億の近道2018/12/13


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投資情報メールマガジン                  2018/12/13号
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
        (本日の担当:街のコンサルタント)


           ◆コラム「投資あれこれ」


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■お知らせ 残席あと少し、申込受付中!!


【炎氏、山本潤氏ほか億の近道執筆陣出演 記念座談会開催!】


 12/24午後に、都内で億近19周年+リンクス1周年記念のイベントを
行います。

 メインは億近執筆陣の座談会。クリスマスイブの午後、楽しいイベント(と
思います)で、年末のひとときをお楽しみ下さい。

 億近執筆者の座談会に加え、銘柄研究発表(予定)や億の近道過去の振り返
りなどを行います。


■日時:12月24日(月・祝)
   13:30〜16:30

■場所:東京都(詳細はお申し込み後にご案内いたします)

■参加費用:3,000円(税込)

■イベント内容:

 ◆記念座談会
  登壇者:炎のファンドマネージャ氏 http://okuchika.net/?cid=9
      山本潤氏 http://okuchika.net/?cid=6
      YEN蔵氏 http://okuchika.net/?cid=15
      小屋洋一氏 http://okuchika.net/?cid=36
      ほか(現在調整中)
   司会:内田まさみ氏 https://www.nikkei-cnbc.co.jp/anchores/uchida

 ◆銘柄研究発表ほか
 ※内容・登壇者は変更することがあります。

■申込方法:
 以下のリンクから、必要事項をフォームに入力し、
 その後クレジットカード決済(paypal)にてお支払い下さい。

 お申し込みはこちら ⇒ https://goo.gl/3Z7Eqw

 座談会で語って欲しいテーマなどありましたら、入力フォームのコメント欄へ
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■注意事項■
 お申し込み後、ご入金頂いた参加費用は当日遅刻及び欠席された
 場合でも原則として返金致しませんので、ご了承下さい。
 当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。

 なお、今回は懇親会はありません。

 みなさまのお申し込みをお待ちしております。


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◆コラム「投資あれこれ」


 相変わらずトランプ政権の無茶振りが伝わってきます。とは言え、その無茶
なトランプ大統領のお蔭で、今まで倫理観も遵法意識も欠落していた、やりた
い放題の中国狂産党の悪事が徐々に是正されることに溜飲を下げているところ
でもあります。
 私と同じような気分の方も多くいらっしゃるのではないかと(笑)

 確かに、そろそろ中国政権の悪事を叩いておかないと手が付けられなくなる
恐れがあります。公海上に勝手に国境線を引き小国を脅し、買収し、隙さえあ
れば他人の物や技術を盗み取り私腹を肥やすと言う、やっていることは詐欺集
団や強盗と一緒ですから。

 国際司法裁判所の決定を「紙クズ」と言い捨てる一方で、「国際法に則って
・・・」と主張するのですから、その横暴ぶりに呆れます。約束を守れず、法
律も無視する国が増えているのですから金融市場も不安定になります。

 トランプ大統領がもう少し賢く、且つ目立ちたがり屋で無ければ西側諸国で
一致団結して効果的に対処するなどが出来るだろうに、などと残念にも思いま
すが、西側にも平気で抜け駆けする(狡賢い)国もありますので、何とも…。


 さて、10月からの原油価格の急落は景気鈍化懸念を理由として投機資金が
大きく引き上げられた結果なのでしょう。今年9月までの値上がりは、各地の
紛争拡大やトランプ政権の無茶振りによる需給ひっ迫懸念を理由とした投機資
金の流入が需給要因以上に価格を押し上げた結果であり、そして投機資金の退
潮とともに価格も下落しました。米国ナスダックの価格動向も原油価格動向に
似ています。

 主要国の低金利(大量資金供給)政策が長く続くことで投機的資金が膨張し、
あらゆる市場に流れ込んでいることが見て取れますが、今年はその流れに徐々
に変化が出始めている訳です。
 相場の乱高下が激しくなった後に相場がピークを迎えることが多々あります
ため、米国株式を筆頭に注意が必要と考えています。流石にナスダックについ
ては2009年からの上昇相場が終わった可能性が高いと感じています。考え
られるプラス要因はほぼ織り込んでしまったように見えます。そこに貿易摩擦
の拡大ですから。

 株式投資は余り得意では無いのですが(汗)、元々個人的には、1980年
代後半の株式相場や経済動向などを参考に、2018年末〜翌年春の時期に、
又はTOPIXで1,850前後に日本株市場がピークを迎えると仮定してい
ましたので、今年は既に「ピークを付けたのかも知れない」との前提で株式を
保有しています。

 それ故、昨年から今年にかけては大きく値上がりした銘柄は売り、買いつけ
る場合には長期保有が可能な高配当及び好株主優待の銘柄を中心に、安くなっ
たと思えたときに少しずつ広く分散する戦略にしています。そんな気弱な分散
のお蔭で?この数か月間で評価損は増えているものの、大きな値下がりは避け
られています。

 もちろん失敗した銘柄もあります。バリュー銘柄への投資では業績が良くて
も配当性向の低い銘柄は避けていたのですが、安くなったからと、優待に釣ら
れて安易に買ってしまった銘柄です。案の定、ダラダラと下げています。
 ここには偉そうに書きながら実際にはこれですから…
 人間の欲と言うものは(汗)

 海外株式ETFなども昨年暮れから今年にかけて半分をキャッシュ化し、今
後の投資に備えていましたが、今年の夏頃までの値上がりには焦りました。
 早まったかと(また汗)

 今年からは米ドルへの投資分が減っていますので、そろそろ海外通貨への投
資分を徐々に増やさねばと考えている次第です。

 将来は「日本の国力低下→円安」と考えているものの、上手く踏み出すタイ
ミングを掴めず悩ましいところです。米国の利上げが落ち着いてくれば円高に
振れそうですし、今年春からの新興国通貨の下落が大きかったことでも海外投
資に二の足を踏んでいます。


(街のコンサルタント)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び
調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


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 第39回「米中対立と株価」
 【YouTube】https://youtu.be/5BLbk_Qs-kI
 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/so34315165

 ぜひご視聴下さい。

 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5〜6分にまとめておりますので、
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ので宜しくお願いします。


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億の近道2018/12/12


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             −本日の目次−
          (本日の担当:式町みどり)


    ◆コラム「為替市場動向〜米国の長短金利差の行く末〜」


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【新刊のお知らせ】


 山本潤氏の15年ぶりの新刊が上梓されます。

「1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本」
 山本 潤(著) 皆木和義(著) かんき出版

 来年1月23日発売です。
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◆コラム「為替市場動向〜米国の長短金利差の行く末〜」


 米中貿易交渉の進展を見て、今日の東京株式市場は久しぶりに大きく上昇し
ました。
 一方、為替市場では、英国のEU離脱合意案の議会採決の延期を受けて、メ
イ首相への不信任案決議の必要人数が揃ったとの報道からポンドが売られたた
め、全般的にドル買いの流れに。ドル円相場は113円台半ばまで反発してい
ます。
 ドル円相場は、リスクオフマーケットでも、底堅い動きで推移。下値での実
需買いが推測されます。


 さて、年の瀬のあわただしさの中、来週18〜19日は今年最後のFOMC
(米国の金融政策決定する会合)があり、今年4回目の利上げがあるのかに注
目されます。
 低金利のサポートによる景気持続を目指すトランプ大統領からは、≪利上げ
けん制発言≫も聞かれましたが、また、エコノミストによる利上げの確率予想
は74%(Bloombergによる)と微妙です。
 決定前週に発表される最新のインフレ指標や景気指標も参考になると見られ
ます。

 11日の生産者物価指数は2.5%と予想通りで、エネルギー価格下落にも
拘わらず、他の物価は堅調な動きでした。本日12日発表予定の消費者物価指
数、14日の個人消費や鉱工業指数も注目になります。

 FOMCを控えた先般、パウエルFRB議長が今後の利上げに関してトーン
ダウンしたこともあり、長期金利(10年物利回り)は3%を割れ、一時2.
8%前半まで低下しました。(直近は2.88%)

 さらに、長期金利の水準よりもマーケットが注目したのは、長短金利の逆イ
ールドが示現したことでした。逆イールドとなったのは、3年VS2年、5年
VS2年でしたが、10年VS2年の利回り格差もついに直近で0.11%迄
縮小して来ています。


 何故、この10年/2年の利回り格差が注目されるかと言えば、このコラム
でも何度か取り上げてきましたが、今後の景気見通しのある種の指標と見られ
ているからです。
 10年/2年の格差が逆転して平均約16.8カ月後に米国の景気が後退す
るという過去の例によるもので、例えば、記憶に新しいところでは、2006
年初に逆転(最大0.11%2年債が10年債を利回りで上回り)、その後2
年弱の2007年末から景気後退が始まりました。
 それ以前ではITバブルの2000年初に逆イールドとなり、翌年3月から
景気後退時期がありました。80年代、90年代にも類似の事例がありました。


 長短金利が逆転する背景には、

1)2年債という短期債に利上げを織り込み過ぎた場合
2)10年債に今後の景気見通しを悲観的に織り込みすぎる場合
があります。

 量的緩和政策の導入などでリーマンショックから回復が見えた2010年に
10年/2年の格差は最大で2.8%ありました。超低金利を経て、短期金利
が正常化へ向かう中、格差はどんどん縮小。今年初は0.54%から直近0.
11%へ。この水準は、過去10年間で最も縮小しています。

 FRBが短期金利の景気への影響をどう考えているのか? 来週のFOMC
での利上げの有無、更に来年からの利上げ見通しがどう伝えられるのか、要注
目です。


 さて、欧州ではクリスマスが近づく中、フランスの反政府デモの激化や、英
国のBrexit関連の混乱が伝えられ、昨日から今朝にかけて、ポンド安に
拍車がかかりました。

 もともと12月11日可否が問われることになっていた離脱案の採決は延期
となり、その後、メイ首相の不信任決議に必要な書簡が揃ったとの報道もあり
混乱が伝えられます。

 保守党が不信任投票を行う可能性、野党が不信任案を出す可能性(不信任な
ら総選挙)、また首相が辞任する可能性などが言われていますが、どれも、3
月29日の離脱期限が迫る中で「合意なき離脱」になる高いリスクをはらみま
す。その場合は、離脱期限の延長をEU側に求めることになるのでしょうが、
混乱は否めません。


 ところで、「合意なき離脱」となると、通常の生活でも多くの支障が予想さ
れます。
 国内扱いだったものが外国扱いになるわけで、例えば、携帯通信でEUとの
通信が国際通信になり有料ローミングに。英仏を繋ぐ高速鉄道ユーロスターで
も、EU圏の域外扱いになれば、デジタル関連のみならず、運行にも影響する
可能性があるようです。その他、航空関連、貿易関連と不都合なことが多く予
想されるようです。これは英国民のみならず、旅行するものにとっても大問題
でしょう。

 BREXIT投票時には、EU離脱賛成が勘定論より感情論が大きかったよ
うに思います。
 改めて国民投票のやり直しを求める運動も起こっているようですが、あと3
カ月。時間が足りない感が否めません。

 当面、ポンドの乱高下が予想されます。ポンドは、元々、乱高下しやすい通
貨ですし、BREXITの混乱への賭けは、ギャンブルに近いものがあると思
います。


 あちらこちらで騒がしい年末になりそうですが、しっかり足元を固めて過ご
したいと思います。

 日本も、気温が乱高下していますので、健康に注意してお過ごしください。
 最後までお読みいただき、ありがとうございます。


※12月12日日東京時間14時執筆
 本号の情報は12月11日のニューヨーク市場終値ベースを参照しています。
 なお、記載内容および筆者見解は参考情報として記しています。


式町 みどり拝


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億の近道2018/12/11


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             −本日の目次−
        (本日の担当:石川臨太郎&大原浩)


   ◆特別コラム「若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方」
         :石川臨太
   ◆コラム「書評:ノーベル賞経済学者の大罪」:大原浩


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◆特別コラム「若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方」


[石川臨太郎より読者の皆様へご挨拶]


 体調が悪くなったので設備のある大病院でCTの検査などを受け、末期がん
で余命は2か月から、頑張って1年という告知を受けました。

 いままで私は長い生きしすぎてお金が足りなくなるリスク(⇔可能性)ばか
りを意識して生きてきましたが、貯めてきてこれから使おうと考えてきたお金
を、まったく使えないで死んでしまうdanger(=危険な出来事)に正面
衝突してしまったことになります。

 貯めたお金は子供がいない私はすべて妻に残して、妻と2年前に保護した、
今ではすっかり家猫になり、私や妻をいやしてくれるゴモク(=猫の名前:黄
色と黒と白のメスの三毛猫)が一人と一匹で一生を生活費に不安なく過ごして
もらえたら十分満足だと感じています。


[編集部より]

 この特別コラムは、石川臨太郎氏が治療の合間に書き下ろしたものです。
 現在闘病中のため、定期的に掲載できるかどうか分かりませんが、気力体力
の続く限り書けるときに書きたいとの意思ですので、寄稿があったら掲載する
というペースで続けたいと思います。
 ぜひご愛読下さい。

 なお、コラムの感想や石川臨太郎氏への励ましのメッセージなどがあれば、
投稿フォームを開設致しましたので、ぜひご利用下さい。

 フォームはこちら ⇒ https://goo.gl/DAwAbB


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 いままで、彼にはあまり投資のことを話したことはありませんでした。
 しかし末期がんの宣告を受けてから、忙しい仕事の合間に会いに来てくれた
甥のために、資産形成の方法などを伝えたいと思うように、なりました。

 アレルギー体質という薬に弱い体質で、抗がん剤の点滴でも1回目も2回目
も副作用がでて、退院が予定よりおくれているのですが、高熱が出ないときは、
頭はクリアーで、パソコンも使えるので、ブログなどには甥のために、いま2
0代後半と、30代前半の二人の甥のために書いている内容を、『億の近道』
のメルマガの購読者の皆さんにも参考にしていただこうと考えて、この文書を
作成しました。


 いま米国と中国の関税戦争や、先端技術の競争で、中国のハイテク企業の副
社長が拘束されたり、米国の長期金利と短期金利がフラット化した恐怖から、
米国株もフリー落下を始めた感じで、日本企業、特に世界的に事業を展開する
流動性の高い株は、どれほど業績が良くても株価が下げ続ける状況です。

 日本の株式市場は米国株の下落と共に、さらに下げる様相を示しています。

 夜明けの前が一番暗い。そんなことも頭をよぎります。
 しかし夜が明けても大嵐がきていると株価は戻らない可能性も十分に考えら
れます。


 増益を続けている昭和電工や東海カーボンの株価も、SUMCO、三菱商事、
伊藤忠商事の株価も私が思っていた以上に安く売り込まれています。

 その他にも狙っていた高技術株の株価が驚くほど下げてきました。
 前年同期比で増収増益なら、過去数年なら株価が一度は上がり、利食いであ
る程度下げても、すぐにリバウンドが起こることが多かったのです。

 ところが今は、いったん上げてもその後は上昇前の株価を下に突き抜けて下
げてしまうことが多くなりました。場合によっては上げることもなく、下げて
しまうことも起こります。


 私は株価は企業の本当の価値(=本質的な価値=事業価値+資産価値)の影
だと常に考えてきました。私をNPO法人イノベーターズ・フォーラムに紹介
してくださった恩人である山本潤氏は、最近意見交換した時に株価は幻影にす
ぎないと表現しました。

 株式市場で毎日変動する株価とは何か。
 この大事なことを多くの投資家は考えずに投資しています。多くの投資家は
株価とは企業の価値そのものだと勘違いしているようにも見えます。株価だけ
を追いかけて下げたと嘆き、上げたと喜ぶ。

 投資家としてではなく、殆どの人は丁半バクチ打ち、ギャンブラーになって
しまったような印象を受けます。
 私も人のことは笑えません。3月以降は丁半バクチを打ち続けてきましたか
ら批判を出来る立場ではありません。


 しかし、少し頭を冷やして考えたら、企業の本当の価値が毎分・毎分変るこ
となどありえないです。半年で2倍になることもあれば、二分の一になってし
まうこともある株価です。

 ひどい場合は一年で100分の一になってしまった企業の株価さえ過去には
ありました。倒産した企業ではありません。同じような業績を上げているのに
人気で株価は暴騰したり、暴落することも良く起こります。

 その時々の市場の環境や、経済、政治、地震など自然災害でも、テロや戦争
などの人災でも、株価は常に動いていきます。トヨタのような超優良企業の株
でも半年で20%や30%上下に変動することは、当たり前のように起こりま
す。


 でも株価が企業の『本質的は価値である』とは、ほとんどの投資家は考えて
いないと思います。

 企業の本質的価値は、実は誰にも分かりません。
 しかし誰も知らない企業の本質的価値を、いろいろな分析手法で分析した上
で、自分にとっての、その企業の本質的価値は一株いくらくらいという皮算用
をして、その自分の計算した本質的価値より実際に市場で取引されている株価
が安いと考えて、投資をする人々がバリュー株への投資家と言われている人々
です。

 株価が企業の価値そのものだというのは大きな勘違いです。

 誰かが本気である企業を買収しようとしているとしましょう。
 当然、注目されますから株価は吹き上がってしまうと思います。実際にそん
な企業が良くあります。そして買収に失敗したとなったら株価は下がってしま
います。

 さて、それでは株価というのは何なのでしょうか。

 私は株価というのは企業の本質的価値の影だと考えています。

 それではその影(=株価)を作る光というのは何なのでしょうか。
 それは需給だと思っています。
 そう考えると株価が毎日変動するのも短期間に何倍にもなったり、何分の1
になったりするのもよく分かります。


 ファンダメンタルズ分析は企業の本質的価値を分析しようとするものです。
 株価は企業の本質的価値の影だという考え方からいえば、その影の元である
企業の本質的価値が大きくなれば同じ光(=需給)でも影が大きくなりますか
ら、分析する価値があります。

 しかし最近の日本株のようにファンダメンタルズ分析に基づく投資が報われ
ない時代もあります。

 ファンダメンタルズ分析は光(=需給)の状況を加味していない(⇔投資環
境などや需給動向の判断は行っていない)ので、企業の本質的な価値が高くて
も株価がちっとも上がらないということもよくおこります。

 現在の日本株は、トランプ大統領の独断と偏見にみちた政策で、投資環境が
著しく悪化しているので、需給(=光)が急速に弱くなり、影(=株価)がみ
るみる小さくなってしまう状況だと考えています。


 会社四季報を見て、その企業の一株利益と株価がまったく連動していないこ
とはよくあります。一株利益が少なかったときより大きくなったときのほうが
株価が安いこともよく起こります。

 「業績」と「株価」は必ずしも一致しない理由は光の強さ(=需給)にある
と考えています。

 企業の本質的価値は残念ながら誰にも分かりません。
 企業は利益を上げるために、日々努力を続けていますし、進化しています。

 設備投資や研究開発を進めています。
 しかし、予想したような利益が上がることもあれば、損失を受けて、事業撤
退を余儀なくされることもあるのです。


 外から見ているだけでは、企業が何を目指しているか正確には絶対に分から
ないです。外部から分かったらライバル企業の餌食にもなりかねません。

 また業績などに関しては、実際に企業を経営している経営者だとしても1年
間の利益がいくらになるかは、正確に予想することは出来ないでしょう。

 現実には株価ばかりではなく、企業の本質的価値も変動しています。
 でも2割も3割も、株価のように短期に急激に変ることは少ないです。


 企業が所有している現金や預金、上場されている企業の株や国債などの投資
有価証券の金額。山林などではなく、東京や大阪など大都会の中心部にある土
地などの価格は、公開されている資料を丹念に調べれば、計算することが可能
です。

 細かく調べると、それなりに手間がかかることは事実です。
 しかし、経営者にも、誰にも予測できない企業の将来の業績を予測するより
は、楽だし、確実性が高いです。

 投資環境が悪化した時は、企業のファンメンタルズ分析を重視しつつ、需給
もしっかりと観察して、より安く投資できるタイミングを見極めるように、待
つ努力をすることも大事です。我慢が本当に大事になります。


 例えば、東京の高層マンションに住んでいて、自分の住むマンションから、
多くの巨大ビルや東京駅や東京スカイツリー、富士山などが昼間、太陽の光が
あれば見えていて、実際に存在することが分かっているとします。

 しかし夜中に巨大台風が襲ってきて、光が無いと、実際にある自分のマンシ
ョンの窓から見える巨大ビル群や建築物、そして富士山も、まったく見えなく
なります。

 企業の本当の価値もその企業が持っている資産や、稼ぎ続けて利益を上げ続
けているので、正確には評価できませんが、価値があるということは分かって
います。

 しかし株価は企業の持つ本質的な価値に需給が作り出す光(=供給より需要
が強いときに光が生まれると考えたらよいと思います。需要が強ければ強いほ
ど光が強くなります)は投資環境の更なる悪化予想して恐れて、需要は生まれ
ていないので影ができないで小さくなって行きます。

 夜中の台風での暴風雨の中で、自分のマンションの窓からは何も見えなくて
も、少なくとも自分が住んでおり、体でさわり存在を確認できる自分のマンシ
ョンが存在することが確認できれば、富士山も巨大ビル群も目には見えなくと
も、実際には存在していると信じることが出来るでしょう。

 少なくとも、決算短信や有価証券報告書をしっかりと読んで、その企業の事
業の状況や資産の存在を信じることで、株価が下がる(=影が小さくなる)こ
とに怯えて、投げ売りするような愚かなことをやらないことが、株で資産を増
やしていくためには大事なことだと考えています。


 リーマンショックの後でも、東日本大震災の悲惨な大被害の後も、日本株は
大きくリバウンドして上げてきた事実は、『明けない夜は無い』ということ同
じように、株式市場でいうなら『下げ続ける相場は無い』ということの疎明資
料にはなると思います。

 米国株が急落した2つの要因は、米国の2年国債と3年国債の金利において
2年国債の金利のほうが高くなったこと。いわゆるイールドカーブのフラット
化が起きたことで、米異国のリセッションが始まると投資家が恐怖したこと。

 また中国の世界第2位の通信機器メーカーの副会長が米国の要請でカナダで
拘束されたこと。

 トランプ大統領と習近平国家主席の米中完全戦争の会談が行われていた日に、
カナダでは米中先端技術の中国側の主力企業のナンバー2が逮捕されていた。

 この二つのことで米国株は暴落を続けています。


 しかしイールドカーブの平坦化については、堀古英司さんがブログで素晴ら
しい解説をされています。堀古氏のブログは本当に参考になります。

https://plaza.rakuten.co.jp/iswallstreet/diary/201809080000/

 詳しくは堀古氏の上記のブログで読んでいただくとして、結論だけ引用させ
ていただきます。

『要するに重要なのは、2.8%近辺の2年債利回りでも3年債利回りでもな
く、現在銀行が調達できている短期の金利水準は0.8%近辺なのです。そし
て、3%割れで推移している10年債利回りではなく、貸し出しできている金
利の水準は3.8%近辺だということです。

 この先、数回の利上げが織り込まれて高い水準となっている2年債や3年債
の利回りを見るのもミスリードなら、銀行に貸出先がなくなって10年物国債
でしか運用できなくなっている状況を想定するのもミスリードだということな
のです。そして過去、このような国債利回りの逆転からしばらくして、リセッ
ションが訪れたのは「たまたま」その後も金利の動きが行き過ぎて、銀行の調
達、貸出金利に影響を及ぼす水準にまで到達したから、と考えるのが自然だと
思います。

 株式相場が下落すると、人々は下落している理由を必死に探し始めます。
「自分が知らない悪材料を先に知っている投資家が売ってるのではないか」と
不安になるからです。そしてその不安はメディアに対する情報提供の需要増加
という形で表れます。視聴者も購読者もクリックも増えるでしょう。メディア
業界が下落局面を優先的に取り上げるのはこのためです。そういう点では「1
1年ぶりの3年物と5年物国債の利回り逆転」はそのように不安になった人々
の需要を満たすための格好の材料だったのでしょう。

 しかしこのような偽のシグナルにだまされていては、投資家として長期的に
リターンを上げることはできません。むしろ注目すべきは今回の銀行株下落に
よって提供されているバーゲンセールの機会だと思います。JPモルガンの時
価総額の6%近くに及ぶ自社株買いと3%近い配当、バンク・オブ・アメリカ
の8%近くの自社株買いと2.2%の配当などなど。長期的投資の観点から見
れば、これらこそ本物のシグナルだと考えています。』

(以上で引用を終わります。)



 甥には、いまから投資を始めるならゴールドの毎月1万円の定額購入をする
ように勧めました。

 いまゴールドはドルを守りたい勢力により不当に安く押さえつけられている
と、私は考えています。それならば安く買い始めるチャンスです。

 2018年8月にゴールドは4207円まで急落しました。

 田中貴金属工業の金の月次価格の情報です。
https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/m-gold.php

 当時のゴールドの市場では次のような噂が取りざたされていました。

 2018年にロシアが米国債を売却してゴールドを買いました。
 その直後にゴールドは叩き売られて下げました。国家間の争いはゴールドの
価格にも影響を与えます。

 ゴールドはその後すぐに戻しましたが、ゴールドの急落や急反発がいつまた
起きるか、いまは分からないので毎月1万円のゴールドの定期購入をするとい
う、金額を低く設定したドルコスト平均法の買いが良いと考えています。

 やはり産金会社である住友金属鉱山の定額購入が良いと思います。
 ポイントもつきます。
https://www.omamoriya.com/cat6/post_24.html

 有名どころであれば良いので、三菱マテリアルでも田中貴金属でも良いと思
います。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
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の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、
当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が
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◆コラム「書評:ノーベル賞経済学者の大罪」


書評:ノーベル賞経済学者の大罪
ディアドラ・N・マクロスキー 著、ちくま学芸文庫
 https://amzn.to/2LgLkdj


 私と財務省OBの有地浩が、「人間経済科学研究所」(https://j-kk.org/)
を発足したのは今年(2018年)の4月である。
 「すでに終わった」マルクス経済学はともかく、その他既存の経済学も、や
たら数式を振り回して「意味のないこと」を真剣に論じるのはばかげたことで
あると感じたのがその理由である。

 アダム・スミスが国富論と道徳感情論(二つの本は一体のものとして企画さ
れた)で述べているように、<経済とは人間の営み>であり、人間性=徳とは
切り離せないものである。


 本書の著者も、間違った前提(意味の無い前提)を基にながながと論証する
「ノーベル賞受賞経済学者」の大罪を暴いている。

 著者が述べる「黒板経済学」がなぜこうもはびこるのか?それは、生殺与奪
の権利を握った学生たち(単位で支配している)を前にして威張っている方が、
実際の経済に触れて泥まみれになるよりも、学者たちによって心地よいからで
ある。

 米国の主要大学の学生を対象にした調査では、「現実の経済の知識を持つこ
とは経済学にとって望ましい」と答えた割合はわずか3%であることが、問題
の深刻さを示している。

 <経済学者の予想は当たらない>ことはほぼ正確に予想できるが、著者は
「経済学者が借金をして自分の予想にかけて大富豪になったことは無い」と論
破している。

 このような経済学者が、国民の血税や企業などの費用を浪費することはまさ
に大罪である。

 また、「人間は利己的存在である」というアダム・スミスの言葉が世間では
ねじ曲がって伝わっている。アダム・スミスは<勇気、節度、実用知(自己利
益)、正義、愛>という五つの徳目体系と一体化した場合にのみ自己利益を肯
定しているに過ぎない。人間が自己利益だけで生きているなどという考え方は、
アダム・スミスの考えとは真っ向から対立する。

 興味深いことは、<実験経済学において、「最も利己的」な行動を行うのは、
経済学部の学生グループである>ことである。人間は利己的存在であると教授
から洗脳されている学生が利己的行動(入学前は平均的な少年・少女であった
はずである)をとるようになるのは恐ろしいことであり、大罪の一つでもある。

 このような現状を見ると「人間経済科学」の研究は急を要すると実感する。

 また、<数学専攻の学部生を経済学部の大学院に入学させるのをやめさせる
べきである。歴史学、物理学、生物学の学生を増やすべきである>との著者の
主張には大いに共感する。

 経済学に必要なのは、数学では無く生物学、歴史学、物理学などの<観察か
ら結論を導く帰納法>であり、根拠の不明な前提から始まる数学もどきの<演
繹繹法>では無い。

 その点、トヨタ生産方式の「現地現物」という手法は大いに示唆に富む。研
究室や役員室で机上の空論を述べるだけでなく、工場などの生産現場や販売店
に赴き理論の正しさを確認するからこそ、トヨタの判断は間違いが少ないので
ある。

 経済学者がいままさに行うべきなのは大学版「現地現物」である。


(大原 浩)


★2018年4月に大蔵省(財務省)OBの有地浩氏と「人間経済科学研究所」
(JKK)を設立しました。HPは<https://j-kk.org/>です。

★夕刊フジにて「バフェットの次を行く投資術」が連載されています。
(毎週木曜日連載)


【大原浩の書籍】

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★終身雇用の実力主義―バフェットとポーターに学ぶナンバーワン企業戦略―
 アマゾン・キンドル版
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★バフェット流で読み解くGINZAX30社(2018年度版、上巻、下巻)
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★バフェット流で読み解くGINZAX30社(2017年度版、上巻、下巻)
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 昇龍社、アマゾン・キンドル版<上・下巻>2016年度版
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★『投資の神様』(バフェット流投資で、勝ち組投資家になる)<総合法令>
  http://goo.gl/MKtnf6

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 著者:甘粕正 <アマゾンキンドル版>
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★「賢人バフェットに学ぶ・投資と経営の成功法則」
 昇龍社(アマゾン・キンドル版)
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★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
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★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
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億の近道2018/12/10


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2018/12/10

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】

 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★


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             −本日の目次−
      (本日の担当:炎のファンドマネージャー)


        ◆コラム「万事休すの株式市場」
        ◆コラム「この株の投資ストーリー」


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■お知らせ 残席あと少し、申込受付中!!


【炎氏、山本潤氏ほか億の近道執筆陣出演 記念座談会開催!】


 12/24午後に、都内で億近19周年+リンクス1周年記念のイベントを
行います。

 メインは億近執筆陣の座談会。クリスマスイブの午後、楽しいイベント(と
思います)で、年末のひとときをお楽しみ下さい。

 億近執筆者の座談会に加え、銘柄研究発表(予定)や億の近道過去の振り返
りなどを行います。


■日時:12月24日(月・祝)
   13:30〜16:30

■場所:東京都(詳細はお申し込み後にご案内いたします)

■参加費用:3,000円(税込)

■イベント内容:

 ◆記念座談会
  登壇者:炎のファンドマネージャ氏 http://okuchika.net/?cid=9
      山本潤氏 http://okuchika.net/?cid=6
      YENZO氏 http://okuchika.net/?cid=15
      小屋洋一氏 http://okuchika.net/?cid=36
      ほか(現在調整中)
   司会:内田まさみ氏 https://www.nikkei-cnbc.co.jp/anchores/uchida

 ◆銘柄研究発表ほか
 ※内容・登壇者は変更することがあります。

■申込方法:
 以下のリンクから、必要事項をフォームに入力し、
 その後クレジットカード決済(paypal)にてお支払い下さい。

 お申し込みはこちら ⇒ https://goo.gl/3Z7Eqw

 座談会で語って欲しいテーマなどありましたら、入力フォームのコメント欄へ
 ぜひお書き下さい!!

■注意事項■
 お申し込み後、ご入金頂いた参加費用は当日遅刻及び欠席された
 場合でも原則として返金致しませんので、ご了承下さい。
 当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。

 なお、今回は懇親会はありません。

 みなさまのお申し込みをお待ちしております。


===================================


◆コラム「万事休すの株式市場」


 ゴーンショックにファーウェイショック、ついでにソフトバンク携帯ショッ
ク。
 師走相場は波乱の連続。先週はせっかくの米中貿易戦争の一時中断の発表で
ほっとしたのも束の間、ファーウェイCFOの逮捕という衝撃的なニュースが
伝えられ、日本株も米国株も再びの大幅下落を演じてしまいました。

 市場ではこれを「ファーウェイショック」と称しています。

 その直後に起きたのがソフトバンク携帯電話の4時間余りの不通です。19
日のソフトバンク株の上場を前に起きた出来事はスマホ社会の落とし穴を私た
ちに教えてくれました。幸いにも私はau携帯なので事なきを得ましたが、待
ち合わせしていた相手からの連絡がないというような影響を受けました。

 億の近道の読者の皆さんもきっと影響を受けた方が多いのかも知れません。


 問題はこの出来事によるソフトバンク株への影響です。原因がエリクソン社
の通信設備ソフトウェアの世界規模の異常によるものだとわかりましたが、こ
の結果として経産省からの行政指導に至りましたので、上場した後の評価でネ
ガティブなファクターとなってしまいそうです。

 日本政府は遅ればせながらファーウェイやZTEなどの中国製端末の排除に
乗り出しました。また、ファーウェイCFOの身柄は米国に移されようとして
いますので、米中貿易戦争は中断どころかIoTや5Gをめぐる未来社会の覇
権争いに移行しているのかも知れません。

 そういう意味で来年のテーマを模索している株式市場にも大きな影響をもた
らしそうな師走の出来事と言えそうで、皆さんとともにこの行方を見守ってい
く必要があると思います。


 また、この時期に出てきた7−9月期GDPの下方修正も師走の株式相場に
重しになり、再びの下値模索の展開になって参りました。この時期は換金売り
に節税対策の損切り、投げ売りも出やすく、投資家は年末までの残りの期間を
耐えていくしかない。

 目減りする一方の資産を横目になす術もなく、万事休すの株式市場にため息
が出る今日この頃なのかも知れません。

 様子見気分から買いの手が引っ込んでは相場の崩れも致し方ありません。

 どこかに待機しているお金はないのかと言いたくなるような状況ですが、こ
んな状況は昨年もあった筈。ここで投資できる投資家になれるかどうかが、来
年に向けての運用成果の違いとなりそう。


 株で儲けるというのは厳しい戦いに勝ち残るようなもの。

 億の近道の読者の皆さんにはここでは耐えて頂き、売り軍団に反抗していく
タイミングを計って頂きたい。

 上がらない株などさっさと売ってしまうのか、いやいやここが底だからまだ
持つべきと考えるのか売りたい投資家の心理と短期、中長期の買いたい投資家
との葛藤が個別銘柄の板に表れています。

 楽観的な投資家はこうした局面を買いのチャンスと見るでしょうし、全体相
場で言えば、日経平均の21000円前後は買いチャンスだとも言えますので
本日や明日以降の突っ込みは買いチャンスと見ているのかも知れません。
 悲観的な投資家はまだまだ下値不安が残り、このまま日経平均が2万円を割
れて奈落の底に落ちるなどとクールに先行きを見通しているのかも知れません。


 とは言え、株式相場がいつまでも下げ続けることはありません。日柄調整は
12月中旬で終える筈。停滞してきた分、買いエネルギーの蓄積がなされ、年
末相場では掉尾の一振となって表れるのではと楽観視する意見も取りたいとこ
ろです。

 NYダウ、NASDAQ次第とは言え、明日以降の相場復活に大いに期待し
たいところです。


(炎)


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◆コラム「この株の投資ストーリー」


 映画ボヘミアンラプソディが大変な人気を集めているそうです。かくいう筆
者も先週末に映画館に足を運んで鑑賞し、感動的なラストシーンに思わず目頭
が熱くなってしまいました。

 クイーンという英国のロックバンドが1970年代から1980年代にかけ
活躍をしていたのはご存知の通りです。代表的な曲は「We Will ROCK YOU」、
「WE ARE THE CHAMPIONS」。これらの曲は皆さんも耳にされたと思いますが、
とにかく熱く、何事にも前向き、ポジティブです。

 これらの曲を今こそ沈みがち、委縮しがちの投資家に聞いてほしい。


 それにしても音楽がもたらす感動の凄さを知ると音楽の影響力、パワーを改
めて感じざるを得ない。
 音楽、曲作り、そこに介在する機器の存在。それはソニーに代表されるAV
機器メーカーかも知れませんし、かつては人気の録音機器、録画機器、音響機
器を世に送り出してきたティアックやJVCケンウッドブランドかも知れませ
ん。


 そしてまた、今密かに世界の音楽用電子機器で新たなブランドとして存在感
を増しているのがズーム(6694)。

 ズームなんて聞いたこともない・・。という方も多いのかも知れませんが、
音楽愛好家やYOUTUBERの皆さんにはおなじみのブランド。1983年
の設立以来、ハンディオーディオレコーダーやビデオレコーダー、マルチエフ
ェクターなどの機器を開発し、全世界のプロ・アマ愛好家向けに販売してきた。

 同社は2017年3月に株式市場に静かにデビュー。公開価格は1520円
だが、時価はそれを下回っている。飯島社長以下、大半の社員が音楽好きとい
うこの会社。社員採用に困ったことはないそうだ。

 開発主体のファブレス経営で財務内容も良好な同社は今後は音のVR関連機
器にも注力し、着実な成長を目指していますがこのところの株価は低迷。

 映画・ボヘミアンラプソディのヒットでクイーンへの関心が高まっています
が、同時に音楽そのものだけでなく音楽制作への関心も高まることを根底材料
に長期的に見直しの余地が感じられます。


 なお、次回12月24日の座談会では炎流の投資ストーリーをどう描いて個
別企業を評価するのかを語りたいと考えていますので宜しくお願いします。

 皆さんのお越しをお待ち申し上げます。


(炎)


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JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




億の近道2018/12/07

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投資情報メールマガジン                  2018/12/07号

              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
        (本日の担当:水島寒月&大魔神)


      ◆新登場コラム「大魔神のアンテナ」:大魔神
      ◆コラム「市場潮流」:水島寒月


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■お知らせ 残席あと少し、申込受付中!!


【炎氏、山本潤氏ほか億の近道執筆陣出演 記念座談会開催!】


 12/24午後に、都内で億近19周年+リンクス1周年記念のイベントを
行います。

 メインは億近執筆陣の座談会。クリスマスイブの午後、楽しいイベント(と
思います)で、年末のひとときをお楽しみ下さい。

 億近執筆者の座談会に加え、銘柄研究発表(予定)や億の近道過去の振り返
りなどを行います。


■日時:12月24日(月・祝)
   13:30〜16:30

■場所:東京都(詳細はお申し込み後にご案内いたします)

■参加費用:3,000円(税込)

■イベント内容:

 ◆記念座談会
  登壇者:炎のファンドマネージャ氏 http://okuchika.net/?cid=9
      山本潤氏 http://okuchika.net/?cid=6
      YENZO氏 http://okuchika.net/?cid=15
      小屋洋一氏 http://okuchika.net/?cid=36
      ほか(現在調整中)
   司会:内田まさみ氏 https://www.nikkei-cnbc.co.jp/anchores/uchida

 ◆銘柄研究発表ほか
 ※内容・登壇者は変更することがあります。

■申込方法:
 以下のリンクから、必要事項をフォームに入力し、
 その後クレジットカード決済(paypal)にてお支払い下さい。

 お申し込みはこちら ⇒ https://goo.gl/3Z7Eqw

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■注意事項■
 お申し込み後、ご入金頂いた参加費用は当日遅刻及び欠席された
 場合でも原則として返金致しませんので、ご了承下さい。
 当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。

 なお、今回は懇親会はありません。

 みなさまのお申し込みをお待ちしております。


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◆新登場コラム「大魔神のアンテナ」


【編集部より】

 本日より、大魔神氏のコラムが新連載です。
 詳しくは自己紹介がありますが、大魔神氏は現在、個人投資家向けのトレー
ド教室を行っており、一度リアルトレードセミナーを見学しましたが、非常に
興味深く、かつ実践的な内容でした。
 億の近道読者は中長期のファンダメンタルズ指向が大勢ではありますが、投
資家が持つ武器は多い方が良いと考え、今回のコラム執筆をお願いしました。

 違う切り口での投資スタンスをお楽しみ下さい。


−−−−−−−−−−−−−−


 初めまして、大魔神です。


[自己紹介]

 年齢62歳。日本大学卒。27歳から株式投資を始める。
 株価分析ソフト開発会社に入社、その折に証券会社の株式部長からチャート
の手ほどきを受けて、実際に株式投資を始めた。
 その後は証券会社主催の株式セミナーの講師。テクニカルを中心とした投資
学校の講師。自立後は、投資顧問会社を数社設立。
 今では、「トレンドマップ投資法」と言う、テクニックを活用して、動画講
師。「ファイト塾」の塾長も務めている。


 株式投資に際してのスタンスは「ダウ理論」を基に、トレンドマップと言う
全体的な流れとトレンド分析(上昇・下降分析)を基本にして、順張り投資で
臨んでいます。

 また、株式投資に際しては、長期に保有する銘柄と短期投資とに分けて行っ
ています。特に短期投資に際しては、全体的な流れを読み、1週間から2週間
程度の範囲内で売買をする。リスクを避ける為に、株価がどうであれ、その期
間で売買をすることを心がけています。

 テクニカル的な見方が中心ではありますが、その銘柄・市場の需給関係を中
心に出来高分析と板の動きによって、売買します(短期的に投資をする際)。


 今現在の株式市場については、マザーズ市場中心に相場動向を注目していま
す。
 セミナーなどでは、10月に底を打ってから、マザーズ市場だけ注目できる
と、申してきましたが、その中核となる動き(流れ)の中で私は「バイオとゲ
ーム関連」に絞って注目しておりました。
 現実的にはサンバイオの上昇により、それは確信に変わった瞬間でもありま
す。その結論へ到達したプロセスなどはいつかの機会にも話せたらとは思って
います。

 また、マザーズ市場では特に柱となっているサンバイオ(4592)とAL
BERT(3906)です。この銘柄の特徴は「バイオ」と「AI」で、サン
バイオの影響で、日に日に「バイオ銘柄」が立ち上がってきています。
 「ヘリオス」から始まり、「オンコリスバイオ」なども動意・市場は違いま
すが、サンバイオと関係も深い大日本住友(4506)。またデ・ウェスタン
(4576)など。今後も注目できる業種と考えている。
 「AI」についても「ALBERT」の動きによって、いろいろな分野での
「AI」関連銘柄も動意しているGATECHNO(3491)など動きもあ
って、こちらも注目できるところの業種と考えています。

 市場全般、まだ調整中でもあるので、ここの業種・テーマを見るべきで、こ
の2つ以外でも「ゲーム」関連の動意づきが注目できると見ています。「アカ
ツキ」から始まった動きですが「マイネット」「CRI」なども動きが良くな
っています。

 年末相場特有の個別銘柄物色相場になると予想しています。


(大魔神)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
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 第38回「2018年相場を振り返って」
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 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/1544083746

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 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5〜6分にまとめておりますので、
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◆コラム「市場潮流」


 今週(12月3〜7日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で672円
38銭下落し(率にして3.0%の下落)、2万1678円68銭で取引を終
えました。2週ぶりの下落で、前週の上昇分をほとんど帳消しにしてしまった
感じです。


 1日(土)の米中首脳会談で中国製品への追加関税の発動猶予が決まったこ
とを好感し、3日(月)には日経平均株価は前週から7日続伸となりました。
しかし、4日(火)は利益確定売りが優勢となり、前日比538円安と大幅反
落。5日(水)、6日(木)と続落し、2万2000円を下回りました。
 中国の通信機器大手の幹部逮捕を受けて、米中の対立が先鋭化するとの観測
も市場心理を冷やしました。
 週末7日(金)は、さすがに値ごろ感から見直し買いが入り、4日ぶりに反
発しました。


 大手証券が発表した主要企業の連結業績予想は、前回に比べ下方修正されま
したが、18年度、19年度と経常増益が続く見通しとなっています。最高益
の更新が続くわけですから、現段階で過度に悲観的になる必要はないと考えま
す。


 20年の大統領選で再選を目指すトランプ大統領、19年に重要な政治日程
(統一地方選、参議院選、新天皇即位、消費税率引き上げ等)を抱える安倍首
相、国家主席として3選を目指す習近平氏が、景気の減速→失速を、手をこま
ねいて放置するとは思えません。


(水島寒月)


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億の近道2018/12/06


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             −本日の目次−
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           ◆コラム「技能実習生」


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◆コラム「技能実習生」


 ルノー日産のゴーン元会長の動向が注目されています。検察が勝つのか?
元会長側が巻き返すのか?・・・分かりませんが、海外メディアの論調に違和
感があります。

 米仏のメディアでは「勾留が長すぎる」「魔女狩りみたいだ」・・・的な論
調が多いのですが、そもそもとして、中国の故事に「李下に冠を正さず」とあ
りますように、君子たる者(桃を盗まないとは言え)怪しいことをしてはいけ
ないと戒めています。それがトップに立つ者の基本であり、部下は良く見てい
るものです。
 リーガル面(法に抵触するか否か)を確認するよう指示したと言っているよ
うですが、合法であれば良いと・・・、つまり欲のために法の抜け穴を探せと
指示するような人物はトップになるべきでは無いのでしょう。


 その一方で、日本の司法制度の旧態依然とした(他先進国と異なる)取調べ
方法や勾留の長さなども問題視されています。自白しないと保釈されない、逮
捕されたら99%もが(検察の面子にかけて)犯罪者に仕立て上げられる不自
然な制度(慣習?)は見直されるべきと思います。


 馴合い経営で潰れそうになった日産を(やはり馴合いの日本人経営者には立
て直しが出来ないため)救済した実績は立派ですが、5〜6年した頃から傲慢
さが出始め、一方の日産役員にも謙虚さを忘れゴーン氏を煙たく思う連中が増
えてきたのでしょう。
 劇的な回復を果たしてから早や20年近く。同グループの良い時代は終わり、
暫くは低迷(気迷い)の時代に入る象徴的事件とも感じられます。再び具合が
悪くなって、今度は中国企業に買収され一気に技術流出・・・などとならなけ
れば良いのですが。


 ところで、もう4〜5年も前になりますが、技能実習生を食い物にしている
悪徳斡旋業者や利用業者の酷さを書きました。少子高齢化の中でこれら不当な
扱いを受ける外国人労働者の話題が広がらないことに違和感を覚えていました
が、最近の雇用難による外国人材(実質的には移民)の受け入れ議論が活発化
したことで、漸く社会問題として大きく捉えられるようになりました。

 その人権無視の実態が10年以上にも渡り続いてきたことに驚きますが、そ
れらを意図的に放置し、(後援会の要求を受け)奴隷的な労働環境を容認して
きた一部の地方議員(含む国会議員)の非常識さに呆れます。悪徳業者から献
金を受けているのでしょうか。

 今更ながらにメディア(厚労省や総務省)から流される「実態を把握出来て
いなかった」「データを取っていなかった」などと言う虚偽の言い訳は真に受
けられません。過去に何度も問題を提起した中小メディアはありましたが、大
手メディアが取り上げなかっただけです。毎年数千人もが行方不明になってい
るのに「良く分からなかった」では済むはずもありません。

 つまりは、分かっていたけど安価な(奴隷的)労働力を必要としていた業界
(及び後援会)からの圧力を受け握り潰していただけです。
 海外からも日本の人権問題は指摘され続けています。自国がそうなのですか
ら他国の人権問題にも文句を言えませんね。

 単純労働者が減り続け、にっちもさっちもいかなくなり、短期間で八方美人
的な政策を無理やりまとめた法案ですから、それはもう穴だらけです。とは言
え、野党側も一蓮托生の連中が居ますから真面な対抗案を出すことも出来ず、
問題個所を個別に指摘して政局に利用しているだけと言った有様です。

 欧州や中南米諸国での大量移民問題やロヒンギャ問題、クルド問題、中国に
よるチベット族弾圧などなど・・・から比べれば有難いほど柔らかい、そして
重要な問題なのに真面な政策議論すら出来ない平和ボケ日本のゴキブリ議員た
ち。

 余談ですが、桜田五輪相の答弁の情けなさに絶句しました。人柄は良さそう
だし、面倒見も良い故に人気があり当選したのかもしれませんが、残念ながら、
頭を使わねばならない21世紀の政治には向いていないのでしょう。

 永田町の人材難・・・政治家も海外から有能な人財を招聘したいところです。

 これからは、今まで不当労働を前提に事業を維持・継続してきた業界には逆
風が強まるのでしょう。


 それにしても株式マーケットは大荒れです。
 日経平均株価は11月22日からの7営業日で1,000円強上がり、その
後の3日間(木曜日昼時点)で1,000円強下げています。米国株式市場に
近い値動きをしており、今年の1月と10月でダブルトップを形成して相場終
了・・・とならなければと願っている次第です(汗)

 先日も書きましたように、ピークアウトせずとも回復には時間がかかりそう
です。
 2012年からの国内株式相場の上昇が終わった・・・と言えるほどの高揚
感はまだ感じていませんが・・・、海外ファンドが動くだけで簡単に数千円幅
の値動きをしますし、彼らの空中戦に参加する必要もありませんから、しばら
くは慌てることなく、落ち着くのを待ちたいと考えています。


(街のコンサルタント)


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調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


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過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まとめ読
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億の近道2018/12/05


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          (本日の担当:小屋洋一)


     ◆コラム「国有財産の処分方法について」:小屋洋一


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◆コラム「国有財産の処分方法について」


 前回から連載でご紹介しているアジア開発銀行研究所所長の吉野直行さんの
 メッセージです。

 ⇒初回コラム  http://okuchika.net/?eid=8057
  前回コラム  http://okuchika.net/?eid=8086


 第2回目は、国有財産の処分方針、埋蔵金問題についてです。


 国有財産については村田和彦(財政金融委員会調査室)さんの「立法と調査」
2018年9月号に現状がまとめられていたので、引用させてもらいます。

(オリジナルはこちら
→http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2018pdf/20180907055.pdf


以下引用です。


『国有財産行政の対象となる財産は、国有財産法(昭和23年法律第73号。
以下「法」という。)
第2条及び附則第4条に規定されている財産をいい、具体的には不動産、船舶
・航空機等の動産、有価証券などがある。
法では、国有財産を「行政財産」と「普通財産」に分類している(法第3条第
1項)。

行政財産は、
1)庁舎、国家公務員宿舎、刑務所などの「公用財産」、
2)国道、河川、公園などの「公共用財産」、
3)皇居、御所などの「皇室用財産」、
4)国有林野事業のための国有林野の「森林経営用財産」

の4種類に分けられており、各省各庁の長が管理することとされている(法第
3条第2項、第5条)。
また、行政財産は、原則として売払い、貸付け等の処分を行うことはできず、
行政財産が不要となった場合は、各省各庁の長はその用途を廃止して普通財産
とし、財務大臣に引き継ぐこととされている(法第18条第1項、第8条第1
項)。

普通財産は、行政財産以外の一切の国有財産をいい(法第3条第3項)、原則
として特定の行政目的に直接供されることのないものであり、例えば庁舎など
の跡地、物納された土地、政府保有株式などがあり、原則として財務大臣が管
理処分することとされている(法第6条)。

一部の各省庁所管の特別会計所属の国有地は、所管省庁が自ら処分する権限が
認められている(法第8条第1項ただし書、同条第2項)。
近年は、国有財産の有効活用を図る観点から、財務省への事務委任を積極的に
推進することにより、統一的ルールによる処分等が進められている。

国有財産台帳で管理されている国有財産の現在額は、毎年度、国会に報告する
こととされており、平成28年度末の国有財産現在額は106兆79億円であ
り、そのうち、行政財産は23兆4,645億円、普通財産は82兆5,43
4億円となっている。

また、国有財産のうち、土地の総額は17兆9,693億円であり、そのうち
行政財産が13兆932億円、普通財産が4兆8,761億円となっている。
普通財産の土地のうち、在日米軍施設、地方公共団体等の公園用地等がその多
くを占め、処分対象となる未利用国有地は4,234億円となっている

土地の面積で見た場合、国有地の面積は87,650km2、国土面積377,9
71km2の約23.2%に相当する。
そのうち、行政財産は86,633km2とその約99%を占め、普通財産は1,
017km2となっている。

普通財産のうち、山林原野等が845km2と83%を占め、未利用国有地は9km2
と普通財産の土地の1%程度を占めるにすぎない。

なお、普通財産の土地のうち特別会計所属のものは、1,502億円、2km2と
なっている。』

以上 引用終了。


 引用の中でも

「行政財産は、原則として売払い、貸付け等の処分を行うことはできず、行政
財産が不要となった場合は、各省各庁の長はその用途を廃止して普通財産とし、
財務大臣に引き継ぐこととされている」

「近年は、国有財産の有効活用を図る観点から、財務省への事務委任を積極的
に推進することにより、統一的ルールによる処分等が進められている。」

という事からも、国有財産については、なるべく有効活用の観点から、そして
国の財政に貢献することを目的に売却処分されることになっています。


 しかし、吉野先生は、この国有財産の売却処分について疑問を持たれていま
す。


 それは、売却処分を行って財政的に改善されるのは一時的な効果しか得られ
ません。それよりもしっかりと国有財産を有効利用して、中長期的に活用でき
る状況にすることの方が長期的な財政改善に貢献することができるのではない
かと考えています。


 つまり、例えば1,000億円の国有財産があるとした場合、

1)これを民間に売却してしまえば、その時点で1,000億円の国庫収入が
  あり、国家財政が1,000億円改善します

2)これを有効活用し、仮に4%程度の収益性のあるものにできれば、年間4
  0億円の収入があり、財政が40億円分改善します。そして、その効果が
  長く続くほど、国家財政に長期に寄与します。


 ここで、吉野先生が2)の案を支持するのは、主に世代格差や高齢化に伴う
影響です。

 1)の案は、一時的に改善しますが、それだけで現在の現役世代にしか影響
がありません。
 2)の案では、中期的に改善を促すことで、その効果は現役世代のみならず、
将来世代への好影響も考えられます。


 小屋の頭に浮かんだ例は、霞が関コモンゲートです。

 この場所は、文部科学省と会計検査院の跡地を、民間と合同で再開発した事
例です。

 現在では、東館に文部科学省、文化庁、会計検査院、西館に民間企業が入っ
ています。

 この土地は官民一体で再開発した結果、国有財産と民間の財産に別れた結果
になっていますが、国有財産をこのような形で再開発して、収益性を向上させ
ることのできる例はたくさんありそうです。


 このように単純に売却処分をして、現在の財政改善にしか目を向けないのは、
将来世代に対する責任のない行為であると吉野先生はしています。


 同じ指摘を、「埋蔵金問題」として一時期もてはやされた特別会計の剰余金
処分問題にもされています。

 埋蔵金問題とは、一般会計ではなく特別会計内に残っていた剰余金や積立金
の処分に関する問題ですが、これが、2000年代後半から、一般会計や予算
に利用されてきました。

 これも先程の国有財産の話と同じで、

1)これを今利用してしまえば、その時点で予算として利用できる
2)これをしっかりと有効活用し、収益性のあるものにできれば、国家財政に
  長期に寄与します。

 政治家としては、現時点で予算化してしまった方が、現役世代から支持が得
やすいので、短史眼的な1)を選びがちですし、実際にそういう選択がされて
きました。

 本来は、これも将来世代に対する責任としては、中長期でしっかりと効果の
出る利用方法を検討しなければなりません。


 国有財産の処分、あるいは埋蔵金の活用については、現時点だけの判断では
なくどのような利用方法をすれば将来世代に寄与することができるか?

という視点で議論をしてほしい

というのが吉野先生のメッセージです。


株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一


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億の近道2018/12/04


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投資情報メールマガジン                   2018/12/04

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】

 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
        (本日の担当:石川臨太郎&大原浩)


   ◆コラム「有料メルマガライブラリから(274)」:石川臨太
   ◆コラム「書評:人口論」:大原浩


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【まぐまぐ大賞2018 投票ありがとうございました!】


 毎年恒例のまぐまぐ!大賞の投票が終了しました。
 投票いただいた皆さん、ありがとうございました。

 結果は13日発表のようです。
 楽しみにお待ちください。


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【炎氏、山本潤氏ほか億の近道執筆陣出演 記念座談会開催!】


 12/24午後に、都内で億近19周年+リンクス1周年記念のイベントを
行います。

 メインは億近執筆陣の座談会。クリスマスイブの午後、楽しいイベント(と
思います)で、年末のひとときをお楽しみ下さい。

 億近執筆者の座談会に加え、銘柄研究発表(予定)や億の近道過去の振り返
りなどを行います。


■日時:12月24日(月・祝)
   13:30〜16:30

■場所:東京都(詳細はお申し込み後にご案内いたします)

■参加費用:3,000円(税込)

■イベント内容:

 ◆記念座談会
  登壇者:炎のファンドマネージャ氏 http://okuchika.net/?cid=9
      山本潤氏 http://okuchika.net/?cid=6
      YEN蔵氏 http://okuchika.net/?cid=15
      小屋洋一氏 http://okuchika.net/?cid=36
      ほか(現在調整中)
   司会:内田まさみ氏 https://www.nikkei-cnbc.co.jp/anchores/uchida

 ◆銘柄研究発表ほか
 ※内容・登壇者は変更することがあります。

■申込方法:
 以下のリンクから、必要事項をフォームに入力し、
 その後クレジットカード決済(paypal)にてお支払い下さい。

 お申し込みはこちら ⇒ https://goo.gl/3Z7Eqw

 座談会で語って欲しいテーマなどありましたら、入力フォームのコメント欄へ
 ぜひお書き下さい!!

■注意事項■
 お申し込み後、ご入金頂いた参加費用は当日遅刻及び欠席された
 場合でも原則として返金致しませんので、ご了承下さい。
 当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。

 なお、今回は懇親会はありません。

 みなさまのお申し込みをお待ちしております。


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◆コラム「有料メルマガライブラリから(274)」


 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライ
ブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致し
ないことを予めご了承下さい。


=コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(2)」=
 (有料メルマガ第352回・2015/10/27配信号)

※2015年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


■有形固定資産と減価償却(その1)


 固定資産をバランス・シートの表示する場合は、その固定資産を取得した価
格で表示します。


☆固定資産にも価値が減るものと価値が変わらないものがあります。

 たとえば購入して取得したとすれば、当然その対価を払わねばなりません。
 土地のように資産価値が減価しないと考えられているものは、取得原価でバ
ランス・シートに表示されます。

 土地の価格も市場では実際には上がったり下がったりします。需要が多くな
れば上がり、需要が少なくなれば下がります。
 でもこれは土地を使用したから、磨り減ってしまい価格が変動したわけでは
なくて、あくまでも需給によって上がったり下がったりしたわけです。
 だから土地の価格は減価償却の対象にはなりません。

 私は歴史が古い企業が大好きです。
 長い間生き抜いてきた企業は、長く生き残れた事業ノウハウや事業のために
土地を買った時期が早いので、簿価の安い(=現在の価格は高い=大きな含み
益をもつ)土地を保有している可能性が高いからです。

 土地とは違い、建物は使っているうちに、当然老朽化したりして価値が下が
ってきます。機械等も使っているうちに、価値が減ってきます。これを個別の
機械ごとに査定することは不可能ですから、会計上で一律に減価償却の金額を
算定できるような基準を設けています。

 また土地もバブル崩壊後の日本のように10年以上も値下がりが続いた時に
は、簿価として購入価格を載せておくと、実際には価値の下がってしまった資
産を高く評価していることになるので、調整することになっています。
 でもこれは使ったから価値が減ったとする減価償却の考え方とは違います。


【目減りする固定資産の評価替えをするのが減価償却】

 つまり機械などのように使っているうちに古くなって価値が落ちていくもの
については取得したままの価格をずっと資産価値として認めておくと、価値の
ない資産があたかも価値のある資産のように評価されて、問題があります。

 では今年儲かって儲かってしょうがなくて、税金をたくさん払わなければな
らない企業の場合、その対価をすべて今期の経費として落とせたらいいと思う
でしょう。でもそんなことを認めたら税金を取れなくなって国などが困ります。


【費用収益対応の原則】

 そこで会計には「費用収益対応の原則」というものが考えられています。
 それは、ある会計期間に発生した“費用”のうち、その会計期間の収益獲得
に貢献した部分だけをその期の“期間費用”として認識・測定するという原則
であり、期間費用を決定する役割を担っているとされるものです。

 また費用収益対応の原則は、期間収益と期間費用とを努力と成果という因果
関係に基づき対応計算を行うことで、その努力と成果の結果としての期間損益
を計算することを要求している原則でもあります。

 ではその収益と費用の対応はどうやって会計処理上でおこなえばよいのでし
ょうか。
 機械を購入した際に一気に費用化せず、機械を資産としてバランス・シート
に記載すればよいのです。

 そしてバランス・シートから収益をあげるのに使った分だけ費用化してやれ
ばよいということになります。

 そうすることによって収益と費用が対応し、努力と成果の結果としての期間
損益が明示できることになります。その手段が次に学ぶ減価償却です。


 では『減価償却』というのは何でしょうか。


 減価償却はストックをフローにし、資産価値の減少を反映させる手段です。


 上記で書いたように固定資産は長期的に(1年を超えて)その効力を発生さ
せ、収益を生むものです。

 その収益に対して減価償却費を対応させて原価とすることで、利益を安定的
にすることができます。
 資産価値の減少を反映させる⇒減価償却と考えると理解しやすいです。


注)前にも述べたように、土地のように使用しても資産価値が減耗しないよう
  な資産については減価償却が適用できません。
  市場価格の変動による価格の変化とは違うことに注意してください。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、
当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が
変化している可能性があります。)


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■ お知らせ ■


 億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場
を語る炎チャンネル。
 第37回「4億の近道」がアップされました。


 第37回「4億の近道」
【YouTube】https://youtu.be/7nq5SOZ1WYI
 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/1543732986

 ぜひご視聴下さい。

 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5〜6分にまとめておりますので、
 ご登録頂ければ幸いです。
 目下は無料番組ではありますが、価値あるコンテンツ作りに努めております
ので宜しくお願いします。


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◆コラム「書評:人口論」


書評:人口論
マルサス 著、 光文社古典文庫
 https://amzn.to/2Rwy3zu


■現代の経済は食糧(農業)に制約されるのか?

 トマス・ロバート・マルサスによって1798年に匿名の小冊子で発刊され
た本書が、人口の増減と世の中の繁栄(人々の幸福度)の相関関係に関して述
べた本であることは間違いが無い。

 しかし、本書において彼が親しかったデヴィット・ヒュームや、先人のアダ
ム・スミス(ヒュームと親しかった)にしばしば(特にアダム・スミスに)言
及しているように、底流に流れるのは「人間の営みと経済」に関する考察であ
る。

 人口が等比数的に増えるのに対して、人間に必要な生活物資(主に食糧)は
等差級数的にしか増えないから、あるがままに人口が増えれば、増加した人口
に対して必要物資がいきわたらなくなり、人口が抑制され均衡状態にまで減少
する。これが永遠に繰り返されるというのが、マルサスの主張である。

 資源や食料によって人口が限定されるという考え方は、歴史的には間違って
いないだろう。

 例えば、衛生管理が行き届き、死亡率が(当時の諸外国に比べて)低く大き
な人口を抱えていた江戸時代の人々の生活が物質的には非常に貧しく、逆に恐
ろしいほど不衛生でペストなどによる人口の激減を経験した欧州の人々が物質
的に比較的豊かであったのは事実である。

 ただ、マルサスの時代には考えも及ばなかったことだが、戦後の「緑の革命」
も含めて、現代において単位耕作面積あたり、あるいは単位労働あたりの生産
性が飛躍的に向上した。

 彼の時代には、英国などの先進国でも人口の大部分は農民であったが、今や
米国や日本の農民人口は数パーセントである。そのわずかな人口で人々の食料
を賄っている(米国は余った農産物を大量に海外に輸出している)

 アダム・スミスも「ジャガイモ」の効能を国富論で延々と述べているし、彼
の同時代のフランスの学者たちも「重農主義」であり、この時代において食糧
生産や農業は経済の中心的課題であった。

 だから、マルサスが農業や食料に執着し、アダム・スミスが重視する交易な
どは結局「諸国民の富」を増やすことにはならないと述べているのも不思議で
は無い。

 ただし、現代の先進国の経済を語るときにマルサスの人口論の主張は当ては
まらない。もっとも、氷河期が突然やってきて農業生産が壊滅状態になれば別
だが・・・・


■「人口論」は生まれつつあった<邪悪なお花畑理論>=共産主義に対する警
 鐘である

 本書でしばしば登場するゴドウィン氏とは、無政府主義の先駆者とされるウ
ィリアム・ゴドウィンである。彼の妻は女権論者のメアリ・ウルストンクラフ
トである。そして、2人の間に生まれた娘は、あの有名な小説『フランケンシ
ュタイン』の作者で詩人シェリーの妻であるメアリ・ウルストンクラフト・ゴ
ドウィン(メアリ・シェリー)である。

 本書で指摘されている内容を読む限り、ゴドウィン氏の主張は<邪悪なお花
畑理論>の先駆、つまり現在の共産主義的な考えの持ち主であったようである。

 それに対してマルサスは、いくら「お花畑ファンタジー」を語っても、「人
類を存続させる(人口増加に伴う)食糧問題さえ解決できなければどうしよう
もない」という冷徹な現実を突きつけたわけである。

 したがって<邪悪なお花畑>理論の共産主義者が本書を忌み嫌い、後のカー
ル・マルクスも本書に対して批判的な評論を書いているのも当然である。


■人間は満ち足りていないからこそ頑張る

 本書が共産主義者に嫌われるのには、別の理由もある。

 人類には人口と食料の関係のような難問(少なくとも当時は・・・)が山積
しているが、その「難問があるからこそ人類は発展してきた」という主張をマ
ルサスが行っているからである。

 例えば、自然が豊かで食べるのに困らなければ、心地よい午後の昼寝をあき
らめて働こうと思うだろうか?逆説的だが、飢えや寒さを克服しようと努力し
なければ、人類はチンパンジーとさほど変わらない文明しか築けなかっただろ
う。

 マイケル・ポーターも「経済の発展は<基礎的条件>にあまり左右されない」
と述べている。例えば広い国土、産油国、若い人口が多いということは基礎的
条件に恵まれているということだが、それらの国々のどれほどが先進国入りを
しただろうか?

 英国は北海油田が見つかったが、産油国とは言えないだろう。日本、ドイツ、
さらにはシンガポール、台湾など基礎的条件に恵まれない国々の方が、はるか
に発展している。むしろ基礎的条件に恵まれた産油国で先進国入りをしたのは
米国だけと言ってよい。

 「欠乏を埋めるために懸命に働くことが<諸国民の富>を増やす」という現
実は、共産主義者にはまったく都合が悪い。彼ら武装したキリギリスは、勤勉
なアリから暴力で資産を奪い贅沢をしている。

 しかし、共産党に搾取されるアリたる国民もいつまでも勤勉であり続けるわ
けでは無い。国民たちもいずれはキリギリス化する。自分や家族の「欠乏」を
埋めるために一生懸命に働いても、その成果を共産党にピンハネされるのでは
やっていられないからだ。

 「結果の平等」をうたいながら、国民の財産を共産党がネコババする「結果
の不平等」を推進する共産主義に対して、「機会の平等」が「結果の不平等」
(つまり努力と実力の結果)を生み出すことを前提に、本書は人口・経済・人
間について論じている。


(大原 浩)


★2018年4月に大蔵省(財務省)OBの有地浩氏と「人間経済科学研究所」
(JKK)を設立しました。HPは<https://j-kk.org/>です。

★夕刊フジにて「バフェットの次を行く投資術」が連載されています。
(毎週木曜日連載)



【大原浩の書籍】

★バフェット流で読み解くGINZAX30社2019年度版<上巻+下巻>
(昇龍社・アマゾンキンドル版)が発刊されました。
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★「バフェット38の教え・応用編」(昇龍社、アマゾンキンドル版)
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★「バフェット38の教え」(昇龍社、アマゾンキンドル版)
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★終身雇用の実力主義―バフェットとポーターに学ぶナンバーワン企業戦略―
 アマゾン・キンドル版
 https://amzn.to/2GdMYx2

★バフェット流で読み解くGINZAX30社(2018年度版、上巻、下巻)
 <発行:昇龍社>(アマゾン・キンドル版)が発刊されました。
 上巻:http://amzn.to/2wtdH3m
 下巻:http://amzn.to/2wjJTFE

★バフェット流で読み解くGINZAX30社(2017年度版、上巻、下巻)
 <発行:昇龍社>(アマゾン・キンドル版)
 上巻:http://amzn.to/2clE4yw
 下巻:http://amzn.to/2clFbxZ

★バフェット流で読み解く、GINZAX30社<特選・優良企業>
 昇龍社、アマゾン・キンドル版<上・下巻>2016年度版
 http://goo.gl/3icB5G
 http://goo.gl/ltVLIs

★『投資の神様』(バフェット流投資で、勝ち組投資家になる)<総合法令>
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★「客家大富豪の教え」18の金言」に学ぶ、真の幸せをつかむ方法
 著者:甘粕正 <アマゾンキンドル版>
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★「賢人バフェットに学ぶ・投資と経営の成功法則」
 昇龍社(アマゾン・キンドル版)
 http://goo.gl/UMxBYs

★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/Blo6KT

★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV


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億の近道2018/12/03


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投資情報メールマガジン                   2018/12/03

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             −本日の目次−
      (本日の担当:炎のファンドマネージャー)


       ◆コラム「株を買う人、売る人催」
       ◆コラム「某企業への要望事項」


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【まぐまぐ大賞2018 投票のお願い 本日24時〆切!】


 いつもご愛読ありがとうございます。
 さて、毎年恒例のまぐまぐ!大賞の投票が本日〆切です!

 昨年はおかげさまで資産運用(株式)部門で1位をいただきました。
 本年もぜひ投票いただき、夢の2連覇を果たしたいと考えております。

 このリンクをクリックして投票お願い致します!!

 https://goo.gl/nifp6x


 みなさまのご協力をお願い致します。


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【炎氏、山本潤氏ほか億の近道執筆陣出演 記念座談会開催!】


 12/24午後に、都内で億近19周年+リンクス1周年記念のイベントを
行います。

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■日時:12月24日(月・祝)
   13:30〜16:30

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■イベント内容:

 ◆記念座談会
  登壇者:炎のファンドマネージャ氏 http://okuchika.net/?cid=9
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◆コラム「株を買う人、売る人」


 師走相場突入!!

 時は2018年12月3日、月曜日。今年も残り1か月を切ってきました。
慌ただしい年末を迎え皆さんもご多忙のことと拝察致します。

 寒さが身に沁みる季節の訪れが株式相場にも随所に特徴的に表れていると感
じるのは筆者だけではないのかも知れません。

 年初の株高期待はわずか23日目でピーク?を打ち今年は基調としての調整
を続けてきたというのがここまでの相場の流れですので必ずしても皆さんの資
産形成にとって良い年ではなかったと言えそうです。せめて師走相場には頑張
ってもらいたいですね。


 相場が調整(=値下がり)すると長期保有の投資家の皆さんの資産は目減り
した一方で、これから株に投資しようという投資家にとっては格好のチャンス
とも言えます。
 ただ、相変わらず投資対象を有望視できる銘柄に絞り込むのは骨の折れる作
業です。

 多くの投資家の関心事は投資した株がこれから上がるのか下がるのかという
ことなのかも知れません。
 過去、下がり続けてきた銘柄には投資チャンスがある・・。これは過去の経
験から来る私の持論ですが、投資の本質は株価を形成する企業価値であること
は言うまでもありません。ですから投資対象となる企業の将来の成長(売上、
利益、業容など)が伴うことが株高の条件でもあります。


 とは言え、将来の見通しを読み取ることは至難の技です。これはもしかした
ら企業経営者にとっても不確実なことなのかも知れません。マクロ経済の変化
はミクロ企業の業績にも影響をもたらし、リーマンショックのような出来事が
もたらされることも覚悟が必要になります。

 将来の企業業績の先読みが難しいとすればできれば株価の低迷が見られる銘
柄にスポットライトを当ててはどうか・・。山あり谷ありの株価だけにできれ
ば谷で投資して効率よく資産形成が図れればと思うのですが、どこでボトムを
打つかが読み難いのでこれもまた案外難しい。

 株式相場でのリターンはこうした難しさを秘めてはいるものの、中長期で考
えればかなりの確率でもたらされる。そうした信念での投資が求められます。

 リスクのない現金にしておくべきか(値下がり)リスクがあってもリターン
の期待される株にすべきか、それが問題だ・・。


 株式相場に参画する投資家は買うか売るかになりますが、買いたい投資家よ
り売りたい投資家が多いと株価は値下がりする。それは当然のことですが、売
りの背景が何によってもたらされているのかを考えてみると、この先の相場を
冷静に眺めることができます。


 投資指標では割安なのに株価はどんどん下げていく・・・(実は割安ではな
く何らかの理由で割高だったりすることもある)。

 投資指標では割高なのに株価はどんどん上げていく・・・(実は割高ではな
く何らかの理由で割安だったりすることもある)。


 こうした株価の不思議な現象が見出せる季節でもあり、買いも売りも投資家
の個別事情でもたらされている可能性が高い。

 節税対策の売買が活発化する季節でもあるこの時期、実現益の範囲内で実現
損を計上する動きはなおも続く可能性はありますが、その時期も残り僅か。
 米中貿易摩擦の行方が不透明な中で関税引き上げの先延ばしによるしばしの
停戦決定が年末相場の反転の契機になるという全体相場の流れ。

 しばしの安心感を拠り所に年末相場の強展開となるのか師走相場の行方を見
守ることにしたい。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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◆コラム「某企業への要望事項」


 今から4年ほど前に本メルマガでも取り上げ始めた銘柄のIR活動が遅々と
して進まない。
 個別には担当者とは会せて頂いていますが、未だに社長と面談したことはな
く、かなり以前から要望してきた決算説明会の開催は未だに実現に至らず、年
内の開催がないとの話を先日頂き、ショックを受けてしまった。

 昨年の今頃は新社長に交代したら説明会を開催しますとのお話があったにも
関わらず、6月の新社長就任から半年を経過しようとする中で、まだ開催され
ていないのは言語道断。

 先日の企業訪問では思わず、「社長は普段何しているんですか?」と声を荒
げてしまいました。


 ここに来ての株価下落もそんなIR不足のせいかと勘繰りたくなる。恐らく
過去1年余りの間に投資された投資家の見切り売りが出ているのではないでし
ょうか。

 どんな事業を営んでいようとも上場している企業は多くの投資家に見守られ
ながら長期ビジョンについて語り、未来に向かって進んでいく。

 これからどのように成長するのかを説明するのは既存株主やこれから投資し
ようという投資家への最低限のIR活動。要望したことになかなか聞く耳を持
ってくれないのであきらめの境地となりつつある投資家の皆さんもお見えだと
拝察しています。


 そこでこの会社(T社)の社長に以下のように要望することにしたい。

拝啓 T社 S社長

 いつも業務発展に向け有難うございます。

 御社に関心を持ち、ファンになってから約4年。株価が400円台から一時
は元気よく3倍ほどになったのですが、このところはなかなか元気がありませ
ん。昨年の今頃ついた高値から40%ほど下落した水準になってやや気持ちが
暗くなってきそうな昨今です。

 でも御社は配当性向を30%とされ、業績も今期は?増益の見通しで配当利
回りが3.5%と高まっています。
 また、株価が下落してPERが8倍台、PBRも0.5倍台に低下しており、
この水準では買い増しも検討したいと思います。

 できれば株主優待制度(今期末100株株主に1000円程度のクオカード
で良い)の導入をご検討頂き、できるだけ速やかに実行及び発表願いたい。

 できれば来年3月までに予定されている個人投資家説明会を前倒しで開催願
いたい。そこで自らの言葉でT社の未来を熱く語ってほしい。

 できれば現状の時価総額が保有現預金を下回っている点をどう見ておられる
のかお示し願いたい。

 現在はJASDAQに上場されていますが、IPOから27年も経過してい
ますので、できれば東証1部を目指してほしい。

 中期計画では2021年3月期に売上高230億円、経常利益15億円を目
指しておられますができればその具体的な根拠を示して頂きたい。

 ベトナムを拠点にしたASEAN展開についてできればもう少し具体的にお
示し願いたい。

 できればIoT、AIなどの新技術導入によって業界に旋風を巻き起こして
ほしい。

 できれば一般的に言われる東京オリンピック以降の事業展開について社長の
お考えを示して頂きたい。

 できればこれから10年後、20年後に活躍する若い従業員の皆さんととも
に明るい未来をどのように創造していくのか示してほしい。


 まあ、ざっくり言うとこんなところでしょうか。

 筆者のこの要望書が社長の目に入る頃、同社の株価は底打ちしているのでしょ
うか。まだまだ売りに押される展開が続くのかも知れませんが、IR担当者の
奮起にも期待したいと思います。


 今週、株主に届く筈の株主通信を見ながら、また1700名余りの投資家が
判断を下すのかも知れませんが、社会に必要不可欠な存在感のある銘柄だけに
改めて投資家の評価の高まりに期待したい。


(炎)


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を語る炎チャンネル。
 第37回「4億の近道」がアップされました。


 第37回「4億の近道」
【YouTube】https://youtu.be/7nq5SOZ1WYI
 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/1543732986

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億の近道2018/11/30


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投資情報メールマガジン                  2018/11/30号

              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
           (本日の担当:水島寒月)


         ◆コラム「市場潮流」:水島寒月


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【まぐまぐ大賞2018 投票のお願い 12/3〆切!】


 いつもご愛読ありがとうございます。
 さて、毎年恒例のまぐまぐ!大賞の投票が始まりました。

 昨年はおかげさまで資産運用(株式)部門で1位をいただきました。
 本年もぜひ投票いただき、夢の2連覇を果たしたいと考えております。

 このリンクをクリックして投票お願い致します!!

 https://goo.gl/nifp6x


 みなさまのご協力をお願い致します。


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【記念座談会開催!】


 12/24午後に、都内で億近19周年+リンクス1周年記念のイベントを
行います。

 メインは億近執筆陣の座談会。クリスマスイブの午後、楽しいイベント(と
思います)で、年末のひとときをお楽しみ下さい。

 億近執筆者の座談会に加え、銘柄研究発表(予定)や億の近道過去の振り返
りなどを行います。


■日時:12月24日(月・祝)
   13:30〜16:30

■場所:東京都(詳細はお申し込み後にご案内いたします)

■参加費用:3,000円(税込)

■イベント内容:

 ◆記念座談会
  登壇者:炎のファンドマネージャ氏 http://okuchika.net/?cid=9
      山本潤氏 http://okuchika.net/?cid=6
      YENZO氏 http://okuchika.net/?cid=15
      小屋洋一氏 http://okuchika.net/?cid=36
      ほか(現在調整中)
   司会:内田まさみ氏 https://www.nikkei-cnbc.co.jp/anchores/uchida

 ◆銘柄研究発表ほか
 ※内容・登壇者は変更することがあります。

■申込方法:
 以下のリンクから、必要事項をフォームに入力し、
 その後クレジットカード決済(paypal)にてお支払い下さい。

 お申し込みはこちら ⇒ https://goo.gl/3Z7Eqw

 座談会で語って欲しいテーマなどありましたら、入力フォームのコメント欄へ
 ぜひお書き下さい!!

■注意事項■
 お申し込み後、ご入金頂いた参加費用は当日遅刻及び欠席された
 場合でも原則として返金致しませんので、ご了承下さい。
 当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。

 なお、今回は懇親会はありません。

 みなさまのお申し込みをお待ちしております。


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◆コラム「市場潮流」


 今週(11月26〜30日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で70
4円51銭上昇し(率にして3.3%の上昇)、2万2351円06銭で取引
を終えました。3週ぶりの上昇です。

 米連邦準備理事会(FRB)の利上げが、当初の想定よりも早期に打ち止め
になるとの観測から米国の株価が堅調に推移したことに加え、12月1日に予
定される米中首脳会談で追加関税の発動が先送りされるとの観測が浮上。日経
平均株価は前週から30日まで、6日間続伸しました。


 今週は、前々週に言及した大日本住友製薬(4506)、サンバイオ(45
92)が強い動きを示しました。引き続き、これらの材料銘柄に注目したいと
思います。

 また、本日発表された中国の11月の製造業PMIは50.0となり、10
月(50.2)から0.2ポイント悪化しました。中国政府が強力に推進する
景気対策の効果は未だ顕在化していませんが、早晩各種の経済指標に反映され
るものと考えます。


 相場の立ち直りの条件として筆者は、
(1)FRBの利上げペースのスローダウン
(2)中国の景気対策の顕在化
(3)米中貿易摩擦の緩和
と見ていましたが、少しずつ動きは出始めたようです。


(水島寒月)


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