【炎氏、山本潤氏ほか億の近道執筆陣出演 記念座談会開催!】

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 12/24午後に、都内で億の近道19周年+リンクスリサーチ1周年記念のイベントを行います。

 メインは億近執筆陣の座談会。クリスマスイブの午後、楽しいイベント(と思います)で、年末のひとときをお楽しみ下さい。


 当日は、億近執筆者の座談会に加え、銘柄研究発表(予定)や億の近道過去の振り返りなどを行います。


■日時:12月24日(月・祝)
   13:30〜16:30

■場所:東京都(詳細はお申し込み後にご案内いたします)

■参加費用:3,000円(税込)

■イベント内容:

 ◆記念座談会
  登壇者:炎のファンドマネージャ氏 
      山本潤氏 
      YEN蔵氏 
      小屋洋一氏 
      ほか(現在調整中)
   司会:内田まさみ氏 

 ◆銘柄研究発表ほか
 ※内容・登壇者は変更することがあります。

■申込方法:
 以下のリンクから、必要事項をフォームに入力し、
 その後クレジットカード決済(paypal)にてお支払い下さい。

 お申し込みはこちら ⇒ https://goo.gl/3Z7Eqw


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 座談会で語って欲しいテーマなどありましたら、入力フォームのコメント欄へぜひお書き下さい!!

■注意事項■
 お申し込み後、ご入金頂いた参加費用は当日遅刻及び欠席された
 場合でも原則として返金致しませんので、ご了承下さい。
 当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。

 なお、今回は懇親会はありません。

 みなさまのお申し込みをお待ちしております。


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【お知らせ】炎チャンネル第39回「米中対立と株価」をアップしました








 億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場を語る炎チャンネル。
 第39回「米中対立と株価」がアップされました。


 第39回「米中対立と株価」
 【YouTube】https://youtu.be/5BLbk_Qs-kI
 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/so34315165

 ぜひご視聴下さい。

 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5〜6分にまとめておりますので、
 ご登録頂ければ幸いです。
 目下は無料番組ではありますが、価値あるコンテンツ作りに努めておりますので宜しくお願いします。

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【山本潤氏、皆木和義氏 新刊のお知らせ】







 山本潤氏の15年ぶりの新刊が上梓されます。

「1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本」
 山本 潤(著) 皆木和義(著) かんき出版

 来年1月23日発売です。
 予約はこちら ⇒ https://amzn.to/2LaRaN6

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為替市場動向〜米国の長短金利差の行く末〜

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 米中貿易交渉の進展を見て、今日の東京株式市場は久しぶりに大きく上昇しました。
 一方、為替市場では、英国のEU離脱合意案の議会採決の延期を受けて、メイ首相への不信任案決議の必要人数が揃ったとの報道からポンドが売られたため、全般的にドル買いの流れに。ドル円相場は113円台半ばまで反発しています。
 ドル円相場は、リスクオフマーケットでも、底堅い動きで推移。下値での実需買いが推測されます。


 さて、年の瀬のあわただしさの中、来週18〜19日は今年最後のFOMC(米国の金融政策決定する会合)があり、今年4回目の利上げがあるのかに注目されます。
 低金利のサポートによる景気持続を目指すトランプ大統領からは、≪利上げけん制発言≫も聞かれましたが、また、エコノミストによる利上げの確率予想は74%(Bloombergによる)と微妙です。
 決定前週に発表される最新のインフレ指標や景気指標も参考になると見られます。

 11日の生産者物価指数は2.5%と予想通りで、エネルギー価格下落にも拘わらず、他の物価は堅調な動きでした。本日12日発表予定の消費者物価指数、14日の個人消費や鉱工業指数も注目になります。

 FOMCを控えた先般、パウエルFRB議長が今後の利上げに関してトーンダウンしたこともあり、長期金利(10年物利回り)は3%を割れ、一時2.8%前半まで低下しました。(直近は2.88%)

 さらに、長期金利の水準よりもマーケットが注目したのは、長短金利の逆イールドが示現したことでした。逆イールドとなったのは、3年VS2年、5年VS2年でしたが、10年VS2年の利回り格差もついに直近で0.11%迄縮小して来ています。


 何故、この10年/2年の利回り格差が注目されるかと言えば、このコラムでも何度か取り上げてきましたが、今後の景気見通しのある種の指標と見られているからです。
 10年/2年の格差が逆転して平均約16.8カ月後に米国の景気が後退するという過去の例によるもので、例えば、記憶に新しいところでは、2006年初に逆転(最大0.11%2年債が10年債を利回りで上回り)、その後2年弱の2007年末から景気後退が始まりました。
 それ以前ではITバブルの2000年初に逆イールドとなり、翌年3月から景気後退時期がありました。80年代、90年代にも類似の事例がありました。


 長短金利が逆転する背景には、

1)2年債という短期債に利上げを織り込み過ぎた場合
2)10年債に今後の景気見通しを悲観的に織り込みすぎる場合
があります。

 量的緩和政策の導入などでリーマンショックから回復が見えた2010年に10年/2年の格差は最大で2.8%ありました。超低金利を経て、短期金利が正常化へ向かう中、格差はどんどん縮小。今年初は0.54%から直近0.11%へ。この水準は、過去10年間で最も縮小しています。

 FRBが短期金利の景気への影響をどう考えているのか? 来週のFOMCでの利上げの有無、更に来年からの利上げ見通しがどう伝えられるのか、要注目です。


 さて、欧州ではクリスマスが近づく中、フランスの反政府デモの激化や、英国のBrexit関連の混乱が伝えられ、昨日から今朝にかけて、ポンド安に拍車がかかりました。

 もともと12月11日可否が問われることになっていた離脱案の採決は延期となり、その後、メイ首相の不信任決議に必要な書簡が揃ったとの報道もあり混乱が伝えられます。

 保守党が不信任投票を行う可能性、野党が不信任案を出す可能性(不信任なら総選挙)、また首相が辞任する可能性などが言われていますが、どれも、3月29日の離脱期限が迫る中で「合意なき離脱」になる高いリスクをはらみます。その場合は、離脱期限の延長をEU側に求めることになるのでしょうが、混乱は否めません。


 ところで、「合意なき離脱」となると、通常の生活でも多くの支障が予想されます。
 国内扱いだったものが外国扱いになるわけで、例えば、携帯通信でEUとの通信が国際通信になり有料ローミングに。英仏を繋ぐ高速鉄道ユーロスターでも、EU圏の域外扱いになれば、デジタル関連のみならず、運行にも影響する可能性があるようです。その他、航空関連、貿易関連と不都合なことが多く予想されるようです。これは英国民のみならず、旅行するものにとっても大問題でしょう。

 BREXIT投票時には、EU離脱賛成が勘定論より感情論が大きかったように思います。
 改めて国民投票のやり直しを求める運動も起こっているようですが、あと3カ月。時間が足りない感が否めません。

 当面、ポンドの乱高下が予想されます。ポンドは、元々、乱高下しやすい通貨ですし、BREXITの混乱への賭けは、ギャンブルに近いものがあると思います。


 あちらこちらで騒がしい年末になりそうですが、しっかり足元を固めて過ごしたいと思います。

 日本も、気温が乱高下していますので、健康に注意してお過ごしください。
 最後までお読みいただき、ありがとうございます。


※12月12日日東京時間14時執筆
 本号の情報は12月11日のニューヨーク市場終値ベースを参照しています。
 なお、記載内容および筆者見解は参考情報として記しています。


式町 みどり拝


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/phaeuounio
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!


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億の近道2018/12/12


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2018/12/12

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
          (本日の担当:式町みどり)


    ◆コラム「為替市場動向〜米国の長短金利差の行く末〜」


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【新刊のお知らせ】


 山本潤氏の15年ぶりの新刊が上梓されます。

「1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本」
 山本 潤(著) 皆木和義(著) かんき出版

 来年1月23日発売です。
 予約はこちら ⇒ https://amzn.to/2LaRaN6


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■お知らせ 残席あと少し、申込受付中!!


【炎氏、山本潤氏ほか億の近道執筆陣出演 記念座談会開催!】


 12/24午後に、都内で億近19周年+リンクス1周年記念のイベントを
行います。

 メインは億近執筆陣の座談会。クリスマスイブの午後、楽しいイベント(と
思います)で、年末のひとときをお楽しみ下さい。

 億近執筆者の座談会に加え、銘柄研究発表(予定)や億の近道過去の振り返
りなどを行います。


■日時:12月24日(月・祝)
   13:30〜16:30

■場所:東京都(詳細はお申し込み後にご案内いたします)

■参加費用:3,000円(税込)

■イベント内容:

 ◆記念座談会
  登壇者:炎のファンドマネージャ氏 http://okuchika.net/?cid=9
      山本潤氏 http://okuchika.net/?cid=6
      YENZO氏 http://okuchika.net/?cid=15
      小屋洋一氏 http://okuchika.net/?cid=36
      ほか(現在調整中)
   司会:内田まさみ氏 https://www.nikkei-cnbc.co.jp/anchores/uchida

 ◆銘柄研究発表ほか
 ※内容・登壇者は変更することがあります。

■申込方法:
 以下のリンクから、必要事項をフォームに入力し、
 その後クレジットカード決済(paypal)にてお支払い下さい。

 お申し込みはこちら ⇒ https://goo.gl/3Z7Eqw

 座談会で語って欲しいテーマなどありましたら、入力フォームのコメント欄へ
 ぜひお書き下さい!!

■注意事項■
 お申し込み後、ご入金頂いた参加費用は当日遅刻及び欠席された
 場合でも原則として返金致しませんので、ご了承下さい。
 当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。

 なお、今回は懇親会はありません。

 みなさまのお申し込みをお待ちしております。


===================================


◆コラム「為替市場動向〜米国の長短金利差の行く末〜」


 米中貿易交渉の進展を見て、今日の東京株式市場は久しぶりに大きく上昇し
ました。
 一方、為替市場では、英国のEU離脱合意案の議会採決の延期を受けて、メ
イ首相への不信任案決議の必要人数が揃ったとの報道からポンドが売られたた
め、全般的にドル買いの流れに。ドル円相場は113円台半ばまで反発してい
ます。
 ドル円相場は、リスクオフマーケットでも、底堅い動きで推移。下値での実
需買いが推測されます。


 さて、年の瀬のあわただしさの中、来週18〜19日は今年最後のFOMC
(米国の金融政策決定する会合)があり、今年4回目の利上げがあるのかに注
目されます。
 低金利のサポートによる景気持続を目指すトランプ大統領からは、≪利上げ
けん制発言≫も聞かれましたが、また、エコノミストによる利上げの確率予想
は74%(Bloombergによる)と微妙です。
 決定前週に発表される最新のインフレ指標や景気指標も参考になると見られ
ます。

 11日の生産者物価指数は2.5%と予想通りで、エネルギー価格下落にも
拘わらず、他の物価は堅調な動きでした。本日12日発表予定の消費者物価指
数、14日の個人消費や鉱工業指数も注目になります。

 FOMCを控えた先般、パウエルFRB議長が今後の利上げに関してトーン
ダウンしたこともあり、長期金利(10年物利回り)は3%を割れ、一時2.
8%前半まで低下しました。(直近は2.88%)

 さらに、長期金利の水準よりもマーケットが注目したのは、長短金利の逆イ
ールドが示現したことでした。逆イールドとなったのは、3年VS2年、5年
VS2年でしたが、10年VS2年の利回り格差もついに直近で0.11%迄
縮小して来ています。


 何故、この10年/2年の利回り格差が注目されるかと言えば、このコラム
でも何度か取り上げてきましたが、今後の景気見通しのある種の指標と見られ
ているからです。
 10年/2年の格差が逆転して平均約16.8カ月後に米国の景気が後退す
るという過去の例によるもので、例えば、記憶に新しいところでは、2006
年初に逆転(最大0.11%2年債が10年債を利回りで上回り)、その後2
年弱の2007年末から景気後退が始まりました。
 それ以前ではITバブルの2000年初に逆イールドとなり、翌年3月から
景気後退時期がありました。80年代、90年代にも類似の事例がありました。


 長短金利が逆転する背景には、

1)2年債という短期債に利上げを織り込み過ぎた場合
2)10年債に今後の景気見通しを悲観的に織り込みすぎる場合
があります。

 量的緩和政策の導入などでリーマンショックから回復が見えた2010年に
10年/2年の格差は最大で2.8%ありました。超低金利を経て、短期金利
が正常化へ向かう中、格差はどんどん縮小。今年初は0.54%から直近0.
11%へ。この水準は、過去10年間で最も縮小しています。

 FRBが短期金利の景気への影響をどう考えているのか? 来週のFOMC
での利上げの有無、更に来年からの利上げ見通しがどう伝えられるのか、要注
目です。


 さて、欧州ではクリスマスが近づく中、フランスの反政府デモの激化や、英
国のBrexit関連の混乱が伝えられ、昨日から今朝にかけて、ポンド安に
拍車がかかりました。

 もともと12月11日可否が問われることになっていた離脱案の採決は延期
となり、その後、メイ首相の不信任決議に必要な書簡が揃ったとの報道もあり
混乱が伝えられます。

 保守党が不信任投票を行う可能性、野党が不信任案を出す可能性(不信任な
ら総選挙)、また首相が辞任する可能性などが言われていますが、どれも、3
月29日の離脱期限が迫る中で「合意なき離脱」になる高いリスクをはらみま
す。その場合は、離脱期限の延長をEU側に求めることになるのでしょうが、
混乱は否めません。


 ところで、「合意なき離脱」となると、通常の生活でも多くの支障が予想さ
れます。
 国内扱いだったものが外国扱いになるわけで、例えば、携帯通信でEUとの
通信が国際通信になり有料ローミングに。英仏を繋ぐ高速鉄道ユーロスターで
も、EU圏の域外扱いになれば、デジタル関連のみならず、運行にも影響する
可能性があるようです。その他、航空関連、貿易関連と不都合なことが多く予
想されるようです。これは英国民のみならず、旅行するものにとっても大問題
でしょう。

 BREXIT投票時には、EU離脱賛成が勘定論より感情論が大きかったよ
うに思います。
 改めて国民投票のやり直しを求める運動も起こっているようですが、あと3
カ月。時間が足りない感が否めません。

 当面、ポンドの乱高下が予想されます。ポンドは、元々、乱高下しやすい通
貨ですし、BREXITの混乱への賭けは、ギャンブルに近いものがあると思
います。


 あちらこちらで騒がしい年末になりそうですが、しっかり足元を固めて過ご
したいと思います。

 日本も、気温が乱高下していますので、健康に注意してお過ごしください。
 最後までお読みいただき、ありがとうございます。


※12月12日日東京時間14時執筆
 本号の情報は12月11日のニューヨーク市場終値ベースを参照しています。
 なお、記載内容および筆者見解は参考情報として記しています。


式町 みどり拝


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)


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りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
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書評:ノーベル賞経済学者の大罪






書評:ノーベル賞経済学者の大罪
ディアドラ・N・マクロスキー 著、ちくま学芸文庫
 https://amzn.to/2LgLkdj


 私と財務省OBの有地浩が、「人間経済科学研究所」(https://j-kk.org/)を発足したのは今年(2018年)の4月である。
 「すでに終わった」マルクス経済学はともかく、その他既存の経済学も、やたら数式を振り回して「意味のないこと」を真剣に論じるのはばかげたことであると感じたのがその理由である。

 アダム・スミスが国富論と道徳感情論(二つの本は一体のものとして企画された)で述べているように、<経済とは人間の営み>であり、人間性=徳とは切り離せないものである。


 本書の著者も、間違った前提(意味の無い前提)を基にながながと論証する「ノーベル賞受賞経済学者」の大罪を暴いている。

 著者が述べる「黒板経済学」がなぜこうもはびこるのか?それは、生殺与奪の権利を握った学生たち(単位で支配している)を前にして威張っている方が、実際の経済に触れて泥まみれになるよりも、学者たちによって心地よいからである。

 米国の主要大学の学生を対象にした調査では、「現実の経済の知識を持つことは経済学にとって望ましい」と答えた割合はわずか3%であることが、問題の深刻さを示している。

 <経済学者の予想は当たらない>ことはほぼ正確に予想できるが、著者は「経済学者が借金をして自分の予想にかけて大富豪になったことは無い」と論破している。

 このような経済学者が、国民の血税や企業などの費用を浪費することはまさに大罪である。

 また、「人間は利己的存在である」というアダム・スミスの言葉が世間ではねじ曲がって伝わっている。アダム・スミスは<勇気、節度、実用知(自己利益)、正義、愛>という五つの徳目体系と一体化した場合にのみ自己利益を肯定しているに過ぎない。人間が自己利益だけで生きているなどという考え方は、アダム・スミスの考えとは真っ向から対立する。

 興味深いことは、<実験経済学において、「最も利己的」な行動を行うのは、経済学部の学生グループである>ことである。人間は利己的存在であると教授から洗脳されている学生が利己的行動(入学前は平均的な少年・少女であったはずである)をとるようになるのは恐ろしいことであり、大罪の一つでもある。

 このような現状を見ると「人間経済科学」の研究は急を要すると実感する。

 また、<数学専攻の学部生を経済学部の大学院に入学させるのをやめさせるべきである。歴史学、物理学、生物学の学生を増やすべきである>との著者の主張には大いに共感する。

 経済学に必要なのは、数学では無く生物学、歴史学、物理学などの<観察から結論を導く帰納法>であり、根拠の不明な前提から始まる数学もどきの<演繹繹法>では無い。

 その点、トヨタ生産方式の「現地現物」という手法は大いに示唆に富む。研究室や役員室で机上の空論を述べるだけでなく、工場などの生産現場や販売店に赴き理論の正しさを確認するからこそ、トヨタの判断は間違いが少ないのである。

 経済学者がいままさに行うべきなのは大学版「現地現物」である。


(大原 浩)


★2018年4月に大蔵省(財務省)OBの有地浩氏と「人間経済科学研究所」(JKK)を設立しました。HPは<https://j-kk.org/>です。

★夕刊フジにて「バフェットの次を行く投資術」が連載されています。(毎週木曜日連載)


【大原浩の書籍】

★バフェット流で読み解くGINZAX30社2019年度版<上巻+下巻>
(昇龍社・アマゾンキンドル版)が発刊されました。
 上巻:https://amzn.to/2ztqB3m
 下巻:https://amzn.to/2L7olUf

★「バフェット38の教え・応用編」(昇龍社、アマゾンキンドル版)
 https://amzn.to/2Lxd8sJ

★「バフェット38の教え」(昇龍社、アマゾンキンドル版)
 http://amzn.to/2f7AZkD

★終身雇用の実力主義―バフェットとポーターに学ぶナンバーワン企業戦略―
 アマゾン・キンドル版
 https://amzn.to/2GdMYx2

★バフェット流で読み解くGINZAX30社(2018年度版、上巻、下巻)
 <発行:昇龍社>(アマゾン・キンドル版)が発刊されました。
 上巻:http://amzn.to/2wtdH3m
 下巻:ttp://amzn.to/2wjJTFE

★バフェット流で読み解くGINZAX30社(2017年度版、上巻、下巻)
 <発行:昇龍社>(アマゾン・キンドル版)
 上巻:http://amzn.to/2clE4yw
 下巻:http://amzn.to/2clFbxZ

★バフェット流で読み解く、GINZAX30社<特選・優良企業>
 昇龍社、アマゾン・キンドル版<上・下巻>2016年度版
 http://goo.gl/3icB5G
 http://goo.gl/ltVLIs

★『投資の神様』(バフェット流投資で、勝ち組投資家になる)<総合法令>
  http://goo.gl/MKtnf6

★「客家大富豪の教え」18の金言」に学ぶ、真の幸せをつかむ方法
 著者:甘粕正 <アマゾンキンドル版>
 http://goo.gl/rKIvhB

★「賢人バフェットに学ぶ・投資と経営の成功法則」
 昇龍社(アマゾン・キンドル版)
 http://goo.gl/UMxBYs

★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/Blo6KT

★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV


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若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方

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[石川臨太郎より読者の皆様へご挨拶]


 体調が悪くなったので設備のある大病院でCTの検査などを受け、末期がんで余命は2か月から、頑張って1年という告知を受けました。

 いままで私は長い生きしすぎてお金が足りなくなるリスク(⇔可能性)ばかりを意識して生きてきましたが、貯めてきてこれから使おうと考えてきたお金を、まったく使えないで死んでしまうdanger(=危険な出来事)に正面衝突してしまったことになります。

 貯めたお金は子供がいない私はすべて妻に残して、妻と2年前に保護した、今ではすっかり家猫になり、私や妻をいやしてくれるゴモク(=猫の名前:黄色と黒と白のメスの三毛猫)が一人と一匹で一生を生活費に不安なく過ごしてもらえたら十分満足だと感じています。


[編集部より]

 この特別コラムは、石川臨太郎氏が治療の合間に書き下ろしたものです。
 現在闘病中のため、定期的に掲載できるかどうか分かりませんが、気力体力の続く限り書けるときに書きたいとの意思ですので、寄稿があったら掲載するというペースで続けたいと思います。
 ぜひご愛読下さい。

 なお、コラムの感想や石川臨太郎氏への励ましのメッセージなどがあれば、投稿フォームを開設致しましたので、ぜひご利用下さい。

 フォームはこちら ⇒ https://goo.gl/DAwAbB


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 いままで、彼にはあまり投資のことを話したことはありませんでした。
 しかし末期がんの宣告を受けてから、忙しい仕事の合間に会いに来てくれた甥のために、資産形成の方法などを伝えたいと思うように、なりました。

 アレルギー体質という薬に弱い体質で、抗がん剤の点滴でも1回目も2回目も副作用がでて、退院が予定よりおくれているのですが、高熱が出ないときは、頭はクリアーで、パソコンも使えるので、ブログなどには甥のために、いま20代後半と、30代前半の二人の甥のために書いている内容を、『億の近道』のメルマガの購読者の皆さんにも参考にしていただこうと考えて、この文書を作成しました。


 いま米国と中国の関税戦争や、先端技術の競争で、中国のハイテク企業の副社長が拘束されたり、米国の長期金利と短期金利がフラット化した恐怖から、米国株もフリー落下を始めた感じで、日本企業、特に世界的に事業を展開する流動性の高い株は、どれほど業績が良くても株価が下げ続ける状況です。

 日本の株式市場は米国株の下落と共に、さらに下げる様相を示しています。

 夜明けの前が一番暗い。そんなことも頭をよぎります。
 しかし夜が明けても大嵐がきていると株価は戻らない可能性も十分に考えられます。


 増益を続けている昭和電工や東海カーボンの株価も、SUMCO、三菱商事、伊藤忠商事の株価も私が思っていた以上に安く売り込まれています。

 その他にも狙っていた高技術株の株価が驚くほど下げてきました。
 前年同期比で増収増益なら、過去数年なら株価が一度は上がり、利食いである程度下げても、すぐにリバウンドが起こることが多かったのです。

 ところが今は、いったん上げてもその後は上昇前の株価を下に突き抜けて下げてしまうことが多くなりました。場合によっては上げることもなく、下げてしまうことも起こります。


 私は株価は企業の本当の価値(=本質的な価値=事業価値+資産価値)の影だと常に考えてきました。私をNPO法人イノベーターズ・フォーラムに紹介してくださった恩人である山本潤氏は、最近意見交換した時に株価は幻影にすぎないと表現しました。

 株式市場で毎日変動する株価とは何か。
 この大事なことを多くの投資家は考えずに投資しています。多くの投資家は株価とは企業の価値そのものだと勘違いしているようにも見えます。株価だけを追いかけて下げたと嘆き、上げたと喜ぶ。

 投資家としてではなく、殆どの人は丁半バクチ打ち、ギャンブラーになってしまったような印象を受けます。
 私も人のことは笑えません。3月以降は丁半バクチを打ち続けてきましたから批判を出来る立場ではありません。


 しかし、少し頭を冷やして考えたら、企業の本当の価値が毎分・毎分変ることなどありえないです。半年で2倍になることもあれば、二分の一になってしまうこともある株価です。

 ひどい場合は一年で100分の一になってしまった企業の株価さえ過去にはありました。倒産した企業ではありません。同じような業績を上げているのに人気で株価は暴騰したり、暴落することも良く起こります。

 その時々の市場の環境や、経済、政治、地震など自然災害でも、テロや戦争などの人災でも、株価は常に動いていきます。トヨタのような超優良企業の株でも半年で20%や30%上下に変動することは、当たり前のように起こります。


 でも株価が企業の『本質的は価値である』とは、ほとんどの投資家は考えていないと思います。

 企業の本質的価値は、実は誰にも分かりません。
 しかし誰も知らない企業の本質的価値を、いろいろな分析手法で分析した上で、自分にとっての、その企業の本質的価値は一株いくらくらいという皮算用をして、その自分の計算した本質的価値より実際に市場で取引されている株価が安いと考えて、投資をする人々がバリュー株への投資家と言われている人々です。

 株価が企業の価値そのものだというのは大きな勘違いです。

 誰かが本気である企業を買収しようとしているとしましょう。
 当然、注目されますから株価は吹き上がってしまうと思います。実際にそんな企業が良くあります。そして買収に失敗したとなったら株価は下がってしまいます。

 さて、それでは株価というのは何なのでしょうか。

 私は株価というのは企業の本質的価値の影だと考えています。

 それではその影(=株価)を作る光というのは何なのでしょうか。
 それは需給だと思っています。
 そう考えると株価が毎日変動するのも短期間に何倍にもなったり、何分の1になったりするのもよく分かります。


 ファンダメンタルズ分析は企業の本質的価値を分析しようとするものです。
 株価は企業の本質的価値の影だという考え方からいえば、その影の元である企業の本質的価値が大きくなれば同じ光(=需給)でも影が大きくなりますから、分析する価値があります。

 しかし最近の日本株のようにファンダメンタルズ分析に基づく投資が報われない時代もあります。

 ファンダメンタルズ分析は光(=需給)の状況を加味していない(⇔投資環境などや需給動向の判断は行っていない)ので、企業の本質的な価値が高くても株価がちっとも上がらないということもよくおこります。

 現在の日本株は、トランプ大統領の独断と偏見にみちた政策で、投資環境が著しく悪化しているので、需給(=光)が急速に弱くなり、影(=株価)がみるみる小さくなってしまう状況だと考えています。


 会社四季報を見て、その企業の一株利益と株価がまったく連動していないことはよくあります。一株利益が少なかったときより大きくなったときのほうが株価が安いこともよく起こります。

 「業績」と「株価」は必ずしも一致しない理由は光の強さ(=需給)にあると考えています。

 企業の本質的価値は残念ながら誰にも分かりません。
 企業は利益を上げるために、日々努力を続けていますし、進化しています。

 設備投資や研究開発を進めています。
 しかし、予想したような利益が上がることもあれば、損失を受けて、事業撤退を余儀なくされることもあるのです。


 外から見ているだけでは、企業が何を目指しているか正確には絶対に分からないです。外部から分かったらライバル企業の餌食にもなりかねません。

 また業績などに関しては、実際に企業を経営している経営者だとしても1年間の利益がいくらになるかは、正確に予想することは出来ないでしょう。

 現実には株価ばかりではなく、企業の本質的価値も変動しています。
 でも2割も3割も、株価のように短期に急激に変ることは少ないです。


 企業が所有している現金や預金、上場されている企業の株や国債などの投資有価証券の金額。山林などではなく、東京や大阪など大都会の中心部にある土地などの価格は、公開されている資料を丹念に調べれば、計算することが可能です。

 細かく調べると、それなりに手間がかかることは事実です。
 しかし、経営者にも、誰にも予測できない企業の将来の業績を予測するよりは、楽だし、確実性が高いです。

 投資環境が悪化した時は、企業のファンメンタルズ分析を重視しつつ、需給もしっかりと観察して、より安く投資できるタイミングを見極めるように、待つ努力をすることも大事です。我慢が本当に大事になります。


 例えば、東京の高層マンションに住んでいて、自分の住むマンションから、多くの巨大ビルや東京駅や東京スカイツリー、富士山などが昼間、太陽の光があれば見えていて、実際に存在することが分かっているとします。

 しかし夜中に巨大台風が襲ってきて、光が無いと、実際にある自分のマンションの窓から見える巨大ビル群や建築物、そして富士山も、まったく見えなくなります。

 企業の本当の価値もその企業が持っている資産や、稼ぎ続けて利益を上げ続けているので、正確には評価できませんが、価値があるということは分かっています。

 しかし株価は企業の持つ本質的な価値に需給が作り出す光(=供給より需要が強いときに光が生まれると考えたらよいと思います。需要が強ければ強いほど光が強くなります)は投資環境の更なる悪化予想して恐れて、需要は生まれていないので影ができないで小さくなって行きます。

 夜中の台風での暴風雨の中で、自分のマンションの窓からは何も見えなくても、少なくとも自分が住んでおり、体でさわり存在を確認できる自分のマンションが存在することが確認できれば、富士山も巨大ビル群も目には見えなくとも、実際には存在していると信じることが出来るでしょう。

 少なくとも、決算短信や有価証券報告書をしっかりと読んで、その企業の事業の状況や資産の存在を信じることで、株価が下がる(=影が小さくなる)ことに怯えて、投げ売りするような愚かなことをやらないことが、株で資産を増やしていくためには大事なことだと考えています。


 リーマンショックの後でも、東日本大震災の悲惨な大被害の後も、日本株は大きくリバウンドして上げてきた事実は、『明けない夜は無い』ということ同じように、株式市場でいうなら『下げ続ける相場は無い』ということの疎明資料にはなると思います。

 米国株が急落した2つの要因は、米国の2年国債と3年国債の金利において2年国債の金利のほうが高くなったこと。いわゆるイールドカーブのフラット化が起きたことで、米異国のリセッションが始まると投資家が恐怖したこと。

 また中国の世界第2位の通信機器メーカーの副会長が米国の要請でカナダで拘束されたこと。

 トランプ大統領と習近平国家主席の米中完全戦争の会談が行われていた日に、カナダでは米中先端技術の中国側の主力企業のナンバー2が逮捕されていた。

 この二つのことで米国株は暴落を続けています。


 しかしイールドカーブの平坦化については、堀古英司さんがブログで素晴らしい解説をされています。堀古氏のブログは本当に参考になります。

https://plaza.rakuten.co.jp/iswallstreet/diary/201809080000/

 詳しくは堀古氏の上記のブログで読んでいただくとして、結論だけ引用させていただきます。

『要するに重要なのは、2.8%近辺の2年債利回りでも3年債利回りでもなく、現在銀行が調達できている短期の金利水準は0.8%近辺なのです。そして、3%割れで推移している10年債利回りではなく、貸し出しできている金利の水準は3.8%近辺だということです。

 この先、数回の利上げが織り込まれて高い水準となっている2年債や3年債の利回りを見るのもミスリードなら、銀行に貸出先がなくなって10年物国債でしか運用できなくなっている状況を想定するのもミスリードだということなのです。そして過去、このような国債利回りの逆転からしばらくして、リセッションが訪れたのは「たまたま」その後も金利の動きが行き過ぎて、銀行の調達、貸出金利に影響を及ぼす水準にまで到達したから、と考えるのが自然だと思います。

 株式相場が下落すると、人々は下落している理由を必死に探し始めます。「自分が知らない悪材料を先に知っている投資家が売ってるのではないか」と不安になるからです。そしてその不安はメディアに対する情報提供の需要増加という形で表れます。視聴者も購読者もクリックも増えるでしょう。メディア業界が下落局面を優先的に取り上げるのはこのためです。そういう点では「11年ぶりの3年物と5年物国債の利回り逆転」はそのように不安になった人々の需要を満たすための格好の材料だったのでしょう。

 しかしこのような偽のシグナルにだまされていては、投資家として長期的にリターンを上げることはできません。むしろ注目すべきは今回の銀行株下落によって提供されているバーゲンセールの機会だと思います。JPモルガンの時価総額の6%近くに及ぶ自社株買いと3%近い配当、バンク・オブ・アメリカの8%近くの自社株買いと2.2%の配当などなど。長期的投資の観点から見れば、これらこそ本物のシグナルだと考えています。』

(以上で引用を終わります。)



 甥には、いまから投資を始めるならゴールドの毎月1万円の定額購入をするように勧めました。

 いまゴールドはドルを守りたい勢力により不当に安く押さえつけられていると、私は考えています。それならば安く買い始めるチャンスです。

 2018年8月にゴールドは4207円まで急落しました。

 田中貴金属工業の金の月次価格の情報です。
https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/m-gold.php

 当時のゴールドの市場では次のような噂が取りざたされていました。

 2018年にロシアが米国債を売却してゴールドを買いました。
 その直後にゴールドは叩き売られて下げました。国家間の争いはゴールドの価格にも影響を与えます。

 ゴールドはその後すぐに戻しましたが、ゴールドの急落や急反発がいつまた起きるか、いまは分からないので毎月1万円のゴールドの定期購入をするという、金額を低く設定したドルコスト平均法の買いが良いと考えています。

 やはり産金会社である住友金属鉱山の定額購入が良いと思います。
 ポイントもつきます。
https://www.omamoriya.com/cat6/post_24.html

 有名どころであれば良いので、三菱マテリアルでも田中貴金属でも良いと思います。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


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億の近道2018/12/11


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2018/12/11

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】

 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

===================================


             −本日の目次−
        (本日の担当:石川臨太郎&大原浩)


   ◆特別コラム「若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方」
         :石川臨太
   ◆コラム「書評:ノーベル賞経済学者の大罪」:大原浩


===================================


■お知らせ 残席あと少し、申込受付中!!


【炎氏、山本潤氏ほか億の近道執筆陣出演 記念座談会開催!】


 12/24午後に、都内で億近19周年+リンクス1周年記念のイベントを
行います。

 メインは億近執筆陣の座談会。クリスマスイブの午後、楽しいイベント(と
思います)で、年末のひとときをお楽しみ下さい。

 億近執筆者の座談会に加え、銘柄研究発表(予定)や億の近道過去の振り返
りなどを行います。


■日時:12月24日(月・祝)
   13:30〜16:30

■場所:東京都(詳細はお申し込み後にご案内いたします)

■参加費用:3,000円(税込)

■イベント内容:

 ◆記念座談会
  登壇者:炎のファンドマネージャ氏 http://okuchika.net/?cid=9
      山本潤氏 http://okuchika.net/?cid=6
      YENZO氏 http://okuchika.net/?cid=15
      小屋洋一氏 http://okuchika.net/?cid=36
      ほか(現在調整中)
   司会:内田まさみ氏 https://www.nikkei-cnbc.co.jp/anchores/uchida

 ◆銘柄研究発表ほか
 ※内容・登壇者は変更することがあります。

■申込方法:
 以下のリンクから、必要事項をフォームに入力し、
 その後クレジットカード決済(paypal)にてお支払い下さい。

 お申し込みはこちら ⇒ https://goo.gl/3Z7Eqw

 座談会で語って欲しいテーマなどありましたら、入力フォームのコメント欄へ
 ぜひお書き下さい!!

■注意事項■
 お申し込み後、ご入金頂いた参加費用は当日遅刻及び欠席された
 場合でも原則として返金致しませんので、ご了承下さい。
 当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。

 なお、今回は懇親会はありません。

 みなさまのお申し込みをお待ちしております。


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◆特別コラム「若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方」


[石川臨太郎より読者の皆様へご挨拶]


 体調が悪くなったので設備のある大病院でCTの検査などを受け、末期がん
で余命は2か月から、頑張って1年という告知を受けました。

 いままで私は長い生きしすぎてお金が足りなくなるリスク(⇔可能性)ばか
りを意識して生きてきましたが、貯めてきてこれから使おうと考えてきたお金
を、まったく使えないで死んでしまうdanger(=危険な出来事)に正面
衝突してしまったことになります。

 貯めたお金は子供がいない私はすべて妻に残して、妻と2年前に保護した、
今ではすっかり家猫になり、私や妻をいやしてくれるゴモク(=猫の名前:黄
色と黒と白のメスの三毛猫)が一人と一匹で一生を生活費に不安なく過ごして
もらえたら十分満足だと感じています。


[編集部より]

 この特別コラムは、石川臨太郎氏が治療の合間に書き下ろしたものです。
 現在闘病中のため、定期的に掲載できるかどうか分かりませんが、気力体力
の続く限り書けるときに書きたいとの意思ですので、寄稿があったら掲載する
というペースで続けたいと思います。
 ぜひご愛読下さい。

 なお、コラムの感想や石川臨太郎氏への励ましのメッセージなどがあれば、
投稿フォームを開設致しましたので、ぜひご利用下さい。

 フォームはこちら ⇒ https://goo.gl/DAwAbB


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 いままで、彼にはあまり投資のことを話したことはありませんでした。
 しかし末期がんの宣告を受けてから、忙しい仕事の合間に会いに来てくれた
甥のために、資産形成の方法などを伝えたいと思うように、なりました。

 アレルギー体質という薬に弱い体質で、抗がん剤の点滴でも1回目も2回目
も副作用がでて、退院が予定よりおくれているのですが、高熱が出ないときは、
頭はクリアーで、パソコンも使えるので、ブログなどには甥のために、いま2
0代後半と、30代前半の二人の甥のために書いている内容を、『億の近道』
のメルマガの購読者の皆さんにも参考にしていただこうと考えて、この文書を
作成しました。


 いま米国と中国の関税戦争や、先端技術の競争で、中国のハイテク企業の副
社長が拘束されたり、米国の長期金利と短期金利がフラット化した恐怖から、
米国株もフリー落下を始めた感じで、日本企業、特に世界的に事業を展開する
流動性の高い株は、どれほど業績が良くても株価が下げ続ける状況です。

 日本の株式市場は米国株の下落と共に、さらに下げる様相を示しています。

 夜明けの前が一番暗い。そんなことも頭をよぎります。
 しかし夜が明けても大嵐がきていると株価は戻らない可能性も十分に考えら
れます。


 増益を続けている昭和電工や東海カーボンの株価も、SUMCO、三菱商事、
伊藤忠商事の株価も私が思っていた以上に安く売り込まれています。

 その他にも狙っていた高技術株の株価が驚くほど下げてきました。
 前年同期比で増収増益なら、過去数年なら株価が一度は上がり、利食いであ
る程度下げても、すぐにリバウンドが起こることが多かったのです。

 ところが今は、いったん上げてもその後は上昇前の株価を下に突き抜けて下
げてしまうことが多くなりました。場合によっては上げることもなく、下げて
しまうことも起こります。


 私は株価は企業の本当の価値(=本質的な価値=事業価値+資産価値)の影
だと常に考えてきました。私をNPO法人イノベーターズ・フォーラムに紹介
してくださった恩人である山本潤氏は、最近意見交換した時に株価は幻影にす
ぎないと表現しました。

 株式市場で毎日変動する株価とは何か。
 この大事なことを多くの投資家は考えずに投資しています。多くの投資家は
株価とは企業の価値そのものだと勘違いしているようにも見えます。株価だけ
を追いかけて下げたと嘆き、上げたと喜ぶ。

 投資家としてではなく、殆どの人は丁半バクチ打ち、ギャンブラーになって
しまったような印象を受けます。
 私も人のことは笑えません。3月以降は丁半バクチを打ち続けてきましたか
ら批判を出来る立場ではありません。


 しかし、少し頭を冷やして考えたら、企業の本当の価値が毎分・毎分変るこ
となどありえないです。半年で2倍になることもあれば、二分の一になってし
まうこともある株価です。

 ひどい場合は一年で100分の一になってしまった企業の株価さえ過去には
ありました。倒産した企業ではありません。同じような業績を上げているのに
人気で株価は暴騰したり、暴落することも良く起こります。

 その時々の市場の環境や、経済、政治、地震など自然災害でも、テロや戦争
などの人災でも、株価は常に動いていきます。トヨタのような超優良企業の株
でも半年で20%や30%上下に変動することは、当たり前のように起こりま
す。


 でも株価が企業の『本質的は価値である』とは、ほとんどの投資家は考えて
いないと思います。

 企業の本質的価値は、実は誰にも分かりません。
 しかし誰も知らない企業の本質的価値を、いろいろな分析手法で分析した上
で、自分にとっての、その企業の本質的価値は一株いくらくらいという皮算用
をして、その自分の計算した本質的価値より実際に市場で取引されている株価
が安いと考えて、投資をする人々がバリュー株への投資家と言われている人々
です。

 株価が企業の価値そのものだというのは大きな勘違いです。

 誰かが本気である企業を買収しようとしているとしましょう。
 当然、注目されますから株価は吹き上がってしまうと思います。実際にそん
な企業が良くあります。そして買収に失敗したとなったら株価は下がってしま
います。

 さて、それでは株価というのは何なのでしょうか。

 私は株価というのは企業の本質的価値の影だと考えています。

 それではその影(=株価)を作る光というのは何なのでしょうか。
 それは需給だと思っています。
 そう考えると株価が毎日変動するのも短期間に何倍にもなったり、何分の1
になったりするのもよく分かります。


 ファンダメンタルズ分析は企業の本質的価値を分析しようとするものです。
 株価は企業の本質的価値の影だという考え方からいえば、その影の元である
企業の本質的価値が大きくなれば同じ光(=需給)でも影が大きくなりますか
ら、分析する価値があります。

 しかし最近の日本株のようにファンダメンタルズ分析に基づく投資が報われ
ない時代もあります。

 ファンダメンタルズ分析は光(=需給)の状況を加味していない(⇔投資環
境などや需給動向の判断は行っていない)ので、企業の本質的な価値が高くて
も株価がちっとも上がらないということもよくおこります。

 現在の日本株は、トランプ大統領の独断と偏見にみちた政策で、投資環境が
著しく悪化しているので、需給(=光)が急速に弱くなり、影(=株価)がみ
るみる小さくなってしまう状況だと考えています。


 会社四季報を見て、その企業の一株利益と株価がまったく連動していないこ
とはよくあります。一株利益が少なかったときより大きくなったときのほうが
株価が安いこともよく起こります。

 「業績」と「株価」は必ずしも一致しない理由は光の強さ(=需給)にある
と考えています。

 企業の本質的価値は残念ながら誰にも分かりません。
 企業は利益を上げるために、日々努力を続けていますし、進化しています。

 設備投資や研究開発を進めています。
 しかし、予想したような利益が上がることもあれば、損失を受けて、事業撤
退を余儀なくされることもあるのです。


 外から見ているだけでは、企業が何を目指しているか正確には絶対に分から
ないです。外部から分かったらライバル企業の餌食にもなりかねません。

 また業績などに関しては、実際に企業を経営している経営者だとしても1年
間の利益がいくらになるかは、正確に予想することは出来ないでしょう。

 現実には株価ばかりではなく、企業の本質的価値も変動しています。
 でも2割も3割も、株価のように短期に急激に変ることは少ないです。


 企業が所有している現金や預金、上場されている企業の株や国債などの投資
有価証券の金額。山林などではなく、東京や大阪など大都会の中心部にある土
地などの価格は、公開されている資料を丹念に調べれば、計算することが可能
です。

 細かく調べると、それなりに手間がかかることは事実です。
 しかし、経営者にも、誰にも予測できない企業の将来の業績を予測するより
は、楽だし、確実性が高いです。

 投資環境が悪化した時は、企業のファンメンタルズ分析を重視しつつ、需給
もしっかりと観察して、より安く投資できるタイミングを見極めるように、待
つ努力をすることも大事です。我慢が本当に大事になります。


 例えば、東京の高層マンションに住んでいて、自分の住むマンションから、
多くの巨大ビルや東京駅や東京スカイツリー、富士山などが昼間、太陽の光が
あれば見えていて、実際に存在することが分かっているとします。

 しかし夜中に巨大台風が襲ってきて、光が無いと、実際にある自分のマンシ
ョンの窓から見える巨大ビル群や建築物、そして富士山も、まったく見えなく
なります。

 企業の本当の価値もその企業が持っている資産や、稼ぎ続けて利益を上げ続
けているので、正確には評価できませんが、価値があるということは分かって
います。

 しかし株価は企業の持つ本質的な価値に需給が作り出す光(=供給より需要
が強いときに光が生まれると考えたらよいと思います。需要が強ければ強いほ
ど光が強くなります)は投資環境の更なる悪化予想して恐れて、需要は生まれ
ていないので影ができないで小さくなって行きます。

 夜中の台風での暴風雨の中で、自分のマンションの窓からは何も見えなくて
も、少なくとも自分が住んでおり、体でさわり存在を確認できる自分のマンシ
ョンが存在することが確認できれば、富士山も巨大ビル群も目には見えなくと
も、実際には存在していると信じることが出来るでしょう。

 少なくとも、決算短信や有価証券報告書をしっかりと読んで、その企業の事
業の状況や資産の存在を信じることで、株価が下がる(=影が小さくなる)こ
とに怯えて、投げ売りするような愚かなことをやらないことが、株で資産を増
やしていくためには大事なことだと考えています。


 リーマンショックの後でも、東日本大震災の悲惨な大被害の後も、日本株は
大きくリバウンドして上げてきた事実は、『明けない夜は無い』ということ同
じように、株式市場でいうなら『下げ続ける相場は無い』ということの疎明資
料にはなると思います。

 米国株が急落した2つの要因は、米国の2年国債と3年国債の金利において
2年国債の金利のほうが高くなったこと。いわゆるイールドカーブのフラット
化が起きたことで、米異国のリセッションが始まると投資家が恐怖したこと。

 また中国の世界第2位の通信機器メーカーの副会長が米国の要請でカナダで
拘束されたこと。

 トランプ大統領と習近平国家主席の米中完全戦争の会談が行われていた日に、
カナダでは米中先端技術の中国側の主力企業のナンバー2が逮捕されていた。

 この二つのことで米国株は暴落を続けています。


 しかしイールドカーブの平坦化については、堀古英司さんがブログで素晴ら
しい解説をされています。堀古氏のブログは本当に参考になります。

https://plaza.rakuten.co.jp/iswallstreet/diary/201809080000/

 詳しくは堀古氏の上記のブログで読んでいただくとして、結論だけ引用させ
ていただきます。

『要するに重要なのは、2.8%近辺の2年債利回りでも3年債利回りでもな
く、現在銀行が調達できている短期の金利水準は0.8%近辺なのです。そし
て、3%割れで推移している10年債利回りではなく、貸し出しできている金
利の水準は3.8%近辺だということです。

 この先、数回の利上げが織り込まれて高い水準となっている2年債や3年債
の利回りを見るのもミスリードなら、銀行に貸出先がなくなって10年物国債
でしか運用できなくなっている状況を想定するのもミスリードだということな
のです。そして過去、このような国債利回りの逆転からしばらくして、リセッ
ションが訪れたのは「たまたま」その後も金利の動きが行き過ぎて、銀行の調
達、貸出金利に影響を及ぼす水準にまで到達したから、と考えるのが自然だと
思います。

 株式相場が下落すると、人々は下落している理由を必死に探し始めます。
「自分が知らない悪材料を先に知っている投資家が売ってるのではないか」と
不安になるからです。そしてその不安はメディアに対する情報提供の需要増加
という形で表れます。視聴者も購読者もクリックも増えるでしょう。メディア
業界が下落局面を優先的に取り上げるのはこのためです。そういう点では「1
1年ぶりの3年物と5年物国債の利回り逆転」はそのように不安になった人々
の需要を満たすための格好の材料だったのでしょう。

 しかしこのような偽のシグナルにだまされていては、投資家として長期的に
リターンを上げることはできません。むしろ注目すべきは今回の銀行株下落に
よって提供されているバーゲンセールの機会だと思います。JPモルガンの時
価総額の6%近くに及ぶ自社株買いと3%近い配当、バンク・オブ・アメリカ
の8%近くの自社株買いと2.2%の配当などなど。長期的投資の観点から見
れば、これらこそ本物のシグナルだと考えています。』

(以上で引用を終わります。)



 甥には、いまから投資を始めるならゴールドの毎月1万円の定額購入をする
ように勧めました。

 いまゴールドはドルを守りたい勢力により不当に安く押さえつけられている
と、私は考えています。それならば安く買い始めるチャンスです。

 2018年8月にゴールドは4207円まで急落しました。

 田中貴金属工業の金の月次価格の情報です。
https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/m-gold.php

 当時のゴールドの市場では次のような噂が取りざたされていました。

 2018年にロシアが米国債を売却してゴールドを買いました。
 その直後にゴールドは叩き売られて下げました。国家間の争いはゴールドの
価格にも影響を与えます。

 ゴールドはその後すぐに戻しましたが、ゴールドの急落や急反発がいつまた
起きるか、いまは分からないので毎月1万円のゴールドの定期購入をするとい
う、金額を低く設定したドルコスト平均法の買いが良いと考えています。

 やはり産金会社である住友金属鉱山の定額購入が良いと思います。
 ポイントもつきます。
https://www.omamoriya.com/cat6/post_24.html

 有名どころであれば良いので、三菱マテリアルでも田中貴金属でも良いと思
います。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、
当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が
変化している可能性があります。)


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■ お知らせ ■


 億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場
を語る炎チャンネル。
 第38回「2018年相場を振り返って」がアップされました。


 第38回「2018年相場を振り返って」
 【YouTube】https://youtu.be/I8abqDHjLaI
 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/1544083746

 ぜひご視聴下さい。

 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5〜6分にまとめておりますので、
 ご登録頂ければ幸いです。
 目下は無料番組ではありますが、価値あるコンテンツ作りに努めております
ので宜しくお願いします。


===================================


◆コラム「書評:ノーベル賞経済学者の大罪」


書評:ノーベル賞経済学者の大罪
ディアドラ・N・マクロスキー 著、ちくま学芸文庫
 https://amzn.to/2LgLkdj


 私と財務省OBの有地浩が、「人間経済科学研究所」(https://j-kk.org/)
を発足したのは今年(2018年)の4月である。
 「すでに終わった」マルクス経済学はともかく、その他既存の経済学も、や
たら数式を振り回して「意味のないこと」を真剣に論じるのはばかげたことで
あると感じたのがその理由である。

 アダム・スミスが国富論と道徳感情論(二つの本は一体のものとして企画さ
れた)で述べているように、<経済とは人間の営み>であり、人間性=徳とは
切り離せないものである。


 本書の著者も、間違った前提(意味の無い前提)を基にながながと論証する
「ノーベル賞受賞経済学者」の大罪を暴いている。

 著者が述べる「黒板経済学」がなぜこうもはびこるのか?それは、生殺与奪
の権利を握った学生たち(単位で支配している)を前にして威張っている方が、
実際の経済に触れて泥まみれになるよりも、学者たちによって心地よいからで
ある。

 米国の主要大学の学生を対象にした調査では、「現実の経済の知識を持つこ
とは経済学にとって望ましい」と答えた割合はわずか3%であることが、問題
の深刻さを示している。

 <経済学者の予想は当たらない>ことはほぼ正確に予想できるが、著者は
「経済学者が借金をして自分の予想にかけて大富豪になったことは無い」と論
破している。

 このような経済学者が、国民の血税や企業などの費用を浪費することはまさ
に大罪である。

 また、「人間は利己的存在である」というアダム・スミスの言葉が世間では
ねじ曲がって伝わっている。アダム・スミスは<勇気、節度、実用知(自己利
益)、正義、愛>という五つの徳目体系と一体化した場合にのみ自己利益を肯
定しているに過ぎない。人間が自己利益だけで生きているなどという考え方は、
アダム・スミスの考えとは真っ向から対立する。

 興味深いことは、<実験経済学において、「最も利己的」な行動を行うのは、
経済学部の学生グループである>ことである。人間は利己的存在であると教授
から洗脳されている学生が利己的行動(入学前は平均的な少年・少女であった
はずである)をとるようになるのは恐ろしいことであり、大罪の一つでもある。

 このような現状を見ると「人間経済科学」の研究は急を要すると実感する。

 また、<数学専攻の学部生を経済学部の大学院に入学させるのをやめさせる
べきである。歴史学、物理学、生物学の学生を増やすべきである>との著者の
主張には大いに共感する。

 経済学に必要なのは、数学では無く生物学、歴史学、物理学などの<観察か
ら結論を導く帰納法>であり、根拠の不明な前提から始まる数学もどきの<演
繹繹法>では無い。

 その点、トヨタ生産方式の「現地現物」という手法は大いに示唆に富む。研
究室や役員室で机上の空論を述べるだけでなく、工場などの生産現場や販売店
に赴き理論の正しさを確認するからこそ、トヨタの判断は間違いが少ないので
ある。

 経済学者がいままさに行うべきなのは大学版「現地現物」である。


(大原 浩)


★2018年4月に大蔵省(財務省)OBの有地浩氏と「人間経済科学研究所」
(JKK)を設立しました。HPは<https://j-kk.org/>です。

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この株の投資ストーリー




 映画ボヘミアンラプソディが大変な人気を集めているそうです。かくいう筆者も先週末に映画館に足を運んで鑑賞し、感動的なラストシーンに思わず目頭が熱くなってしまいました。

 クイーンという英国のロックバンドが1970年代から1980年代にかけ活躍をしていたのはご存知の通りです。代表的な曲は「We Will ROCK YOU」、「WE ARE THE CHAMPIONS」。これらの曲は皆さんも耳にされたと思いますが、とにかく熱く、何事にも前向き、ポジティブです。

 これらの曲を今こそ沈みがち、委縮しがちの投資家に聞いてほしい。


 それにしても音楽がもたらす感動の凄さを知ると音楽の影響力、パワーを改めて感じざるを得ない。
 音楽、曲作り、そこに介在する機器の存在。それはソニーに代表されるAV機器メーカーかも知れませんし、かつては人気の録音機器、録画機器、音響機器を世に送り出してきたティアックやJVCケンウッドブランドかも知れません。


 そしてまた、今密かに世界の音楽用電子機器で新たなブランドとして存在感を増しているのがズーム(6694)。

 ズームなんて聞いたこともない・・。という方も多いのかも知れませんが、音楽愛好家やYOUTUBERの皆さんにはおなじみのブランド。1983年の設立以来、ハンディオーディオレコーダーやビデオレコーダー、マルチエフェクターなどの機器を開発し、全世界のプロ・アマ愛好家向けに販売してきた。

 同社は2017年3月に株式市場に静かにデビュー。公開価格は1520円だが、時価はそれを下回っている。飯島社長以下、大半の社員が音楽好きというこの会社。社員採用に困ったことはないそうだ。

 開発主体のファブレス経営で財務内容も良好な同社は今後は音のVR関連機器にも注力し、着実な成長を目指していますがこのところの株価は低迷。

 映画・ボヘミアンラプソディのヒットでクイーンへの関心が高まっていますが、同時に音楽そのものだけでなく音楽制作への関心も高まることを根底材料に長期的に見直しの余地が感じられます。


 なお、次回12月24日の座談会では炎流の投資ストーリーをどう描いて個別企業を評価するのかを語りたいと考えていますので宜しくお願いします。

 皆さんのお越しをお待ち申し上げます。


(炎)


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