銘柄数は約180本と米国の1/10以下の水準となっています。

 また、30兆円の内の約7割は日銀が保有しており、個人投資家の保有するETFは1兆円程度と非常に小規模です。

 更に個人投資家の保有するETFの銘柄内訳を見ると、6割超が日本株式、外国株式は約1割に留まっています。


 このように海外ETFに比べると、国内ETF市場は未成熟です。
 しかし円で購入出来るので為替手数料が発生しない、利益や配当に対して国内課税のみといった海外ETFにはないメリットも持っています。


■国内ETFの課題

これらの情報から推測出来ることは

1)多くの銘柄で流動性がない
・1日の出来高が少ないのことから、売りたい時に約定しない可能性
・成り行き注文にすると予想外に高値掴みをしてしまう可能性
・指値にすると購入したい時に約定しない可能性

2)選択出来る銘柄が少ない
・分散投資をしたいと思った時に、選択出来る銘柄が少ない
・分散の為に投資信託を活用したり海外ETFを活用することになるならば、
 そもそも国内ETFを活用しないという選択になりがち


 こういった課題が本来であれば「ETFならではのメリット」である流動性・低コスト等を潰してしまっているのです。


 私も自分のお客さまに国内ETFを推奨することはありません。
 推奨出来るとしたら分散投資が出来て純資産残高と売買代金が多い日本株ETFくらいではないでしょうか。


■国内ETF市場発展の起爆剤となるか?マーケットメイク制度

 東京証券取引所はこのような国内ETF市場の課題解決の為に、2018年中に「マーケットメイク制度」の導入を目指し準備を進めています。

 マーケットメイク制度とは、「マーケットメイカー」と呼ばれるトレーディング業者が、ETFの売買注文を常に出し続けることで市場に流動性を提供する活動に対して、東証から売買手数料割引等のインセンティブを与えることで更に活性化させようという施策です。

 マーケットメイク制度が上手く機能すれば時間はかかりそうですが国内ETF市場の課題は解決に向かうことになります。

 そうなれば、市場規模も成長し上場銘柄数も増加することが予想されるので、国内ETFは私たちにとって最も身近で有益な投資手段となる可能性があるのではないかと思っています。


 マーケットメイク制度導入後の動向に注目ですね!


(梶原)


プロフィール:梶原真由美(かじはら まゆみ)
ファイナンシャル・プランナー
日本ではまだ珍しい顧問契約制のFP会社である
株式会社マネーライフプランニング所属。
1976年千葉県生まれ。40歳で出産、
12歳年下の夫と長女の3人家族。


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社会構造の変化で私たちが最低限身に付けるべき金融リテラシーの4分野・15項目

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 梶原真由美です。

 「億の近道」がまぐまぐ大賞部門1位を獲得したとのことで、皆様の暖かいご支援の賜物と感謝しております。


 先般、私も所属するFPアソシエイツグループの神戸孝氏の講演を聞く機会があり、非常に納得感のある話と金融庁と繋がりの深い神戸氏ならではの話があったのでみなさんにも共有したいと思います。


■神戸孝氏とは

 (株)三菱銀行、日興證券(株)を経て、1999年独立系FP会社の老舗といえるFPアソシエイツ&コンサルティング(株)を設立。
 自ら個人・法人等のコンサルティング、各種講演会・研修会の講師などを行う傍ら、全国の独立系FPのための支援ビジネスも展開している。
 資産運用に強いFPの第一人者として評価が高く、金融審議会専門委員や金融庁の「家計の安定的な資産形成に関する有識者会議」委員、金融広報中央委員会(日本銀行)の金融経済教育推進会議委員、日本FP協会理事なども歴任している。
 著書多数。http://amzn.to/2ljUSHH

 私も尊敬するFPの一人です。


 私たちは義務教育過程で「お金」について学ぶことは殆どありませんでした。
 しかし今後「お金」の教育、金融経済教育は社会科・公民、家庭科等で学校の授業に取り入れられる事になるそうです。

 なぜ、今、金融リテラシーをより強く求められるようになったのか?
 神戸氏によると、それは社会構造の変化によるものだということです。

 以下は神戸氏の講演内容を私が要約したものとなります。


■60年から70年に1度、社会構造の変化は起きる

 過去にも我が国は社会構造変化をしてきました。
 古くは明治維新。封権社会鎖国時代から開国を求められ国家主義、軍国主義へと変化しました。

 国家主義・軍事主義の社会構造でのヒエラルキーは
「国」→「企業」→「個人」でした。
富国強兵・お国の為に、の時代です。
 当然、人はヒエラルキーの頂点を目指しますので、当時の日本人が目指す理想の職業は、官僚・警察官などの役人でした。

 その後第二次世界大戦で敗戦した日本は、再び社会構造の変化を迎えることになります。それが現代まで続いた企業主義です。
 敗戦でボロボロだった日本を奇跡的に復活させたのですからこの社会構造は大成功したと言えるでしょう。

 ヒエラルキーは「企業」→「国」→「個人」であり、私たちが目指したのは、良い学校への進学、そして良い企業への就職です。


■バブル崩壊からゆっくりと再び社会構造の変化が起きている

 社会構造の変化直後は非常にうまく回っていくのですが時間の経過とともに構造のゆがみが生じてきます。

 1993年に日本の一人当たりGDP世界第3位まで押し上げ大成功をおさめた「企業主義社会」もバブル崩壊後からゆっくりとゆがみが生じてきており、2016年日本の一人当たりのGDPは世界22位まで下落しています。
 G7どころかG20にも入れるか?といったところまで下落してしまっているのです。
 日本のGDP約500兆円の60%は個人消費ですが、今後40年程で日本の人口は約4千万人減少し、9千万人を割ると予測されています。当然GDPに与える影響も大きなものとなるでしょう。

 そこでキーワードとなるのが個人の生産性です。
 今後は生産性の高い「個人」が主役となり「個人」の努力次第で結果がハッキリと異なる社会へと構造が変化していく個人民主主義となります。
 生産性の高い個人が優遇される社会構造となります。

 ヒエラルキーは「個人」→「企業」→「国」
 国や企業は、個人が活躍するための土台を作る役割を担います。
 「一億総中流」であったみんなと同じ事をしていれば良かった時代は終わりを迎えます。
 これからは人と違う事がいかに出来るかが問われる時代です。

 なぜ個人なのか?は個人が最後の頼みの綱であるとも言えるのかもしれません。


■日本再生の道筋のひとつ「金融立国」

 世界を見ると一人当たりのGDPが高い国々には3つの種類があります。
「金融立国」「資源国」「先進工業国」です。
 過去の日本は「先進工業国」として世界トップを走ってきました。
 しかし現在はそうではありません。

 では「資源国」はどうでしょうか?
 メタンハイトレードの埋蔵量が多いと言われており可能性がないわけではないですが、長い年月が掛かりそうです。
 最後の可能性「金融立国」に注目してみると、日本の個人金融資産は1,800兆円ですがその殆どは預貯金で構成されています。

 例えば、個人金融資産の1%利回りを上昇させるだけで18兆円を生み出しGDPを3.6%押し上げることになります。凄い効果です。

 「金融立国」へ向け金融庁はさまざまな角度から国益のために動き出しています。
 そのうちのひとつが個人金融リテラシーの向上です。
 日本の個人金融資産をもっと有効活用して「個人の(お金の)生産性」を高めたいのです。


■私たちが最低限身に付けるべき金融リテラシーの4分野・15項目

 最後に金融庁の資料から抜粋した生活者が今後求められる金融リテラシー項目をご紹介します。

 みなさんも自分はどの程度理解出来ているかを確認しながら読んでみてください。

1.家計管理
 項目1 適切な収支管理(赤字解消・黒字確保)の習慣化

2.生活設計
 項目2 ライフプランの明確化及びライフプランを踏まえた資金確保の必要性の理解

3.金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択

【金融取引の基本としての素養】
 項目3 契約にかかる基本的な姿勢の習慣化
 項目4 情報の入手先や契約の相手方である業者が信頼できる者であるかどうかの確認の習慣化
 項目5 インターネット取引は利便性が高い一方、対面取引の場合とは異なる注意点があることの理解

【金融分野共通】
 項目6 金融経済教育において基礎となる重要な事項(金利[単利、複利])
     インフレ、デフレ、為替、リスク・リターン等や金融経済情勢に応じた金融商品の利用選択についての理解
 項目7 取引コストの実質的なコスト(価格)について把握することの重要性の理解

【保険商品】
 項目8 自分にとって保険でカバーすべき事象(死亡・疾病・火災等)が何かの理解
 項目9 カバーすべき事象発現時の経済的保障の必要額の理解

【ローン・クレジット】
 項目10 住宅ローンを組む際の留意点の理解
      (1)無理のない借入限度額の設定、返済計画を立てることの重要性
      (2)返済を困難とする諸事情の発生への備えの重要性
 項目11 無計画・無謀なカードローン等やクレジットカードの利用を行わないことの習慣化

【資産形成商品】
 項目12 人によってリスク許容度は異なるが、仮により高いリターンを得ようとする場合には、 より高いリスクを伴うことの理解
 項目13 資産形成における分散(運用資産の分散、投資時期の分散)の効果の理解
 項目14 資産形成における長期運用の効果の理解

【外部の知見の適切な活用】
 項目15 金融商品を利用するにあたり、外部の知見を適切に活用する必要性の理解


 いかがでしたでしょうか?

 今後は違いがハッキリする社会へ。個人が主役の世の中です。
 しっかりと自分の足元を見つめて、今後手に入れるべきキャリアや情報はなんなのかを考えてみましょう。

 ちなみに上記の金融リテラシーを効率的に学ぶには、FP資格の取得も良いのではないかと思います。
 または、項目15にあるように私たちアドバイザーを利用することも効率的な手段のひとつです。


 最後に、本年も「億の近道」のご愛読ありがとうございました。
 来年はより一層研鑽を重ね、みなさまにより良い情報をお届けできるよう頑張りますので引き続き宜しくお願いいたします。


(梶原)


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”お金2.0”を読んで未来を考える



 マネーライフプランニングの梶原真由美です。


 10月に専門家の時間を売買「Timebank」を運営するメタップスについて書きました。

専門家の時間を売買『Timebank』を運営する
メタップスの成長戦略とは?=梶原真由美
http://www.mag2.com/p/money/316441

個人の市場価値を測れる時代の到来
http://okuchika.net/?eid=7278


メタップスは
「事業を通じて得られるデータ」を軸とした経済圏の構築を「データノミクス」
と定義し、成長戦略としています。

 データを軸とした経済圏ってなんでしょうか?
 なんとなくわかるような、わからないような・・・。

 そんなメタップスの佐藤航陽さんが
「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」(NewsPicks Book)
を出版したので、手にとってみました。
 http://amzn.to/2BfNOWt


 結論からいうと、メタップスの成長戦略がよく理解出来ました。


 本書は5つの章で構成されています。

第一章 お金の正体
第二章 テクノロジーが変えるお金のカタチ
第三章 価値主義とは何か?
第四章 「お金」から解放される生き方
第五章 加速する人類の進化


 佐藤さんが生まれた家庭は、片親で母親が兄弟3人を養っていたそうです。当然暮らしは裕福とは言えず、一番厳しい時は世帯年収100万円台だったこともあるそうです。

 自分の家が貧しいと理解した佐藤少年は

「人生って平等じゃないんだ」

と疑問を持ったと同時に

「生まれた瞬間から失敗が約束されてる人生なんてあってたまるか」

と怒りを感じ

「人間はどんな境遇であっても何者にでもなれる」

ということを証明したいと思い、それが彼の生きる原動力になったそうです。


 本書を読んで感じたのは、佐藤さんはお金の歴史・経済について深く深く勉強したんだなということです。
 まだ31歳の若者の言葉とは思えないほど、説得力があるのです。

 彼の言葉に重みがあるのは本やデータから集めた情報で立てた仮説を会社経営を通じて実務の場で検証してきたからだと思います。
 そのためPDCAサイクルをより早く的確に回すことが出来ているのではないでしょうか。


 本書を通じて私が学んだことをいくつかご紹介します。


■今後「お金」そのものには価値がなくなっていく

 資産経済の拡大と投資先の不足による金余りが「お金」の価値低下を引き起こしている。
 テクノロジーの発展はそれを後押ししている。
 ビットコインなどの仮想通貨やトークンエコノミーの登場で通貨は「ある経済圏」を構成する道具と化していく。


■テクノロジーの発展で価値のあるものも変わっていく

 世の中に膨大なデータが溢れたことで進んでいく「自動化」
 ネットワーク型社会に移行することで起きる「分散化」
 今後はこれらを使ってどのように経済圏を作って回していくか?というノウハウが重要な時代になっていく。


■お金にはなりにかった「価値」の存在感が増していく

 資本主義が考える価値のあるものと、世の中の人の考える価値のあるものの間にある大きな溝・・・例えば財務諸表には反映されないユーザーの質、ユーザーから獲得した各種データ、優秀な社員の存在など。このように資産としては認識されなかった価値を中心とした世界に変わっていく。

 なぜなら、それらを可視化し「お金」や「資本」に転換することがテクノロジーで可能になってきたから。


■自分の価値をどのような方法で保存しておくか選べるようになってきた

 今後はあらゆる「価値」を最大化しておければ、その価値をいつでもお金に変換することが出来るようになる。
 そこで重要となるのは、自分自身と向き合った上で、自分の情熱を発見し、自らの価値を大事に育てていくことだ。


 本を読むことでメタップスの成長戦略「データを軸とした経済圏」の正体とそれがどのように作られるとメタップスが考えているのかを理解することが出来ました。

 更にその過程で、今後メタップスがどんなサービスを作っていくのかが楽しみになりました。

 読んでいてワクワクする本だと思いましたのでみなさんも年末年始の時間を使って読んでみてはいかがでしょうか?


(梶原)


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自分で考える技術



 マネーライフプランニングの梶原真由美です。

 ここ数日話題になっているこのニュースをみなさんご存知でしょうか?

女性議員が議会に子連れ出席求め 開会遅れる 熊本市議
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171122/k10011232091000.html
(NHK NEWS WEB)

本文引用

『22日開会した熊本市の定例市議会で、女性議員が生後7か月の長男と一緒に出席しようとし、対応を話し合うため開会が40分遅れました。
議員は「子どもと一緒に議会に参加して発言できる仕組みを整えるよう主張したかった」と話しています。』


引用終


 このニュースについてSNS等で賛否両論の議論が起きており、私もこの数日でいくつもの意見を見てきました。

 そんな中で「わたしの意見」はどちらなんだろう?
と、ふと考えたのですが、人の意見を見てはモヤモヤしてしまってなかなか自分の考えが出てきませんでした。


■なぜ、私は自分の意見が生まれなかったのか?


 きっとこの問題の本質は「議会に子連れで出席したこと」ではなく
「なぜ議会に子連れで出席したのか?」の深層にあってそれまでの経緯がわからないと「わたしの意見」も出なかったのだと理解しました。

 そんな中でその経緯を語らず(知らず)「事実」だけで批判や賛同をする、そんな人たちを見てモヤモヤしていたのだと思いました。


■自分の頭で考えることはイマジネーションだ


 山本真司さんの著書「40歳からの仕事術」(新潮新書)を先日読んだのですが、そこではこう書かれていました。


”自分の頭で考えることはイマジネーション(想像力)だ。
判断基準は「自分の目」。
「他人の目」を判断基準にしてはならない。

「左脳」で考えるな。言葉や論理は伝達の手段に過ぎない。
イメージを描くキャンパスは「右脳」だ。”


 この話を思い出しました。


 この女性議員はある日突然思い立って「子育て世代の代表として主張するために」短絡的な思考で子連れで議会に出席したのだろうか?

 違うんじゃないかな?
 もしかしてこの行動に出るまでに様々な経緯があって悩んで悩んで、そして今回の行動に出たんじゃないだろうか?

 私はこう考えたんですね。
 だから、その検証をせずして彼女の行動が正しかったのか否かの判断は出来ないなと感じていたんだと気がついた訳です。


■自分で考えるには「事実」と「意見」を区別する


 すでにネット上には色々な方の意見が出ていて読めば読むほど、思考がまとまらなくなるんですよね。

 このニュースに限らず全てに言えることですが自分の頭で考えるには「事実」と「意見」を区別し「事実」だけに耳を傾ける事が必要です。

 そういう意味では現代はWEBニュースやSNS等、情報過多で情報洪水の中から「事実」を抜粋していく作業の難易度が高まっているのだと感じます。

 ノイズ(意見)が多すぎて思考の邪魔になっているのですね。


■株式選定にも役立つかも?「考える」技術


 正しい思考のプロセスは

事実を抜粋し集めて、想像し仮説を立てる。
次に仮説を検証する。

 これが出来れば

ノイズに惑わされることなく自分の思考の結果、納得出来る選択をする事が出来る様になるのだと思います。

 ニュースを見る際には
いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)の視点で事実だけを抜き出す習慣を身に付けてみようと思いました。

 同時にメディアは私たちが立てる仮説を想像(イマジネーション)して事実を補足するような情報提供をしてくれると良いなぁと思います。


(梶原)


プロフィール:梶原 真由美(かじはら まゆみ)
 ファイナンシャルプランナー。株式会社マネーライフプランニング所属。
 1976年千葉県生まれ。40歳で出産、12歳年下の夫と長女の3人家族。
 26歳の時にスノーボード追突事故で両足骨折する。賠償金で大金を受け取
 るも、当時お金に関する知識が皆無だった為、安易にFXなどに手を出し、
 あっという間に使い果たす。
 他の人には同じ失敗をしてほしくないとの想いで30歳の時にお金のアドバイザーであるFPへ転身。


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”お金持ち”にもレベルがあった:本の紹介

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 こんにちは、梶原真由美です。

 オフィスに小屋の本が沢山あるので、最近マイペースですが読んでいます。


 みなさんお金持ちになりたいですか?

 私はなりたいです。

 では、どのレベルのお金持ちになりたいですか?



 本田健さんは「ユダヤ人大富豪の教え」で有名な方ですが、同じく彼の著書である
幸せな経済自由人の金銭哲学 マネー編」(ゴマ文庫)

を読んで、お金持ちにもレベルがあり、それぞれのレベルに応じた世界がある。
というフレームを知って面白いと思ったのでお話します。

 そもそも

 お金持ちって保有資産どの程度からなんでしょうか??
 「億万長者」と言いますし、1億円以上でしょうか?

 本田健さんによると、保有資産によって「お金持ち」は以下のようにセグメントされるそうです。


【資産1億円】

 年収1,000万円以上あり、質素な生き方をしていれば
 数十年してこのレベルの億万長者になることは誰でも可能。
 お金のストレスからは開放される。
 一般の人からみたら「お金持ち」かも。


【資産3億円】

 頭を使って、クリエイティブな生き方をした結果手に入る生活。
 イメージは自分でビジネスを経営(年商数億円〜10億円)しながら日常生活がそのビジネスに組み込まれている。
 10年以上かけて数千万円の収入をうまく投資へ回す。
 お金持ちのなかでも1番忙しい。
 ビジネスとお金(資金繰り)のストレスも多い。


【資産10億円】

 経営の才能、時代を読むセンスが必要。
 世間的にも有名なお店、会社を所有している。
 または不動産や株式を所有することで、
 指数関数的に資産を殖やしていれば、ビジネスの規模は小さくでも可能。


【資産100億円】

 才能、行動力、運、時代の流れなどが揃わないと不可能。
 創業社長であれば上場しているかも。
 地方の有力家、実業家で有名な一族はこのレベル。


【資産1,000億円】

 上場企業の創業者一族または2代以上続くお金持ち。
 日本にはまだ数十人。


 3億円以上のお金持ちになるには宝クジでも当たらない限り、自分のビジネスを持つ事が必須のようですね。
 ビジネスでの収入を上げて、資産を持ち複利で増やしていくのが王道の様です。

 では、ビジネスでの収入を上げていくには?

 このように書かれていました。

「お金持ちになる為には突破しなければいけない5つの収入の壁がある」

1)年収200万壁
  非正規やアルバイト
  壁の突破方法:安定した仕事を得ること。

2)年収600万の壁
  一般のサラリーマン
  壁の突破方法:日常的に楽しんでいる事の中に報酬を上げるヒントがある。
  会社がもっとお金を払いたいと思うようなスキル、能力を身につけていくこと。

3)年収1,000万の壁
  マネージャー・トップ営業マン(ウーマン)・専門職等
  壁の突破方法:サービスに独自性を持たせる。
  そこでしか得られない商品、サービスを持つ。

4)年収3,000万の壁
  専門分野での卓越した知識、人格、情熱的に仕事を続ける力が必要。
  壁の突破方法:収入を5年以上継続し、質素な生活と資産運用をする。

5)年収1億円の壁
  壁の突破方法:この壁を越えるには、才能とここぞというところで勝負に出ることが必要。


 さて、お金持ちになりたいみなさんは、どのレベルを目指しますか?

 お金持ちになって何がしたいか?を考えてみると、自分が目指すべきお金持ちのレベルが見えてきますね。

 みなさんの望みは、どのレベルのお金持ちになれば達成出来そうでしょうか?


 私は、子供達が虐待を受けることがない世の中にしたいと考えているので、それには結構なレベルのお金持ちを目指す必要がありそうです。


(梶原)


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 26歳の時にスノーボード追突事故で両足骨折する。賠償金で大金を受け取
 るも、当時お金に関する知識が皆無だった為、安易にFXなどに手を出し、
 あっという間に使い果たす。
 他の人には同じ失敗をしてほしくないとの想いで30歳の時にお金のアドバ
 イザーであるFPへ転身。


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