住宅購入・建築のための住宅ローン相談増えているようです

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 梶原真由美です。


 住宅購入・建築のための住宅ローン相談が増えているようです。

 特に住宅購入を検討していて
「自分の無理ないローンの借入額が知りたい」
というご相談が殆どと言っても過言ではありません。

 今、これらを検討する理由を聞いてみると

(1)ローン金利が低い
(2)消費税が10%になる前に
(3)不動産価格はもっと上がっていく

ということをマネー雑誌を見たり、セールスサイドに言われて
「急がなきゃと思って」という場合が殆どです。

 「急がなきゃ」
は分かったけど住宅メーカーや銀行が言う
「○○万円まで借りられますよ!」
の○○万円まで借入することは不安ということでご相談にいらっしゃいます。


 そこで必ずお伝えしていることは以下の2点

・(2)(3)は急ぐ理由には全くなりません。
・借りられる金額は≠返済可能な金額

 では、どの位・いつ買うのが適正か。
 それは人それぞれですので個別にお答えしています。

 むしろ人生で一番の大きい買い物になるであろう住宅を目先の理由で急いで買っても後悔するだけです。

 しっかりとその住まいでの暮らしをイメージし、資産計画をしてから購入をしていきましょう。

 人生に失敗はつきものです。

 私は「石橋叩かず渡り壊れて泳いで岸を渡る」タイプでとりあえずやってみよう、と物事をすすめます。

 そんな私でも

失敗したくない(失敗のダメージが大きい)ものの1つが

住宅購入です。


 住宅購入については失敗を避けるために、時間と労力を費やして学ぶ意味はあるのではないかなと思います。


(梶原)


プロフィール:梶原真由美(かじはら まゆみ)
ファイナンシャル・プランナー
日本ではまだ珍しい顧問契約制のFP会社である
株式会社マネーライフプランニング所属。
1976年千葉県生まれ。40歳で出産、
12歳年下の夫と長女の3人家族。


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生命保険・医療保険の出口と入口は募集人の質で変わる



 梶原真由美です。


 最近夕方になると「夏の匂い」がする季節になってきました。
 なんだかワクワクしてくるので1年の間でも好きな季節です。


 さて、今回のコラムは「保険」について書いてみたいと思います。


 私は過去に5年間弱の間、日系保険会社に所属し保険の募集をしていた時期がありました。

 その時に最も苦労した事は、契約をいただく(募集する)ことよりも、せっかく募集してきた契約が被保険者の体況(たいきょう)によって成立しなかったり体況条件付きになってしまう事でした。

 お客さまに丁寧にヒアリングをして、ニーズ(必要性)を喚起し、納得していただきいざ申込となったのに、蓋を開けてみたら成立しないなんてことになったら、自分はもちろんのこと何よりお客さまに申し訳ないなぁという思いで罪悪感に押し潰されそうになったものです。


 保険会社では、募集人が募集してきた契約の被保険者が保険の加入条件に合致しているかを提出された告知書をベースに審査部が審査します。

 募集人は審査の結果をドキドキしながら待っているのです。


 では、募集人は審査の結果を指を咥えてまっている事しか出来ないのか?というと、そうでもないのです。

 例えば、申し込みにあたって告知事項がある場合(入院・通院の記録など)予め追加告知書で医的資料(診断書など)を提出しておけば結構な確率で条件が無くなったり、緩和されることがありました。

 審査部は告知書という、書面上に記入された情報のみをもとに一定の基準で審査をしているので、どうしても情報不足になりがちです。その場合既加入者の利益を守るためにリスク排除的な判断(審査結果)となることが多いように感じました。


 しかし、医的資料によって告知内容に追加情報を提出したり、告知内容が問題ない(リスクではない)ことを立証することが出来れば、無条件で成立となることはあるのです。

 でも、実際は悲しいかな、それを知らない募集人も多く存在し、そういった募集人から契約をしてしまうともしかしたら付かなくても良かった体況条件が付いて保険料が割高になってしまったり、標準タイプの保険に加入することが出来ずに、やはり割高である緩和型保険に加入することになったりしてしまう
のです。

 また、保険の役割である給付についても同じことが言えるのではないでしょうか?

 最近は「健康保険適応の手術をしたら給付対象」などのわかりやすい給付条件が増えてきましたが、少し前の医療保険の手術給付金などの条件はとても細かく条件が規程されていました。

 手術名なんてものは医療関係者ではない人からみたらわけがわからない漢字の羅列に見えることでしょう。

 そんなものが88種類も並んでいたら見るのも嫌になってしまいます。
 それは保険募集人も同じで、どれだけの募集人が給付条件を正しく理解しているでしょうか?


 保険の給付要件に該当した場合には所定の診断書を医師に記入してもらうのですが、当然ですが医師も「保険の給付条件を意識した診断書を書く」といったノウハウがあるわけもなく、そこは本人(被保険者)が記載内容を丁寧に医師に伝えることが必要です。
(もちろん事実を書きますが、診断書に書く言葉選びが重要だという事)

 それが出来ないと、本当は給付要件に該当しているのにも関わらず、該当しないかのような診断書記載内容になってしまうなんてことも無いとは言えません。

 そこで診断書を取り付ける時の注意点までアドバイスが出来る募集人はお客さまにとって付加価値が高いのではないだろうかと考えていました。


 実際、保険会社を離れた後の話になりますが、住宅ローン借り換えのご提案をお客さまにした際、借り換え先で団体信用生命保険の加入が不可となりそれに伴って借り換えも不可となってしまったお客さまに、追加告知書で医的資料を提出するといったアドバイスを差し上げ、結果、無事に無条件で団信に加入出来ることになり借り換え可能となったケースがありましたが大変感謝されました。



 いかがでしたでしょうか?


 今回は保険についてお話をしましたが、そもそも論として、金融資産が潤沢にある人に生命保険・医療保険は必要ないと思っています。

 しかし、生命保険・医療保険が必要な場合もあります。
 その時には、保険の入口・出口までしっかりとサポートしてくれるような募集人から加入することは、保障内容を選ぶことと同じくらい、重要だと思います。


(梶原)


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テクノロジーによるゲームのスポーツ産業化(eスポーツ)



 梶原真由美です。


 みなさんはゲームをしますか?

 私の夫はゲームが趣味で、自宅ではいつもゲームをしています。

 1983年に任天堂が「ファミコン」を発売してから早いもので35年。

 その間、テクノロジーの進化にともないゲームも凄いスピードで進化をしてきました。

 最近ではeスポーツと呼ばれる「ゲーム競技」が2022年アジア競技大会での正式種目採用されたり、国際オリンピック委員会(IOC)が、2024年のパリ五輪で採用を検討しているとまで言われています。


■「eスポーツ」とは?

 「Electronic Sports(エレクトロニック・スポーツ)」の略称。
 対戦ゲームを競技として捉え、従来のスポーツのようにプレイと観戦を楽しむ仕組みのこと。


■今はゲームはみんなで遊ぶ時代

 ひと昔前は、ゲームというと一人用、または二人用で自宅に篭ってするものという印象がありました。

 私も子どもの頃は、ドラゴンクエストが発売すると3日間くらい家に篭って夢中で攻略したものです。

 ところが最近の若いゲーマー達は、自宅にいながらオンラインで友達と多人数で遊ぶのです。

 先日、甥っ子の家に行ったときの事です。
 甥っ子はリビングでマイク付きヘッドセットを身に付けなにやら楽しそうに会話をしながらゲームをしています。

 どうやらオンラインで学校の友人達とシューティングゲームをして遊んでいるようなのです。

 その様子はまるで、私たちが昔よくやった友達の家に集まり皆で一緒にゲームをしている姿と変わりません。
 違うのは友人が見えない(その場にいない)事だけです。

 そのうち、オンライン上の会話の中で
「腹減ったな〜」「何か食べにく?」「じゃあ○○に集合で」
といった会話をしてゲームを中断し、今までゲームをしていた友人達と食事に出かけてしまいました。

 それを見て、30年の間にゲームでの遊び方も随分と変わったのだな〜と感じました。


■世界でeスポーツは既に盛り上がっている

 このように私たちが子どもの頃と違ってテクノロジーによってゲームは多人数型で間口の広い、カジュアルな遊びとなっています。
 オンラインの対戦も盛んなので、ゲーム実況配信で上手な人の対戦やプレイを観戦して楽しんだりといった楽しみ方も人気のようです。

 夫も最近はTVを全く見ず、スマートホンでゲーム配信を見て楽しそうに笑っています。

 日本ではまだあまり知られていないeスポーツの世界ですが、世界では既に盛り上がっているようです。
 大きな大会が毎年沢山開催されており、その賞金総額は20億円ともいわれています。

 また、大会に入賞するプロゲーマー達には企業スポンサーがついたり、プロゲーマーチームに所属したりしています。

 Amazonが運営するゲーム実況配信サービスの『Twitch』は、サブスクライブ(購読)といわれる仕組みを導入しており、その仕組みを利用し、安定収入を得ているゲーマーも多数出現しているようです。

 サブスクライブとは、気に入った配信者をサブスクライブすることでスポンサーとして月5ドルから支援が出来る仕組みです。

 サブスクライブがあることでストリーマーといわれる配信者は、その年収が億を超える人も出現しているそうです。

 このように既に「プロゲーマー」という職業はアフィリエイターやユーチューバーと変わりなく「食える職業」として確立してきていると言えるのではないでしょうか?


■今後ますます発展するか?eスポーツ業界

 「ゲーム」のイメージと遊び方はこの30年で大きく変化をしました。

 これからの時代、eスポーツはこれまでの野球やサッカーのような人気スポーツとなる可能性を秘めているのではないかと感じます。

 米国の調査会社「Newzoo」はeスポーツ業界の売上が2018年に9億500万ドル(約970億円)に上る見込みだと予測しました。
 2017年の6億5500万ドルを比較すると、38%もの増加になります。
 さらに各企業からの投資額も前年比で48%増と見込まれているそうです。


 最後にeスポーツ関連銘柄と言われている企業を取り上げます。
 大会やイベントを開催したり、eスポーツプロチームのスポンサー企業など、eスポーツに注力しています。

3659 ネクソン
3664 モブキャスト
3760 ケイブ
3904 カヤック
3911 Aiming
4751 サイバーエージェント
7832 バンダイナムコホールディングス
9468 カドカワ
9684 スクウェア・エニックス・ホールディングス
9697 カプコン
9766 コナミホールディングス


 今後もeスポーツに力を入れる企業があれば注目していきたいと思いましたが、いかがでしょうか?


(梶原)


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アウトプットの方法から逆算した最適なインプット方法



 梶原真由美です。

 前回のコラムで声のブログ「voicy」が
 とっても良いという話をしました。
http://www.okuchika.net/?eid=7700

 その後も毎日のようにvoicyの配信コンテンツを楽しく聞いています。

(最近、娘がイヤフォンの存在に気が付き始めているのが恐怖なのですが…)


 さて、前回の記事を書いてから考えたことがありました。

 私は「本を読む」のがとても苦手です。
 嫌いな訳ではないのですが、正直苦痛です。

 しかし不思議なのですが短文であるブログやweb記事、動画は苦痛なく読める(見れる)のです。

 更にはvoicyを試してみて聞く事は苦痛どころか楽しいと感じました。

「では今後は全部聞いてインプットすればいいのかしら?」
と一瞬思ったのですが・・・

 気になったのは「読む・聞く」のインプット効率はどの程度違うのだろう?ということです。


■話す・書くは異なる能力


 私は仕事でのアウトプットは「話す」ことがメインです。

 「書く」事はこのコラムを2週間に1本書いているのみで他に定期的な執筆業務はしていません。

 このコラムを書き始めて、読書習慣のなかった私は「話す」とは違う「書く」ことの難しさに四苦八苦しました。

 なぜ四苦八苦したのか理由を考えてみると話し言葉と文章は同じではないので文章にした時に、自分が考えていることをどのように表現したらよいかがわからなかったのです。
 つまり「語彙力」が不足していたんですね。

 私は昔から人と話すことは大好きなので今までも人生の大半を会話を通してインプット・アウトプットしてきたのだと思います。

 ですから、「話す」アウトプットや「聞く」インプットは今までの経験で自然と力がついていたのではないかと思います。

 一方で読書をしたり、文章化して物事を伝える作業をしてこなかったので、「読む」インプットと「書く」アウトプットは未熟であり、このように苦労したのではないかと仮説を立てました。


■「読む・聞く・見る」のインプット効率はどの程度違う?


 「提示モダリティ効果」と称して、視覚的・聴覚的に情報収集をした場合の記憶の残り方について研究論文がいくつか発表されていました。

 結論は論文ごと複数存在していますが三宮真智子氏の「文章記憶におけるモダリティー効果」では

・難易度の高い説明文において
 「聞く」ほうが「読む」より再生成績が優れていた。

・速度の速い条件下においても
 「聞く」ほうが「読む」より優れていた。

・難易度の低い説明文あるいは速度の遅い
 条件下では違いは見られなかった。

と結論付けています。

 しかし、その後発表された岡氏・田中氏の共同論文
「文章の記憶と理解に及ぼす提示モダリティの効果」では、
詩の記憶や理解を材料として実験をした結果
インプットの手段が「読む」「聞く」
どちらであっても
「口頭」での再生によるアウトプット成績に
違いは見られなかったとしています。

 実験の条件下で結論が異なるということはアウトプットの方法(目的)によって最適なインプット方法は異なるということなのではないかと考えました。


■多くの人は見たり、聞いたりした言葉を「流用」つまりマネしている


 私もそうなのですが、誰かの文章やセミナーを聞いて

「お、この言い回し使えるな」
「この説明文はとてもわかりやすいな」

と感じて、そのまま自分のコンテンツや説明時に流用(マネ)することってありませんか?

 これを語彙力や表現力とも言い換えることが出来るのかもしれませんが、このように「流用(応用)のしやすさ」は結構重要でアウトプットが「書く」ことである人は「文章」でのインプット、アウトプットが「話す」ことである人は「聞く」インプットがそれぞれ流用しやすく、それぞれのインプット方法として適している可能性があると感じました。

 もちろん、話す・書くのアウトプットが両方出来ることが理想的ではありますので最終的に私は読書からは逃げられそうもありませんが(笑)

 もし、私と同じように読書が苦手で「頭に入ってこないなぁ」と思う方がいたらインプットの方法を「読む」から「聞く」に変えてみることをおすすめしたいと思います。


(梶原)


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放送局アプリvoicyのススメ



 梶原真由美です。


 娘は4月で2歳になりました。
 噂のイヤイヤ期というものがやってきて

 毎朝の忙しい時間に「オムツ」「朝ごはん」「着替え」を全部拒否され強制しようものなら号泣され・・・。
 保育園に送り届ける頃にはヘトヘトな毎日です。

 体力もついてきて、夜もなかなか寝てくれません。
 寝室に入ってから2時間寝ない日もあり、暗闇の中、じっと子が寝るのを待つ寝かしつけの時間はなかなか苦痛です。

 そこでイヤフォンを使い耳で聞く音声コンテンツなら時間潰しになるかなと考え、放送局アプリvoicy(ボイシー)をダウンロードしてみました。


■voicyとは?

 今日を彩るボイスメディア「voicy」
 https://voicy.jp/

 voicyを一言で説明すると、どのような表現になるかと色々調べたのですが、1番しっくりきたのが「声のブログ」でした。

 voicyのメインコンテンツは配信者の「トーク」です。

 voicyでは配信者(パーソナリティ)が個別に放送局(チャンネル)を開設することが出来ます。

 配信コンテンツは1分〜10分単位で収録がされており、それぞれにタイトルが付けられて保存されています。

 その様が、まるでブログ記事のようなのです。

 リスナーは「好きな時」に「好きな配信者」の「好きなコンテンツ」を選んで聞くことが出来ます。

 これがとにかく簡単で使いやすいのです。

 私の場合は家事をしながら、子どもを公園で遊ばせながら、寝かしつけをしながら聞いています。

 目は愛い子の笑顔や寝顔を見ながら耳だけで情報収集が出来るところがとても気に入っています。

 子が急に泣き出したりなど、中断しなければいけない時もよくあるのですが、放送を止めたり、巻き戻し再生も簡単にすることが出来るので操作にストレスがありません。


■おすすめの放送局

 まずはランキング上位の配信者のコンテンツの中から題名が気になるものを聞いてみる事をおすすめします。

 「声」にも表情があると思うので、質・速度・テンポ・口癖など人によって好みがあると思うからです。
 やっぱり心地よい声を聴いていたいですよね。

 私も最初は色々な配信者のコンテンツを無差別に聞いていましたが、2週間ほど前から、ランキングに顔を出し始めた配信者「サウザー」さんの放送局「サウザーラジオ〜青雲の誓い」がとても面白く、以来、毎日聴くようになり
ました。

 皆さん同じことを思うのか、サウザー放送局はどんどんランキングを上昇し、あっという間に1位に輝きました。

 サウザーさんは現在30代の男性で子どもの頃から、どうしたら働かなくても生活が出来るようになるか?を考え続けていたそうです。

 大人になって、大手企業に就職をするも組織社会や労働者としての立場に疑問を持ち続け労働者として働いたお金を「タネ銭」として、老朽化した建物付き不動産を購入し自身で修繕し、商品化して賃貸市場に出すという方法で「自分の商品」を持ち、現在はそちらを本業として不労所得を得ているということです。

 自身の経験から語っているからか、サウザーさんの言葉は非常に心に刺さるものがあります。

 資本主義経済とは何か?
 経営者と労働者の違いとは?

 彼なりの言葉と解釈での説明はとにかく面白いのです。

 「百聞は一聴にしかず」

 ぜひみなさんにも一度聴いていただきたい放送です。


(梶原)


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マネープラン作成を外注する3つのメリット

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 みなさん「マネープラン」をご存知でしょうか?

 なんとなくイメージを持っている方も多いのではないかと思うのですが、恐らくボヤッとしたイメージなのではないかと思います。


 マネープラン作成を私流に定義するならば、

 将来へ向けてやりたい事を実現しながらでも
 家計の資金繰りが可能かをシミュレーションし、
 「各種調整」を行いながら将来設計を明確にする作業

といったところです。

 ここでいう「各種調整」は、収入支出及び保険の見直しであったり、資産運用を取り入れる事だったりします。

 自分の人生設計ですから、マネープランは自分自身で作成するものだと思いませんか?


 しかし、多くの方は私たちのようなプロに作成を外注します。

 なぜ外注するのでしょうか?

 当たり前ですが、外注するメリットがあるからです。

 私は8年ほどFPとして人様のマネープランを日々ひたすらに作成し続けているのですが、自分のマネープランを他人に作成してもらうメリットについて改めて考えてみました。

 手前味噌になりますが、数百世帯のプランを作成してみて感じることを率直に綴ります。


■1.自分で考えるよりも選択肢が広がる


 マネープランはライフプランとも言い換えが可能ですが、将来設計なので、考えなければいけない範囲は多岐に渡ります。

 具体的には、子どもの教育、住宅ローン、老後(年金)、税金などなど…。

 FP資格を取得する際には、ライフプラン、リスク保険、税金、不動産、相続、金融資産の6つの分野を幅広く学びます。

 私も最初にFP資格を学び始めたとき、その範囲の広さに驚いたものですがこのように、広く浅くバランスの取れた知識を持っているFPに相談することは、自分の課題がどこにあるのか?を考えたり解決方法を模索する時の選択肢が、自分で考えるよりも大きく広がるのです。

 これはFPに限らずその道のプロに相談するメリットとも言えますが、マネープランにおいては、そのプロフェッショナルがFPであるということです。


■2.家族がいる場合、意見がまとまり易い


 個人的には相談を受けていて1番喜ばれていると感じる部分です。

 成果や数字に表現できないことなので、伝わり難い部分ですが、その役割は小さくないと感じています。

 例えば、近々入籍するというカップルが相談に訪れる事があります。

 結婚生活をスタートするということは、今まで自分の収入を自由にしていたお互いが、今後はチームとなってお互いに人生目標を共有し、財産を作っていくことになります。

 マネープランをパートナーと共有しておくことは、結婚式を挙げる、新居を決める、親へ挨拶を済ませる事等よりもしかしたら重要だったりするのです。

 しかし恋人同士だった二人がいざ結婚をするからとお互いの収入や支出、財産状況などをいきなり開示し合うのは奥ゆかしさを重んじる日本人らしい話ですが多くの方にとってハードルが高いらしく、そこで賢い方は、

「これからの結婚生活のために二人のマネープランを作成しよう」

などと言ってパートナーを誘い、FPの元に訪れるのです。

 すると、私たちは勿論その全てを聞き出しますから、自然とお互いの現状についてや将来へ向けての意見が聞き出せるのです。

 大切な家族だからこそ、話し難い話題は沢山あります。
 相続について考えておきたい、生活支出を見直したい、転職を検討したい…。

 重要な議題だけど、家族だけで話し合いを進めると問題が起きそうな議題についてファシリテーター(進行役・調整役)としての役割を求められていると感じることは多いです。


■3.プラン達成へ向けての強制力が高まる(ライザップの法則)


 苦労して作成するマネープランですが、今作成したものが生涯に渡って有効かというと残念ながらそうもいかず、人生は山あり谷ありで計画外のことが殆どの人に発生します。

 また、ダイエットの計画と同じように、計画を実行しなければマネープランは「絵に描いた餅」であり、なんの効果も発揮しません。

 顧問顧客に対しては、最低でも1年に1度お会いし、最初に作成したマネープランについての進捗状況を確認します。
 予定通りに進んでいない場合には、原因を解明し対策を講じます。

 すると、

「この間、急に高価な物が欲しくなったけど梶原さんの顔が思い浮かんで思いとどまったのよ」

「車の買い替えを検討しているが、妻が梶原さんにOKを貰ってからにして欲しいというので」

 実際にこのような連絡が来るのですが、どうやら私たちの存在が、人生の至るところに存在する誘惑に打ち勝つ、自制心に働きかける様なのです。

 <結果にコミットする>で有名なライザップ方式と良く似ていますね。

 計画の立案から実行まで他人にサポートしてもらうことで、達成率を飛躍的に上げることが可能となります。


 さて、今回は作成・サポートする側から、お客さまがマネープラン作成を私たちに外注する理由について考えてみました。

 しかし、作成にはお客さま側にもそれなりの時間と労力が発生するので、作成を躊躇してしまう方がいるのも事実です。
 一方で、そこを乗り越えて作成に踏み切る方は上記のメリットを享受することが出来ています。


 未作成の方は新しい年度がはじまるこの時期に、ご自身のマネープラン作成に臨んでみてはいかがでしょうか?


(梶原)


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1億円あればセミリタイアは可能か?

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 先日このような記事を見かけました。

 仕事やめたい40歳 遺産1億円で人生逃げ切れる?
 (NIKKEI STYLE)
 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO27075580Z10C18A2000000


 私は実務でこの記事のように、40歳でアーリーリタイアをしたいといった相談を受けたことは今のところありませんが、退職時に保有する金融資産でリタイア後の人生が成り立つかの診断を希望される方は多いです。

 その場合、将来シミュレーションである個人キャッシュフロー表を作成して診断するのですがその際に特に重要な情報は以下の3つで、これは人それぞれ異なるものです。


「希望の生活(費)」
「運用利回り」
「年金受給額」


 逆に言えば、これらの情報があれば、自分自身で将来シミュレーションをすることが可能です。


 そこで、面白いサイトを見つけたのでご紹介します。

「今ある貯金だけで生き延びていこうとした場合、貯金が何歳まで保つかを試算します。」
 http://fukuoka.jpn.org/befree/index.cgi


 このサイトでは、
年齢、現在の貯蓄額、その利回り、年間支出額、年金、インフレ率
を入力すれば、現在の貯蓄額で何歳まで生活可能かを診断してくれるものです。

 入力で躓く人がいるとしたら、「年金額がわからない」ケースが多いのではと思います。

 そういった方は、いえ、そうでない方も

ねんきんネット(日本年金機構)
https://www.nenkin.go.jp/n_net/

こちらに登録をおすすめします。

 「ねんきんネット」はこれまでの年金記録や、将来受け取る年金の見込額などご自身の年金に関する情報をパソコンやスマートフォンから、いつでもどこでも確認できるサービスです。

 簡易シミュレーションでは、現在の仕事を60歳まで継続した場合、受け取れる年金額はいくらか?

などをすぐに調べることが可能です。

 ねんきん計算で複雑なのは、厚生年金の場合、受け取る給与額(標準報酬月額)によって将来の受給額が変化するところなのですが、ねんきんネットではリアルタイムで自分の標準報酬月額が更新されていくので、より正確な試算が可能です。

 最近はマネーフォワードとの連携までしています。


 ねんきんは皆さんの大切な将来資産なので、より正確な数字を把握するために、ねんきんネットに登録しましょう。


 さて、話を戻しますが、40歳、遺産1億円の例を試算してみましょう。


<共通条件>
 年齢:40歳
 現在の貯蓄額:10,000万円
 年金受給開始年齢:65歳
 受給年金月額:7万円
 年間インフレ率:1%
 受給年金額のインフレ連動:「しない」

※受給年金月額は22歳〜40歳まで厚生年金、その間の平均年収400万で想定


<年間支出額360万円・年間利息0%>
 65歳で赤字転落

<年間支出額360万円・年間利息3%>
 83歳で赤字転落

<年間支出額240万円・年間利息0%>
 79歳で赤字転落

<年間支出額240万円・年間利息3%>
 100歳以上黒字、逃げ切り可能?


 上記のような結果になりました。


 試算結果で明確なのは、保有金融資産を有効活用していくことが必須となりそうな点。
 また、決して豪遊は出来ず、慎ましやかに生活をしていくことが必要であることがわかります。

 支出の管理・資産運用などが得意な人は良いと思いますが、そうでない場合、結構難易度高いと思いませんか?

 それよりも、若い内に1億持ったら自己投資して、好きなことで継続的に稼ぐチカラを身に付ける方が難易度も低く、将来も安定すると思うのです。

 例えば、冒頭の記事の男性はゲームが大好きということですが、好きなゲームをネタにブログを書いたり、ゲームプレイを実況配信をしたりそれらをマネタイズし生活している方は普通にいますので、そういった方向を目指す方が人生楽しいのではないかと思うのですがいかがでしょうか?


 金融資産を有効活用することは重要です。

 一方で同じくらいに重要なのは、楽しく長く働く事だと思っています。
 楽しく長く働く為には、好きなことを仕事にする事がポイントです。

 昔に比べるとその手段は明らかに増えていると思います。

「そんなことは無理だよ」と思考停止せずに、1度お風呂の中などでゆっくり考えてみてはいかがでしょうか?


(梶原)


プロフィール:梶原真由美(かじはら まゆみ)
ファイナンシャル・プランナー
日本ではまだ珍しい顧問契約制のFP会社である
株式会社マネーライフプランニング所属。
1976年千葉県生まれ。40歳で出産、
12歳年下の夫と長女の3人家族。


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書評:未来の年表



 ご存知の通り、我が国は将来へ向けての様々な問題を抱えています。

 その代表的な問題として高齢化が挙げられます。


「人類未曾有の超高齢化社会」

「社会保障は1人の老人を1人の若者が支える肩車型」

 こういったキーワードを耳にする事は、最近では日常茶飯事となっています。

 では具体的に、日本の人口1.27億人がいつ・どのくらいの割合・スピードで高齢化するのか?

 高齢化すると世の中はどう変わるのか?

 具体的にイメージ出来る人はそう多くはないのではないでしょうか?


 今日ご紹介する本は、社人研(国立社会保障・人口問題研究所)が発表している人口推計が実際のものとなった場合の日本の姿を予想した、なかなかショッキングな内容となっています。


 未来の年表
 人口減少日本でこれから起きること
 著者:河合雅司 (講談社現代新書)
 http://amzn.to/2Cv0ry2


 それでは本書の内容をご紹介していきます。


◆未来予測の中でも正確性が高いと言われる「人口推計」

 現代は変化の激しい時代で、数年後には何が起きるかを予測することさえ難しくなっています。

 新聞や経済誌で経済予測や為替予測を専門家が発表しているのをよく見かけますが、予測が的中することは稀です。
 それだけ予測が難しいことを意味しています。

 しかし、人口学に基づいて作成される人口推計は経済や社会予測と比較して遥かに正確な予想が可能と言われていますが何故でしょうか?


 人口は、『出生』・『死亡』・『移動』という三つの独立的な要因の総合効果で決まります。
 たった3つの変数で予測出来ることが、正確性が高い理由だと言われています。

 社人研が5年ぶりに改訂した「日本の将来推計人口」を駆使して、日本の未来図を描いた内容となっています。


◆日本の将来推計人口(平成29年推計)

※中位仮定の場合

2015年
 総人口: 1億2,709万人
 生産年齢人口:7,728万人(60.8%)
 老年人口:  3,387万人(26.6%)
 年少人口:  1,595万人(12.5%)

2040年
 総人口: 1億1,092万人
 生産年齢人口:5,978万人(53.9%)
 老年人口:  3,921万人(35.3%)
 年少人口:  1,194万人(10.8%)

2060年
 総人口:   9,284万人
 生産年齢人口:4,793万人(51.6%)
 老年人口:  3,540万人(38.1%)
 年少人口:    951万人(10.2%)

2065年
 総人口:8,808万人
 生産年齢人口:4,529万人(51.4%)
 老年人口:3,381万人(38.4%)
 年少人口:898万人(10.2%)


 50年後の総人口8,800万人は戦後1950年頃の日本の総人口程度ですが、大きく異なるのはその構成内訳です。

 子供が10人に1人、一方、高齢者は2.5人に1人、働くことが可能な年齢の人は2人に1人です。

 この内訳が映し出す未来はどんなものなのでしょうか?


◆人口減少イベントカレンダー(抜粋)

 本書内では人口減少によって今後起こることをカレンダー形式で時系列に説明しています。抜粋でご紹介します。

2017年
 おばあちゃん大国に変化
 日本人女性の3人に1人がすでに65歳以上

2020年
 女性の2人に1人が50歳以上

2022年
 「ひとり暮らし社会」が本格化する
 独居世帯は3分の1超

2025年
 ついに東京都も人口減少へ

2027年
 輸血用血液が不足する

2033年
 全国の住宅の3戸に1戸が空家になる

2039年
 深刻な火葬場不足に陥る

2040年
 自治体の半数が消滅の危機に

2065年〜
 外国人が無人の国土を占領する


 いかがでしょうか?
 全然楽しそうな未来じゃなくて残念どころか少しぞっとしますね・・・。

 勿論、的中する未来予想図ではないですが、少なくとも「今のままでは」こうなってしまうだろうという話です。


 本書では、これらの仮説についての具体的説明がされています。

 また後半部分では解決策として「戦略的に縮む」ことを提言しています。


◆大事なのは年表に怯えることではない

 本書を手に取る上で重要なのはショッキングな未来予想図に怯えることではなく人口推計が現実となった場合の「日本の規模感」を頭にイメージ出来るようになる事だと感じました。

 今後、私たちが長い社会経済生活を営む上で、この規模感を持っているか否かで、随所での重要な意思決定に大きな違いを生むと思うからです。

 例えば住宅を買おうと思う時。
 転職を考えた時。選挙で投票をする時。
 あるいは、子どもの進路について助言するとき・・・

 これらの情報を知っているか否かでは、意思決定が異なる。
 私はそう思います。


 みなさんはいかがでしょうか?
 ご興味を持たれた方は、是非ご一読いただき感想などをお寄せいただければ嬉しいです。


(梶原)


プロフィール:梶原真由美(かじはら まゆみ)
ファイナンシャル・プランナー
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書評:となりの億万長者



 みなさんは「億万長者」と聞いて思い浮かぶイメージはどのようなものでしょうか?

 私が以前まで抱いていた「億万長者」のイメージはこうでした。

・高級住宅街に〇億円の豪邸を建てる

・ポルシェ・BMWのような高級外車を複数所有している

・毎年の高額納税者番付に名前が載っている


 しかし実際、ファイナンシャル・アドバイザーとして数百世帯の所得と貯蓄額を見ていると気が付いたのです。

 「資産」と「所得」は同じではない

という事実に。

 その事実を丁寧に解説し、且つ「億万長者」になるための秘訣が書かれている本をご紹介したいと思います。


 【新板】となりの億万長者 成功を生む7つの法則
 トマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンコ著
 早川書房
 http://amzn.to/2CkcnOJ


 マーケティングのプロである2人の著者は、1980年から人はどうやって金持ちになるのかを研究しはじめ、ほんとうの金持ちは誰なのかを探し当て、どうすれば普通の人が金持ちになれるのかの法則を分析し発見しました。

 本書での億万長者の定義は

「純資産総額が100万ドルを持つ人」です。

 全米1億世帯のうち、わずか3.5%だそうです。

 彼らは調査のために500名以上の億万長者と面談し1万1,000以上の資産家や高額所得者にアンケート調査を実施し、彼らにアドバイス与える立場にある公認会計士などの専門家にも取材しました。

 そして見つけた発見は

「アメリカの億万長者の半分は高級住宅街に住んでいない」

ということでした。


 そこで彼らは、

『労働階級の住む地域の質素な家に住む目立たない億万長者=「となりの億万長者」』

として彼らのライフスタイルを研究したのです。


■資産家のライフスタイル 7つのポイント

・収入よりはるかに低い支出で生活する

・資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している

・お金の心配をしなくて済むことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える

・社会人となった後、親からの経済的援助を受けていない

・彼らの子供たちは、経済的に自立している

・ビジネス・チャンスを掴むのが上手だ

・自分にぴったりの職業を選んでいる


 著者が何度も本書で強調しているのは

「どんなに所得が高くても、支出も多ければ資産は増えない」

という単純な事実であり、可視化するための指標として

年齢×税引き前年収÷10= 「期待資産額」

としています。


 例えば以下の男性の場合、

年齢45歳
年収1,500万
大手広告代理店勤務

 一見、なかなか稼いでいるイメージですよね。
 私はハイブランドのスーツや腕時計をして「出来るサラリーマン風」の男性が頭に浮かびました。

 この男性の「期待資産額」は
40×1,500÷10=6,000万

 つまり6,000万の純資産を保有していないと蓄財劣等生であり、保有していれば蓄財優等生、つまり将来の億万長者候補だということになります。
 収入だけではその人がお金持ち(候補)であるか否かを測ることは出来ません。


■億万長者のイメージが間違っている


 本書にも書かれていましたが、マスコミが世間に教えてくれるのはハリウッド女優がいかに高価な買い物をしたかのニュースや、大物俳優が豪華絢爛な自宅を披露している番組なので、私たちはあれが億万長者の姿なんだと刷り込まれてしまいます。

 しかしそれは仕方がないことで、実際の億万長者の生活は
「倹約そして倹約」
なので、退屈でニュースや番組にはならないのです。

 ですから私たちは自らその事実に気がつき、考えることが必要です。
 稼ぐことのノウハウは巷に溢れていますが、倹約は貧乏人のすることだと思っている人も多いのではないでしょうか?

 豪遊するために億万長者になりたいと思っていませんか?
 残念ながらそのように考える人は億万長者にはなれないでしょう。

 著者が「マーケティングのプロ」であったことも重要です。
 マーケッターですら長年の研究でこの事実に辿り着いたのですから、いかに世間一般の億万長者のイメージが間違っているかということです。

 私もこの仕事を通じて、沢山の世帯の所得と資産を見てきましたが、どんなに所得が高くても、資産が築けない人は沢山います。
 そういった方は高級住宅街に住み、高級車に乗って、洋服を沢山買います。
 年収2,000万あるのに、資産も年収と同程度しかない場合は大抵このタイプです。

 所得の高さと資産の額は必ずしも比例しません。

 どんなに所得が高くなろうとも計画性を持って自分を律する高い精神力を持つ人が億万長者になります。これは断言出来ます。

 本書では上記7つのポイントを事例を紹介しながら丁寧に解説しています。

・そこそこ稼いでいるのにお金が貯まらない
・家計の年間支出が頭に入っていない
・資産の殆どが預貯金
・子どもへの教育を熱心に考えている
・親の援助を受けている

 このような人にはぜひ本書に目を通してもらいたいなと思いました。


(梶原)


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億近執筆陣の素顔 成功する個人投資家とは



 私が億の近道で執筆をさせていただいてから約1年が経過するのですが、先日、億近執筆陣の新年会に参加してきました。

 私は個人向け金融コンサルティングとして仕事をしている事もあり、個別株は専門外で運用手法も超長期国際分散投資が専門です。

 ですから普段は個別株の投資家さんとお会いする機会はなく、どんな人達なんだろうと興味深々で参加してきました。

 その感想をレポートしたいと思います。


<参加した人>

水島寒月さん(金曜日)
山本潤さん(火曜日)
炎のファンドマネージャーさん(月曜日)
小屋洋一さん(水曜隔週)


 さて、みなさんは成功している個人投資家ってどんなイメージ持ちますか?

 私は(全国の個人投資家さん、すいません)根拠なく以下のイメージを持っていました。

・お金持ってる風外見してそう
・お金の話大好きそう
・超論理的思考そう
・無駄が嫌いそう
・合理主義で冷たそう

※梶原の独断と偏見です。


 実際は全く違いました。


 まず見た目や服装。

 普通の人と何ら変わりありません。

 むしろユニクロ大好きとか言っていました。

 私も好きです、ユニクロ。

 (たぶん)凄くお金持っているのだと思いますが、お金を大切にしており、シンプルに生活しているのだと思います。

 次に会話の内容。

 どれだけ株式大好きなの?
 という位、銘柄の話で盛り上がっていました。

 盛り上がる方向性が

「どの銘柄があがった」「下がった」
 という話ではなく

「●●社にインタビューしてきたのだけどここの社長はとても社員想いで良い社長だった」

 こういう視点で盛り上がっているのです。

 ああ、彼らは
 「株式」を通じて「会社」を応援しているんだな。
 当たり前のことかもしれませんが、そう強く感じました。

 また、(私が勝手に妄想していた)
「▲▲万円儲けたやったぜ」といった自慢等も全くなく、株式愛に満ちた楽しい会となりました。

 株式投資は未来を語るので考え方が非常にポジティブ・前向きなのも特徴でした。

 億近執筆陣の面々とお会いして私の「成功している」個人投資家のイメージは以下に変わりました。

・謙虚である
・倹約家である
・お金を大切にする
・ポジティブである

 私も小屋に「落ちてるお金は拾え(1円でも大事にしろ)」と言われてから、道に落ちているお金を見つけたら誰にも負けない速さで拾うことにしています。

 お金に愛されるためにはお金を大切にしないといけないのでしょうね。


 いかがでしたでしょうか?

 今回はちょっと趣向を変えて億近執筆陣の面々の素顔についてと、成功する個人投資家のパーソナリティについてお伝えしました。


(梶原)


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