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投資情報メールマガジン 2024/03/11
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
7 ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:炎のファンドマネージャー)
◆コラム「日経平均はまだ割安なのか」
◆コラム「認知度向上に寄与したAI企業のテレビCM」
◆コラム「未知との遭遇」
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【お知らせ】約4年ぶりの山本潤氏の新刊とセミナー開催
億の近道の長年の執筆者であり、NPOイノベーターズ・フォーラムの理事
でもある山本潤氏が新刊を著しました。
氏の真髄である長期投資を前提とした珠玉の内容です。
ぜひご覧ください。
■統計学を使って永続的に成長する優良企業を探す
クオリティ・グロース投資入門
──「良い企業」に長期で投資するための勝利の方程式
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■山本潤氏による本書理解のためのセミナー4月20日に開催!
山本潤氏「クオリティ・グロース投資入門」出版記念
=自分専用NISAつくりセミナー=
講師:山本潤氏(なかのアセットマネジメント株式会社 運用部長 チーフポ
ートフォリオマネジャー)
【このセミナーの目的】
統計学を使って永続的に成長する優良企業を探す「クオリティ・グロース投
資入門」(パンローリング 2024年3月出版)を筆者がかみ砕いて解説し
ます。
セミナーの目的は、自分専用のNISA(クオリティ・グロース銘柄で構成
されるポートフォリオ)をつくること。そして、長期に渡り保有できる企業群
をしっかりと選ぶ手法について学びます。
高い確度で長期にわたって業績が成長する企業をクオリティ・グロース銘柄
と呼びます。
長期投資家にだけ利用できる投資技術というものがあります。短期投資家に
は真似ができない長期投資家ならではの技術や投資手法について共に学んでい
きましょう。
【このセミナーの内容】
セミナーは3部に分かれます。
第1部「クオリティ・グロース企業とは何か」
潜在的な社会の切実な需要を新商品として顕在化することのできる優良企業
について解説します。
また、独占企業や寡占企業の財務的特徴について解説します。
クオリティ・グロース企業はなぜ収益率を改善することができるかについて、
論理的に解説します。
第2部「実践 統計学を使った銘柄選びと長期業績の想定」
将来の増収が確度高く見込まれる企業の探し方について実践していきます。
セミナー参加者は、統計学の基礎である母平均推定と母標準偏差推定を株式
投資の道具として使えるようになります。
エクセルの操作については、講師が実演しながら、参加者をサポートしてい
きます。
また、どなたでもできる業績の想定方法について解説します。
第3部「自分だけのNISAをつくる」
セミナー参加者が自身でモデルNISAポートフォリオを作るお手伝いをい
たします。
具体的なクオリティ・グロース銘柄候補について解説していきます。
最後に質疑応答の時間を十分に取ります。
【日時】
4月20日(土)13:00〜16:30
【場所】
リアル:東京都渋谷区(お申込み後にご連絡いたします)
オンライン:ツイキャスを使用します
【参加費】
リアルセミナー 7,000円(税込)
オンラインセミナー 4,840円(税込)+ツイキャス手数料160円(税込)
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主催:NPO法人イノベーターズ・フォーラム(億の近道)
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◆コラム「日経平均はまだ割安なのか」
日本株を象徴する代表的な指数の一つである日経平均が先週は4万円台に乗
せ、日経平均4万円時代の幕開けとなりました。34年前の高値を更新した勢
いを借りての4万円台乗せですが、その指数を構成する銘柄の株価変動が一部
の銘柄に偏ってきた点は多くの皆さんが感じてきたことかと思われます。
各メディアはシンボリックな日経平均の最高値更新や4万円台乗せを単純に
報道していますが、実際には今回の株高には生成AIに絡んだ半導体関連銘柄
に偏っての4万円台乗せの成就があってのことであります。日本株は日経平均
に採用されている時価総額の大きな主力プライム市場225銘柄を主体に動い
ており、この225銘柄を含むかつての東証1部市場銘柄の加重平均で示され
る1968年1月4日を基準日としたTOPIXがもう一つの指数ですが、こ
れは現在過渡期にあり流通時価総額100億円未満の銘柄は段階的にウェイト
が低減される予定です。こちらの方がやや穏健な推移を辿っていますが、これ
とても上げピッチは速い状況(昨年末2366.39→時価2726.80
+15.2%)です。
日経平均が昨年末に比べ18.6%の上昇となっているのに比べると穏健で
すが、これは日経平均を構成する一部値がさ株の急上昇が背景にあります。
3月8日現在、日経平均は今期予想PER16.86倍、実績PBR1.52
倍、予想配当利回り1.71%(プライム市場は同じくPER16.83倍、
PBR1.46倍、配当利回り2.08%、スタンダード市場がPER15.
4倍、PBR1.05倍、配当利回り2.15%)となっていますが、この水
準自体は過去のバブル相場時代、例えば2000年のITバブル時代に比べて
まだ水準が低いため、過熱してはいないと指摘する声があります。
かつてのITバブル相場との比較では今回は半導体製造や生成AI関連銘柄
にかなり偏った相場展開であって、それ以外の銘柄にはまだ評価の余地がある
という状態なのです。
但し、半導体の成長はその時代背景、特に生成AI時代、DX化の中での産
業のコアとしての成長期待が背景にあることを念頭に入れておかないとなりま
せん。
こうした状態の中で日経平均についてはキャップ(特定の銘柄に偏らないた
めの構成比率の上限)を課しており、その上限は2023年10月からは11
%、本年10月以降は10%と段階的に下げられる予定。
最もウェイトの高いのは指数の先導役となってきたファーストリテイリング
(9983)で既に10%を超えています。その次が東京エレクトロン(80
35)でこれも同様の水準となり、今後はいずれもリバランスが必要となりま
す。これをカバーする銘柄はKDDI(9433)やソフトバンクG(998
4)などとなりますが、このことからこれまで日経平均を上げるための集中し
た2銘柄の存在から分散が必要となり、その点が直近は意識されるようになっ
てきたと言えそうです。
現在の日経平均を構成する30銘柄ほどを吟味すると、業績内容や市場人気
の高さなどからかなり偏った評価がなされています。決して全面高には至って
いない点を改めて認識することになります。
日本には半導体に限らず世界に冠たるテクノロジー系の企業が数多く存在し
ており、改めてそうした企業群を見直してみるのも良いのかも知れません。
日経平均の構成銘柄には先駆した人気銘柄に対してまだまだ不人気の低PE
R、低PBR銘柄も存在しております。これが現実の姿でもあり、同様にプラ
イム市場、スタンダード市場にもそうした埋もれたままの銘柄が存在している
点に気が付く必要があります。
そろそろそうした銘柄も研究しておきたいところです。半導体関連や人気化
している銘柄の上げ相場に水を差す必要はありませんが、多少は冷静に眺める
時間が欲しいという状況です。
【昨年末からのインデックスの株価上昇率】
日経平均 33464.17円⇒先週末39688.94円(+18.6%)
TOPIX 2366.39⇒先週末2726.80(+15.2%)
【3指標】
指標/予想PER(倍)/実績PBR(倍)/予想配当利回り(%)
日経平均/16.86/1.52/1.71
プライム/16.83/1.46/2.08
スタンダード/15.40/1.05/2.15
【予想PER50倍以上の主力225銘柄】
まるで小型株のような評価。
1.アドバンテスト(6857)
株価6930円(昨年末比+44.5%)
時価総額5.6兆円 予想PER79.3倍 PBR12.7倍
配当利回り0.49%
半導体検査装置で世界大手。メモリーと非メモリーに2分。
AI半導体用高性能メモリー向けテスター需要の高まりに期待。
今期減益見通し、来期は回復見通し。指標面では割高感強いが、株上げの主
役にもなっていますのでどこまで続くのか気になるところです。
2.ディスコ(6146)
株価51920円(昨年末比+48.4%)
時価総額5.6兆円 予想PER75.7倍 PBR15.7倍
配当利回り0.49%
半導体シリコンウェハ切断、研削、研磨の世界トップ企業。
3月4日に日経平均組入れ3銘柄(ZOZO、ソシオネクスト)が発表され
たが、その中の一つ。4月からの採用であるが発表後、既に先取りして株価
上昇。
3.オリエンタルランド(4661)
株価5020円(昨年末比▲4.4%)
時価総額9.2兆円 予想PER68.6倍 PBR9.3倍
配当利回り0.22%
筆頭株主の京成電鉄がファンドの要請を受けて保有株19.9%のうちの
1%を売却し850億円(売却益710億円)を得た話が駆け巡った。
依然として上げトレンドが続く中の一旦の調整場面を迎えた格好。
優待欲しさに株を持つ投資家に支えられ、長期上昇傾向継続だが昨年末に比
べると株価下落。23年6月高値5756円まで上昇。今後果たしてこの高
値を抜けることがあるのか?それとも波乱の幕開けなのか。
4.レーザーテック(6920)
株価38770円(昨年末比+4.3%)
時価総額3.7兆円 予想PER63.6倍 PBR29.2倍
配当利回り0.49%
最先端半導体向けマスク欠陥検査装置メーカー。EUV光源品独占。
22年10月安値14320円からは2.7倍の水準であるが、昨年末比較
では4.3%上昇に留まる。
かつて22年1月高値36090円から22年10月安値14320円まで
60%の下落を見たが、今回は果たしてどうなるのか?
5.東京エレクトロン(8035)
株価38360円(昨年末比+51.9%)
時価総額18.8兆円 予想PER52.2倍 PBR11.7倍
配当利回り0.96%
2021年からの営業利益の推移は3206億円⇒5993億円⇒6177
億円⇒予想4450億円⇒四季報予想5130億円で時価総額は1.8兆円
規模まで先取りして評価。
株主のTBSHD(9401)は同社株を3.4%、1630万株、625
3億円を保有しており、ほぼ自社の時価総額と見合う株を保有。今後保有株
の一部売却などもありうるか。半導体コア銘柄ながら日経平均の10月から
のキャップ(10%)を超える水準でやや上値は抑えられる可能性。
【参考:予想PER20倍以下の主な225銘柄】
銘柄/時価(円)/予想PER(倍)/実績PBR(倍)/配当利回り(%)
東レ(3402)/707/19.5/0.67/2.55
キヤノン(7751)/4598/14.9/1.35/3.26
住友電工(5802)/2259/14.7/0.87/2.74
日本碍子(5333)/1955.5/14.6/0.88/2.56
KDDI(9433)/4647/14.1/1.88/3.0
NXHD(9147)/7609/12.2/0.84/3.94
シチズン(7762)/1008/11.7/1.04/3.97
NTT(9432)/185.5/11.7/1.69/2.7
BS(5108)/6235/11.2/1.27/3.37
トヨタ(7203)/3610/10.8/1.55/1.8
日本郵船(9101)/4550/10.5/0.84/2.9
王子HD(3861)/597/10.3/0.58/2.68
INPEX(1605)/2169/8.3/0.66/3.5
(炎)
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◆コラム「認知度向上に寄与したAI企業のテレビCM」
企業は自社の知名度向上を図るためにテレビメディアを使ってPRを行うこ
とがあります。それが本当に知名度を上げられるかどうかは不透明だが、やり
方次第では一定の話題を集めることになります。
2月26日(月曜日)から始まったあるテレビCMが耳につくようになりま
した。パチンコパチスロ機器向けのグラフィックLSIメーカーであるアクセ
ル(6730)が流しているお笑いタレント、ダイアン(津田・ユースケの2
人組)が未来空間に登場して「ゴイゴイスー」と連呼するCMです。
この手のCMは既にニデック(6594)や王子HD(3861)などのど
ちらかと言えば知名度を高めたい、企業イメージを高めたいBtoB型企業か
らも盛んに流れて参りますが、その放映効果は果たしてどうなのかは疑問です。
アクセルの場合も消費者にはなじみのない企業で、当然投資家にも知名度は
低いという状況で過去、なかなか市場での評価は高まらずにきましたが、この
ところは半導体不足という流れの中でパチンコパチスロ業界向けのグラフィッ
クLSIや組み込み系LSIの先行的な受注が高まったため、業績が急拡大し
株価もそれに連動して上昇してきたという流れがあります。
今期も第3四半期までの業績は売上高137.58億円(+28.7%)、
営業利益21.2億円(+65.6%)、経常利益21.27億円(+48.
9%)、当期利益15.17億円(+34.3%)と高水準の受注を消化しな
がら向上してきました。
通期見通しに対する進捗率は売上高が80%、営業利益94%となりました
し受注残高も170.9億円(11カ月分)と高水準を維持していますので本
来なら11月8日に発表した通期業績を上方修正することができた筈ですが、
同社では通期の業績見通しを変えずに売上高171億円(+18.1%)、営
業利益22.5億円(+39.4%)、経常利益22.5億円(+24.1%)
、当期利益15.8億円(+16.7%)を据え置いていました。その理由は
3Qの決算短信に示されていました。
それは1)顧客の需要動向(自社製品の出荷時期等)に不透明感があった。
2)4Qにおいて新規事業領域(AI分野)における企業認知度向上を企図し
た広告宣伝支出を見込んでいること、を理由にした据え置きでした。
その具体的な広告宣伝が今回のテレビCMとなっています。
通常であれば今期は売上高180億円(+31%)、営業利益28億円(+
73%)となっても良いところだったのかも知れませんが、恐らく今回のテレ
ビCMには4億円程度?が投入されているのかと推察され、企業認知度の向上
と引き換えに急増する利益を抑えて次期の決算に臨もうとしているものと推察
されます。
テレビCM放映後の同社株は半導体及びAI銘柄ながら、どちらかと言うと
調整含みにありましたが、先週は一気に年初来高値を更新しました。株価の調
整時には掲示板に、いっそのことアクセルAIに社名を変更してはとの意見も
飛び交っていましたが、まさに連結従業員127名でアルゴリズム技術者(数
学者)が10名も在籍するR&D型企業であるアクセルがAI企業として認知
度を高めるためのテレビCMとなりました。
確かにCMの「アクセルエーアイゴイゴイスー」のフレーズが耳に残ります。
話題性はまだ限定的なのかも知れませんが、お笑いコンビの放つギャグすらA
Iで作れるようになるとの情報発信がCMのメーキング映像で別途、Yout
ubeで流されるなどなかなか凝ったつくりになっています。
CMの放映期間後においても、アクセルが中長期的にアルゴリズム(数学)
技術者を多数抱える最先端R&D型AI企業、グラフィックLSIファブレス
メーカーとしての存在感を一層高めることになると期待されます。
それにしてもお笑いタレント(人気かどうかは筆者の知識不足)を活用して
のテレビCM(好みも色々)でイメチェンが図れるのか、それにつれて投資家
層が変わっていくのか、その動向には注目されます。
テレビCM開始とともに材料としてはセルシスとの協業関係強化に加え、様々
な業務をサポートするAI(ChatGPTを標準装備)が一つになったDX
アプリ「ailia DX Insight」をリリースしたとの発表があり、
AIをパッケージ化して独自提供することになりました。これが来期業績にど
の程度寄与するかはまだ読めませんがテレビCMとの相乗効果が期待される点
で市場の評価と企業イメージを大きく変えるものと期待されます。
また、新たな投資家層を呼び込んだ可能性も感じられる先週の株価変動とな
りました。おまけに同社の出資先企業である自動運転システムのティアフォー
へのいすゞの出資が伝えられ路線バスの自動運転に向けた展開も今後話題を集
めることになりそうです。
アクセル(6730)のデータ
時価2343円 時価総額263億円 年間研究開発費16億円
直近高値2408円(3.8)、同安値1940円(2.20)
今期の新規事業(AI中心)売上高3Q3.7億円(前年同期比▲1.36
億円)でやや停滞している印象があるが、将来的には大きく拡大を見込む。
自己資本比率82.3%の無借金企業で好財務内容。
3Q末保有現預金78.8億円、有価証券21.3億円、合計100.1億
円とキャッシュリッチ。
今期予想EPS144.88円 予想PER16.2倍 3Q実績PBR2.
04倍、今期予想配当利回り3.07%
(炎)
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◆コラム「未知との遭遇」
半導体の高集積化や光ファイバーを用いた高速通信など情報通信技術の発達
に伴い様々な映像情報を提供してくれる高性能パソコンやスマホなどが登場。
私たちの生活はより便利になったが、このところは昨年登場したChatGP
Tなどの生成AIの登場でAI社会がどうなっていくのかに関心が向かってい
る。
人類社会の変遷の中で起きる技術革新で未知の世界が広がろうとしている。
今回もここからの5年、10年で過去100年の歴史を塗り替えるような変
化をもたらすとすれば心が躍る。と同時に一抹の不安が頭をもたげてくる。と
いうのもAI社会を悪用した詐欺行為が既に横行し始めたこともその兆候でも
ある。未知であるがあるが故に不安もある一方で期待も無限大に、また過度に
広がることになる。
生成AIとそれによる様々な需要が未知数に広がるとの期待の高まりから巻
き起こるブームが株式市場にも波及してきたと言える。未知であるがゆえに直
感的な期待が高まるのであるが、過去の歴史を思い返すとどこまでも高まる訳
ではなく、必ずピーク、終焉を迎えることになるためこの潮流に乗って利益を
上げようとする投資家は注意が必要となる。
生成AI絡みのビジネスが発展することは当然のように予想され、既に多く
のDXサポート企業やアルゴリズム技術者を擁したAI企業のビジネス展開に
市場の関心が高まるなど期待は高まっているが、株式市場はそれを先取りしが
ちであるし、そこにお金の流れができると偏りが生じることになる。
従来型のビジネスにもどのような影響をもたらすのか、AIシンギュラリテ
ィにより社会生活はどう変化して、私たちの職業がどう変化していくのかなど、
その弊害やリスクも含めて投資家各位にはこの潮流をしっかりと眺めながら次
の投資の一手を考えて頂く必要がありそうだ。
(炎)
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●石川臨太郎の生涯パートナー銘柄の研究
2008年12月から10年間毎週配信されていた有料メルマガです。
登場企業は全270銘柄にも及びます。順次追加中!
各号1銘柄深堀りレポートとコラムの構成です。
執筆者:石川臨太郎
各290円(税込)
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https://note.com/okuchika/m/meed4d63888a2
●村田雅志の「石川臨太郎"生涯パートナー銘柄の研究"の研究」
2019年3月より全12回、投資家石川臨太郎の研究。銘柄選択方法から
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執筆者:村田雅志氏
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