株を買いたくなる局面はいつか

 事情があって止まない株の売り。国民共有の財産でもある株式市場は企業にとっては直接、投資家から資金調達を行う場でもあり、いつまでも調整ムードが漂うと資金調達機能がマヒして景気にも悪影響してしまいます。株価の下げが企業収益の先行きを見越したものであるなら、その下げはじめた時期が今年の4月からなので今秋あたりの景気のスローダウンを先見したものと考えられます。エコ減税がなくなり車の売れ行きが悪化し、ここに来ての円高が景気の先行きに悪影響し企業業績にもマイナスとなると読んでいるものと推察されます。冷静に見てマクロ的な背景はそうだとしてもミクロでは企業ごとの事情で異なった動きが感じられます。

 全体相場は調整開始から4ヶ月を経過。このまま日経平均が7000円台となるほどの企業業績の悪化が円高によって見られるようになるとすれば、その際為替レートは1ドル=80円を突破する局面となると想定されます。為替レートが円高では既存の製造業では輸出が難しいとは言っても日本経済の構造を内需中心に変えていくには財政難の壁にぶち当たります。ここでは既にグローバル化を推進し、より付加価値の高い商材をもち世界に通用するビジネスを積極的に行う企業が台頭してリード役になってくれることが重要です。

 出でよ!!日本発第2のアップル、グーグル。華やかに世界市場で活躍する企業が現れてこそ投資家が勇気づけられ、夢を抱くことこそ思い切ってリスクマネーを投じるきっかけにもなります。そうした実行力ある世界に通用する企業が株式市場の救世主となるに違いありません。そうなってこそ政治に頼らず自立した民間企業への投資意欲がわいてくる筈です。日本の株式市場にも近未来においてそうした局面がやってくることを期待したいものです。

 個人投資家の皆さんが本格的に株を買いたくなるのは、まだまだ先でしょうがその前にリーダーシップを発揮できる企業の登場が待望されます。

参考銘柄:
ソフトバンク(9984)、ヤフー(4689)、旭硝子(5201)、スズキ(7269)

株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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この会社に投資する価値

【配当利回りが高い2社】

 長期にわたり使途がないお金を銀行に預けていても金利が只のような現在、高配当利回り銘柄が狙い目です。とりわけ以下の2社はなかなかの高配当でなおかつ業績面の向上が期待されます。

1)トラスト・テック(2154)
 技術系人材派遣・請負・委託企業
 時価:26200円
 時価総額:24.9億円
 今期予想経常利益:5億円
 今期予想EPS:3998円
 予想PER:6.6倍
 実績BPS:31142円
 実績PBR:0.84倍
(配当金控除後の実績BPS:29142円 同PBR:0.9倍)
 今期予想1株当たり配当金:2000円
 配当利回り:7.6%

2)日本パーキング(8997)
 大型時間貸し駐車場の運営
 時価:40650円
 時価総額:22.5億円
 今期予想経常利益:4億円(第1四半期で1.8億円、期中上方修正の余地)
 今期予想EPS:3973円
 予想PER:10.2倍
 実績BPS:49732円
 実績PBR:0.82倍
 今期予想1株当たり配当金:2000円(収益拡大によってなおも増配含み)
 配当利回り:4.9%


【iPad関連で割安感のある2社】

 電子書籍のツールとしてiPadが急成長すると期待されます。ハード、ソフトの両面から多くの関連企業が見出せますが、以下の2社はとりわけ割安感があります。

1)鈴木(6785)
 電子部品コネクタ、電子部品搭載装置、半導体関連装置、各種精密プレス金型・モールド金型の製造・販売
 時価:650円
 時価総額:40.3億円
 今期予想経常利益:11億61百万円
 今期予想EPS:87.9円
 予想PER:7.4倍
 実績BPS:1652.2円
 実績PBR:0.4倍
 今期予想1株当たり配当金:22円
 予想配当利回り:3.4%

2)サイネックス(2376)
 ヤフーと提携、従来全国の市町村が税金で発行していた「暮らしの便利帳」を広告入りで協働発行
 時価:360円
 時価総額:23.3億円
 今期予想経常利益:5億20百万円
 今期予想EPS:43.4円
 予想PER:8.3倍
 実績BPS:610円
 実績PBR:0.59倍
 今期予想1株当たり配当金:5円
 予想配当利回り:1.39%


【国内産業型で見落とされた2社】

 需給悪で株価が下がっている国内型の銘柄は為替の変動に左右されずに注目されやすいところです。以下の2銘柄は最近、公募増資(アゼアスはIPO時の公募増資)を行い需給が悪化して株価が下落しましたが指標面では割安です。

1)メディカルシステムネットワーク(4350)
 調剤薬局を全国展開、中小調剤をネットワーク化、M&Aで成長中
 時価:589円
 時価総額:38.2億円
 今9月期予想経常利益:14億円
 予想EPS:72.3円
 同PER8.1倍
 実績BPS:584円
 同PBR:1.0倍
 今期予想1株配当金:18円
 同配当利回り:3.05%

2)アゼアス(3161)
 防護服の製造販売、第1四半期決算発表接近
 時価:357円
 時価総額:21.7億円
 今期予想経常利益5億21百万円
 予想PER:7.0倍
 実績PBR:0.43倍
 今期予想配当利回り:3.9%(20円配継続だと5.6%)

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代表取締役 松尾範久

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株式投資の視点

 株式市場、とりわけ新興市場の停滞が目につきます。新興市場は流動性の無さゆえに需給が悪化すると予想外の安値をつけたりします。

 直近の日経平均9000円割れの不安感が新興市場の流動性に欠ける銘柄、成長のシナリオが描けない銘柄には極端に表れています。7月23日にIPOしたばかりの私の故郷銘柄、アイ・ケイ・ケイ(2198)はその典型です。株価が上がらないとまあ本当にぼろくそに掲示板に書かれて、それを見た投資家がまた売り浴びせ、初値1112円から先週は826円まで約26%の下落となりました。
 故郷銘柄が傷つき汚れてしまい残念ではありますが、それが先週末は売り一巡からようやく反転してきました。頑張れ私の故郷銘柄!!と叫ぶような投資家が他にもいてくれるかどうかはわかりませんが、企業は多くの応援団とも言うべき投資家の皆さんで支えてもらっている筈です。
 多くの新興市場に上場する企業は、そうした事業投資家に支えられている筈なのですが、過去20年の経緯を見ますと単に株価が上がれば良いという雰囲気の中で投資家も買ったらすぐに売ることを考える方々ばかり。事業を理解し応援をしてくれる投資家の層が薄くなったのも昨今の株式市場の発展を阻害しているのではないでしょうか。

 不特定多数の見ず知らずの投資家の存在に、あきらめの境地に立つ株式を発行する立場の企業側も、通り一辺倒の説明で終始し、事業の成長戦略やリスクをきちんと説明しないでいる場合もありますし、粉飾決算が明らかになるケースなど投資家に不信感をもたれることが増えてしまい相互不信を招いています。
 かくして換金売りの流れに抗しきれず株式相場は新興市場銘柄を中心に下落歩調が見られます。新興市場に集まっている投資家の性質によりますが、短期売買中心の投資家が集まる市場においては、不安感が蔓延する現在の市場環境下では致し方ないところです。だてに多少でも流動性があると投資家は投げようとしますので盲目的な売り行動をとりがちです。企業価値が株価以上にある会社も思い切って換金して、手元に現金で持ちたいとのニーズが高まる昨今ですが、長期にその会社を応援しようとする投資家にとっては、そうした局面を気にしないでせっせと投資する良いタイミングなのかも知れません。短期的な株価の変動よりも事業の将来性を考えての投資家の動きが活発になればと期待するのは私のようなものだけでしょうか。どこかにきっとそんな方がいるとは思いますが、なかなか出会う機会がありません。

 億の近道の読者の皆さんの中には、単に株式をキャピタルゲインを得るツールと見て取り組まれているだけではなく事業への関心をもって取り組んでおられる方々も大勢お見えになるに違いありません。それが「億の近道」の真骨頂であればと願っています。

 さて、このところGDPの下方修正が発表されるなど今後の景気の先行きが読めない中で、投資家の懐が縮んでいては現実に見られる株価の停滞も当然で、短期的な上昇はあきらめざるを得ない状況です。日経平均は9000円割れを目前に抵抗している状況ですが、実体は既に底割れの状況です。唯一のよりどころは配当の増配などを踏まえての配当利回りの高まりによる投資価値の向上です。今期予想配当利回り4%から7%台の銘柄をピックアップして業績が今期から来期にかけて向上する可能性のある企業に投資することがリスクを限定してリターンを得る投資戦略となります。

 マクロ景気の先行き不安感が個別銘柄の株価動向にも影響をもたらしている状況ですが、独自の事業モデルで成長のシナリオが描ける企業には日本国がつぶれてしまわない限り、復活のチャンスが大いにありと見ています。外部要因や為替の円高進展から一旦はなおも嫌な場面があっても仕方がありませんが、新資金がこのような停滞局面においてこそ入ってくることを期待しています。

 皆さんの周りにも不稼働マネーがあるのかも知れませんが、思い切ってこうした局面でこそ動かしてみてはいかがでしょうか。

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グリーンシート市場に取り組む先駆者が夢見る次の一手

 資本主義の権化とも言うべき株式市場が死に体状態となっていますが、そこに参画する短期投資家のEXITが続いていることが根本的に問題となっているように感じます。
 こうした局面で新たな投資家を呼び込む努力をすべきなのですが、短期売買を誘導しがちな証券会社はこの局面で空売りを奨め、株価の下落に拍車をかけてしまっているのではないかと憂慮しています。株価のモノサシが壊れ、過去の経験則が通用しないのは、何が何でも売っておこうという投資家を動かす何かが存在しているとしか言いようがありません。
 本来の株式市場には企業の応援団が集まっている筈ですが、今は企業の成長や中味など無視した多くの短期売買者が集結し、投げ捨てるものですから株価は高きから低きに流れ落ち、既存の長期投資家からもあきらめの声が聞こえてきそうです。
 そうした中、新興市場の更に下に位置するグリーンシート市場の仕掛け人でもあるディーブレイン証券の出縄社長とお目にかかり示唆に富むお話をお伺いしました。新興市場銘柄をフォローしてきた私も流石にグリーンシート市場は、さすがに関心が薄かったのですが、お話をお聞きすると金融投資型とも言える現在の新興市場の立ち位置に対して事業投資型の性格を備えているグリーンシート市場の存在意義を大変強く感じてしまいました。
 長期スタンスで投資されている皆さんはこの事業投資を念頭に置いていると考えられますが、株式市場に集まっている投資家はそれが良きにしろ悪しきにしろ短期的な成果を求めがちです。企業の応援団を求めて投資家を集めるグリーンシート市場は今後の中小企業金融の方向の一つとなるかと考えられます。

 日本の投資家が委縮しているのであれば海外の投資家に見てもらうことで企業の良き理解者を増やすことが必要ですが、株式市場に上場している3709社のうち、アニュアルレポートを英文化しているのが630社にしか過ぎない(ディーブレイン証券調べ)ことも裾野の広い海外投資家からの評価を得られていない背景になっているのではと、ディーブレインではCAB(キャピタルアライアンスボード)というサイトを構築し、世界の投資家に日本の企業を見てもらうためのインフラを提供すると張り切っておられました。
 世界のローカル言語である日本語の壁をとっぱらいユニークな事業モデルを理解してもらい新規投資を増やすとともに世界企業とのアライアンスの機会を提供すれば日本の未来は明るいのですが、今からでも遅くはありません。もっと日本の上場企業や上場予備軍とも言える中小企業のことを知ってもらうことです。

 そんな大胆な発想を実行に移す出縄社長に私も協力をしたくなりました。頑張れ出縄社長!!皆さんも一度グリーンシート市場を研究されて、良ければ大いに応援願います。

日本証券業協会グリーンシートのページ
http://www.jsda.or.jp/html/greensheet/kaisya/gaiyou.html

ディーブレイン証券のグリーンシートのページ
http://greensheet.d-brain.co.jp/

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株式投資の視点

 株を売る理由はお金が必要だからというのとお金は必要ないけど株価が下がりそうだからというのがあります。流動性があろうとなかろうと株価は換金売りに値を消す場面が随所に見られる場合は景気の先行きが不安となり理
由もなくつられて株を売りたくなります。
 株価は相場で変動しますし気の持ちようなので下がればそこからまた評価が始まります。業績などは二の次。PERは単なる評価の基準に過ぎず、そこによりどころを求め過ぎては儲けることはできません。それでも教科書的に言うとかつてPERは10倍なら買いという時代がありました。今は5倍や6倍でも買いが入らないケースもあり、まさに企業が公表している業績見通しなど信じられないとでも言うような投資家の判断が働いているようです。

 直近になってIPOしました結婚式場を経営するアイ・ケイ・ケイ(2198)の株価は予想EPS254円余りに対してPER3倍台で評価されるなど普通では考えられない株価になっていますが、それも先行きへの業績不安があるからにほかありません。企業側も地方に所在していて自社をアピールし切れていない面もありますので、イレギュラーな面もありそうですが、投資家は冷静になってこうした株価推移を見守る必要がありそうです。

 証券会社は当局の指導が厳しく品薄株の売買には消極的なようですが、きちんとした事業モデルを構築した成長企業は株式の流動性があろうとなかろうと存在しています。皆様に少しでも有望企業をお届けしたいと願いながら、ここからの3年、5年と言う期間に成長を続ける成長株を見出す作業をこの暑い中でも続けている私の活動もそろそろ成果を出す時期がやってきているようです。良ければどうぞお付き合いの程を宜しくお願いします。

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外食産業の雄 日本マクドナルド(2702)の次の一手

日本マクドナルド(2702)
時価:1959円 時価総額:2605億円

 最近まで株価は調整傾向にありましたが、円高メリットを受ける内需株として本日の株価はちょっとした出直り局面に入っています。

 私が最近リリースしました有料メルマガの見解でも「好業績持続で見直しのタイミング接近」とコメントしておりましたので、この動きは納得です。目標株価がどこにあるかはここでは触れませんが、業績が良い割に株価が調整している点が魅力的です。

 既に発表している今期予想経常利益は244億円(中間期経常利益:142億円)ですが、中間期が堅調だったにも関わらず期初の計画を変えておりません。

 これは下期の投資に幅をもたせるために通期を据え置いたのですが上方修正の可能性が高いことは明白です。戦略的閉店の実施とFC化の推進で売上はマイナスだが、既存店好調で上半期の連結経常利益は前年同期比58%増。全店売上高は過去最高。営業利益、経常利益とも上場来最高水準になっていれば本来株価が底堅く推移することは想定されますね。でもここは市場環境の悪化が株価にも影響し、8月12日には安値1905円までありました。

 結果としてここは投資チャンスだったのかも知れません。

 原田CEOの経営戦略は奥の深いものです・・。

 さて、同社の1Q業績はビッグアメリカ効果で好調だったのですが2Qは昨年投入したクォーターパウンダー反動で既存店は伸び悩みを見せ、それに呼応して株価が下げたと見ています。6月は特に既存店が▲1.4%となって株価にも影響したようだが、7月は既存店が+9.8%と一気に回復。好調な売上、利益となりました。
 人間食べないと生きてはいけない。安く食べられるものを求め、時には牛丼、時にはラーメン、カレーと外食店を探しているサラリーマンの皆さんや学生さん、家族連れが足を運ぶのがマック。猛暑で客足が遠のいているなどということもなく8月も堅調な業績だと見ていますが、皆さんはどう見ていますか?
 最近はマックが進出してくれた田舎のステータスが上がったなどとも言われ出店を心待ちにしてくれている皆さんも多いと説明会では言っていました。

 8月4日に1Qの業績を公表しましたが発表直後は株価には余りインパクトがなかったようですが、やっと動きが見られるようになったので皆さんの関心も高まっているのかも知れません。

 それにしても8月4日の決算説明会の集まりは余り良くはありませんでした。株価にインパクトを与えなかったのもそのためなのかも知れません。コーヒーに次ぐチキンの積極展開が続きます。キャンペーンのストラップが人気とも言われています。同社の次の一手でありますドライブスルー店舗の充実はテレビでも取り上げられるようになってきました。日々工夫を重ねている同社の成長がどこまで続くのか、見守っていきたいところです。

 この株は余り極端な高い成果を短期で求める方より、流動性狙いの堅実投資家向け銘柄と判断しています。

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株式投資の視点

 円高の進展で再び下値模索となっている日本の株式相場ですが、ソニーやホンダといったこのところ強かった銘柄も一旦はミニ調整しましたがNYダウの堅調な動きを背景に反転の動きが見られるなど調整ながら業績の向上を背景に底堅い動きとなりつつあることを感じています。基本的にはお盆休みシーズンの中で閑散な夏相場、盛り上がりに欠けた展開が見られますが、企業業績は着実に向上の動きがあちらこちらで見られます。

 株価にどこまでそうした業績の向上が織り込まれているのかを見極めながらリスクマネーを投じる皆さんがこれから増えてくることを期待している昨今です。

 先日取材をしましたトラスト・テック(2154)は明日8月10日に6月期決算の発表を予定していますが、今期の決算の動向に注目したいところです。

 半導体産業などの人材が求められ、技術者派遣ビジネスを展開する同社の業績は回復途上にあるようです。とは言っても株価にどこまで織り込まれているのかを見極める作業が必要となりますが、株価の動きはそうした発表を受けてどのような展開となるのか関心をもっておきたいと思います。

 業績の結果と見通し、更には中期の業績計画が発表され予定のようですが発表された内容をどう読みとるかが重要です。企業業績をよりどころにしないで市場の流れを重視した運用もありますが、基本は短期的な業績よりも中長期的な展望と収益性の高いビジネスモデルの形成にあります。

 ソフトバンクの孫社長が打ち出した優秀な幹部社員の大量募集は異色ですが、時価総額を高めてくれる打出の小槌となるのでしょうか。人材が企業の成長を支えていると見れば技術者の派遣事業を展開する同社のような企業も物作り日本を支える重要な役割を担っているとも理解されます。
皆さんの評価はいかがでしょうか。

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夏から秋に人気化しそうな億の近道・中小型株ポートフォリオ

【モデルポートフォリオ提案(100万円コース)】
 目標利回り:直利15%(着地点11月9日)

1.サイネックス(2376)ヘラクレス
 時価:359円 
 市民便利帳が事業の柱に成長。ヤフーとの提携からヤフー関連銘柄、iPhone関連銘柄として評価。流動性も徐々に高まりつつあります。夏祭りが終われば秋の収穫祭に向けた展開を想定。地方があっての日本国。日本再生が同社の手で果たせるのなら投資家としても本望だろう。
買い359円×600株 21.5万円 

2.KG情報(2408)JASDAQ
 時価:300円 
 業績回復傾向。時価総額22.2億円は手持ち現預金(29億円)より少ない。無借金企業。流動性には乏しいが社長の事業計画を踏まえて投資価値が大きい。PER6.3倍 PBR0.42倍 配当利回り3.33%。
買い300円×600株 18万円 

3.アゼアス(3161)JASDAQ
 時価:349円 
 デュポン製防護服販売が主力で口蹄疫関連。上場後株価下落傾向から上向き基調に変化しつつあったが再度下落し下値模索中。上場時公募(100万株)価格(470円)から120円幅下落奪回。新型インフルエンザ関連備蓄需要が一巡し今期減益見通しながら口蹄疫関連需要が今期第1四半期(5月―7月)に発生し、業績にインパクト。8月20日に第1四半期業績を発表予定。PER6.9倍 PBR0.42倍 配当利回り4.0%
買い349円×500株 17.5万円 

4.トラスト・テック(2154)JASDAQ
 時価:26200円
 決算発表前の微妙なタイミングですが、期初計画を強気で出すのが同社の特徴ですので株価にも多少インパクトがありそう。技術者派遣事業も請負・委託へと広がりを見せ企業ニーズに応えていけるところとそうでないところの格差が広がります。大手企業への集約化が今後どう進むのかを見ていきたいところ。同社もM&Aには熱心ですので、中期計画はかなり強気の見通しが出されると見られます。今期の配当は1200円から1500円と想定され配当利回りが4.6%から5.7%と高く高配当利回り銘柄として注目されます。
買い26200円×8株 21万円

5.日本パーキング(8997) JASDAQ
 時価:44000円 直近安値:43000円
 業績の上方修正が見込める中で株価は一旦、4.75万円まで上昇したが、その後は調整の動き。高配当利回りから下値は限定的。第1四半期(3−5月)の業績は堅調で経常利益ベースの進捗率は47%と高かった。7月も稼働率堅調。8月も良さそうで第2四半期公表時には業績の上方修正に向かう可能性が高い。
買い44000円×5株 22万円  

投資総額:約100万円(期間8月10日から11月9日)
TOPIX 8月6日 861.17

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株式投資の視点


 ヤフー(4689)とグーグルが検索エンジンで戦略的な提携を行うというニュースが発表されました。ヤフーとグーグルが手を組むことでライバル関係の払拭を行ったとの印象がありますが、皆さんの印象はいかがでしょうか?
 この発表後にヤフーの株価は下がってきましたが、米ヤフーが売却するという危惧があるのでしょうか?それとも事前に噂として流れていた材料が出尽くしとなったのでしょうか。
 ヤフーととものソフトバンク(9984)株が上昇傾向を辿っている姿はまた市場の注目点と言えるかと思います。引き続き今後の展開が注目されます。

 ヤフーと言えばヤフー関連企業としてこれまで私の有料メルマガで紹介して参りましたサイネックス(2376)が思い浮かびますが、徐々に上昇トレンドを形成しつつあるようです。もう間もなく8月相場入りとなりますが、上昇トレンドの良さからこうした関連企業が継続して評価されるものと期待しています。
 先日岡山に本社を置く新興市場の企業の社長とランチミーティングをしましたが、ここもそうした新た事業に水面下で積極的に取り組んでいるとの話で流動性がなく株価はなかなか動かない現実の中にあって社長が自信たっぷりに私にお話してくれたことがとても印象的でした。

 流動性のない新興市場銘柄と決別して流動性の高い東証1部銘柄で運用するかどうかは皆様の自由ですが、2006年のライブドアショック以来の停滞局面を脱しようとしている好業績小型株の前途にこれまで以上に熱い思いを傾けている姿があるのを皆様にはご理解願いたいと思っております。

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この夏の注目銘柄

 異常気象の夏。何とか乗り切りたいと頑張っておられる皆様に今夜は個別の銘柄コメントを特別に御提供申し上げます。

1)アゼアス(3161)
 バリュー株+ほのかな成長期待 口蹄疫は終息したが・・・。
 時価:352円 時価総額:21.4億円
 今期予想経常利益:5.21億円
 予想EPS:50.8円 同PER6.9倍
 実績BPS:828.5円 同PBR:0.42倍
 今期予想1株配当金:14円 同配当利回り:4.0%

 相変わらずの調整局面が継続。新規投資家にとっては投資のチャンスが続いています。実際に低PER、低PBR、高配当利回りのバリュー株として短期投資家の売りに対して長期投資家の下値を拾う動きが見られます。7月20日に取材を断行。鈴木社長と1時間程度お話しました。その内容はまた機会を見て本メルマガでも御報告申し上げたいと思います。某大手株式雑誌でも取り上げる予定です。デュポンが開発した世界的な機能性素材を用いた防護服を製造販売する企業です。デュポンつながりで、成長企業ホギメディカル(3593・時価総額672億円)とは類似企業となります。唯一の欠点は不幸ビジネスであること。つまり、災いが発生すると業績が上がるという印象をもたれることですが、同社には今後防災関連の上場企業として、認知度を高めていってほしいとアドバイスしておきました。なお、第1四半期は8月末頃の発表を予定しています。

2)メディカルシステムネットワーク(4350)
 調剤薬局のM&Aで事業規模拡大
 時価:686円 時価総額:44.5億円
 今期予想経常利益:14億円
 予想EPS:72.3円 同PER9.5倍
 実績BPS:584円 同PBR:1.17倍
 今期予想1株配当金:18円 同配当利回り:2.6%

 23日に札幌で東証1部上場記念パーティを開催した際に記者にコメントした内容が7月24日の日経新聞北海道版や北海道新聞に掲載されたということで連絡が入りました。それによると同社は本年9月末までに調剤2社(神奈川・新潟5店舗、大阪・兵庫12店舗)から合計17店舗を数億円規模で取得することとなりました。これについて本日リリースがあり、正式に発表を致しました。取得後の店舗数は200(6月末は185店舗)を超える見通しです。このほか、同社は年内にも個人が自宅で測定した血圧などの数値を自動で薬局に集められるシステムの提供を北海道内で開始すると発表しています。医薬品卸との価格交渉がいまだに決まっていない点も記者の前でコメントしていますが、これが今期業績に与える影響はないようです。次のリリースは今週4日の第3四半期決算の発表ですがその段階での業績上方修正を期待している皆さんが多いのか株価は上昇傾向に入っており直近の高値を更新。681円の公募価格水準を上回ってきました。東証1部上場に伴うTOPIXファンドへの組み入れが実際になされているとも言われています。

3)日本パーキング(8997)
 業績拡大中の高配当利回り株
 時価:45000円 時価総額:25億円
 今期予想経常利益:4億円(私の予想:7.3億円)
 予想EPS:3973円(私の予想:7392円)
 同PER11.3倍(同PER:6.1倍)
 今期予想1株配当金:2000円 同配当利回り:4.44%

 45000円前後で引き続き推移。出来高が減少しつつありますが、静かに売り物を拾っている感触。次はどのタイミングで上値を追うかに注目。三角保合後の上値挑戦に期待されます。好業績なので下値にはコツコツと買いが入ってきています。

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株式投資の視点

 猛暑お見舞い申し上げます。連日連夜の猛暑で体調を崩された方も多いのではないかと心配していますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 株式相場は世の中の様々な出来事を予測し、ある程度先取りして動くものです。景気が踊り場に差し掛かったという意見で相場が停滞しているようにも言われますが、既に日経平均もNYダウもある程度は先取りして高値からの調整を入れていたとも理解されます。
 NYダウは調整後の戻り高値に挑戦しつつありますが、まさにここからが正念場。これに対して日経平均はまだまだ調整局面の中にあって10000円まで600円近くある体たらくです。
 為替が円高に振れてきたことが背景とは言え、弱い動きに喝!を入れたくなります。9000円割れがあるのかないのかで言うとまだまだ楽観は許されないけど配当利回りが市場平均で2%程度となれば投資家にとってはお得感も出てくるかと思います。

 国債に頼らずに日本国の運営をスムーズにして良くするには民間企業の自助努力とそれを評価するポジティブな気運が盛り上がってこないとなりません。地方再生、民間再生、中小企業再生の気運が高まってくれば株式相場はこれまでとはやや趣を変えた展開も想定できます。

 先行きを悲観視ばかりしていては発展はありません。投資家の皆さんが少しでもにポジティブな投資活動に取り組まれるような情報を提供していくことが「億の近道」月曜版や私が発行しています有料メルマガの使命でもありますので、こうした局面でも前向きに有望銘柄を調査し、皆様に小さくても良いから希望が与えられればと思っております。

株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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主力株の株価の位置

1)中国人件費アップでファナック(6954)が強い!?
2)ソフトバンクはiPhone、iPad人気で上昇

 日経平均が9000円を割れるのではないかとの懸念がある間は主力銘柄への投資も慎重にならざるを得ませんが、個別銘柄の株価水準を吟味するとボトム圏に入りつつある銘柄が多いことがわかりますので、この局面での過度な悲観視は不要となります。
 かつて2009年4月に日経平均が7000円のボトムから急騰し9000円を超えようとする段階でコア銘柄をチェックしたことがありますが、今回は9000円割れを演じるかどうかの段階ですのでまた、改めてチェックしてみたいと思います。意外にも日経平均がまだ比較的高水準なのに対してTOPIXは既に日経平均で言う9000円割れを演じている状況にありますので、これをどう見るかになります。
 皆さんもお手持ち銘柄をチェックしてみてはいかがでしょうか?
(株価は原稿執筆段階の7月16日現在です)

日経平均
 2009年安値 7021.28円(3/10)
 2009年4月9日終値 8916.06円(+27.0%)
 2010年7月16日終値9408.36円(+34.0%)

TOPIX
 2009年安値 700.83(3/10)
 2009年4月9日終値 841.81(+20.1%)
 2010年7月16日終値840.58(+19.9%)

 2009年安値からの日経平均株価は現状においてもTOPIXをアウトパフォームしていますが、これはインデックスに影響しやすい輸出関連銘柄や商社株などが相場をリードしてきたことによると考えられます。
 NEC、パナソニック、ソニー、ホンダ、トヨタが昨年4月9日のチェック時点の株価を下回っているほか、銀行株が大幅に下回り、不動産株も若干下回っています。これに対してファナック、コマツ、ソフトバンクが大幅に上昇しているのが目につきます。多くの主力株がインデックスに連動していますが、ここに来て銘柄ごとに違いがはっきりとしています。

 中国での人件費上昇で早くもロボット需要への期待が高まりファナックが人気化。ソフトバンクはiPhoneやiPadへの人気の高まりが株価に反映されているほか、テレビで孫社長が取り上げられて水準を高めている格好です。

日立(6501)
 2009年安値 230円(2/24)
 2009年4月 9日 316円(+37.4%)
 2010年7月16日 343円(+49.1%)
 直近安値 313円(7月)

東芝(6502)
 2009年安値 204円(2/23)
 2009年4月 9日 322円(+57.8%)
 2010年7月16日 449円(+120.0%)
 直近安値 408円(2月)

三菱電機(6503)
 2009年安値 361円(3/12)
 2009年4月 9日 506円(+40.1%)
 2010年7月16日 713円(+97.5%)
 直近安値 682円(7月)

NEC(6701)
 2009年安値 213円(2/24)
 2009年4月 9日 303円(+42.3%)
 2010年7月16日 231円(+8.5%)
 直近安値 207円(2009年11月)

パナソニック(6752)
 2009年安値 1016円(2/24)
 2009年4月 9日 1281円(+26.1%)
 2010年7月16日 1119円(+10.1%)
 直近安値 1062円(2009年11月)

ソニー(6758)
 2009年安値 1491円(2/24)
 2009年4月 9日 2480円(+66.3%)
 2010年7月16日 2404円(+61.2%)
 直近安値 2250円(2009年12月)

TDK(6762)
 2009年安値 3000円(3/4)
 2009年4月 9日 4080円(+36.0%)
 2010年7月16日 5100円(+70.0%)
 直近安値 4320円(2009年12月)

ファナック(6954)
 2009年安値 5030円(1/26)
 2009年4月 9日 7320円(+45.5%)
 2010年7月16日 10210円(+103.0%)
 上昇トレンド

ローム(6963)
 2009年安値 4070円(3/9)
 2009年4月 9日 5190円(+27.5%)
 2010年7月16日 5310円(+30.5%)
 直近安値 5110円(7月)

京セラ(6971)
 2009年安値 5310円(3/9)
 2009年4月 9日 6760円(+27.3%)
 2010年7月16日 7330円(+38.0%)
 直近安値 6910円(7月)

コマツ(6301)
 2009年安値 912円(2/23)
 2009年4月 9日 1235円(+35.4%)
 2010年7月16日 1731円(+89.8%)
 直近安値 1571円(7月)

キヤノン(7751)
 2009年安値 2115円(3/10)
 2009年4月 9日 3090円(+46.1%)
 2010年7月16日 3380円(+59.8%)
 直近安値 3205円(7月)

ホンダ(7267)
 2009年安値 1860円(1/15)
 2009年4月 9日 2785円(+49.7%)
 2010年7月16日 2653円(+42.6%)
 直近安値 2470円(7月)

トヨタ(7203)
 2009年安値 2750円(1/26)
 2009年4月 9日 3910円(+42.2%)
 2010年7月16日 3135円(+14.0%)
 直近安値 3000円(7月)

【内需系】

三井住友FG(8316)
 2009年安値 2585円(3/10)
 2009年4月 9日 3610円(+39.7%)
 2010年7月16日 2514円(▲2.7%)
 直近安値 2495円(7月)

みずほFG(8411)
 2009年安値 166円(3/10)
 2009年4月 9日 219円(+31.9%)
 2010年7月16日 138円(▲16.9%)
 直近安値 135円(7月)

三井不動産(8801)
 2009年安値 867円(3/10)
 2009年4月 9日 1302円(+50.2%)
 2010年7月16日 1296円(+49.5%)
 直近安値 1215円(7月)

ソフトバンク(9984)
 2009年安値 1103円(2/25)
 2009年4月 9日 1548円(+40.3%)
 2010年7月16日 2468円(+123.8%)
 直近安値 2048円(5月)

三菱商事(8058)
 2009年安値 1080円(3/4)
 2009年4月 9日 1505円(+39.4%)
 2010年7月16日 1928円(+78.5%)
 直近安値 1820円(7月)

イオン(8267)
 2009年安値 525円(3/13)
 2009年4月 9日 733円(+39.6%)
 2010年7月16日 912円(+73.7%)
 直近安値 909円(7月)

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代表取締役 松尾範久

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7月唯一のIPO銘柄は公募価格割れスタート

アイ・ケイ・ケイ(2198)
 時価:1072円(7月23日)
 時価総額:40億円
 今期予想経常利益:15.25億円
 予想EPS:254.5円
 同PER:4.2倍

 私の故郷は佐賀県伊万里市。その故郷からIPO企業が登場。残念ながら株価は公募価格を割り込むなど元気がありませんが、故郷銘柄だけに私個人的には応援団長になってあげたい気持ちです。
 それにしても低PERです。その背景は何かを興味深く見ています。
 以下、私の有料メルマガ「株知道No.136」からの抜粋です。

 福岡・佐賀(つまり田舎のエリア)を拠点としてハウスウェディング事業を展開するアイ・ケイ・ケイ(2198)が、公募価格1320円に対して1112円で寄り付く。予想PER4.2倍というのは低PERランキングでも上位クラス。
 IPOと同時にトップクラスの低PER銘柄となったと喜んではいられません。7月唯一のIPO銘柄がこれでは、困ったものですが、既に類似企業が数多く上場している中での上場なので致し方ないところ。同業他社もバリュエーションが低いために知名度のない同社を高く評価する声はなく、唯一の寄りどころは業績が安定して確保され、株主にきちんと配当してくれることぐらい。決算期は10月で配当金23.5円をもらえることになっていますが、時価1072円の配当利回りは2.19%。投資魅力を高めるのは更に株価が下落するか、50円程度まで増配して、投資メリットを高めることですが、EPSは250円の予想ですので配当性向を20%とする基本方針を打ち出すぐらいのことが求められます。
 週明けもまだ下値模索の動きが続くかと見られますが、同業他社と比べますと割安感ありますので早期にIRを行うか、主幹事の野村証券がもっと注力する必要があります。

 でも、それにしても類似企業の数が、10社となり業界そのものが飽和状態となっているような気がします。当面は都会型のエスクリ(2191)との比較をしてみたいところです。結婚式ビジネスは土地代、人件費、広告費などが鍵となります。かつて急成長したT&Gニーズも今はすっかり成長路線が陰をひそめています。多店舗展開の限界が見えていますので、そうした路線からどのように脱却するかが鍵と言えるでしょう。

 それにしても同社はT&Gニーズの事業モデルを相当に真似をしているように思われますが、皆さんの印象はいかがでしょうか?

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株式投資の視点

 終わってみれば民主党の敗北に終わり、ねじれ国会で政局が不安定になるのではとの懸念から戻りかけた株式相場もまたもや頭重い展開となりつつあります。自民党やみんなの党が躍進し、交代したばかりの菅新政権にとっては波乱の幕開け、国民にとっても否応なく今後の政権運営に関心が高まることになります。

 株式相場は円高の進展で主力輸出銘柄を中心に調整局面が続いてきましたが、ここでは円が反転して円安に向かう可能性もあってむしろ輸出主力銘柄を中心に戻り相場に入るのではないかとの期待が高まっているとも考えられます。

 そうなれば停滞してきた日経平均は一旦10000円台に乗せる局面もありそうです。問題はそうした動きが長続きするのかどうかということ。値がさの輸出関連株や主力株が上昇すると指数は上がって当然ですが、10000円台では戻り売りが待っていると想定されます。
 民主党政権の運営が一層厳しくなることは明白ですが、株式相場にとっては早期に新成長戦略を打ち出すなど日経平均を想定以上に押し上げる施策を示してくれることが鍵となります。

 先般の年金保険の相続問題で裁判所が打ち出した二重課税の判断は配当課税の問題にも当てはまるのではないかと思われます。法人が利益の中から法人税を払った後に株主に支払わう配当金がまた課税されてしまうのですからある意味二重課税とも受け取られます。株主は誰も文句を言わずに課税を甘んじて受けているのです。法人税率の引き下げと配当課税の問題がセットで論じられれば株式市場にとってはかなりインパクトがあると思いますが皆さんはどのようにお考えでしょうか。

 なかなか上値追いが難しい状況ですのでここではキャピタルゲインだけではなく配当利回りを重視した運用に焦点を当ててみてはどうでしょうか。

【参考:予想配当利回り4%台の銘柄】

1.日本パーキング(8997)
 株価:45000円
 配当金:2000円
 配当利回り:4.44%

2.永大産業(7822)
 株価:242円
 配当金:10円
 配当利回り:4.1%

3.スクロール(8005)
 株価:304円
 配当金:15円
 配当利回り:4.9%

4.日本空調サービス(4658)
 株価:705円
 配当金:32円
 配当利回り:4.5%

5.日本フェンオール(6870)
 株価:603円
 配当金:30円
 配当利回り:5.0%

6.デリカフーズ(3392)
 株価:116500円
 配当金:5000円
 配当利回り:4.29%

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故郷発IPO銘柄

 7月はIPO銘柄が1社しかありませんが、その1社は偶然にも私の故郷に本社を置く企業です。今月23日にJASDAQ市場に上場するアイ・ケイ・ケイ(2198)は私の故郷であります佐賀県伊万里市に本社を置くゲストハウス・ウェディング形式の結婚式企画・運営会社です。

 少子高齢化の中でかつてほど結婚式ビジネスが有望視されている訳ではありませんが、既にこの業界にはT&Gニーズ(4331)やワタベ(4696)などが上場しており、私もそれぞれにフォローしてきました。一時は成長企業とみなされたT&Gニーズが成長路線から脱落した背景はおそらく同社のような新興勢力が台頭したからなのかも知れません。

 競争の激化懸念からか株式市場での評価は低水準ですので公募価格はPER5倍程度と穏健なようです。IPO後の株価は上場した際には多少関心をもたれるでしょうが、なかなか市場人気は高まらないものと思われます。
 故郷から出てきたIPO銘柄ですのでぜひとも頑張ってほしいと思いますが、皆さんも良ければ応援願います。

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相場には上げ相場か下げ相場しかない

 4月まで上昇傾向を続けた日本の株式相場はこのところの円高を背景に調整色を強めています。円高=輸出企業の業績悪化という構図の中で調整を余儀なくされている格好です。
 2009年3月の7021円をボトムに日経平均は本年4月の高値11408円まで62%の上昇を示したのですが、参院選挙の投票日を前にした7月1日に9147円という年初来安値まで売られています。これは高値から6月後半から約20%下落した水準であり、昨年11月の安値9076円とほぼ同水準です。

 相場は上昇するか下落するか2通りですので、この先も下落するという懸念をもった投資家が多いので、下値を確認するまではなおも調整が続くと見る意見が勝っているのかも知れませんが、皆さんはどうお考えでしょうか。
 下落相場でも儲かるとすれば空売りをかけて適度に下落した局面で買い戻す手法しかありませんので、裏を返せば現在の相場ではその売り崩し部隊に一泡吹かせるだけの資金力を駆使して相場を反転させるしかありません。つまり有頂天になって株式を売っている方がもうこれ以上売れないと思えるような素地を作る必要があるのだと思います。
 ここまで下落するとそろそろ打診買いしてみたいと思われる投資家も増えてくるのかも知れませんが、上げ相場に転じるには意外な下げがあって、多くの投資家が買いも入れられずにあきらめてしまうか投げ売りをかけてしまう局面が到来する必要があります。

 パニック相場の到来ですが、現状の相場は多少そうした兆候が見えてはきていますが、まだ完全な底打ちを確認できないでいます。
 株式の売買を職業とする皆さんはこうした相場の上昇局面と下落局面をうまく捉えて鞘取りしながら利益を出す手法を用いている方も多いかと思いますので、現在の局面を結構楽しんでいる方もお見えなのかも知れません。
 一方で純粋にバイ&ホールドで長期的な株価の上昇を楽しもうという皆さんにとっては自らが投資した有望株も全体相場の影響を受けて比較的大きな下落に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

 株価はいつまでも上昇することがない一方で、世の中がひっくり返らない限りはいつまでも下落するということもありません。
 企業が存続する限りは発行された株式の価値がゼロになることはなく相応の取引がなされます。問題は国家の財政が危機に瀕している状況で株式市場に上場している企業の価値がまともに算定できるのかどうかです。そうした意味では少子高齢化の呪縛から逃れられない日本の株式を評価すると長期的に見てまだまだ株価は下落する局面の方が長いのではないかと考えられますので注意が必要です。
 上がっては下げ、下げては上がる株式相場のリズムを理解して自らの資産運用に挑戦されることをお奨めします。

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ゴーンさんの年収でまるごと買える株

 〜ゴーンさん年収ファンドのモデルポートフォリオ〜

 日産自動車がゴーンさんに支払う年間報酬が8億9000万円と発表されました。それが安いのか高いのかはともかくそうした事実が公表される時代となってきました。
 そこでその8億9000万円を使って上場企業をまるごと買うとどうなるでしょうか?
 まるまる買わなくてもゴーンさんに出資してもらうだけでも影響力があるでしょう。

 そこで、ゴーンさんにお奨めしたい企業を今回は7社ピックしてみました。それらでポートフォリオを組んでみましたのでご参照下さい。
 題して、「ゴーンさん年収ファンド。」
 1年という期間で、このポートフォリオがどうなっていますか・・・。
(時価は6月25日現在。)


1.日本産業ホールディングス(4352) アンビシャス
 時価総額5.2億円
 時価:2000円
 実体がよくわからない企業だが、唯一明確なのは日産の創業者である鮎川家の流れを汲む鮎川純太氏が会長を務めていること。鮎川+ゴーン体制が理解できればわずか15000株、3000万円の投資で市場の評価は一変するか?コンサル業務はゴーン氏の存在だけで価値が上がるのではないかと思います。
 投資額:0.3億円

2.キャリアデザインセンター(2410) 東証2部
 時価総額7.2億円
 時価:10400円
 同社はエンジニア向けに強い転職情報サイト企業。人材紹介も展開。同社の顔にふさわしいのはフランス・ルノーから転身し年収8.9億円に至ったゴーンさん。ゴーンさんがかつて人員整理したエンジニアを人材紹介するだけでも価値はあります。1万株、1億円出資で大株主として名を連ね存在感をアピールすれば時価総額は一気に3倍にもなりうる話。
 投資額:1億円

3.不二精機(6400) JASDAQ
 時価総額8.5億円
 時価:114円
 精密金型から自動車部品などの成形品の受託に展開。日産向けに発注につながれば株価は好反応するか?業績は好転しつつあり、有利子負債は大きくても100円前後の株価はおいしい投資になるはず。その前にゴーン氏が130万株、1億5000万円投資して筆頭株主になって経営すれば連結従業員885名(海外従業員が多い)の運命が変わる可能性もありそうです。
 投資額:1.5億円

4.テクニカル電子(6716) JASDAQ
 時価総額8.8億円
 時価:110円
 旧中央無線。放送・産業用モニターの老舗。自動車関連電子機器部品など物づくり企業ながら駐車場関連も売上の過半を占めています。日産と組んだビジネス展開もありうる話。有利子負債が50億円もあり株価の動きは鈍いが、収益は安定しつつあります。ゴーンさんに過半数も買ってもらわず100万株1億1000万円分ぐらいの株を持ってもらえば評価は変わるか?
 投資額:1.1億円

5.中央製作所(6846) 名証2部
 時価総額5.5億円
 時価:70円
 誰にも知られることなく黙々と仕事をしている企業イメージがある同社ですが、自動車向けの電源機器・表面処理装置・溶接機メーカーです。前期の赤字転落の後遺症から株価は冴えないのですが、こんな株もゴーンさんに100万株・7000万円の投資をしてもらい筆頭株主になるだけでたちどころに評価が変わるかと思います。
 投資額:0.7億円

6.イーター電機(6891) JASDAQ
 時価総額8億円
 時価:97円
 スイッチング電源の専業メーカー。3期連続営業赤字から黒字に転換見込むが、まだ不安定。有利子負債も多いので株価はなかなか浮上してきませんがこれも第三者割当増資で200万株(1.8億円)発行してゴーンさんがすべて引き受けますとインパクトがあります。
 投資額:1.8億円

7.ウイルソンラーニング(9610) JASDAQ
 時価総額6.4億円
 時価134円
 業績不振で長期に株価下落中。世界中で研修ビジネスをやっていますのでゴーンさんが森社長に代わって20%強(1.3億円)の株式を保有する筆頭株主になればインパクト大。その代わりトヨタなどの大口顧客が逃げるかも知れませんが、ゴーンさんの講演DVD配布だけでもビジネス価値が増すのではと思われます。このままだと消えてなくなりそうな企業を救済するきっかけにもなるかと思います。
 投資額:1.3億円

******

【ゴ―ン年収ファンド】
1.日本産業ホールディングス(4352) アンビシャス
 2000円×15000株=3000万円 
2.キャリアデザインセンター(2410) 東証2部
 10000円×10000株=1億円  
3.不二精機(6400) JASDAQ
 116円×130万株=1億5000万円
4.テクニカル電子(6716) JASDAQ
 110円×100万株=1億1000万円
5.中央製作所(6846) 名証2部
 70円×100万株=7000万円
6.イーター電機(6891) JASDAQ
 90円×200万株=1億8000万円
7.ウイルソンラーニング(9610) JASDAQ
 130円×100万株=1億3000万円

総投資額:7億7000万円(+現預金1.2億円)

【因みに100万円でポートフォリオを組むと・・】

1.日本産業ホールディングス(4352) アンビシャス
 2000円×45株=9万円 
2.キャリアデザインセンター(2410) 東証2部
 10400円×18株=18.7万円  
3.不二精機(6400) JASDAQ
 114円×1400株=16.0万円
4.テクニカル電子(6716) JASDAQ
 110円×1400株=15.4万円
5.中央製作所(6846) 名証2部
 70円×2000株=14万円
6.イーター電機(6891) JASDAQ
 90円×1500株=13.5万円
7.ウイルソンラーニング(9610) JASDAQ
 130円×1000株=13万円

総投資金額 99.6万円
TOPIX 867.30

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世界の名言・金言と株式投資の教訓

 皆様は株式投資で様々な経験をたくさん持たれているかと思いますが、人生と同様に株式投資における教訓はそうした経験から数多く生み出され、自らの戒めやそれをノウハウとして実行されているのではないかと思います。
 今回は世界の名言・金言の中から株式投資にも生かせる教訓を皆様にお届けしたいと思っております。

【人生と株式投資編】

1.人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。(フランシス・ベーコン/イギリスの哲学者)

→株式投資は道路のようなものだ。一番の近道はたいてい悪い道だ。
 無料メルマガ「億の近道」をお届けしてはや12年。そう簡単に億のお金はできないけど、株式投資を続ける皆様の旅のお供になればと執筆陣の一人であります私も人生の大半をこのプロジェクトに賭けてきました。悪路続きの 近道だったのかも知れませんが、今後も本メルマガとともにおつきあい賜れば幸いです。

2.生きるとは呼吸することではない。行動することだ。
  (ジャン=ジャック・ルソー/スイス生まれの哲学者)

→株式投資とは眺めていることではない。行動することだ。生きるためには行動しないといけない。株式投資もまさに行動することです。積極的に研究することも大切ですが、そこから導き出された結論に従い、思い切って行動す
ることです。

3.人間、志を立てるのに遅すぎるということはない。
  (スタンリー・ボールドウィン/イギリスの政治家)

→株式投資を始めるのに遅すぎるということはありません。退職されて自由な時間をたくさんお持ちで人生の経験を豊富に積んだ皆さんこそリスクのある株式に投資する資格があるのかも知れません。

4.われわれの人生は織り糸で織られているが、良い糸も悪い糸も混じっている。(ウィリアム・シェイクスピア/イギリスの劇作家)

→私たちが投資している株式は様々な組み合わせで成り立っています。良い銘柄もあれば悪い銘柄も混じっています。

5.世の中は幸も不幸もない。ただ、考え方でどうでもなるものだ。
  (ウィリアム・シェイクスピア/イギリスの劇作家)

→株式投資の結果は幸も不幸もない。ただ、考え方次第で儲かっても幸福に感じなかったり、損しても幸福に感じたりすることもある。

6.終わり良ければすべて良し
 (ウィリアム・シェイクスピア/イギリスの劇作家)

→途中はどうであれ投資した結果が良ければすべて良い。

7.人生の真実は、美味で、恐ろしく、魅力的で、奇怪、甘くて、苦い。
 そしてそれがすべてである。(アナトール・フランス/フランスの小説家)

→株式投資の真実は、人生と同様に美味で、恐ろしく、魅力的で、奇怪、甘くて、苦い。そしてそれがすべてです。

8.私たちの人生は私たちが費やした努力だけの価値がある。
 (フランソア・モーリアック/フランスのカトリック作家)

→株式投資は私たちが費やした努力だけの価値がある。


【幸福と株式投資編】

1.寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。
 (カール・ヒルティ/スイスの法学者)

→確かに株式投資していて明日楽しみだと思えたら幸福ですよね。明日につながるような株価変動、業績の発表。材料の発表など投資家は明日を楽しみに待てるネタを求めています。明日というのは未来にも通じます。

2.人は自分が幸福であることを知らないから不幸なのである。
  (ドストエフスキー/ロシアの小説家)

→皆さんも株式投資ができるという幸福感を味わって下さい。損しても儲けても株式投資ができるというのは幸せなのかも知れませんね。

(名言・金言は百歳万歳6月号の巻頭特集よりその一部を抜粋させて頂きました。)

株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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ローカル市場となった東証

〜でも東証1部上場企業は世界が評価する〜

 私が長年、注目してきました調剤ネットワークのメディカルシステムネットワーク(4350 時価:679円 直近高値:790円 高値からの下落率:14.1% TOPIXの直近高値から直近安値までの値下がり率:15.5%)が6月8日より東証1部に上場しました。役員の皆様並びに株主の皆様おめでとうございます。心より御祝辞を申し上げます。

 という御祝いの言葉の一方で東証の地位が低下している現状を申し上げないといけないのはとても残念な気持ちです。資金調達の場も担っているはずの東証の役割が薄れてFOIなどの粉飾決算を見抜けない民の顔をした公的企業の存在が悲しく感じてしまいます。今年のIPO企業の数は6月段階で12社に留まり、市場から消えていく企業の数が増加している昨今の市場環境ですので今回のメディカルシステムネットワークの東証上場は目につきます。

 でも途中参加のグリー(3632)がいきなりマザーズから東証1部に上場し成長企業というのはいつの世もあるのだなと思う今日この頃です。
 この会社テレビCMでおなじみになってはいますが、上場した08年6月期の経常利益は10億円で翌期は83億円、その翌期である今期は一気に200億円に迫ろうというのですからダントツの利益成長です。

 ゲーム会社恐るべし!!そうした世のなかに役立つ?!企業が急成長していることで東証も6月8日は2社が1部に上場したことになります。果たしてこの2社のうちどちらが3年後の勝者となりますか…。それは神のみぞ知る!!

 資金調達市場としての機能を香港証券取引所にお株を奪われた形の世界から見てローカルな市場となりつつある東京証券取引所ですが、そろそろ復活を期待したいところです。
 低PER、低PBR銘柄のオンパレード状態で上場している意味がないので上場を取りやめる企業が相次ぐ中での船出をした2社にこれからの活躍を期待したいと思います。

 奇しくも今月これからJASDAQ上場予定の2社(パピレス、トータルメディカルサービス)はそうした東証1部上場企業のセクターを象徴しています。退出する企業の一方で新たに入ってくる企業。入れ換わりがこれからももっと激しくなりそうな予感がします。

 東証1部に上場したからと言って成長の手が緩むと評価は一気に変わります。東証1部企業には新たな目標が加わります。世界の投資家の目に触れる機会が増えてくる筈ですから世界を意識しないといけなくなります。成長力への評価をシビアに見てくる世界の投資家にどれだけ投資してもらえるかがこれからの両社にとって重要なポイントです。
 たとえ国内型のビジネスで成長が限られているとしてもビジネスモデルが面白いと評価されます。メディカルシステムネットワークの奮闘を期待しております。

【メディカルシステムネットワークの株価コメント】

 6月8日より東証1部に上場した途端に株価は急落し、高値からの値下がり率はTOPIX並みになっています。背景は個人株主づくりや調剤薬局店舗投資のための上場時の公募増資や売り出し株の打ち返しです。同社は東証1部上場時に74万1600株の公募増資(発行価格681円)や12万8400株の自己株式処分、13万株の売り出しを行いました。また、6月30日払い込みで13万株の第3者割当増資(発行価格636円)も行います。この結果、6.2億円の資金調達ができることになりますし、個人株主が1500名増加し、流動性が増すことになります。現状の発行済み株式は636万2400株ですが、6月末には649万2400株となります。時価総額は現在、43.2億円。東証1部基準の40億円を下回る可能性がないとは言えない水準ですが、業績の裏付けもあり636円を切ることはないだろうと思われます。むしろ、ここでの調整は格好の投資チャンスです。ポートフォリオ銘柄の中にぜひ組み入れて頂きたいところです。
 先日のトップとの面談で私はある種の確信を持ちました。公募増資が終わり、東証1部銘柄としての一定の評価がなされ、これから楽しみなニュースも出るなら株価の居所が変わるだろうと考えています。もちろん業績的な裏付けや社会的な意義もありますので、この調整場面は引き続き大いに評価したいところです。

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選挙シーズンになって

 第22回参議院選挙が7月11日に投開票されますので、いよいよ本格的な選挙シーズンの到来です。今回は432名が立候補するということで私の身近にも何を間違ったのか選挙に打って出ると御託宣された方がいて、その方の激励会を先週末に開催したのですが内輪では盛り上がっては参りましたが、皆様の地域ではいかがでしょうか?

 選挙に出るぐらいですからその方はなかなかの論客でして、IT時代を先取りした考えをお持ちになっています。どうやったら日本が良くなるのかの処方箋も書ける方で、激励会後の2次会も議論白熱。終わりのない議論の中で一筋の光明が見出されました。
 日本人は余り議論したがらない人種のようですが、民主も自民ももっともっと政策論争をしないとなりません。過去の歴史観、経済の流れ、経済政策、社会福祉、財政、防衛など様々な視点で議論をしていくとなると相当な時間を必要とします。
 選挙に立候補する方々は国民にわかりやすいようにまずは語りかけますが、難しいことを言い過ぎるとこの方は当選できないことになりますが、まずはしっかりと持論を語る姿勢が重要です。

 選挙に出て街頭演説やテレビの政見放送で少しでも自己PRをして清き一票を得ることが最初の1歩となります。その方は大きな政党には属さず渋谷などでかなり街頭演説をしながら自己PRをされているように聞いております。そんな方の演説に耳を傾けてくれる方も多いそうです。

 皆さんの周りにもそうした方々をお見えになるかと思いますが、どこの政党だろうと、立候補された方の個性や考えは重要です。最初から政党名で決めることなく立候補者の意識を感じて支持をしてあげるぐらいの度量が日本人には必要なのかも知れません。そうでないといつまでも日本は変わりません。既存の政治家にとって小が大を飲むぐらいの緊張感がないといけないのではないでしょうか?

【産業論的光明】

 1次産業(資源・原材料・鉱業・農業)⇒2次産業(加工産業)⇒3次産業(サービス産業)⇒4次、5次産業の台頭

 日本の経済成長を支えた根幹は物作り産業。それを支えてきた3次産業に加えて3次産業を支える4次産業、4次産業を支える5次産業が登場して成長していく姿を思い描くとそこに雇用の場が生まれる。様々な産業を創出していく政策を唱えてそれらをしっかりとサポートすることが求められている。
 現在、民の顔をした官的な企業が日本を駄目にしている。JALがそうであったように今、NTTやJR、電力会社などが民間企業として本来やるべきことをしないので日本は停滞の中にある。
 本来、民間企業としてやるべきビジネスをこうした企業がもっと積極的に取り組んでいくべきだと考えられます。

 それにしてもNTT及びNTTドコモはスマートフォンに出遅れた。iPhoneの一人勝ちになりそうな状況ではNTTの存在感が薄くなってしまいそうです。

 もっと民の発想で積極的に取り組むことが求められます。こうした状況に対してどうやれば良いかの処方箋を示してもらえたことに一筋の光明が見出せました。感謝申し上げます。

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