書評:会社四季報 業界地図 2018年版

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会社四季報 業界地図 2018年版
東洋経済新報社
 http://amzn.to/2iUJNLR


 そつなく、非常にきれいにまとめられた本です。

 見開き2ページで(例外もある)、各業界の概要がすっと頭に入りますし、会社四季報がベースになっているので、個別企業の解説が必要最小限の内容に限定されていますが。非常にわかりやすいです。

 しかも、他の出版社から発行されている「業界地図」と違って余分な付録が無いところも好感が持てます。職人技に支えられた「実用美」さえ感じさせます。

 ただ、企業や業界に対しての「切り込み」はあまりありません。しかし、このようなタイプの本にはむしろ必要ありません。一種の「辞典」、「百科事典」ですから、必要なことが掲載され、検索しやすく、短時間で概要が把握できれば良いのです。


<161>リサイクル・中古業界の動向は私も注目しています。

 ブックオフが世間にデビューした頃は、<個人から仕入れて個人に売る>という高収益モデルや、<マニュアル化した値付け方法>などに感銘を受けましたが、今では中古市場も拡大とともに近代化されて、それらがごく普通の手法になりました。

 逆に現在では、Eコマースの発達によって<個人から仕入れて個人に売る>ビジネスモデルが、厳しい試練にさらされています。いわゆる<CtoC>がネット上で活況になれば、個人でも中古品の取り扱いができますから、中古品取り扱いチェーンの独占は崩れます。

 もちろん、仲介者や調整者としての業者の役割はある程度残るでしょうが、個人間取引はほとんど費用がかかりませんから、売買によって大きな利ザヤを稼ぐのは難しくなるでしょう。

 ただ、その中でもいくつかの例外はあると思います。例えば「まんだらけ」が扱うようなコレクターズアイテムは、仕入れの機会が限られます。コレクターというのは、収集した商品に非常に執着する(だからこそコレクターであるわけです・・・)ので、なかなか集めたアイテムを売りません。まとまって売られるのは、亡くなったときが大半です。遺族にしたら、膨大な収集品をいちいちネットで売るのは大変ですし、価値もわかりませんから、「まんだらけ」のようなブランド力のある業者が、まとめて査定して引き取ってくれるのはありがたいことです。

 また「コメ兵」は、ネットでの個人間売買において「鑑定」するサービスを始めましたが、高級品については、プロフェッショナルの関与を望む顧客が一定数はいると思います。

 まだ混沌とはしていますが、非常に興味を惹かれる業界です。


(大原浩)


【大原浩の書籍】

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書評:道徳感情論(第4部〜7部)



道徳感情論(第4部〜7部)
アダム・スミス 箸、村井章子+北川知子訳、日経BP社
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 本書を読了して感じたのは、あくまでアダム・スミスは、ギリシャのアリストテレスやエピクロス、ローマのキケロ等に連なる(道徳)哲学者であるということです。

 彼は本書の中で、共感=(社会への)同調の重要性を説いています。日本的な表現で言えば「世間様」「お天道様」に恥じない行為こそが、各個人に求められるのだという主張を繰替えしているわけです。

 自分の本能を適切にコントロールすることが、個々人の「徳」を高めるのに極めて重要であり、それができない本能が優勢な人間は、「下劣な下司野郎」だというわけです。

 スミスの定義によれば、銀行・証券を含む金融機関のほとんどの人間は下劣な下司野郎ですし、金儲けに血眼になっている投資家の大半も同様です。

 しかし、スミスが、利己心を他の多くの偽善的哲学者と違って否定はしていないのも事実です。「人間には血が通っていて、良いところも悪いところもある」というのが、スミスの主張の根底にあります。

 ドラッカーは非常に優れた観察者で、その優れた観察眼で、コンサルタントとして実際の企業の仕事の現場を詳細に観察しました。そして「マネジメント」をはじめとする多くの分野で素晴らしい経営理論を生み出しました。

 本書においても、スミスの的確な(内面も含めた)人間観察の鋭さと、その複雑な心理の確かな体系化には驚かされます。しかも、机上の空論を論じるのではなく、目の前にいる人間の心の動きをしっかりと捉えることによってその行動原理を解き明かします。

 「国富論」におけるスミスの「利己心」に関する記述も、この根本的理解が無ければ全く理解ができないはずであり、それを怠ってさもわかったような顔をしている経済学者はもちろん偽物です。

 そもそも、本書の冒頭は「人間というものをどれほど利己的とみなすとしても、なおその生まれ持った性質の中には他の人のことを心にかけずにはいられないなんらかの働きがあり・・・」という一文から始まっています。

 <利己心の塊=金で動く>人間が経済(市場)を動かすなどという妄想を抱くのは、その理論を構築する経済学者たちが、まさにそのように公徳心の無い<下劣な利己的野郎>だかではないかと思います。

 もちろん、私自身も下劣な利己的野郎である、銀行員・証券マンや投資家を見てきましたが、彼らが必ずしも成功していないというのも事実です。

 特に投資において、利己的野郎の成功確率は極めて低いのが現実です。
 私は「投資のアドバイスをお願いします」といわれると「まず禅寺で修行してきてください」と答えます。

 自分自身の心(利己心)をきちんと制御できない投資家が成功するはずがありません。もちろん、投資をするということそのものが利己心に基づいているわけですが、その利己心を抑え理性で判断するべきなのです。そうしなければ、他人や市場ではなく、自分の欲望によって地獄に突き落とされます。

 ところが、ほとんどの投資家は本能のままに投資を行い、いつも損をしています。

 バフェットが、世界一の投資家として成功できたのは、投資(企業分析)の技術もさることながら、自分の欲望をコントロールできる強力な自制心があったからです。

 なお、本書には、アマティア・センによる序文が収められていますが、非常に的確な内容です。


(大原浩)


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書評:道徳感情論(第1部〜3部)




道徳感情論(第1部〜3部)
アダム・スミス 箸、村井章子+北川知子訳、日経BP社
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 翻訳ベースで700ページを超える大著なので、2回に分けてコメントを書きます。

 ただ、大著ですが、非常に現代的なこなれた翻訳であるため、読むのに大きなストレスは感じませんでした。むしろスラスラ読めた印象です。

 現在では、アダム・スミスの著書といえば「国富論」の方がはるかに有名ですが、彼が生きていた時代には本書の方が世の中に広まっていました。本書が修正を加えつつ6版まで重ねたのに対して、「国富論」は本書が版を重ねる間に、本書の一部をより詳しく論じる形で、付加的に出版されたにすぎませんでした。

 近代経済学(古い経済学)においては、「合理的経済人」なるものが想定され、個人=個体の利益が最大になる最も効率的な行動をとるとされています。そして、アダム・スミスが国富論で述べる「(神の)見えざる」手が、「人間の利己心」の集合体であると解釈しています。たぶん一般にもそのように考えられているでしょう。

 確かにアダム・スミスが、人間に利己心が存在することを認め自然なこととしているのは事実です。しかし彼が、「<自然>が与えた人間の根源的資質=本能」として考えているのは、(自分に何の利益ももたらさない)復讐心、(他人をうらやむだけの)嫉妬心、(自分に何ももたらさない無償の)他人への感謝など極めて多種多様なものです。

 そもそも、スミスは28歳でグラスゴー大学の「道徳哲学」の教授としてスタートしました。決して経済(学)の専門家ではなく、むしろ「人間(性)の本質」に関して常に考えていた人物だったのです。

 2002年に「行動経済学」の分野でノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマンは「心理学者」ですが、経済の本質を理解するためには人間に関して深い洞察力を持つことが必要だという象徴的事例でしょう。

 スミスは、ある意味「人間経済科学」の源流をつくったといえるかもしれません。「道徳感情情論」で述べられている内容は、人間心理を非常に鋭く観察し、かつ系統的に一つの体系として理路整然と述べられています。

 また、極めて重要なのは、人間の心理と行動は<強い社会性>を帯びているということを断言している点です。

 いわゆる「合理的経済人」は、自分(個人=個体)のことだけに基づいて損得を判断します。しかし、スミスが述べる「<自然>が生み出した人間」は、<他人の目>を重要な判断基準にします。

 日本は強烈な「同調(強制)社会」で、少し息苦しい点もありますが、その「同調圧力」が極めて高い文化とモラル(道徳)の根源でもあります。

 もちろん「同調」を求められるのは利己的であることではなく、むしろ利己心は押さえるべきであるという同調圧力が働きます。

 同調を求められるのは「社会全体のためになる行為」であり、その同調によって<社会が構成員全体にとってより良いものになる>というわけです。

 言ってみれば、スミスが主張するのは「(社会にとって)良き行いが強化され、悪しき行いが消滅する」自然淘汰的な仕組みなのです。この考え方はダーウィンの特殊(生物に関する)進化論に大きな影響を与えており、スミスの考え方を一般進化論と呼んでよいでしょう。

 逆に誰かが社会(経済)を設計したと考えるのは創造説(神がこの世をつくった)を中心とした<中央集権的>な考えですが、その中央集権的な考えの極致である一神教(主にキリスト教)について、第3部の後半で触れています。

 無神論者はいまでも西洋社会では差別の対象ですが、無実の人々を生きたまま火あぶりにしたり、身の毛もよだつ拷問にかけた中世キリスト教独裁(暗黒)時代の記憶が生々しい時代であったため、スミスの表現はかなり慎重です。

 しかし、宗教的モラルは、人間が自然に持つ道徳感情を補強する効果を認めつつも、宗教的な狂信がたくさんの虐殺や戦争を引き起こしてきたことを冷徹に指摘しています。

 経済も世の中も、単に利己心の集合体ではなく、他人への思いやりやその他の人間的感情も含めた「(神の)見えざる手」によって動かされる「市場」によって自律的に運営されるのが最良だというのがスミスの主張するところです。

 繰り返しますが、スミスが主張する「(神の)見えざる手」とは、単なる利己心の集合体ではありません。本書で述べられているような、良きも悪しきも含めた、(自然が与えた人間の)「道徳感情」によって自律的にコントロールされるものなのです。


(続く)


(大原浩)




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ドラッカー18の教え 第8回

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産業新潮 http://homepage2.nifty.com/sancho/
11月号連載記事


■人間の手だけを雇うことはできない

●猫の手も借りたい


 「猫の手も借りたい」という慣用句があります。実際に役に立つかどうかは別にして・・・忙しい時には「猫の手」でさえ頼りにしてしまうという意味です。もっとも「猫の手」だけを切り取って持ってきても仕方がありません(少しシュールな表現ですが・・・)。同じように「人手不足」の会社に切り取った人間の手をすらっと並べても何の役にも立ちません。

 猫や人間の手は本体(胴、頭、足など)が一緒になっていてこそ初めて役に立ちます。さらに、少なくとも人間の本体(多分猫もそうではないかと思いますが・・・)には「心」が付いてきます。
 この心がドラッカーのいうところの「ビジネスにおいて最も厄介なもの」ですが、その「ビジネスにおいて最も厄介なもの」である心こそが、「利益を生み出す唯一の源泉」であるのも事実です。なぜなら、どのような最新鋭設備を備えた工場も、豪華絢爛なレストランも、多数の商品を備えた小売店も「心を持った人間」が稼働・運営しなければ絶対に利益を生むことはありません。人間が稼働・運営しない工場や店舗などはただ存在しているだけのガラクタにしかすぎません。

 自動販売機やオートメーション工場はどうなのか?という議論があるかもしれません。しかし、少なくとも現在のところ、自動販売機をどこに設置するのか、どのような商品を販売しどのような販売価格にするのかは人間が決めますし、商品補充も人間が行います。オートメーション工場も、最終的な管理や危機管理などは人間が行います。

 これからAIが、このような「判断」などを行うようになる可能性もありますが、すくなくともそれまでは「心を備えた人間という最も厄介なもの」がビジネス(企業経営)における収益最大化の最大の鍵となります。


●合理的経済人は存在するか?

 経済学においては、「合理的経済人」なる概念が登場し、経済モデルを構築するときなどによく使われますが、実際のところ「経済合理性」だけで行動する人間などこの世に存在するのでしょうか?

 もちろん、「損得」が人間の心や行動に大きな影響を与えることを否定できません。同じ商品であれば、価格の安い方を購入するのが普通ですし、同じ仕事ならば給料が高い方が良いに決まっています。しかし世の中には、一個数千円のデジタル時計ではなく手作業で組み立てた一個数千万円の機械式腕時計を身に付ける人がいます。時を刻む正確さはむしろデジタル時計の方が上かもしれません。あるいは、自宅で飲めば一本数千円のシャンパンを銀座のクラブで数万円・数十万円払って飲む人がいます。また、ボクサーの大部分は、とんかつ屋などでアルバイトしながら世界チャンピオンを目指しますが、実際に世界チャンピオンになれる可能性はほとんどありません。劇団員の多くも、アルバイトをするだけではなく(自分が出演する公演の)、入場券を自腹で購入さえします。

 このようなケースはまだまだいくらでもあげることができます。そのようなたくさんの例を見ると、「人間がどれほど『経済的非合理人』(=心によって動かされる存在)であるかがよくわかります。


(続く)


続きは、産業新潮
http://homepage2.nifty.com/sancho/
11月号をご参照ください。


(大原浩)


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書評:ブロックチェーン入門

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「ブロックチェーン入門」
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 1990年代後半、インターネット・ITバブル華やかりしころの熱狂をご記憶の方も多いと思います。当時は「インターネット・ITと名前がつくベンチャーなら「A4の企画書1枚で数億円が1週間で集まる」などといわれましたが、実際にそのような「熱狂」の時代でした。

 当時の私は、そのようなバブルを冷ややかな目で見ていたのですが、実際2000年代に入ってすぐにITバブルは崩壊し、雨後のタケノコのように生まれていた「ナントカドットコム」というような名前のIT関連企業のほとんどは、今や見る影もありません。

 しかし、私の予想が大きく外れた部分もあります。

 スマホやECなど、「ITやインターネットがたった20年ほどの間に社会のインフラになる」などとは、正直全く予測していませんでした。

 ただ、よく考えると、卓越したテクノロジーがはじめて実用化されてから、20年〜30年ほどで社会に普及するという流れは、少なくともグーテンベルクの印刷技術の登場の頃からありました。

 ドラッカーがよく取り上げるのが、1950年代の大型商用コンピュータの時代から20〜30年経って、パソコンなどによるコンピュータの一般の時代が始まったということです。そして、それから20〜30年経って、インターネット・モバイルの時代に突入したわけです。


 ブロックチェーンも、コンピュータやインターネットに匹敵する革新技術です。

 ただし、今や投機(投資対象)として脚光を浴びているビットコインについては「ねずみ講も一番最初に参加すれば儲かる」としか言いようがありません。

 現在少なくとも600種類の仮想通貨がある現状では、どれが(いずれでもなく新たに登場する仮想通貨かもしれませんが・・・)生き残るかは定かではありません。

 バフェットが好んで取り上げる逸話は「黎明期の米国で少なくとも数百社あった自動車会社は現在3社に集約されている」というものです。自動車産業が発展するのが明らかであったとしても、その数百社の中のどれが生き残るのかはわからなかったので、自動車会社に投資したほとんどの投資家は損をしているということです。


 しかしながら、仮想通貨というものがこれまで当たり前と思われてきた「中央集権型の通貨」をひっくり返す潜在的力を持っているのは確かです。

 先進国で「中央銀行」が設立され、中央銀行が通貨をコントロールするようになったのはここ100年から200年程度のことにしかすぎません。それまでは、いわゆる分散型の通貨システムが主流だったのです(この点については「進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来」マット・リドレーの第15章または私の書評をご参照ください。<通貨の本質>については、拙著「銀行の終焉」(あいであ・らいふ)をお読みください)。

 今後20〜30年で中央銀行が廃れて、中心が無い分散型の<仮想通貨>が主流になるといわれても、現時点では信じがたいことですが、その信じがたいことが次々と起こってきたのがこれまでの歴史です(もっとも、通貨は政府の力の源泉でもありますから、政治的に一筋縄ではいかないと思いますが…)。

 また、仮想通貨のベースとなるブロックチェーン技術のすごさは、本書を読んで改めて痛感しました。

 確かに<不動産登記>や<著作権><医療カルテ>などブロックチェーン技術は至るところに応用できます。特に、現在政府や地方自治体が関わっている煩雑な承認、証明、確認などの作業を、政府を介在せずに分散型で実現できるのは極めて重要な点です。

 インターネットも「情報の独占」に風穴を開け、チャイナなどの(共産主義)独裁国家などでは、政府の悩みの種です。

 しかし、ブロックチェーンには「政府を不要なものにする」すなわち「無政府主義」を無血で実現するだけの破壊力があります。この世で最大の既得権益者=抵抗勢力の政府が、その力をやすやすとブロックチェーンに明け渡すとは思えませんが、私の生きている間に「ブロックチェーン無血革命」が実現する可能性は否定できません・・・


 本書は、その驚嘆すべきブロックチェーンをテクノロジーというよりも<概念・思想・哲学>の面からわかりやすく解説した良書です。


(大原浩)




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書評:進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来




「進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来」
 マット・リドレー 箸、早川書房
 http://amzn.to/2kCSoXU


 まず、読者にとって意外かもしれないのは、ダーウィン(1809年生まれ)はニュートン(1642年生まれ:ユリウス暦)よりも150年以上も後の時代の人間であることです。

 そのため、万有引力の法則を否定する(アインシュタインの相対性理論によって修正が加えられましたが…)人はいなくても、いまだに米国のキリスト教原理主義者は進化論を否定し、学校で「地球は6000年前に創造された」と教えるよう強いプレッシャーをかけています。

 何故進化論が人々になかなか受け入れられないのか?それは(神や人間などの)「意図」や「計画」をすべて否定するからです。

 本書では、生物学的なダーウィンの進化論を「特殊進化論」、アダム・スミスに端を発する(ダーウィンも影響を受けた)社会・経済などすべての事象に関する進化論を「一般進化論」として区別します。

 例えば、一般進化論に従えば、トップダウンによる「指示」「意図」「計画」等はすべて効果が無く無意味です。有名なニューディール政策、(災害からの)復興プラン、ナントカ5か年計画など、数え切れないほどのプロジェクトは、何も効果を生み出していません。

 政府などの政策が成功したように見えるのは、「元々社会・経済・市場が政府の意図する方向に向かっているときだけ」であって、政策によって元々の流れを変えることはできません。

 社会・経済も生物の進化と同様に「適者生存」の原理に従って、「自律的に進化する」のです。したがって、トップダウンによる「意図」や「計画」は必要ありません。

 著者は、この意図や計画を必要としないアメ―バのような「一般進化論」がほとんどの社会現象で有効なことを全16章にわたって、丁寧に証明しています。

 特に注目されるのは、第15章と第16章です。

 まず、第15章は<通貨の進化>というタイトルの中で「中央銀行は不要である」という議論を展開しています。最近の日銀のていたらくを見ていると、心情的に同意する読者も多いかと思いますが、現在の日銀が抱える問題は、一時的な政策の不手際ではありません。

 過去数百年の世界の歴史の中で、中央銀行が経済を救った例は無くても、大きな打撃を与えた例は、星の数ほどあることを豊富な事例で証明しています。

 例えば18世紀に中央銀行が消滅したスコットランドにおいて、銀行の経営内容が格段に向上し、中央銀行が存続したイングランドよりも銀行倒産件数が大幅に減った事例があります。

 スコットランドにおいては「最後の貸し手」がいないことが強く意識されて、融資姿勢が常に慎重になったのに対して、「最後の貸し手が控えている」イングランドでは融資審査基準が甘くなったからです。

 また、1930年代の大恐慌による経済的打撃が最も少なかったのは、当時中央銀行が存在しなかったカナダであることも特筆すべきことです。

 さらに、リーマンショックの原因も「政府による低所得者向け住宅取得の優遇政策」にあるとしています。つまり、政府が銀行に対して「信用力の低い低所得者に融資を行うことを強制した」からだということです。もちろん、銀行がその政府の強制に従ったのは、最後はファニーメイなどの政府機関や中央銀行がしりぬぐいをしてくれるということを見込んでいたからです。

 第16章では、インターネットの発達による<政府の統制から自由な通貨>の話に議論が移ります。

 ビットコインなどの仮想通貨については、その趣旨が理解されないまま加熱しているので、これから投資するような対象ではないと思いますが、仮想通貨を支える<ブロックチェーン>の技術は、コンピュータやインターネットに匹敵する革命的技術だと思います。

 これまでの通貨は、第三者(例えば政府や銀行)による関与が無ければ価値を生みませんでした。1万円札の製造コストは20円ほどですが、20円を1万円にすることができるのは信用力のある)政府や銀行だけであったのです
(通貨の価値の本質については拙著「銀行の終焉」(あいであ・らいふ)をご参照ください)。http://amzn.to/2zc4uun

 ところが、ブロックチェーンの技術があれば、中央集権的な機関(政府・銀行)が無くても、インターネットのように階層の無いフラットなネットワークで、資金のやりとりができるということです。これが実現すれば産業革命に匹敵するようなインパクトを与えるでしょう。

 ただし、ビットコインやいわゆる仮想通貨がその主役になる可能性はあまり無いと思います。


(大原浩)




【大原浩の書籍】

★夕刊フジ(産経新聞社)木曜版で連載中の「最強!!バフェット流投資術」
 は、7月で基礎編が終了し、現在応用編を連載中です。

★「バフェット38の教え」(昇龍社、アマゾンキンドル版)が発刊されまし
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★バフェット流で読み解くGINZAX30社(2018年度版、上巻、下巻)
 <発行:昇龍社>(アマゾン・キンドル版)が発刊されました。
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 昇龍社、アマゾン・キンドル版<上・下巻>2016年度版
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★『投資の神様』(バフェット流投資で、勝ち組投資家になる)<総合法令>
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★「客家大富豪の教え」18の金言」に学ぶ、真の幸せをつかむ方法
 著者:甘粕正 <アマゾンキンドル版>
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★「賢人バフェットに学ぶ・投資と経営の成功法則」
 昇龍社(アマゾン・キンドル版)
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★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
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★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)


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書評:日経業界地図 2018年度版




「日経業界地図 2018年度版」
 日本経済新聞社 編、日本経済新聞社
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 「新聞を読むと馬鹿になる」のはすでによく知られた事実かと思いますが、冒頭の「今さら、聞けない経済ニュース&日経テスト」から「注目業界テーマ」までは価値がある内容ではないので、<自動車・機械・造船>(27番以降)から読み進めて大丈夫です。

 最終180番までの内容は、特別なことはまったくありませんが、それなりに頑張った内容だと思います。
 このような「業界地図」の内容が劣化しているのは、編集者の問題だけではなく、ビジネス環境の急速な変化によって、「業界」という捉え方が難しくなっている影響も大きいと思います。

 例えば、IT、インターネットは今やほとんどすべての「業界」と関係し、ネット上でおむつを売るのも「葬式」を売るのも、物理的な違いはほとんどなくなってきています。


 一つ注目しているのは「自動車業界」です。完全自動運転がマスコミで騒がれていますが、飛行機(旅客機)の「完全自動運転技術」は数十年前にはほぼ完成しています。空港から空港へ飛ぶだけの旅客機の自動運転は、路地裏や歩行者のすぐ隣を走る自動車に比べてはるかに簡単なのです。
 それにもかかわらず、いまだにパイロットが必要とされる現状を考えても、マスコミの騒ぎかどれほど過剰かよくわかります。

 また、欧州(それに追従してチャイナも・・・)が、ガソリン自動車やディーゼル自動車の販売を禁止して、電気自動車を普及させようと必死ですが、この動きもうまくいかないと考えています。

 まず、二酸化炭素排出云々という「地球温暖化詐欺」の<不都合な真実>が近い将来明らかになるでしょう。そもそも地球の気温の大部分が「太陽黒点の活動」と「地軸の傾き=日射量が大きく変わる」に左右され、人間が排出する二酸化炭素の影響など微々たるものにすぎません。「牛のゲップの二酸化炭素の方が影響が大きい」といわれるゆえんです。

 また、電気は決して地球温暖化論者が唱えるようなクリーンなエネルギーではありません。その大部分は化石燃料で発電されますし、いわゆる<再生可能エネルギー>に至っては、地球環境破壊の元凶です。
 地面を埋め尽くしたソーラーパネルやグロテスクで巨大な風車を見たことがある方なら、すぐに理解できると思いますが、そのような設備は動物たちや植物たちの守ってきた自然環境を確実に破壊します。もし、すべての電力を再生可能エネルギーにすれば、信じられないほどひどい範囲の環境が破壊されますし、不安定な電力供給で毎日のように停電します。


 ただ、欧州やチャイナの戦略は、実のところ<トヨタつぶし>、<日本メーカー対策>の要素が大きいのです。

 ガソリン自動車で彼らが日本勢に対抗できないのは明らかですが、ハイブリッドではトヨタが一人勝ちです。
 電気自動車ばかりが騒がれていた時代に、<ハイブリッド>につき進んだトヨタの判断は素晴らしいものですが、それも「現地・現物」というトヨタシステムのおかげです。

 今回の<電気自動車>騒ぎに対してトヨタは静観を決め込んでいますが、<地球温暖化詐欺>の真実を知っているというだけではなく、<次世代自動車の柱は「水素」>だと確信しているからです。


 確かに、水素自動車普及のための<水素ステーション>の建設は、まだこれからですが、それでも、電気自動車の充電のわずらわしさに比べれば、今後十分競争していけるとの判断なのです。

 ガソリン自動車の前から実用化(ポルシェなどのメーカーは創業当時電気自動車をつくっていた)されているにも関わらず、いまだに自動車の本命になれないのは、やはり「電池」がネックになっており、これを解決するブレーク・スルーは今のところ登場していません。

 それに対して<水素>は宇宙で初めて誕生した物質であり、宇宙に広く分布するだけではなく、地球上にほぼ無限(例えば海)に存在します。もちろん、実際に燃料としてどのくらいのコストで生産できるかという問題はありますが、実用水準に近づきつつあるのは事実です。
 また、トヨタが保有するFCV特許の多くを公開し、FCVそのものを普及させる戦略も有効だと考えています。

 2016年のFCV「ミライ」の販売台数は2046台、ガソリン自動車に比べれば微々たるものですが、かなり健闘しているのではないでしょうか?

 また、エネファーム(燃料電池)の累積販売台数は、2020年に140万台になる見込みです。都市ガス(水素)をそのまま、FCVに利用できるようになるかどうかは定かではありませんが、水素活用の進展は追い風です。

 水素自動車でもハイブリッド同様トヨタ自動車の一人勝ちになるかもしれません。


(大原浩)


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書評:ファスト&スローあなたの意志はどのように決まるのか?(下)



「ファスト&スローあなたの意志はどのように決まるのか?(下)」
ダニエル・カーネマン箸、早川書房
 http://amzn.to/2xtiUrW

 ※上巻の書評はこちら http://www.okuchika.net/?eid=7275


 下巻においてもカーネマンの鋭い洞察と、非常にわかりやすい解説に変化はありません。

 上巻は、システム1とシステム2による人間の脳活動の分析が中心でしたが、下巻は「フレーミング」、「利用可能性バイアス」など、人間の判断の誤りを誘発する原因や、「自信過剰」「メンタルアカウンティング」などの問題に鋭く切り込みます。


 最近、新聞やテレビの世論調査の結果が各媒体によって大幅に違うことが話題となりました。統計学的なサンプル抽出の問題(絶対的なサンプル数が足りないとか、ある新聞の読者が偏向している)も理由の一つですが、「フレーミング」の問題もかなり大きいと言えるでしょう。

 例えば全部で600人が死の危機に瀕しているとき、「200人が助かる」選択をすることは簡単ですが「400人が死ぬ選択」には心理的な抵抗があるはずです。結果的には同じなのですが・・・

 このようなフレーミングを使って世論を誘導するのはマスコミの常とう手段です。しかし、フレーミングを悪用するのは決してマスコミだけではありませんので、我々はこの問題にかなり注意しなければなりません。


 また、カーネマン自身がどの程度投資に関わっているのかは(自身の資産も含めて)不明ですが、投資に関する洞察の深さには恐れ入ります。

 共同研究者のエイモス・トヴェルスキーがある投資アドバイザーに自分の資産の評価を頼んだ時のことです。その投資アドバイザーは、それぞれの資産の購入価格を教えてくれるよう依頼したのですが、エイモスはそのようなものを何に使うのかわからず大変驚きました(ちなみにカーネマンも)!するとそのエイモスの反応を見た投資アドバイザーもびっくりしました。

 少なくとも、理論的に考える限り、過去の購入価格は資産を将来どのように運用するのかを考えるときには全く関係ありません。

 例えば、トヨタ自動車の株が現在7000円とします。9000円で買って2000円損していても、4000円で買って3000円儲かっていても、これからすべきことは同じです。

 もし、その時点で損をしているのか得をしているのかが、将来の判断に影響したとすれば、その判断は<明らかな間違い>です。

 その時点での損得に目くらましをされるがゆえに、多くの投資家は投資に成功できないのです。私自身も、その本能から完全に逃れることはできませんが「いくらで買ったか」などということはできる限り早く忘れるよう心がけています。大事なのは「これからどうするのか」という判断だけなのです。


 さらに、<大きな利益が予想されるときよりも、大きな損失が予想されるときの方が、人間は大胆なギャンブルを行う>というのも非常に興味深い話です。
 例えば、ある株式の投資で1000万円の損失が生じているときに、

1)1000万円の損失を確定する(損きりをする)
2)10%の確率で損失がゼロになるが、90%の確率で損失が1112万円になる。

としたらどうでしょうか?

 この設問は私が考えたものなので実験をしてみないと確かなことはわかりませんが、カーネマンの研究や私の観察によれば、2番の更なるリスクをとる方が多いのではないでしょうか?

 実際のマーケットでは、将来の株価が予想できませんから、2)を選択したつもりでも、実際にはもっと大きなリスクを背負うことになり「討ち死に」する投資家が後を絶たないというわけです(損失を確定すれば将来の株価がどうなっても損失が膨らむことは無い)。


(大原浩)




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書評:ファスト&スローあなたの意志はどのように決まるのか?



「ファスト&スローあなたの意志はどのように決まるのか?(上)」
ダニエル・カーネマン箸、早川書房
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 心理学者でありながらノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンが、一般向けに行動経済学の基礎を解説した非常に読みやすい本です。
 表題の通り「システム1=ファスト=直感」と「システム2=スロー=思考」が中心となって展開します。

 どの章も非常に興味深いのですが、今回は特に第20章<妥当性の錯覚>を取り上げます。

 この中で、ウォーレン・バフェットが常に主張している「株式の売買は少ないほどいい」と「投資信託を買うのであれば手数料の安いインデックスファンドしか考えられない(人間が運用する投資信託は買うべきではない)」について、素晴らしい「科学的証明」が行われています。

 カリフォルニア大学バークレー校金融工学教授のテリー・オディーンが某証券会社顧客1万人(取引数は16万3000件、その多くが男性)について行った調査によれば、投資家がA株を売ってB株を買った場合、平均で(売った)A株の方が3.2ポイント年平均でより高く上昇していました(手数料は別)。要するにあれこれ考えて売買せずに、最初の株をそのままっ持っていた方が良い結果であったということです。

 また、彼と同僚のブラッド・バ―バーとテリー・オディーンとの共同研究では、「平均的には、最も活発な投資家(売買回数が多い)が最も損をし、取引回数の少ない投資家ほど儲けが大きい」ことが確かめられていいます。
 バフェットの主張通り、売買すればするほど損をすることが明らかになりました。

 また、男性は「無益な考え」に取りつかれる回数が多く、その結果、女性の投資実績は男性を上回ることも示しています。これも私の観察結果に一致します。

 さらに、50年間にわたる調査によれば、投資マネージャーの運用成績はサイコロ投げにも劣ります。少なくとも投信(ファンド)の3件に2件は、市場全体のパフォーマンスを下回っていました。
 サルに任せるか、コイン投げで運用した方がましということです。
 あるいはバフェットが主張するように手数料が安いインデックスファンドを購入すべきでしょう。


 最後に、ダニエル・カーネマン(2002年に「プロスペクト理論」によってノーベル経済学賞を受賞)の某金融機関運用マネージャー25名8年間の運用成績を研究した結果、「28個の相関係数(1年目と2年目、1年目と3年目・・・7年目と8年目まで28組のペアをつくり相関係数を求めた)は、0.01であった」という研究結果が紹介されています。

 つまり、これらの運用成績に相関関係は無い=担当者のスキルによる運用成績への影響はゼロという結果になったのです。

 カーネマンは、情報提供先の金融機関にこの研究成果を報告しましたが……その結果はご想像の通りです・・・

 まあ、キリスト教の牧師に「研究の結果神は存在しないことがわかりました」というのと同じで、自分のおまんまの食い上げ(特にファンドマネージャーは高給)になるような意見は無視するか、それとも魔女裁判のような形でたたきつぶすしかないのでしょうね・・・


(大原浩)




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ドラッカー18の教え 第7回



産業新潮 http://homepage2.nifty.com/sancho/
10月号連載記事


■好きなことをするというのは、必ずしも楽をすることではない


 「好きなこと」をすれば、やる気・意欲が高まるから仕事の効率が上がり、良い結果が出せる。その通りです。ただ、「好きなこと」の定義はなかなか難しいと言えます。

 例えば学校のクラブ活動を例に挙げてみましょう。
 「雑談部」というクラブがあるとします。放課後部室に集まって、若い男女が色々な話をするのは楽しいでしょうし、多くの人にとって「好きなこと」の一つには違いないかもしれません。

 しかし、現実にはそのようなクラブを(少なくとも私は)見かけたことはありません(事実上そうなっているクラブは時折見かけますが・・・)。
 なぜ、「雑談部」が存在しないのか?親や学校の先生の受けが良くないのはもちろんのこと、同級生からも馬鹿にされるというのが原因の一つでしょう。
 それだけではありません。「雑談部」のように、明確な目標が無く達成感を得られない活動は、実のところそれほど楽しくないからなのです。

 例えば、野球部やテニス部。球ひろいや雑用はともかく、練習は厳しく、実際に試合をする時間は、全体のごく一部です。それでも、多くの若者が「雑談部」で楽しいおしゃべりに興じることではなく、野球部やテニス部などで、苦しく厳しい練習に耐えることを選びます。彼らに「野球部やテニス部の活動は『好きなこと』か?」と問えば、ほとんどの場合「イエス」という答えが返ってくるでしょう。


●「やりたいこと」ではなく「やるべきこと」を選ぶ


 ドラッカーは「強みを生かせ!」ということを強調します。強みと自分がやりたいこと=「好きなこと」は必ずしも一致しませんし、ドラッカーは具体的なケースでそれを説明しています。そして、強み=「自分が行うべきこと」とやりたいこと=「好きなこと」が食い違うときには、必ず前者を選ばなければないと述べます。

 やりたいこと=「好きなこと」をあきらめて、強み=「自分が行うべきこと」を行うのであれば、「仕事を楽しむ」どころでは無いと考える読者の方も多いかもしれません。

 確かに、二者択一で自分の好きではないことを選んだということだけを考えれば、「楽しくない」ということができるかもしれません。しかし、この二者択一を迫られた人物は、なぜそのような判断をするのでしょうか?そこに問題の本質を解くカギがあります。


●高い目標が無ければ仕事を楽しめない


 ドラッカーは
「失敗したことが無い人間に重要な仕事を任せてはならない。なぜなら、失敗したことが無い人間は『挑戦したことが無い』からだ」
と述べます。

(続く)


続きは、産業新潮
http://homepage2.nifty.com/sancho/
10月号をご参照ください。


(大原浩)


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