低金利下の金融機関の運用をヒントに

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 リーマンショック後、各国で過剰な金融緩和が続いたが、日欧は異例の低金利が続いている。債券の低金利化は景気刺激に効果をもたらす反面、債券を運用している金融機関は難しい運用を迫られた。
 運用に必要な利回りを確保するために債券の年限の長期化や米国債の積み増しなどで対応しているがそれも限界が見えている。

 金融機関の運用はポートフォリオにおける株式の比重を落とすことでリスクを低減させているが、低金利によって運用利回りを確保できなくなっており、REITや株式を増やした。

 リーマンショック後は、アクティブファンドをスマートベータという時価総額以外の基準を重視して構成銘柄や組入比率を決める商品への資金の配分を増やす流れが続いている。


銘柄詳細等、続きはこちらで
http://www.okasan-online.co.jp/tradeinfo/theme/2017/0411a/


【視点・ポイント】

 トランプ相場では株価や米国債の上昇の影響で高配当株のパフォーマンスはさえませんでしたが、年後半にかけて米国債の利上げが続いても日本の国債金利は低い状態が続くと考えています。

 すべて外貨で運用することは不可能なため、米国債の組み入れも限界があったり、ヘッジコストの上昇でリターンに対してリスクを過剰に取らされる可能性もあります。このことから2%程度の配当を享受できる株式での運用ニーズは存在するため、高配当株への資金流入は続くでしょう。

 上記URLの銘柄群はMSCI高配当と野村高配当70に組み入れられている銘柄群です。大型株に偏っているため、小型株好きの方はスクリーニング等で探してもらえると幸いです。


 一点、スクリーニングする際のコツをお話ししておきます。

 「上位3%は省きましょう」
 
 機関投資家がスクリーニングする際によく使う手法ですが、上位●%は省きます。これは「良すぎるものも怪しい」という考え方から来ているもので、配当で考えると上位勢は株価が下がって高配当になっているもの(株価下落→業績悪?→減配?)このようなパターンが多いので自動的に省く役割を担っています。

 そこそこいいものから分散して銘柄選択をした方が無難でしょう。


(Bコミ)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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来年の展望

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 今年は年初からオイルマネーと思われる外国人投資家の売り越し、為替の円高方向への推移により、大きく下落したが、7月の日銀のETF買い入れ増額、想定ほど円高の影響を受けない企業業績を確認したことで株価は上昇。

 米大統領選でトランプ氏が選出されると政策期待で為替がドル高円安方向へ推移。

 米国株高の影響も受け日経平均は一段高。このままいけば日経平均株価は陽線となろう。


 来年も今年と同様のBOX相場を想定。

 トランプ氏就任から材料出尽くしの利益確定売りと欧州の選挙、中国リスクなどテールリスクが顕在化することにより為替の円高とリスク回避の売りが進むだろう。

 年後半場米利上げによる日米金利格差の拡大による円高から日経平均は復調レンジは15500円−21000円を見込む。


 戦略はBOX相場を想定することから個別株戦略と押し目買い
 ・低位株
 ・高配当株
 ・インバウンド&カジノ

 セクターは自動車セクター、今年パフォーマンスが悪かった海運と鉄鋼に注目。


(Bコミ)


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今年のIPO傾向 その4

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 今週の日経平均株価は前週末比で約2.3%の上昇。

 トランプ勝利によるハネムーン相場が継続、米債安、ドル高、株高の相場となり、日本株も円安を受けて上昇した。


 IPOの投資戦略はデイトレーダーは上場直後のボラティリティを取るトレードが可能だが、時間軸の違う中長期投資家は見送るべきだ。

 IPO銘柄は一日に20%前後上昇する銘柄も多々あるため、中長期投資家が値動きに惹かれて参戦し、損切りできず資産の大部分を溶かしてしまうトレードを目にする。

 ギャップダウンした場合は逆指値も効かないため安易な参戦はすべきでない。

 3か月から6か月監視してフェアバリューを下回った銘柄を狙うべきだ。


(Bコミ)


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今年のIPO傾向 その3

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 今週の日経平均株価は前週末比で約2.8%の上昇。
 米大統領選は事前のクリントンの予想に反し、トランプが当選し開票が行われると乱高下。日経平均は約1000円、米国株は一時時間外で5%下落した。
 トランプ勝利が濃厚になると買い戻され、米国時間で日本株は全戻し、米国株は前日比プラスで取引を終え、翌日も上値追いが続いた。


 前回の「IPO銘柄の株価が3か月程度で落ち着く」理由を解説する。

 「信用買い残の整理」はIPO時に積み上がった信用買い残は3〜6カ月で解消すること、「決算の進捗確認」は3か月経過すると最低1回は四半期決算を確認することができる。

 「IPOプレミアムの剥落」はIPO期待で高くなった初値が出来高の減少と共に是正される。


 デイトレーダーは出来高が多いIPO直後の銘柄を好むが、上記のIPOの性質を利用して中長期投資に応用。

 今年は2884ヨシムラフードや7811中本パックスなどIPO後3か月で大きく上昇する銘柄が見られた。


<次回に続く>


(Bコミ)


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今年のIPO傾向 その2

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 今週の日経平均株価は前週末比で1.5%の上昇。
 為替の円安方向への推移や外国人投資家の買い越し姿勢が続いていることから好決算銘柄を中心に物色された。


 今日はIPOが落ち着いたところを狙って投資するセカンダリーの投資に注目したい。

 先週は今年は上場後3ヵ月程度で価格が落ち着き、3割程度の株が初値を上回っているデータを載せた。

 毎年地合いにより初値を上回る銘柄が増減するものの、成長が見込める銘柄にセカンダリー投資可能なため、有用な戦略だと思う。


上場後3か月程度で株価が落ち着く理由

1.信用買い残の整理
2.決算の進捗確(3か月間で少なくとも一回、四半期決算が確認できる)
3.IPOプレミアムの剥落

>次回に続く


(Bコミ)


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今年のIPO傾向

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 今週の日経平均株価は前週末比で0.9%の上昇。

 為替の円高方向の推移、外国人投資家の買観測等で強い展開が続き、週後半には日経平均は17000円台に乗せて推移、週の高値圏で取引を終え、5か月ぶりの水準となった。


 10月25日のJR九州の上場に注目が集まっている。

 月別のIPOの社数は12月に集中する傾向が強く、今年も年末にかけて新規上場が多く予定されている。

 今年の新規上場社数はリーマンショック以降、前年比で増加を続けてきたが、7年ぶりに若干減少する見通し。


 今年のIPOを期間別の騰落率(対初値)は34.8%。

3つに分類してみると、

 年初〜5月:上昇9社、下落21社 勝率30%
 6〜 7月:上昇6社、下落13社 勝率31%
 8〜10月:上昇8社、下落 9社 勝率47%

>次回に続く


(Bコミ)


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ドル円推移の一考察

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 今週の日経平均株価は前週末比で2.5%の上昇。
 米国債の下落から円安推移が続き、大型株を中心に上昇する展開が続いたが、雇用統計を前に様子見気分が強く、17000円を越えずに週の売買を終えた。


 今週は米10年債の利回りが1.7%半ばまで下落しており、この水準は今年6月以来の水準。
 日本の債券は長い年限までマイナス金利になっているため、金融機関が運用利回りを確保するために外国債券を購入している。

 銀行は預貸ギャップ(預かった預金を貸し出した余り)、保険会社は客から預かったお金を債券運用を中心に利ザヤを稼いできた。

 マイナス金利導入以降、利回りを求めて外債に多くの資金が流入したが、欧州もマイナス金利が多く適用されているため、運用先は米国債に集中している。


 金融機関の外債投資は為替が円高に推移すれば損失が発生するため、為替の影響をなくすためにヘッジをかけることが多い。
 しかし、ヘッジにはコストがかかり、足元はこのコストが上昇し、利回りとほぼ変わらない水準となっている。
 そのため、ヘッジをかけずに米債を購入することが活発化し、ドルの需要が増えているため、為替が円高になりにくい面もあるだろう。


 ドル円が100円を前にして底堅いのは金融機関の投資行動が一部影響を及ぼしていると考えている。


(Bコミ)


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株式分割銘柄の投資戦略

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 株式分割銘柄の投資法と言えば、経験が長い投資家であればライブドアショック前を想像するであろう。

 分割後に株券発行までの期間を利用した投資法で、分割後の低い株価で株数が増えていない期間でマネーゲームが記憶に残っている方は多いと思う。

 今は株券が電子化されたこともあり、株式分割当日から売買ができるようになっていて、最近は株式分割直後に株価が下落し、しばらくして上昇するケースがよく見られる。

 これをトレードアイデアとして実践することで利益を積み上げることができた。


 4694BML、6282ロゼッタ、3415トウキョウベース等。


 分割直後に下がる理由として

1.株数が増えたことにより個人投資家の一旦の利食い売り

2.分割前の上昇相場に飛びついた人の投げによる需給の緩み

上記の個人投資家の心理が大きく影響していると思う。


 9月末は分割銘柄が沢山あるので、この下げを利用して安いところを拾う戦略を継続して検討したい。


(Bコミ)


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悪材料のリバウンド狙いについて その2

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 今週の日経平均株価は前週末比で1.4%の上昇。

 日銀の政策決定会合ではイールドカーブやETFの調整が発表された。米国ではFOMCで利上げが見送られたことで米国の株価は上昇。日経平均株価は為替が円高に振れたものの週の高値圏で取引を終えた。


 直近急落した銘柄のリバウンド取りは地合いが大切である。

 足元の相場のように指数が高値でのもみ合いが続いていると物色手掛かり難からリバウンド銘柄に資金が向きやすい。

 逆に注意点は指数の下落リスクである。
 需給面でリバウンドを取ろうと逆張りした投資家が信用買い残を増やしやすい。加えて、高値でつかんでしこっている玉の処分リスクがあるため、指数が下落する弱い地合いではリバウンド取りが失敗に終わることが多い。


 そのため、銘柄を分散させて指数でヘッジをかけながらリバウンド取りをすることはリバウンド取りの弱点を補った有用な手法だと考えている。


(Bコミ)


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悪材料のリバウンド狙いについて

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 今週の日経平均株価は前週末比でほぼ変わらず。

 ISM非製造業景況指数が市場予想を下回り、米国の9月利上げの可能性が遠のく可能性が強まり、為替が大幅に円高に推移した。
 しかし、日経平均は円高を受けても堅調な推移を続け、週半ばには17,000円を上回る場面も見られた。

 日経平均は高値での膠着が続き、手詰まり感が見られる。

 株価が高値圏で膠着すると投資家の余力もそれなりにあるため、物色の対象が広がりやすい。物色のテーマとして直近急落した銘柄のリバウンド投資は有用な投資アイデアだろう。


 先週はサイバーダインの戻りが見られたし、今日は中村超硬が一時ストップ高を付けるなど、先週から今週にかけてリバウンド投資に一定の成果が得られた。

 これは信用の日柄調整とマザーズ指数が強いことで、出遅れを物色する動きにつながったと思っている。

(つづく)


(Bコミ)


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